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早くヤレ
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ナノマシンの集合体で、黒い和服を着た黒髪美幼女の名前は、ミヤ(美夜)で決定したらしい。
いや、別に駄目とは言わない。
俺にしてはかなりよい名づけなんじゃないかとも思う。
だけど、漢字を知らなきゃ誰にもこの意味って伝わらないよなあ。
もしかすると、ユズユズだったら分かってくれるかもしれない。
なので、俺をガクガクよ前後に揺するのはやめて頂けないでしょうか、我妻達よ…首が痛いです。
「ミヤとは、どういう意味なのですか?」
「良い名ですが…その名の由来は…?」
「旦那様は、幼女が好きなのか?」
ミルシェさん、ミレーラさん、それはまたの機会に詳しく説明しましょう。
イネスよ、誰がロリか! ボーディが勝手にデザインしただけだろーが!
いや、可愛いと思うよ…うん、本気で…でも、俺はロリじゃないから…。
「イネスさん、トール様は幼女趣味ではありませんよ?」
「そ、そうです…シスコンなだけです…」
ミルシェよ、よく言ってくれ…って、ミレーラは何言ってんだよ!
シスコンなんて言葉、誰に教わったんだ!?
え、ユズカから? …あんのお馬鹿女め…今度絶対に泣かしてやる!
俺のシスコン&ロリコン疑惑は全力で否定した後、取り合えずミヤの起動を行うこととなった。
「起こすのは簡単じゃ。まずお主の人差し指をミヤの口の中に入れて…」
「待て待て待て待て! 寝ている幼女の口の中に手を突っ込むって、絵面的に問題あるだろうが!」
これて、前世の日本だったら、絶対に事案だよな?
「何を言うておる。ミヤは特殊兵装じゃぞ? お主の好きな幼女では無いぞよ?」
「だから、俺は幼女好きじゃないんだってば!」
ボーディの持つ俺のイメージって、ロリコン一択なのか?
「おお、それは秘密じゃったの」
秘密でもなんでもねーわ! ロリ違うって言ってんだろうが!
「まあ、良い。まずは口の中に指を入れて…」
くっ…普通に説明続けやがった…。
「上顎部分に起動スイッチが有るから、それを人差し指で押すのじゃ。押すと同時にお主の生体情報が登録されるでの。ちゃんと最後まで押し込むんじゃぞ?」
…やらなきゃダメなのね。
ここは、心を無にしてやるしかないか。
まずは右手の人差し指を立てて…可愛らしい唇を押し分けて指を入れる…待てよ? 滑りを良くするために濡らした方が良くないか? ちょっと俺が人差し指を咥えて唾液まみれに…。
俺が立てた人差し指をじっと見つめていると、ボーディが怪訝そうな顔で俺に向かって言った。
「お主、変なことを考えてはおらぬか? そのまま指を突っ込むのじゃぞ?」
…変なことは考えて…ないよ?
「いいから、さっさとスイッチを押せ!」
何か、微妙にイラついたんで、少しだけ文句を言おう。
「なんで口の中にスイッチなんて付けたんだよ!」
「何じゃ、胸とか股間とかの方がよかったのか? お主、とことん変態じゃな…」
ボーディの言葉に、嫁ーずだけでなくナディア達もドワーフメイド衆も引いた。
いや、そりゃ引くわ!
「ちゃうわ! 服を脱がんでも押せる場所とかにスイッチ付けたら良いだろうが!」
だよな? 頭とかいろいろとあると思うんだ。
「そんな場所、戦闘中に攻撃されたら大変じゃろうが。一番攻撃される可能性の低いところに付けるのは当然じゃろ? お主は馬鹿なのかや?」
ぐっ…正論だ…。
「いいから、ささと押せ!」
俺も覚悟を決めよう。
人差し指をそっと少女の唇へと向けた。
まるでただ眠っているだけの様な少女の…いや、休眠してるだけだから眠っているってのは間違ってないか…の唇へと近づける。
黒い髪や着物とは対照的に、まるで陶磁器のような真っ白な肌。
その真っ白な肌の中、赤みを帯びた唇だけが一際俺の目を引き付ける。
見れば見るほどに美少女…いや、美幼女だ。
だが、どっかで見たことが有るような顔だよなあ…どこだっけ?
そんなことを考えつつ、ボーディへと視線を送ると、早くヤレと目で訴えている。
他のメンバーに目を向けると、固唾を飲んで俺を見守っている様だった。
俺も思わずごくりと口になかに溜まった唾を飲み込む。
そして、そっと人差し指をその濡れたような艶のある赤い唇の間にそっと差し込んだ…この弾力…人の肌の質感…マジで兵器なの?
「うむ、指を入れたら上あごの奥あたりを探ってみぃ。小さなでっぱりが有るじゃろう? それを押せ」
いわれた通り、人差し指の腹で幼女の上あごを探る。
微妙に生暖かく、滑っとしている口中は、やはり普通の生きた人のようだ。
え、なんでそんなこと知ってるのかって?
それは…夜の夫婦生活で色々とあったんだよ…そこは突っ込むな!
え、指を突っ込んでるのは、お前だろうって? うっさいわ!
「何をじらしておる。もっと奥まで入れろ!」
ちょっとその言い方は、いやらしくないかい?
いや、別に駄目とは言わない。
俺にしてはかなりよい名づけなんじゃないかとも思う。
だけど、漢字を知らなきゃ誰にもこの意味って伝わらないよなあ。
もしかすると、ユズユズだったら分かってくれるかもしれない。
なので、俺をガクガクよ前後に揺するのはやめて頂けないでしょうか、我妻達よ…首が痛いです。
「ミヤとは、どういう意味なのですか?」
「良い名ですが…その名の由来は…?」
「旦那様は、幼女が好きなのか?」
ミルシェさん、ミレーラさん、それはまたの機会に詳しく説明しましょう。
イネスよ、誰がロリか! ボーディが勝手にデザインしただけだろーが!
いや、可愛いと思うよ…うん、本気で…でも、俺はロリじゃないから…。
「イネスさん、トール様は幼女趣味ではありませんよ?」
「そ、そうです…シスコンなだけです…」
ミルシェよ、よく言ってくれ…って、ミレーラは何言ってんだよ!
シスコンなんて言葉、誰に教わったんだ!?
え、ユズカから? …あんのお馬鹿女め…今度絶対に泣かしてやる!
俺のシスコン&ロリコン疑惑は全力で否定した後、取り合えずミヤの起動を行うこととなった。
「起こすのは簡単じゃ。まずお主の人差し指をミヤの口の中に入れて…」
「待て待て待て待て! 寝ている幼女の口の中に手を突っ込むって、絵面的に問題あるだろうが!」
これて、前世の日本だったら、絶対に事案だよな?
「何を言うておる。ミヤは特殊兵装じゃぞ? お主の好きな幼女では無いぞよ?」
「だから、俺は幼女好きじゃないんだってば!」
ボーディの持つ俺のイメージって、ロリコン一択なのか?
「おお、それは秘密じゃったの」
秘密でもなんでもねーわ! ロリ違うって言ってんだろうが!
「まあ、良い。まずは口の中に指を入れて…」
くっ…普通に説明続けやがった…。
「上顎部分に起動スイッチが有るから、それを人差し指で押すのじゃ。押すと同時にお主の生体情報が登録されるでの。ちゃんと最後まで押し込むんじゃぞ?」
…やらなきゃダメなのね。
ここは、心を無にしてやるしかないか。
まずは右手の人差し指を立てて…可愛らしい唇を押し分けて指を入れる…待てよ? 滑りを良くするために濡らした方が良くないか? ちょっと俺が人差し指を咥えて唾液まみれに…。
俺が立てた人差し指をじっと見つめていると、ボーディが怪訝そうな顔で俺に向かって言った。
「お主、変なことを考えてはおらぬか? そのまま指を突っ込むのじゃぞ?」
…変なことは考えて…ないよ?
「いいから、さっさとスイッチを押せ!」
何か、微妙にイラついたんで、少しだけ文句を言おう。
「なんで口の中にスイッチなんて付けたんだよ!」
「何じゃ、胸とか股間とかの方がよかったのか? お主、とことん変態じゃな…」
ボーディの言葉に、嫁ーずだけでなくナディア達もドワーフメイド衆も引いた。
いや、そりゃ引くわ!
「ちゃうわ! 服を脱がんでも押せる場所とかにスイッチ付けたら良いだろうが!」
だよな? 頭とかいろいろとあると思うんだ。
「そんな場所、戦闘中に攻撃されたら大変じゃろうが。一番攻撃される可能性の低いところに付けるのは当然じゃろ? お主は馬鹿なのかや?」
ぐっ…正論だ…。
「いいから、ささと押せ!」
俺も覚悟を決めよう。
人差し指をそっと少女の唇へと向けた。
まるでただ眠っているだけの様な少女の…いや、休眠してるだけだから眠っているってのは間違ってないか…の唇へと近づける。
黒い髪や着物とは対照的に、まるで陶磁器のような真っ白な肌。
その真っ白な肌の中、赤みを帯びた唇だけが一際俺の目を引き付ける。
見れば見るほどに美少女…いや、美幼女だ。
だが、どっかで見たことが有るような顔だよなあ…どこだっけ?
そんなことを考えつつ、ボーディへと視線を送ると、早くヤレと目で訴えている。
他のメンバーに目を向けると、固唾を飲んで俺を見守っている様だった。
俺も思わずごくりと口になかに溜まった唾を飲み込む。
そして、そっと人差し指をその濡れたような艶のある赤い唇の間にそっと差し込んだ…この弾力…人の肌の質感…マジで兵器なの?
「うむ、指を入れたら上あごの奥あたりを探ってみぃ。小さなでっぱりが有るじゃろう? それを押せ」
いわれた通り、人差し指の腹で幼女の上あごを探る。
微妙に生暖かく、滑っとしている口中は、やはり普通の生きた人のようだ。
え、なんでそんなこと知ってるのかって?
それは…夜の夫婦生活で色々とあったんだよ…そこは突っ込むな!
え、指を突っ込んでるのは、お前だろうって? うっさいわ!
「何をじらしておる。もっと奥まで入れろ!」
ちょっとその言い方は、いやらしくないかい?
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