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こりゃ封印だな…
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う~む…威力95%減で、あの威力か…
少なくとも、数千人は残ってたであろう敵兵力の9割ほどが、まともに動く事が出来なくなっている。
太陽神の神罰、サンライト・ハンマーと、月神の神罰、ミーティア・キャノンは、本気で封印せなあかんなあ。
いや、分かってはいたんだ。
この、国連で使用禁止されそうな威力の、大量破壊兵器というか大量殺りく兵器の恐ろしさは。
全力で撃てば、半径数十Kmもの範囲で、あらゆる生命体を滅ぼすだろうと、リリアさんが演算予測してくれてたから、しっかりと威力は抑えたんだよ。
下手したら味方だけでなく、撃った俺自身までもまで巻き込れる恐れがあるもんな、それだと。
『大河さん…やりすぎでしょう…』
サラよ、言い訳をさせてくれ! そんなつもりは全然なかったんだ!
『この世界を滅ぼす兵器を生み出すとは…大量破壊兵器までも、よっぽどストレスが溜まってたんですね』
いや、リリアさん! ストレスなんて…嫁の相手でストレスなんて…
『やっぱ、アレは溜まらないけど、ストレスは溜まったんですね!』
お願いだ、リリアさん…そんな的確な分析は止めて下さい…
いや、これで良いのだ! だって、父さんの仕事も楽になるんだから!
『西から昇っ〇お日様が~東に沈~〇~♪』
『これでいいのだ!』
お前ら、息ぴったりだよな…マジで。
結局、最初にネスの言葉に従って、モフリーナのダンジョン領域へと移動した人達には、被害は無かった。
彼等は、モフリーナによって、一旦第9番ダンジョンの一画に転移させられ、その後ダンジョン大陸へと移動させられる予定だ。
第9番ダンジョンで、本当にネスの言葉に従って居るか、敵意は無いか、武器の持ち込みは無いかなどがチェックされ、チェックにひっかかった奴は、憐れそのまま第9番ダンジョンの養分となりこの世から消える。
チェックを通り抜けた者は、ダンジョン大陸の地下の一画に移動させられ、もふりんが更なるチェックをする。
そのチェックで引っかかったら、もふりんによって地下の最下層へと送られ、二度と生きて日の目を見る事は無い。
この戦争が終わったら、ダンジョン大陸に保護した人達に関してから考える。
まあ、ちょっと考えついた事があるから、それまでは地下に居てもらおう。
まだダンジョン大陸には、保護した転移者達も居るんだから、勝手に動き回れない様にだけはして貰うつもりだ。
さてさて、戦争の現場はどうなったかな?
ありゃ? それでも数百人は五体満足で戦える敵兵が居たはずなのに、父さんが無双しまくってる。
巨大な両手剣を片手で振りまわしつつ、どんどん敵陣の奥に突き進んでるよ。
俺達も空から追いかけよう…あれ? 父さんが立ち止まったぞ?
よく見りゃ、父さんの目の前にいるのは、めっちゃ豪華な鎧着た…もしかして、馬鹿皇帝か?
あ、父さんが剣を一閃したら、馬鹿皇帝の首がふっ飛んでいった…南無南無…
って事は、戦争もこれで一応は終わりかな?
『大河さん、後始末が残ってますよ?』
おっと! 例の各地で好き勝手やってる野盗紛いの鬼畜野郎どもが残ってたな。
ここは父さんに任せとけば、まあ大丈夫だろう。
それじゃ、サラの言う様に、後始末に行こうか。
「皆、父さんがどうやら敵の大将首を討ち取ったらしい。これで戦争自体は終わったんだけど…」
「トール様、分かっております。私達トール様の妻…いえ、G戦隊ジェムファイターの戦いは、ここからですね!」
メリルが、フンスフンスと鼻息荒く高らかに宣言すると、嫁一同は力強く頷いた。
うん、そんな名前だったね…忘れてたよ。
「伯爵様。僕とユズカも同じ気持ちです。一刻も早く犠牲者を助けに行きましょう!」
ユズキの言葉に、なぜかユズカがうっとりしてる。
言葉は有り難いけど、その緊張感の無いユズカのラブラブっぷり…何とかならない?
「トールちゃん、あの人はほっといて大丈夫です。先を急ぎなさい!」
「あいあい、まむ!」
うむ、父さんには悪いけど、母さんの言葉には従わなきゃ駄目だよね。
そりゃ勿論、俺だって皆と同じ気持ちさ。
この戦争の、国としての対外的な始末は、一応ついた。
だけど、本当の後始末は、まだ始まっても居ない。
いや、すでにホワイト・オルター号を前進させた時から、蜂達には屋外に出ている鬼畜野郎どもをフルボッコにしてしまえと、クイーンを通じて指令は出しているのだが、俺達のこの手での始末はこれからだ。
んじゃ、あの馬鹿皇帝がしでかした、この戦争の本当の後始末を、俺達の手でつけにに行こうではないか!
少なくとも、数千人は残ってたであろう敵兵力の9割ほどが、まともに動く事が出来なくなっている。
太陽神の神罰、サンライト・ハンマーと、月神の神罰、ミーティア・キャノンは、本気で封印せなあかんなあ。
いや、分かってはいたんだ。
この、国連で使用禁止されそうな威力の、大量破壊兵器というか大量殺りく兵器の恐ろしさは。
全力で撃てば、半径数十Kmもの範囲で、あらゆる生命体を滅ぼすだろうと、リリアさんが演算予測してくれてたから、しっかりと威力は抑えたんだよ。
下手したら味方だけでなく、撃った俺自身までもまで巻き込れる恐れがあるもんな、それだと。
『大河さん…やりすぎでしょう…』
サラよ、言い訳をさせてくれ! そんなつもりは全然なかったんだ!
『この世界を滅ぼす兵器を生み出すとは…大量破壊兵器までも、よっぽどストレスが溜まってたんですね』
いや、リリアさん! ストレスなんて…嫁の相手でストレスなんて…
『やっぱ、アレは溜まらないけど、ストレスは溜まったんですね!』
お願いだ、リリアさん…そんな的確な分析は止めて下さい…
いや、これで良いのだ! だって、父さんの仕事も楽になるんだから!
『西から昇っ〇お日様が~東に沈~〇~♪』
『これでいいのだ!』
お前ら、息ぴったりだよな…マジで。
結局、最初にネスの言葉に従って、モフリーナのダンジョン領域へと移動した人達には、被害は無かった。
彼等は、モフリーナによって、一旦第9番ダンジョンの一画に転移させられ、その後ダンジョン大陸へと移動させられる予定だ。
第9番ダンジョンで、本当にネスの言葉に従って居るか、敵意は無いか、武器の持ち込みは無いかなどがチェックされ、チェックにひっかかった奴は、憐れそのまま第9番ダンジョンの養分となりこの世から消える。
チェックを通り抜けた者は、ダンジョン大陸の地下の一画に移動させられ、もふりんが更なるチェックをする。
そのチェックで引っかかったら、もふりんによって地下の最下層へと送られ、二度と生きて日の目を見る事は無い。
この戦争が終わったら、ダンジョン大陸に保護した人達に関してから考える。
まあ、ちょっと考えついた事があるから、それまでは地下に居てもらおう。
まだダンジョン大陸には、保護した転移者達も居るんだから、勝手に動き回れない様にだけはして貰うつもりだ。
さてさて、戦争の現場はどうなったかな?
ありゃ? それでも数百人は五体満足で戦える敵兵が居たはずなのに、父さんが無双しまくってる。
巨大な両手剣を片手で振りまわしつつ、どんどん敵陣の奥に突き進んでるよ。
俺達も空から追いかけよう…あれ? 父さんが立ち止まったぞ?
よく見りゃ、父さんの目の前にいるのは、めっちゃ豪華な鎧着た…もしかして、馬鹿皇帝か?
あ、父さんが剣を一閃したら、馬鹿皇帝の首がふっ飛んでいった…南無南無…
って事は、戦争もこれで一応は終わりかな?
『大河さん、後始末が残ってますよ?』
おっと! 例の各地で好き勝手やってる野盗紛いの鬼畜野郎どもが残ってたな。
ここは父さんに任せとけば、まあ大丈夫だろう。
それじゃ、サラの言う様に、後始末に行こうか。
「皆、父さんがどうやら敵の大将首を討ち取ったらしい。これで戦争自体は終わったんだけど…」
「トール様、分かっております。私達トール様の妻…いえ、G戦隊ジェムファイターの戦いは、ここからですね!」
メリルが、フンスフンスと鼻息荒く高らかに宣言すると、嫁一同は力強く頷いた。
うん、そんな名前だったね…忘れてたよ。
「伯爵様。僕とユズカも同じ気持ちです。一刻も早く犠牲者を助けに行きましょう!」
ユズキの言葉に、なぜかユズカがうっとりしてる。
言葉は有り難いけど、その緊張感の無いユズカのラブラブっぷり…何とかならない?
「トールちゃん、あの人はほっといて大丈夫です。先を急ぎなさい!」
「あいあい、まむ!」
うむ、父さんには悪いけど、母さんの言葉には従わなきゃ駄目だよね。
そりゃ勿論、俺だって皆と同じ気持ちさ。
この戦争の、国としての対外的な始末は、一応ついた。
だけど、本当の後始末は、まだ始まっても居ない。
いや、すでにホワイト・オルター号を前進させた時から、蜂達には屋外に出ている鬼畜野郎どもをフルボッコにしてしまえと、クイーンを通じて指令は出しているのだが、俺達のこの手での始末はこれからだ。
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