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だめだめでちゅ!
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あの後、俺&嫁ーずとユズキは、ライタ〇軍団改造計画に夢中になったダンジョンマスター達に、完全に忘れられてしまった。
まあ、特に今日はする事も無かったので、ホテルのラウンジに似たな造りの、このパンゲア大陸の塔の上層階から美しい夜景を楽しんでいたりした。
流石に惑星の反対側にある大陸だけあって、家を出た時はまだ昼前であったのだが、こちらでは真っ暗な夜だ。
当たり前のことだが、地球よりも文化も文明も遅れたこの世界、俺達が夜景を眺めている様な塔に匹敵する高層建築物は、同じ形状である他の塔しかない。
しかも、排気ガスなどで空気が汚れているというわけでも無いので、とても空気が澄んでいて遠くまで見渡せる。
この広大な大陸に100基存在するダンジョン塔だが、俺達のいる場所からも遠くにいくつか見える。
真っ暗なのに何で見えるのかというと、塔の所々にある窓から明かりが漏れているからだ。
きっとダンジョンとして冒険者に開放している塔の階層は、不夜城よろしく照明が煌々と焚かれているのだろう。
上を見上げれば満天の星空なのだが、前世で子供の頃に見たような天の川とかは見えない。
お月様も無いこの星では、地球よりも夜空が暗く感じられる。
相対的に、星々は地球で見たのよりも明るく見えるのだが、知っている星座が全く無いのは、少し寂しいかも知れない。
とは言っても、ただ夜景を眺めているだけでは飽きる。
いや、娯楽も何も無い世界なんだから、何時までも星空を眺めて、「わ~綺麗だね~」などどいつまでも言ってられない。
だって、俺の領地でだって見る事が出来る星空なんだから。
大体、人魚さん達の住んでいる海辺まで行けば、潮騒というヒーリング効果のあるBGMを枕に寝転がって、満天の星空を見る事だって出来るんだ。
こんな所で何時まで喜んで眺めるような物でも無い。
ってな分けで、そろそろお暇しようかと思って、何故改造計画の話し合いの輪に入れないで、輪の外をうろうろしていたもふりんに声をかける事にした。
「え~っと、もふりんさんや。ちょっといいかな?」
話し合いの中に入りたいのに入れない? 話し合いに参加するだけの知識が無いのかな?
話の輪の外から話し合いの様子を眺めながら、所在無さげに歩き回っているもふりんだったが、俺が声をかけたのが嬉しかったのか、ダッシュで俺の元へとやってきた。
「はい、なんでちょうか! わたくちにごようじでちか?」
1人でウロウロしてて、寂しかったのか? やたらと嬉しそうだな。
あまりのもふりんの勢いに、俺だけでなく、嫁ーずもユズキもちょっと引き気味。
「あ、ああ…うん。そろそろお暇しようかなぁ…って。なぁ?」
一応、背後に控える皆にも同意を求めておく。
「ええ、そろそろ…良いお時間かと…」
ユズキがそう答えると、もふりんが、
「わかりまちた! すぐおやちきにおくらせていただきまちゅ!」
そう言い残して、バヒュン! っと話し合いの輪に向かって走って行った。
とても良い笑顔で、もふりんはダンジョンマスター達に向かい胸を張って告げた。
「おきゃくちゃまをほうって、おはなちにむちゅうになってるなんて、だめだめでちゅ! おきゃくさまがおこまりでちゅ!」
うん、もう口調は以前の君に戻ってるね…。
まあ、これがもふりんの個性なのかもしれないから、あえて口を出す事じゃないけれど…。
「おぉ、忘れておった! なんじゃ、もう時間かえ?」
鼻息荒いもふりんに怒られたからか、ボーディが俺達に声を掛ける。
うん、忘れてたって、はっきり言ったな…。
「ああ、もういい時間だからな。それに、俺達が居たって、あの人形? の改造には力になれそうもないしな」
光り輝く太陽電池のボディーへの改造なんて、どうやるのか分かんねえからな。
だけど、俺的にはビジ〇ダーの方が好きだったから、そっち方面だったら色々とアドバイスできるぞ?
ミニスカートで白いブーツ履かせるとかどうだろう?
でも、けっして彼女の第3ボタンは外してはいけない。体内の水素爆弾が爆発するから、絶対にダメだ。
あ、でもあの幼女姿では、ちょっと太もも的に寂しくないだろうか?
それに変身後の、あのおっぱいからでるビジン〇ーレーザーは無理があるな。
やはり、幼女ではだめだ、そこは変更を希望する!
「あぁ…うん、妄想はもうそろそろ終わってくれると、妾嬉しいのじゃが…」
「な、何を言うか! 誰が妄想してるってんだ!」
失礼な事を…。
「お主じゃ」「トールヴァルド様です」「…お前…」「貴方様です」「とーるちゃまでち」『トール様です』「伯爵様です」
え~っと、何故に全員で口々に俺を責めるのでしょうか?
『全部声に出てました』
…またやっちゃいましたか、俺…。
まあ、特に今日はする事も無かったので、ホテルのラウンジに似たな造りの、このパンゲア大陸の塔の上層階から美しい夜景を楽しんでいたりした。
流石に惑星の反対側にある大陸だけあって、家を出た時はまだ昼前であったのだが、こちらでは真っ暗な夜だ。
当たり前のことだが、地球よりも文化も文明も遅れたこの世界、俺達が夜景を眺めている様な塔に匹敵する高層建築物は、同じ形状である他の塔しかない。
しかも、排気ガスなどで空気が汚れているというわけでも無いので、とても空気が澄んでいて遠くまで見渡せる。
この広大な大陸に100基存在するダンジョン塔だが、俺達のいる場所からも遠くにいくつか見える。
真っ暗なのに何で見えるのかというと、塔の所々にある窓から明かりが漏れているからだ。
きっとダンジョンとして冒険者に開放している塔の階層は、不夜城よろしく照明が煌々と焚かれているのだろう。
上を見上げれば満天の星空なのだが、前世で子供の頃に見たような天の川とかは見えない。
お月様も無いこの星では、地球よりも夜空が暗く感じられる。
相対的に、星々は地球で見たのよりも明るく見えるのだが、知っている星座が全く無いのは、少し寂しいかも知れない。
とは言っても、ただ夜景を眺めているだけでは飽きる。
いや、娯楽も何も無い世界なんだから、何時までも星空を眺めて、「わ~綺麗だね~」などどいつまでも言ってられない。
だって、俺の領地でだって見る事が出来る星空なんだから。
大体、人魚さん達の住んでいる海辺まで行けば、潮騒というヒーリング効果のあるBGMを枕に寝転がって、満天の星空を見る事だって出来るんだ。
こんな所で何時まで喜んで眺めるような物でも無い。
ってな分けで、そろそろお暇しようかと思って、何故改造計画の話し合いの輪に入れないで、輪の外をうろうろしていたもふりんに声をかける事にした。
「え~っと、もふりんさんや。ちょっといいかな?」
話し合いの中に入りたいのに入れない? 話し合いに参加するだけの知識が無いのかな?
話の輪の外から話し合いの様子を眺めながら、所在無さげに歩き回っているもふりんだったが、俺が声をかけたのが嬉しかったのか、ダッシュで俺の元へとやってきた。
「はい、なんでちょうか! わたくちにごようじでちか?」
1人でウロウロしてて、寂しかったのか? やたらと嬉しそうだな。
あまりのもふりんの勢いに、俺だけでなく、嫁ーずもユズキもちょっと引き気味。
「あ、ああ…うん。そろそろお暇しようかなぁ…って。なぁ?」
一応、背後に控える皆にも同意を求めておく。
「ええ、そろそろ…良いお時間かと…」
ユズキがそう答えると、もふりんが、
「わかりまちた! すぐおやちきにおくらせていただきまちゅ!」
そう言い残して、バヒュン! っと話し合いの輪に向かって走って行った。
とても良い笑顔で、もふりんはダンジョンマスター達に向かい胸を張って告げた。
「おきゃくちゃまをほうって、おはなちにむちゅうになってるなんて、だめだめでちゅ! おきゃくさまがおこまりでちゅ!」
うん、もう口調は以前の君に戻ってるね…。
まあ、これがもふりんの個性なのかもしれないから、あえて口を出す事じゃないけれど…。
「おぉ、忘れておった! なんじゃ、もう時間かえ?」
鼻息荒いもふりんに怒られたからか、ボーディが俺達に声を掛ける。
うん、忘れてたって、はっきり言ったな…。
「ああ、もういい時間だからな。それに、俺達が居たって、あの人形? の改造には力になれそうもないしな」
光り輝く太陽電池のボディーへの改造なんて、どうやるのか分かんねえからな。
だけど、俺的にはビジ〇ダーの方が好きだったから、そっち方面だったら色々とアドバイスできるぞ?
ミニスカートで白いブーツ履かせるとかどうだろう?
でも、けっして彼女の第3ボタンは外してはいけない。体内の水素爆弾が爆発するから、絶対にダメだ。
あ、でもあの幼女姿では、ちょっと太もも的に寂しくないだろうか?
それに変身後の、あのおっぱいからでるビジン〇ーレーザーは無理があるな。
やはり、幼女ではだめだ、そこは変更を希望する!
「あぁ…うん、妄想はもうそろそろ終わってくれると、妾嬉しいのじゃが…」
「な、何を言うか! 誰が妄想してるってんだ!」
失礼な事を…。
「お主じゃ」「トールヴァルド様です」「…お前…」「貴方様です」「とーるちゃまでち」『トール様です』「伯爵様です」
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