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イメージ図完成?
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「できたー!」
そんなに長い時間かからず、俺は人魚さん達の為だけの繁殖…もとい、お見合いパーティ用の宿泊施設のイメージ図を描き上げる事が出来た。
絵心が無いのは、前世から知っているので、仕上がりは他人に見せる程のものじゃないけどな。
とにかく、これで精霊さん達に、どの様に崖に部屋を造ってもらうかを伝える事は出来るだろう。
出来上がったイメージ図を見て、しばし1人感慨を抱いていると、何やら図面が暗くなり、すぐ近くでいい匂いが…。
「これが完成図ですか?」
俺の顔のすぐ横から、メリルが顔を出して手の中にある図面を覗き込む。
「ちょ、近いって!」
「なるほど…地形を最大限生かした形にするのですね?」
今度は、メリルとは反対側からマチルダが顔を出して覗き込む。
「おけまる!」「チョベリグ!」「鼻血ぶー!」
テーブルの反対からは、人魚さん達が覗き込んで感想を言っているけど、多分好評なんだろうな。
「…でも、宿泊施設だけ…ですか?」
テーブルとソファーの間からミレーラが顔を出して、イメージ図を見る。
「そうよねえ。海中に人魚さん達の住居を造っても良いんじゃないかなあ」
反対の俺の太ももには、ミルシェが上半身を乗っけている。
「人魚さん達が安心して出産出来、子育て出来る場所も必要だろうな、うん」
俺の頭の上に、イネスのお胸のふくらみが、どーーんと乗って来た。
「お、お前等、ちょっと近いぞ!」
流石にこれは恥ずかしい。
「家の中ですし、夫婦じゃないですか」
まあ、確かに見ているのは人魚さん達だけだよ、メリルさん。
「夫婦なんですから、これぐらい普通よね、ミレーラ」
「…ええ、ミルシェさん。普通です」
夫婦なんだからと言われたら、返す言葉もないけどさ。
「ご不満でも?」
別に不満って訳じゃないけれども、マチルダは恥ずかしくないのか?
「何言ってるんだ、マチルダ。普段のベッドではもっとくっつくだろう? これぐらいで不満なんて出るわけ無い!」
ああ、そうだね、イネス。確かにベッドでは真っ裸であれやこれやしてるけど、それはそれじゃね?
『領主様、夫婦仲がよろしい様で何よりです』
人魚さん達、ちょっと待ちねー! 何で、こんな時だけ普通に喋るんだよ! んで、何で顔を背けるんだよ!
咽るほどに充満した、女性特有の甘い花の様な香りが支配するこの執務室の中。
俺のイメージ図はすでに俺の手から離れて、嫁ーず&人魚さん達によって色々と手を加えられていった。
嫁ーずと人魚さん達によって手を加えられた、新パーティ会場(+人魚さんの住居)の図は完成した。
う~~む…大潮の満潮時の海水面より高い部分に宿泊施設が横に70室の縦に3階、合計210室。
そこへは海面下から続く崖に造り込まれた階段で昇降可能。
同じく海面下の崖部分には人魚さん達の住居が、宿泊施設と同数。
つまり、6階建ての建築物と変わりない。
それとは別に、この宿泊施設から少しだけ離れた所の崖に、体育館の倍ほどもある広さのスペースを崖に掘りこむ。
ここは人魚さん達の共同スペースとなり、出産や育児などの場所として、彼女達が自ら内装は手掛けるそうだ。
うん、好きにしてくれ。
全室にちょっと透明度は落ちるけど、波風にも十分に耐える事が出来る、ドワーフさん達謹製の分厚いガラスの様なアクリルの様なファンタジー物質で出来たものが嵌め込まれた窓(開閉は出来ない)も設置。
これで、ここに宿泊する者は、美しい大海原の景色を十分に堪能できる事だろう。
完成図を前にした女性陣一同の喜びようはそりゃ大変なものだった。
特に人魚さん達の喜びようは、もう言葉には出来ない程だ。
つまりは狂喜乱舞。
どうやら、自分達専用の部屋や自由に出来る空間が嬉しかったらしい。
ちなみに、人魚さん達用の住居にと嫁ーずが考えた部屋は、出産する者達の部屋となるとか。
えっと…200人近く妊娠するつもりなんだろうか?
まあ、人魚さん達の情事…じゃない、事情は良いとして、このイメージ図を見た全員から俺へ強く要請が入った。
『では、早速作業開始してください!』
はい、了解しました…。
そんなに長い時間かからず、俺は人魚さん達の為だけの繁殖…もとい、お見合いパーティ用の宿泊施設のイメージ図を描き上げる事が出来た。
絵心が無いのは、前世から知っているので、仕上がりは他人に見せる程のものじゃないけどな。
とにかく、これで精霊さん達に、どの様に崖に部屋を造ってもらうかを伝える事は出来るだろう。
出来上がったイメージ図を見て、しばし1人感慨を抱いていると、何やら図面が暗くなり、すぐ近くでいい匂いが…。
「これが完成図ですか?」
俺の顔のすぐ横から、メリルが顔を出して手の中にある図面を覗き込む。
「ちょ、近いって!」
「なるほど…地形を最大限生かした形にするのですね?」
今度は、メリルとは反対側からマチルダが顔を出して覗き込む。
「おけまる!」「チョベリグ!」「鼻血ぶー!」
テーブルの反対からは、人魚さん達が覗き込んで感想を言っているけど、多分好評なんだろうな。
「…でも、宿泊施設だけ…ですか?」
テーブルとソファーの間からミレーラが顔を出して、イメージ図を見る。
「そうよねえ。海中に人魚さん達の住居を造っても良いんじゃないかなあ」
反対の俺の太ももには、ミルシェが上半身を乗っけている。
「人魚さん達が安心して出産出来、子育て出来る場所も必要だろうな、うん」
俺の頭の上に、イネスのお胸のふくらみが、どーーんと乗って来た。
「お、お前等、ちょっと近いぞ!」
流石にこれは恥ずかしい。
「家の中ですし、夫婦じゃないですか」
まあ、確かに見ているのは人魚さん達だけだよ、メリルさん。
「夫婦なんですから、これぐらい普通よね、ミレーラ」
「…ええ、ミルシェさん。普通です」
夫婦なんだからと言われたら、返す言葉もないけどさ。
「ご不満でも?」
別に不満って訳じゃないけれども、マチルダは恥ずかしくないのか?
「何言ってるんだ、マチルダ。普段のベッドではもっとくっつくだろう? これぐらいで不満なんて出るわけ無い!」
ああ、そうだね、イネス。確かにベッドでは真っ裸であれやこれやしてるけど、それはそれじゃね?
『領主様、夫婦仲がよろしい様で何よりです』
人魚さん達、ちょっと待ちねー! 何で、こんな時だけ普通に喋るんだよ! んで、何で顔を背けるんだよ!
咽るほどに充満した、女性特有の甘い花の様な香りが支配するこの執務室の中。
俺のイメージ図はすでに俺の手から離れて、嫁ーず&人魚さん達によって色々と手を加えられていった。
嫁ーずと人魚さん達によって手を加えられた、新パーティ会場(+人魚さんの住居)の図は完成した。
う~~む…大潮の満潮時の海水面より高い部分に宿泊施設が横に70室の縦に3階、合計210室。
そこへは海面下から続く崖に造り込まれた階段で昇降可能。
同じく海面下の崖部分には人魚さん達の住居が、宿泊施設と同数。
つまり、6階建ての建築物と変わりない。
それとは別に、この宿泊施設から少しだけ離れた所の崖に、体育館の倍ほどもある広さのスペースを崖に掘りこむ。
ここは人魚さん達の共同スペースとなり、出産や育児などの場所として、彼女達が自ら内装は手掛けるそうだ。
うん、好きにしてくれ。
全室にちょっと透明度は落ちるけど、波風にも十分に耐える事が出来る、ドワーフさん達謹製の分厚いガラスの様なアクリルの様なファンタジー物質で出来たものが嵌め込まれた窓(開閉は出来ない)も設置。
これで、ここに宿泊する者は、美しい大海原の景色を十分に堪能できる事だろう。
完成図を前にした女性陣一同の喜びようはそりゃ大変なものだった。
特に人魚さん達の喜びようは、もう言葉には出来ない程だ。
つまりは狂喜乱舞。
どうやら、自分達専用の部屋や自由に出来る空間が嬉しかったらしい。
ちなみに、人魚さん達用の住居にと嫁ーずが考えた部屋は、出産する者達の部屋となるとか。
えっと…200人近く妊娠するつもりなんだろうか?
まあ、人魚さん達の情事…じゃない、事情は良いとして、このイメージ図を見た全員から俺へ強く要請が入った。
『では、早速作業開始してください!』
はい、了解しました…。
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