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創造するぜ!
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まったく、サラは俺の事を何だと思ってるんだ…本当に、ロリじゃないよ?
とにかく、あの火御華(もうすぐ名前は変わる予定)が執着していると思われる、銅鐸に関して何とかしないとな。
ボディーが変わったぐらいでは、あの執着具合では深層心理に深く銅鐸の存在が刻まれてしまっているかもしれない。
いや、銅鐸とは思って無いかもしれないが、何かを持っていたという記憶が刻まれ、それを削除できない可能性も考えられる。
いや、きっとそうに違いあるまい!
「えっと…それぐらいの記憶の改ざんは可能ですよ?」
きっとあの子は、あの銅鐸に何か深い思い入れがあるのだろう…うんうん、良く分かるよ。
「え~聞いてます?」
聞いてません! 今日、耳日曜!
「って事で、銅鐸のレプリカを作成したいと思います!」
「聞いてて知らんふりしているんですね…本当に、都合のいい耳だこと…」
何かリリアさんがほざいているが、きっぱりと無視だ。
さて、もう俺の中では定番と言っても過言ではないのだが、ここはやはり懐かしのヒーローたちの出番だ。
変身と言ったら、もうそれしかないだろう! いや、そうあるべきなのだ!
「もしもし? 別に架空の物でもいいと思いますよ?」
ガチャ玉を使うため、再度モフリーナに例の薄暗い部屋に送り込まれた、俺とサラ。
この部屋に2人っきりというのは、何とも怖気を誘うシチュエーションではあるが、致し方ない。
「あんたが私をどういう目で見ているのか、よ~くわかったよ、こんちくしょう!」
ごちゃごちゃと騒がしいサラは放置するとしてだ…銅鐸の代わりか。
小宇宙を爆発させる衣は、すでにコルネちゃんとユズカでやった。
拳で戦う男は、ユズキでやったし、戦隊物は嫁達でお腹いっぱい。
ってことは、やっぱ等身大のヒーローからか…出来たら女物が違和感ないなあ…しかもマイナーな作品ならなお良しだ。
ん~何かを持ち歩くヒーローっていたっけ? いや、居ないな…んじゃ、銅鐸の存在意義は、まるっと無視か?
そもそも誰かに装備が収納された銅鐸を取られたら大問題だな。
ならば、完全に専用装備にするしかないか。指紋・声紋・生体エネルギーなどの総合認証制度を導入決定!
ついでに、銅鐸への執着心にも手を加えてもらおうかな。
そう、俺の変身ベルトの様に、必要な時に右手に現れたり…お? 銅鐸にこだわる必要皆無じゃん! それは夢が広がリング!
うん、あの中に装備を詰め込んで、火御華が呼び出したら、装備がガッシャーーン! って飛び出てくっ付く…いいな!
ってことは、マイナーな作品で女性が変身…
あ、あれがあった! 誰も知らない、超マイナー作品だ! しかも世界観ばっちぐー! よーし、よーし! イメージ固まってきたぞー!
「サラ、イメージ出来たぞ…って、お前寝てんのかよ! 起きろよ、サラ!」
俺が真剣に悩んでいるというのに、よこで鼻提灯膨らませて、ぐーすかぴーと寝ているサラ。
「起きろ! イメージ出来たんだよ! ほら、起きろって!」
「んが?」
口元、よだれよだれ!
「さっさと覚醒しろって! 火御華の銅鐸レプリカのイメージ出来たんだよ!
「はあ…んで、今から創るんでっか?」
「そうだ! もうコレしかないってぐらい、ぴったりな奴! 火御華が新ボディーに移って、そのあと我が家で暮らす事になっても通用するバックボーンまで、一瞬でイメージ出来たんだよ! すげーだろ!」
「はいはい、すごいすごい」
何か、めっちゃおざなりだな…まあいい。
「って事で、これから創造を開始します!」
「わ~どんどんぱふぱふ」
「お前、やる気あんの?」
「これっぽっちも、ありません…眠いだけです」
ぐっ…今に見ているがいい!
俺は知っているんだ。ガチャ玉で創造を開始すると、こいつは強制的に管理局とリンクされ仕事を強要されるという事を! 頭痛でのたうち回れや!
「よし、では創造開始!」
ぼんやりと光るちょっと暗いガチャ玉をポケットから取り出した俺は、それをぐっと握りしめた。
「え、マジですんの?」
「大マジだ!」
いっくぞーーー!
バラモン教では神々の王であり、ヒンドゥー教では雷を纏い東方を守護したとされるインドラ神。
仏教では守護神として天部の一尊となった帝釈天様。
そのインドラ神をこよなく愛したとされる、某天空の戦記物に出て来る、紅一点。
神から授かった一角獣を模した甲冑を着た、あの女性が今回のモデルだ!
あれ? でも小宇宙じゃなくて何を燃え上がらせるんだっけ?
ああ、もう面倒だ、魂のエネルギーを燃え上がらせちまえ!
とにかく、あの火御華(もうすぐ名前は変わる予定)が執着していると思われる、銅鐸に関して何とかしないとな。
ボディーが変わったぐらいでは、あの執着具合では深層心理に深く銅鐸の存在が刻まれてしまっているかもしれない。
いや、銅鐸とは思って無いかもしれないが、何かを持っていたという記憶が刻まれ、それを削除できない可能性も考えられる。
いや、きっとそうに違いあるまい!
「えっと…それぐらいの記憶の改ざんは可能ですよ?」
きっとあの子は、あの銅鐸に何か深い思い入れがあるのだろう…うんうん、良く分かるよ。
「え~聞いてます?」
聞いてません! 今日、耳日曜!
「って事で、銅鐸のレプリカを作成したいと思います!」
「聞いてて知らんふりしているんですね…本当に、都合のいい耳だこと…」
何かリリアさんがほざいているが、きっぱりと無視だ。
さて、もう俺の中では定番と言っても過言ではないのだが、ここはやはり懐かしのヒーローたちの出番だ。
変身と言ったら、もうそれしかないだろう! いや、そうあるべきなのだ!
「もしもし? 別に架空の物でもいいと思いますよ?」
ガチャ玉を使うため、再度モフリーナに例の薄暗い部屋に送り込まれた、俺とサラ。
この部屋に2人っきりというのは、何とも怖気を誘うシチュエーションではあるが、致し方ない。
「あんたが私をどういう目で見ているのか、よ~くわかったよ、こんちくしょう!」
ごちゃごちゃと騒がしいサラは放置するとしてだ…銅鐸の代わりか。
小宇宙を爆発させる衣は、すでにコルネちゃんとユズカでやった。
拳で戦う男は、ユズキでやったし、戦隊物は嫁達でお腹いっぱい。
ってことは、やっぱ等身大のヒーローからか…出来たら女物が違和感ないなあ…しかもマイナーな作品ならなお良しだ。
ん~何かを持ち歩くヒーローっていたっけ? いや、居ないな…んじゃ、銅鐸の存在意義は、まるっと無視か?
そもそも誰かに装備が収納された銅鐸を取られたら大問題だな。
ならば、完全に専用装備にするしかないか。指紋・声紋・生体エネルギーなどの総合認証制度を導入決定!
ついでに、銅鐸への執着心にも手を加えてもらおうかな。
そう、俺の変身ベルトの様に、必要な時に右手に現れたり…お? 銅鐸にこだわる必要皆無じゃん! それは夢が広がリング!
うん、あの中に装備を詰め込んで、火御華が呼び出したら、装備がガッシャーーン! って飛び出てくっ付く…いいな!
ってことは、マイナーな作品で女性が変身…
あ、あれがあった! 誰も知らない、超マイナー作品だ! しかも世界観ばっちぐー! よーし、よーし! イメージ固まってきたぞー!
「サラ、イメージ出来たぞ…って、お前寝てんのかよ! 起きろよ、サラ!」
俺が真剣に悩んでいるというのに、よこで鼻提灯膨らませて、ぐーすかぴーと寝ているサラ。
「起きろ! イメージ出来たんだよ! ほら、起きろって!」
「んが?」
口元、よだれよだれ!
「さっさと覚醒しろって! 火御華の銅鐸レプリカのイメージ出来たんだよ!
「はあ…んで、今から創るんでっか?」
「そうだ! もうコレしかないってぐらい、ぴったりな奴! 火御華が新ボディーに移って、そのあと我が家で暮らす事になっても通用するバックボーンまで、一瞬でイメージ出来たんだよ! すげーだろ!」
「はいはい、すごいすごい」
何か、めっちゃおざなりだな…まあいい。
「って事で、これから創造を開始します!」
「わ~どんどんぱふぱふ」
「お前、やる気あんの?」
「これっぽっちも、ありません…眠いだけです」
ぐっ…今に見ているがいい!
俺は知っているんだ。ガチャ玉で創造を開始すると、こいつは強制的に管理局とリンクされ仕事を強要されるという事を! 頭痛でのたうち回れや!
「よし、では創造開始!」
ぼんやりと光るちょっと暗いガチャ玉をポケットから取り出した俺は、それをぐっと握りしめた。
「え、マジですんの?」
「大マジだ!」
いっくぞーーー!
バラモン教では神々の王であり、ヒンドゥー教では雷を纏い東方を守護したとされるインドラ神。
仏教では守護神として天部の一尊となった帝釈天様。
そのインドラ神をこよなく愛したとされる、某天空の戦記物に出て来る、紅一点。
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