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ヨゴレ、紹介
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さて、全員がホワイト・オルター号に、何とか勢揃い。
無理やり連れて来られた母さんは、まだちょっとぶーたれてたけど、そこは敢て見ない様にしておこう。
んで、今回の目玉~! ハイ、ドン!
「妾が<始まりのダンジョン>のマスターである。皆の者、苦しゅうないぞ」
美しい蝙蝠の様な羽を持つ美少女…というか、美幼女かな?
ユリアちゃんぐらいの身長の少女が、ツルペタナイナイな胸をはって、偉そうにふんぞり返った。
「トールよ…コレ、誰だ?」
さっき自己紹介してたはずだが、ボケた発言をする父さん。
「いや、だから第一番ダンジョンの汚ダンジョンマスター」
そう答えると、美幼女が、
「なっ! お主は、また妾を汚マスターなどと言っておるのかや!? この絶世の美少女を指して、汚とは何じゃ、汚とは!」
ヨゴレが何か主張しております。
「トール様…このお方がダンジョンマスターなんですの?」
メリルが、じ~~~っと少女を観察してから、俺に問い掛けた。
「メリルよ。非常に、非常に、誠に遺憾ながら、こいつが汚物…もとい、ダンジョンマスターで間違いないのだ」
「誰が汚物かーーーー!」
うるせーよ、万年寝太郎が!
「マスター…モフリーナさんをお呼びした方が宜しいのでは?」
ナディアが、俺が忘れていたことを思い出させてくれた。
そだそだ、モフリーナを呼ばなければ。
ゴソゴソと通信の呪法具を取り出してっと。
『あ~モフリーナさん? ダンジョンマスター救出したんで、ちょっち来てくれないかな?』
モフリーナの返事も聞かず、一方的に用件だけを話して、通信を切ろうとしたら…呪法具を耳にあてながら、モフリーナが目の前にもうやって来ていた。
しかも一人じゃなく、モフレンダも一緒に。
『お待たせしました!』
いや、モフリーナさん、目の前に居るんだったら、呪法具いらなくね?
ちょちょいっと、俺がモフリーナの呪法具を指さすと、真っ赤な顔をして胸の谷間に収納した。
えっと…モフリーナの巨乳の谷間って、無限収納か何かなのかな?
「お待たせしました!」
あ、そこから仕切り直すんですね、モフリーナさん。
「いや、全然待ってないから。んで、こいつがツルペタ万年寝太郎ね」
俺が、ちょいちょいっと親指でつるつるぺったん汚マスターを指さすと、
「お主、大概失礼な奴じゃな! 妾は、この身体の成長を妾の意思で止めておるのじゃ!」
「だと言い張っておりますが、断崖絶壁の言葉に騙されてはいけませんよ、みなさん」
きちんと俺が注意を促しておいた。
「うがーーーー! 貴様、もう許さんぞ!」
そういってブンブンを拳を握り両手を振り回して突進して来た幼女だが、漫画の様に額に手を当てたらそこでストップ。
ぐるぐる両手を回して、顔はもの凄い表情で威嚇して来ているのだが、全然怖くない。
ってか、むしろこんなお約束の動きをするヨゴレマスターは、面白いぐらいかもしれない。
「きぃぃぃぃ! 尋常に勝負するのじゃ~!」
おもろいから、もうちょっとこのままでもいいかな。
そんな俺と幼女のやり取りを見ていた一同は、唖然呆然…いや、残念な物を見るかのような目で俺達を見つめていた。
「あの、トールヴァルド様…このままだと話が進みませんので、その御方で遊ぶのもそのへんで…」
非常に言い難そうに、モフリーナが声を掛けて来た。
ふむ…確かにそうだな。
いまだ半分涙目で両手をグルグルしている美幼女の様子を暫し見ていた俺だったが、
「諦めないその心意気やよし!」
瞬時に幼女の背に回り込み、腹部をガッチリとクラッチ。
「んを!?」
幼女が何が起こったか分からずうろたえている間に、
「そう~れっ!」
俺は、その場で思いっきり後ろ反り投げをしてやった。
「おおぉ! ジャーマン・スープレックス!」
ユズカが興奮気味に叫んでいたが、君の知識も大概すごいね…君って、確か中学卒業したばっかの女子だよね?
何で、こんなプロレス技知ってんだ?
だが、これはホールドしないので、ジャーマンでは無いのだ!
「柚夏…あれは投げ捨てだから、ジャーマンはジャーマンでも、三沢〇晴の投げっ放しジャーマン・スープレックスだよ」
ユズキよ、丁寧な解説ありがとう。
って、何で君もそんなにプロレスに詳しいの!?
俺が2人の知識に驚愕している後ろでは、
「きゅ~~………」
パンツ丸出しで伸びているダンジョンマスターが惰眠を貪っていた。
「いや、寝てるわけじゃないですからね?」
サラのツッコミは無視しておこう。
無理やり連れて来られた母さんは、まだちょっとぶーたれてたけど、そこは敢て見ない様にしておこう。
んで、今回の目玉~! ハイ、ドン!
「妾が<始まりのダンジョン>のマスターである。皆の者、苦しゅうないぞ」
美しい蝙蝠の様な羽を持つ美少女…というか、美幼女かな?
ユリアちゃんぐらいの身長の少女が、ツルペタナイナイな胸をはって、偉そうにふんぞり返った。
「トールよ…コレ、誰だ?」
さっき自己紹介してたはずだが、ボケた発言をする父さん。
「いや、だから第一番ダンジョンの汚ダンジョンマスター」
そう答えると、美幼女が、
「なっ! お主は、また妾を汚マスターなどと言っておるのかや!? この絶世の美少女を指して、汚とは何じゃ、汚とは!」
ヨゴレが何か主張しております。
「トール様…このお方がダンジョンマスターなんですの?」
メリルが、じ~~~っと少女を観察してから、俺に問い掛けた。
「メリルよ。非常に、非常に、誠に遺憾ながら、こいつが汚物…もとい、ダンジョンマスターで間違いないのだ」
「誰が汚物かーーーー!」
うるせーよ、万年寝太郎が!
「マスター…モフリーナさんをお呼びした方が宜しいのでは?」
ナディアが、俺が忘れていたことを思い出させてくれた。
そだそだ、モフリーナを呼ばなければ。
ゴソゴソと通信の呪法具を取り出してっと。
『あ~モフリーナさん? ダンジョンマスター救出したんで、ちょっち来てくれないかな?』
モフリーナの返事も聞かず、一方的に用件だけを話して、通信を切ろうとしたら…呪法具を耳にあてながら、モフリーナが目の前にもうやって来ていた。
しかも一人じゃなく、モフレンダも一緒に。
『お待たせしました!』
いや、モフリーナさん、目の前に居るんだったら、呪法具いらなくね?
ちょちょいっと、俺がモフリーナの呪法具を指さすと、真っ赤な顔をして胸の谷間に収納した。
えっと…モフリーナの巨乳の谷間って、無限収納か何かなのかな?
「お待たせしました!」
あ、そこから仕切り直すんですね、モフリーナさん。
「いや、全然待ってないから。んで、こいつがツルペタ万年寝太郎ね」
俺が、ちょいちょいっと親指でつるつるぺったん汚マスターを指さすと、
「お主、大概失礼な奴じゃな! 妾は、この身体の成長を妾の意思で止めておるのじゃ!」
「だと言い張っておりますが、断崖絶壁の言葉に騙されてはいけませんよ、みなさん」
きちんと俺が注意を促しておいた。
「うがーーーー! 貴様、もう許さんぞ!」
そういってブンブンを拳を握り両手を振り回して突進して来た幼女だが、漫画の様に額に手を当てたらそこでストップ。
ぐるぐる両手を回して、顔はもの凄い表情で威嚇して来ているのだが、全然怖くない。
ってか、むしろこんなお約束の動きをするヨゴレマスターは、面白いぐらいかもしれない。
「きぃぃぃぃ! 尋常に勝負するのじゃ~!」
おもろいから、もうちょっとこのままでもいいかな。
そんな俺と幼女のやり取りを見ていた一同は、唖然呆然…いや、残念な物を見るかのような目で俺達を見つめていた。
「あの、トールヴァルド様…このままだと話が進みませんので、その御方で遊ぶのもそのへんで…」
非常に言い難そうに、モフリーナが声を掛けて来た。
ふむ…確かにそうだな。
いまだ半分涙目で両手をグルグルしている美幼女の様子を暫し見ていた俺だったが、
「諦めないその心意気やよし!」
瞬時に幼女の背に回り込み、腹部をガッチリとクラッチ。
「んを!?」
幼女が何が起こったか分からずうろたえている間に、
「そう~れっ!」
俺は、その場で思いっきり後ろ反り投げをしてやった。
「おおぉ! ジャーマン・スープレックス!」
ユズカが興奮気味に叫んでいたが、君の知識も大概すごいね…君って、確か中学卒業したばっかの女子だよね?
何で、こんなプロレス技知ってんだ?
だが、これはホールドしないので、ジャーマンでは無いのだ!
「柚夏…あれは投げ捨てだから、ジャーマンはジャーマンでも、三沢〇晴の投げっ放しジャーマン・スープレックスだよ」
ユズキよ、丁寧な解説ありがとう。
って、何で君もそんなにプロレスに詳しいの!?
俺が2人の知識に驚愕している後ろでは、
「きゅ~~………」
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「いや、寝てるわけじゃないですからね?」
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