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新呪法具の開発
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あれからユズユズの2人は、かなり真面目に新呪法具の開発を行っていた。
うん、どんな物を開発するとかの方針を伝えなかった俺も悪いと思う。
2人に全部お任せで、俺の前世、ユズユズにとっては転移前の地球にあった物で、再現できそうな物をなら何でも良かった。
だから、特に指定をしなかたんだよ。
一応、ミルシェを2人の補佐としてつけてはいるが、これはこの世界に類似品があるかどうかの確認のため。
最初は、何を造り出したいのか、箇条書きでもいいから書いて来いといったら、再現したい品名をずらりと書いてきやがった。
その総数、なんと129点。
内訳は、掃除機、洗濯機、冷蔵庫、温水洗浄便座、CD&CDプレイヤー、テレビ、DVDレコーダー、クーラー、パソコン、ドライヤーに食器洗浄機…家電製品ばっかりだな。
後は、スタンガンに超電磁砲? タイムマシンに、どこでもド…ちょっと待て! コレ、あかんヤツだろ!
ぺガ…ス? ビームサーベ…ル? ファン…ネル? ルスト…ハリケーン…ブレストファイ…いやいや、コレも駄目だろ!
こんごう? そうりゅう? 何だこりゃ? え、海上自衛隊のイージス艦と潜水艦の名前? 何と戦うつもりだよ!
戦車に戦闘機に戦闘ヘリって、自衛隊作るつもりかよ。
あ、エンタープライズって、もしかして空母か? 艦載機は…戦闘機か。
え、違う? スタ〇トレックに出て来る宇宙船? 分かるか、馬鹿野郎!
ちょっと待てよ…まさか、このヤマトってのも…やっぱ、宇宙のかよ!
掘削機、旋盤、インパクトドライバー、ボール盤にチェーンソーに丸ノコにサンダーっと、この工具類はいいんじゃね?
空調服…ん? 空調服って何ぞ? ほうほう、服にファンが付いてて涼しいと…ふむ。
何だか色々と列挙してきたみたいだけど、これって実現可能なのか?
順番にやってみる? なるほど、確かにやってみなきゃ分からんな。
だが、海自の装備とか戦闘機とか駄目だぞ! あと、アニメ関係の武器類もだ!
あくまでも人々の生活が豊かになったり、仕事がはかどる様な便利グッヅ限定だからな!
めちゃくちゃ悔しそうな顔してるのは、想像通りの肉食系ヲタク新妻のユズカ。
ま、こいつだと思ってたけどな。
ユズキが深く頷いていたから、まあ任せておけば大丈夫…かな。
俺は開発したら駄目な物は横線で消して、リストをユズキに手渡した。
「では、午後はこれらの開発にあてたまえ。必要な物資や資金については、都度都度相談という事で頼んだぞ、ユズキ」
「了解しました」
とてもいい笑顔で返事をしてくれたユズキの横で、ふくれっ面のユズカが、
「え~~~~私は~~~~?」
などとほざくので、
「ユズキの補助だ。昼も夜も『せいりょくてき』に助ける事。出来るだろ?」
俺がにやりと笑って言うと、
「おぉ~! 『性力的』ね。わかった!」
絶対に変な漢字を当ててるはずだ…精力的に。
何故なら、すでに「はぁはぁ…」と、ユズカの鼻息が荒くなっているから。
俺の執務室では止めくれよ? 部屋でお前ら2人っきりの時にハッスルして癒してやってくれ、ユズキを。
ってな感じで、呪法具開発も無事にスタートしました。
ラインナップに若干の不安もあるが、まああの2人だって普段の生活環境の向上のための開発が最初だろう。
いきなり宇宙戦艦とかから着手はしないはずだ。
そんなもん造ったって、仕方ねえしな。
すでに魔道具として出回っている物もあるが、もしももっと安く一般家庭に普及出来そうであれば、それでも構わない。
この世界の人々の生活が豊かになる様な物を開発してくれたら、それでいいのだ。
うむ、なんだか今日は素晴らしい仕事をした気がするなあ。
やっぱ、俺は戦争なんていう負のイベントよりも、こういった生産性の高い仕事が性に合ってるな。
そういや、いつも五月蠅い嫁ーずも、頭の中でギャーギャー騒ぐサラもリリアさんも大人しいな…。
静かなのは良い事だから、このっまリアルタイムでは覗き見出来ない並行思考に切り替えてっと。
実は、俺の動向をこっそり監視している奴らから、隠れてコソコソやりたい事が俺にはあるんだ。
何故、俺が常時監視されているのか。
何故、いちいち創造時に輪廻転生管理局の許可申請が必要なのか。
そして、輪廻転生システムの改良のために、どれほどのエネルギーが必要なのか。
今、どれぐらい改良されてるのか、この星って一体何なんだ?
何で、サラやリリアさんが口を噤む質問とかあるのか。
ずっと考えてた、違和感と疑問。
管理局への不信感。
サラとリリアさんが決して話さない管理局の闇? 怪しい部分。
そして、最大の疑問は、俺が実はマインドコントロールを受けているんじゃないかという事。
だからこそ、俺はこっそりと実行するのだ。
新たな輪廻転生管理システムの構築を!
うん、どんな物を開発するとかの方針を伝えなかった俺も悪いと思う。
2人に全部お任せで、俺の前世、ユズユズにとっては転移前の地球にあった物で、再現できそうな物をなら何でも良かった。
だから、特に指定をしなかたんだよ。
一応、ミルシェを2人の補佐としてつけてはいるが、これはこの世界に類似品があるかどうかの確認のため。
最初は、何を造り出したいのか、箇条書きでもいいから書いて来いといったら、再現したい品名をずらりと書いてきやがった。
その総数、なんと129点。
内訳は、掃除機、洗濯機、冷蔵庫、温水洗浄便座、CD&CDプレイヤー、テレビ、DVDレコーダー、クーラー、パソコン、ドライヤーに食器洗浄機…家電製品ばっかりだな。
後は、スタンガンに超電磁砲? タイムマシンに、どこでもド…ちょっと待て! コレ、あかんヤツだろ!
ぺガ…ス? ビームサーベ…ル? ファン…ネル? ルスト…ハリケーン…ブレストファイ…いやいや、コレも駄目だろ!
こんごう? そうりゅう? 何だこりゃ? え、海上自衛隊のイージス艦と潜水艦の名前? 何と戦うつもりだよ!
戦車に戦闘機に戦闘ヘリって、自衛隊作るつもりかよ。
あ、エンタープライズって、もしかして空母か? 艦載機は…戦闘機か。
え、違う? スタ〇トレックに出て来る宇宙船? 分かるか、馬鹿野郎!
ちょっと待てよ…まさか、このヤマトってのも…やっぱ、宇宙のかよ!
掘削機、旋盤、インパクトドライバー、ボール盤にチェーンソーに丸ノコにサンダーっと、この工具類はいいんじゃね?
空調服…ん? 空調服って何ぞ? ほうほう、服にファンが付いてて涼しいと…ふむ。
何だか色々と列挙してきたみたいだけど、これって実現可能なのか?
順番にやってみる? なるほど、確かにやってみなきゃ分からんな。
だが、海自の装備とか戦闘機とか駄目だぞ! あと、アニメ関係の武器類もだ!
あくまでも人々の生活が豊かになったり、仕事がはかどる様な便利グッヅ限定だからな!
めちゃくちゃ悔しそうな顔してるのは、想像通りの肉食系ヲタク新妻のユズカ。
ま、こいつだと思ってたけどな。
ユズキが深く頷いていたから、まあ任せておけば大丈夫…かな。
俺は開発したら駄目な物は横線で消して、リストをユズキに手渡した。
「では、午後はこれらの開発にあてたまえ。必要な物資や資金については、都度都度相談という事で頼んだぞ、ユズキ」
「了解しました」
とてもいい笑顔で返事をしてくれたユズキの横で、ふくれっ面のユズカが、
「え~~~~私は~~~~?」
などとほざくので、
「ユズキの補助だ。昼も夜も『せいりょくてき』に助ける事。出来るだろ?」
俺がにやりと笑って言うと、
「おぉ~! 『性力的』ね。わかった!」
絶対に変な漢字を当ててるはずだ…精力的に。
何故なら、すでに「はぁはぁ…」と、ユズカの鼻息が荒くなっているから。
俺の執務室では止めくれよ? 部屋でお前ら2人っきりの時にハッスルして癒してやってくれ、ユズキを。
ってな感じで、呪法具開発も無事にスタートしました。
ラインナップに若干の不安もあるが、まああの2人だって普段の生活環境の向上のための開発が最初だろう。
いきなり宇宙戦艦とかから着手はしないはずだ。
そんなもん造ったって、仕方ねえしな。
すでに魔道具として出回っている物もあるが、もしももっと安く一般家庭に普及出来そうであれば、それでも構わない。
この世界の人々の生活が豊かになる様な物を開発してくれたら、それでいいのだ。
うむ、なんだか今日は素晴らしい仕事をした気がするなあ。
やっぱ、俺は戦争なんていう負のイベントよりも、こういった生産性の高い仕事が性に合ってるな。
そういや、いつも五月蠅い嫁ーずも、頭の中でギャーギャー騒ぐサラもリリアさんも大人しいな…。
静かなのは良い事だから、このっまリアルタイムでは覗き見出来ない並行思考に切り替えてっと。
実は、俺の動向をこっそり監視している奴らから、隠れてコソコソやりたい事が俺にはあるんだ。
何故、俺が常時監視されているのか。
何故、いちいち創造時に輪廻転生管理局の許可申請が必要なのか。
そして、輪廻転生システムの改良のために、どれほどのエネルギーが必要なのか。
今、どれぐらい改良されてるのか、この星って一体何なんだ?
何で、サラやリリアさんが口を噤む質問とかあるのか。
ずっと考えてた、違和感と疑問。
管理局への不信感。
サラとリリアさんが決して話さない管理局の闇? 怪しい部分。
そして、最大の疑問は、俺が実はマインドコントロールを受けているんじゃないかという事。
だからこそ、俺はこっそりと実行するのだ。
新たな輪廻転生管理システムの構築を!
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