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ダンジョンハート
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あの猛烈な炎に曝されたダンジョンがどうなるか分からない。
ってか、そもそもあの棺みたいだったダンジョンの蓋を開けっ放しだった!
いかんいかん…ちゃんと用をたしたらドアは閉めなさいって、前世でも言われてたのに、忘れるとは~!
こりゃ、まいったなぁ~!
「はははははははははー!」
「お主、今何と言った! まさかダンジョンの入り口を開けっ放しのまま来たのかや!?」
え、俺何も言ってませんけど?
「ええい! 全部顔に出とるわ! 入り口を閉じておれば、幾ら極炎の中であろうと耐えれるものを、よりにもよって開けっ放しとは、何をしてくれとんじゃ! あそこにはダンジョンハートがあるんじゃぞ!」
さあ、記憶にございませんが? ってか、ダンジョンハートって何?
「しらばっくれるのも、大概にせい! ほれ、妾のダンジョンに行くぞ! ダンジョンにネルヴォを繋げば、他の場所でもダンジョンが造れる! その後であの街は消し去るのじゃ! そもそもダンジョンハートが無くなれば妾は消えてしまうでの!」
「ほえっ? ダンジョンの大元を消し去っても大丈夫なのか? ってか、ダンジョンハートって、ネルヴォって何ぞ?」
のじゃロリの言ってる事は、意味不明だぞ?
「あぁもう! ダンジョンハートは、妾の心臓の様な物じゃ! それを破壊されたら、妾は消え去ってしまうのじゃ! そうなる前に、ダンジョンハートの機能を移すための器を造らねばならん! ダンジョンを別の場所に造るためにもダンジョンにネルヴォ…神経みたいな物を繋げる必要もあるのじゃ!」
ほっほ~!
「つまり、それがダンジョンのコアみたいな物って事か?」
「あれは、コアになる元じゃ! ダンジョンを拡張した暁には、あれをコアとする予定じゃったのじゃ!」
汚じゃる丸…じゃなかった、のじゃ汚マスターの説明によると、こうだ。
ダンジョンの神によって、この星に造り出されたダンジョンマスターとダンジョンハートはセットなんだそうな。
ダンジョンハートにはある程度のエネルギーが有り、ダンジョン拡張作業が終われば、それを結晶化してコアとするらしい。
まさに、ダンジョンの心臓。
ダンジョンマスターはダンジョンの頭脳であり、ダンジョンハートがその名の通りダンジョンの心臓と…うん、聞いてもわからん。
んじゃ、あれを今焼き払ったら…こいつも消えるのか?
「おい、お主! 今、滅茶苦茶物騒な事を考えてたじゃろ!」
何で分かるんだよ…
「いいから、さっさと元の場所に案内せい! ダンジョンにネルヴォを繋いで、ダンジョンハートを移動させるのじゃ!」
俺の裾をぐいぐいと引っ張る幼女。何故かガジマギーも一緒になって俺を引っ張っている。
幼女2人が俺を廃墟に連れて行こうとするとは…何やら事案発生の予感が…
「お主、こんな緊急事態じゃというのに、何を鼻の下伸ばしておるのか!」
「こやつは、我が主の言葉など聞いてはおりませぬぞ! 不埒な妄想に耽っているだけの変態ですぞ!」
「誰が変態かー! ああ、もう分ったよ…んじゃ連れて行くから、ちと待っとけ」
面倒くさいなあ…あれ、でもよく考えたら…
「でも、別に今すぐ焼き払う訳じゃないんだから、そんなに慌てる必要無くね?」
「「あっ!」」
いや、あれはあくまで今後の予定だぞ? 今すぐどうこうするつもりはないからな?
絶対にこいつら、それに気づいてなかったっぽいな。
ん? って事は…
「お~い、モフリーナ! もすかして、モフレンダのダンジョンも、そのなんとかハートを移さなきゃならないんじゃないの?」
そうだよ、あの山の天辺のダンジョンも、移す予定なんだから、なんちゃらハートを移動したり、ダンジョンに神経繋げるとかしなきゃダメだろ?
「あ、もうそれは終わってますので大丈夫です」
OH! 流石、出来る女は違うねえ。
どっかのお馬鹿なのじゃロリとは、えらい違いだ。
「何故に妾を憐れむ様な目でお主は見ておるのじゃ?」
めっちゃのじゃロリに細目で睨まれた。
だって、自分の心臓を下水道に置き忘れるとか…ねぇ?
「…残念な奴だなっ…と」
「お主が無理やり妾を連れだしたんじゃろうが!」
滅茶苦茶に脛を蹴られました、それも幼女2人がかりで。
結構痛いですから、止めておくんなまし。
「馬鹿な事やってないで、さっさと行って来て下さい! いつまでも話が進みません!」
ナディアにまで怒られた…
ってか、そもそもあの棺みたいだったダンジョンの蓋を開けっ放しだった!
いかんいかん…ちゃんと用をたしたらドアは閉めなさいって、前世でも言われてたのに、忘れるとは~!
こりゃ、まいったなぁ~!
「はははははははははー!」
「お主、今何と言った! まさかダンジョンの入り口を開けっ放しのまま来たのかや!?」
え、俺何も言ってませんけど?
「ええい! 全部顔に出とるわ! 入り口を閉じておれば、幾ら極炎の中であろうと耐えれるものを、よりにもよって開けっ放しとは、何をしてくれとんじゃ! あそこにはダンジョンハートがあるんじゃぞ!」
さあ、記憶にございませんが? ってか、ダンジョンハートって何?
「しらばっくれるのも、大概にせい! ほれ、妾のダンジョンに行くぞ! ダンジョンにネルヴォを繋げば、他の場所でもダンジョンが造れる! その後であの街は消し去るのじゃ! そもそもダンジョンハートが無くなれば妾は消えてしまうでの!」
「ほえっ? ダンジョンの大元を消し去っても大丈夫なのか? ってか、ダンジョンハートって、ネルヴォって何ぞ?」
のじゃロリの言ってる事は、意味不明だぞ?
「あぁもう! ダンジョンハートは、妾の心臓の様な物じゃ! それを破壊されたら、妾は消え去ってしまうのじゃ! そうなる前に、ダンジョンハートの機能を移すための器を造らねばならん! ダンジョンを別の場所に造るためにもダンジョンにネルヴォ…神経みたいな物を繋げる必要もあるのじゃ!」
ほっほ~!
「つまり、それがダンジョンのコアみたいな物って事か?」
「あれは、コアになる元じゃ! ダンジョンを拡張した暁には、あれをコアとする予定じゃったのじゃ!」
汚じゃる丸…じゃなかった、のじゃ汚マスターの説明によると、こうだ。
ダンジョンの神によって、この星に造り出されたダンジョンマスターとダンジョンハートはセットなんだそうな。
ダンジョンハートにはある程度のエネルギーが有り、ダンジョン拡張作業が終われば、それを結晶化してコアとするらしい。
まさに、ダンジョンの心臓。
ダンジョンマスターはダンジョンの頭脳であり、ダンジョンハートがその名の通りダンジョンの心臓と…うん、聞いてもわからん。
んじゃ、あれを今焼き払ったら…こいつも消えるのか?
「おい、お主! 今、滅茶苦茶物騒な事を考えてたじゃろ!」
何で分かるんだよ…
「いいから、さっさと元の場所に案内せい! ダンジョンにネルヴォを繋いで、ダンジョンハートを移動させるのじゃ!」
俺の裾をぐいぐいと引っ張る幼女。何故かガジマギーも一緒になって俺を引っ張っている。
幼女2人が俺を廃墟に連れて行こうとするとは…何やら事案発生の予感が…
「お主、こんな緊急事態じゃというのに、何を鼻の下伸ばしておるのか!」
「こやつは、我が主の言葉など聞いてはおりませぬぞ! 不埒な妄想に耽っているだけの変態ですぞ!」
「誰が変態かー! ああ、もう分ったよ…んじゃ連れて行くから、ちと待っとけ」
面倒くさいなあ…あれ、でもよく考えたら…
「でも、別に今すぐ焼き払う訳じゃないんだから、そんなに慌てる必要無くね?」
「「あっ!」」
いや、あれはあくまで今後の予定だぞ? 今すぐどうこうするつもりはないからな?
絶対にこいつら、それに気づいてなかったっぽいな。
ん? って事は…
「お~い、モフリーナ! もすかして、モフレンダのダンジョンも、そのなんとかハートを移さなきゃならないんじゃないの?」
そうだよ、あの山の天辺のダンジョンも、移す予定なんだから、なんちゃらハートを移動したり、ダンジョンに神経繋げるとかしなきゃダメだろ?
「あ、もうそれは終わってますので大丈夫です」
OH! 流石、出来る女は違うねえ。
どっかのお馬鹿なのじゃロリとは、えらい違いだ。
「何故に妾を憐れむ様な目でお主は見ておるのじゃ?」
めっちゃのじゃロリに細目で睨まれた。
だって、自分の心臓を下水道に置き忘れるとか…ねぇ?
「…残念な奴だなっ…と」
「お主が無理やり妾を連れだしたんじゃろうが!」
滅茶苦茶に脛を蹴られました、それも幼女2人がかりで。
結構痛いですから、止めておくんなまし。
「馬鹿な事やってないで、さっさと行って来て下さい! いつまでも話が進みません!」
ナディアにまで怒られた…
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