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変態!
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俺達はすっかり日もくれたダンジョンのラウンジで、ディナーを楽しんだ後、ティータイムに突入した。
この全員が勢揃いし、なお且つ心穏やかな状態で、それぞれが本日の報告を行ったわけだ。
無論、俺はミヤとヒナの事を包み隠さず説明をした。
「なるほど…つまり、ミヤの双子の姉も来ると…?」
食後のお茶を淹れて周っている、ちっちゃいコボルトのちょこまかとした動きへと視線を向ける俺へと、マチルダが訊ねて来た。
「ああ。一応、起動と名付けまでは完了したし、連れて来ても問題なかったんだが…何分、ミヤと服の色以外で見分けがつかなくてな。ボーディ達が見分けがつく様にって、もう一回調整のために連れて行ったよ」
ここで嘘を吐いても仕方ないので、正直にお話をしましたとも。
「ところでトールさま。ヒナさんの事は良く理解出来ましたけど、ミヤさんって結局何が変わったんですか?」
メリルが疑問に思うのももっともだ。
「あ~っと、ボーディの説明によるとだな…声を出して話せる様になったのと、俺の意思で別次元? に待機させることが出来るようになったらしい…ぞ?」
「何故に疑問形?」
俺の説明を聞いたイネスが、意外に鋭い突っ込みを入れてきた。
いや、そりゃ疑問形にもなるでしょうよ。
だって、まだ別次元にミヤを待機させることが出来てないんだから。
イネスのツッコミと同時に、全員の視線が俺の背後で黙ってじっと立っているミヤへと集まった。
「何度か別次元で待機する様に命令したんだけど、ぜんぜん言う事を聞いてくれないんだよ。強制的に移動も出来るんだけど、無理やりって言うのもねえ…」
つまりは、そういう事なのだ。
俺が別次元で待機しとけと言っても、(あざとい)涙目でイヤイヤと首を横に振るのだ。
「まあ、流石にヒナも合流したら移動させるけど、今のところは大目に見ようかなぁ…っと」
ヒナの性格が、ミヤと一緒なのかどうかは分からない
まあ、同じ仕様だとか言ってたから、同じ性格だと仮定すると、まず間違いなく面倒くさい事になる。
俺は別に幼女2人がまとわりつくぐらいは問題無い。
言っとくが…ロリコンじゃないからな?
だが、四六時中ずっと俺に幼女がまとわりつく事は、嫁ーず&妖精達にとっては許しがたい事らしい。
特に寝る時は、絶対にダメだそうだ。
その気持ちは分からんでもない…分かりたいと思ってるわけでは無いけれど…何言ってんだろう、俺…。
「マスターがそう仰るのであれば、今は大目に見ますが…」
ナディアも無言で俺の背後に立つミヤを見ながら、そう呟く。
アーデ達も、めっちゃ冷たい視線を俺に向けて…いや、俺が悪いのか?
そこは言う事を聞かないミヤを睨む所じゃないですかねぇ?
「「「変態!」」」
「何言ってんだよ、お前等! 俺は変態じゃねーわ!」
アーデもアームもアーフェンも、全く失礼な妖精達だ、プンプン!
「いえ、その表現は穴がtい間違いでは無いかと…」
メリルも何言ってくれちゃってんだよ!
俺達がワイワイギャーギャーとお騒いでいると、目の前の空間がぐにゃりと歪んだ。
一瞬、俺達はあるわけも無いのだが敵襲かと身構えた。
しかし、その歪みから次々に姿を現したのは、モフリーナとボーディ、モフレンダ達だった。
「おお、待たせたのじゃ。ヒナの調整が完了したで連れて来たぞ」
ボーディがそう言うと、モフレンダの背後に立っていた幼女を、俺達の前へと連れて来た。
「調整、完了」
うん、見たら分かるよ、モフレンダさん。
だってヒナってば、明らかに真っ白なんだもん。
この全員が勢揃いし、なお且つ心穏やかな状態で、それぞれが本日の報告を行ったわけだ。
無論、俺はミヤとヒナの事を包み隠さず説明をした。
「なるほど…つまり、ミヤの双子の姉も来ると…?」
食後のお茶を淹れて周っている、ちっちゃいコボルトのちょこまかとした動きへと視線を向ける俺へと、マチルダが訊ねて来た。
「ああ。一応、起動と名付けまでは完了したし、連れて来ても問題なかったんだが…何分、ミヤと服の色以外で見分けがつかなくてな。ボーディ達が見分けがつく様にって、もう一回調整のために連れて行ったよ」
ここで嘘を吐いても仕方ないので、正直にお話をしましたとも。
「ところでトールさま。ヒナさんの事は良く理解出来ましたけど、ミヤさんって結局何が変わったんですか?」
メリルが疑問に思うのももっともだ。
「あ~っと、ボーディの説明によるとだな…声を出して話せる様になったのと、俺の意思で別次元? に待機させることが出来るようになったらしい…ぞ?」
「何故に疑問形?」
俺の説明を聞いたイネスが、意外に鋭い突っ込みを入れてきた。
いや、そりゃ疑問形にもなるでしょうよ。
だって、まだ別次元にミヤを待機させることが出来てないんだから。
イネスのツッコミと同時に、全員の視線が俺の背後で黙ってじっと立っているミヤへと集まった。
「何度か別次元で待機する様に命令したんだけど、ぜんぜん言う事を聞いてくれないんだよ。強制的に移動も出来るんだけど、無理やりって言うのもねえ…」
つまりは、そういう事なのだ。
俺が別次元で待機しとけと言っても、(あざとい)涙目でイヤイヤと首を横に振るのだ。
「まあ、流石にヒナも合流したら移動させるけど、今のところは大目に見ようかなぁ…っと」
ヒナの性格が、ミヤと一緒なのかどうかは分からない
まあ、同じ仕様だとか言ってたから、同じ性格だと仮定すると、まず間違いなく面倒くさい事になる。
俺は別に幼女2人がまとわりつくぐらいは問題無い。
言っとくが…ロリコンじゃないからな?
だが、四六時中ずっと俺に幼女がまとわりつく事は、嫁ーず&妖精達にとっては許しがたい事らしい。
特に寝る時は、絶対にダメだそうだ。
その気持ちは分からんでもない…分かりたいと思ってるわけでは無いけれど…何言ってんだろう、俺…。
「マスターがそう仰るのであれば、今は大目に見ますが…」
ナディアも無言で俺の背後に立つミヤを見ながら、そう呟く。
アーデ達も、めっちゃ冷たい視線を俺に向けて…いや、俺が悪いのか?
そこは言う事を聞かないミヤを睨む所じゃないですかねぇ?
「「「変態!」」」
「何言ってんだよ、お前等! 俺は変態じゃねーわ!」
アーデもアームもアーフェンも、全く失礼な妖精達だ、プンプン!
「いえ、その表現は穴がtい間違いでは無いかと…」
メリルも何言ってくれちゃってんだよ!
俺達がワイワイギャーギャーとお騒いでいると、目の前の空間がぐにゃりと歪んだ。
一瞬、俺達はあるわけも無いのだが敵襲かと身構えた。
しかし、その歪みから次々に姿を現したのは、モフリーナとボーディ、モフレンダ達だった。
「おお、待たせたのじゃ。ヒナの調整が完了したで連れて来たぞ」
ボーディがそう言うと、モフレンダの背後に立っていた幼女を、俺達の前へと連れて来た。
「調整、完了」
うん、見たら分かるよ、モフレンダさん。
だってヒナってば、明らかに真っ白なんだもん。
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