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ズキューーーン!
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目の前には、父さん譲りの少し赤みがかったティシャンブロンドで琥珀色の瞳を持つ、齢7~8歳の少女が横たわっていた。
しかも裸で。もう一度、声を大にして言おう、は! だ! か! でだ!
当然ではあるが、一瞬にしてリリアさんが、ふぁさ~っと布を掛けてその裸体を隠してしまったが、俺はこの脳裏にしっかりと焼き付けたのだ! この身が滅び去るまで、その鮮烈な映像は消去されることは無いと誓おう!
「大河さん…キモイです」
「私が布を掛けなければ、いつまでも凝視してたでしょうね…この変態が!」
ふっふっふ…サラよ、何とでも言うがいい! もちろん凝視してましたとも、リリアさん!
「そんな目で見つめるなよ…興奮しちゃうじゃないか」
ズキューーーン! と、俺のバックに効果音が鳴り響き、集中線が股間に集まるかの様だ! 気持ちいいーーー! キモイ? 変態? 何とでも言うが良い! これが俺の生きざまだ! ざまあ見ろ!
「これが女の敵という奴ですか?」「いえ、あれは人類の敵と認定しても良いかと…」
こら、そこ! こそこそイラン話しすな!
「んで、この火御華は、俺が想像してたのと微妙に違う気がするんだが?」
ジト目で俺を見るサラに、新ボディーの仕様変更箇所を確認してみた。
「はあ…変態に教えるのももったいないですが、仕方がないです」
誰が変態か! あ、俺か…まあ、それはいいや。
「まず、私の素体…サイバネティック・ボディーと違って、この火御華の身体は、この世界の人族に準拠する様に偽装するため、成長が出来るようにしています」
ふむふむ、なるほど。
「もちろん、超小型ポジトロン電子頭脳も複合素粒子電池も搭載されておりません」
ん? って事は、妖精さんと同じかな?
「そして、基本的にエネルギー摂取に関しては、人族と全く同じ様に食事が必要です。つまりは排泄も必要だという事です。もちろん他の手段もありますが」
お、おう…それはそうだろうけど…
「しかし、この星の人族と大きく違うのは、その内臓の中にエネルギー吸収体というか貯留庫というか、つまりは魂のエネルギーを溜めておく器官が出来た事でしょうか」
んんんん? そしたら、エネルギーを溜めれると…つまりは、恐怖の大王と同じなのか?
「この貯留庫には、当然ですが上限が設定されています。大体、ナディアと容量的には同じですね」
ほう! その程度なら、どうとでも対処可能って事だな。
「さらに、貯留庫と隣接する様に、エネルギーをシールド発生装置も出来ています」
あ、そういう風に出来ちゃったんだ…まあ、想定通りかな…
「あとは、大河さんの創造されたように、あの機能も脳内に搭載されております…が、本当にいいんですね?」
「え、何か問題でも?」
俺の想定内で管理局長からも許可出たんだろ?
「いえ、機能させなければ何も問題ありませんし、想定通りの使い方をされても問題ありませんが…コルネリア様よりも高性能になる可能性がありますけれど…」
「どして?」
「成長と共に吸収して溜めておけるエネルギー量が増えるからです。コルネリア様や奥様達の装備は、装備自体が使えるエネルギー総量の上限が定められていますので、決して成長する事はありません。ユズユズにかんしては転移者という事で、体内のエネルギーを使う事が可能ですので、幾分かの成長の余地はあります。大河さんは、元から持っているエネルギー総量が大きすぎ、装備の限界の方が低いためにそれほど大きな力を発揮する事は出来ません…ですが…」
「火御華の成長と共に装備まで成長する可能性があると…だからコルネちゃんよりも高性能って事になるんだな?」
「その通りです」
ま、サラの心配してる事も分かるよ。火御華の手綱を、俺がちゃんと握っておけるか? 将来暴走したりしないか? その心配は、このボディーの製作に携わった者なら…いや、数々の装備の製作に携わった者なら、ごくあたりまえの心配だ。
「それは大丈夫だ。何かあったら俺が責任を取る」
俺の言葉を聞いたサラは、ちょっと呆れた様な目をしたが、大きくため息を付き、
「分りました。これでボディーの準備は出来ました。アストラル体の移植や記憶の改変はリリアの担当ですので、後は任せます」
「任されました。では、あっちの仮死状態の火御華をどうにかしましょう」
リリアさんが、とんでもない事…でも無いかもしれないけど、いきなりな事を言い出した。精神体が入ってないんだから、仮死状態なのは間違いないんだろうけど。
「ですが、まずはこの全裸の幼女を、貴方の目の届かない場所に移動させなければ…目を離したら、一体何をするか…」
「何もせんわーーーー!」
しかも裸で。もう一度、声を大にして言おう、は! だ! か! でだ!
当然ではあるが、一瞬にしてリリアさんが、ふぁさ~っと布を掛けてその裸体を隠してしまったが、俺はこの脳裏にしっかりと焼き付けたのだ! この身が滅び去るまで、その鮮烈な映像は消去されることは無いと誓おう!
「大河さん…キモイです」
「私が布を掛けなければ、いつまでも凝視してたでしょうね…この変態が!」
ふっふっふ…サラよ、何とでも言うがいい! もちろん凝視してましたとも、リリアさん!
「そんな目で見つめるなよ…興奮しちゃうじゃないか」
ズキューーーン! と、俺のバックに効果音が鳴り響き、集中線が股間に集まるかの様だ! 気持ちいいーーー! キモイ? 変態? 何とでも言うが良い! これが俺の生きざまだ! ざまあ見ろ!
「これが女の敵という奴ですか?」「いえ、あれは人類の敵と認定しても良いかと…」
こら、そこ! こそこそイラン話しすな!
「んで、この火御華は、俺が想像してたのと微妙に違う気がするんだが?」
ジト目で俺を見るサラに、新ボディーの仕様変更箇所を確認してみた。
「はあ…変態に教えるのももったいないですが、仕方がないです」
誰が変態か! あ、俺か…まあ、それはいいや。
「まず、私の素体…サイバネティック・ボディーと違って、この火御華の身体は、この世界の人族に準拠する様に偽装するため、成長が出来るようにしています」
ふむふむ、なるほど。
「もちろん、超小型ポジトロン電子頭脳も複合素粒子電池も搭載されておりません」
ん? って事は、妖精さんと同じかな?
「そして、基本的にエネルギー摂取に関しては、人族と全く同じ様に食事が必要です。つまりは排泄も必要だという事です。もちろん他の手段もありますが」
お、おう…それはそうだろうけど…
「しかし、この星の人族と大きく違うのは、その内臓の中にエネルギー吸収体というか貯留庫というか、つまりは魂のエネルギーを溜めておく器官が出来た事でしょうか」
んんんん? そしたら、エネルギーを溜めれると…つまりは、恐怖の大王と同じなのか?
「この貯留庫には、当然ですが上限が設定されています。大体、ナディアと容量的には同じですね」
ほう! その程度なら、どうとでも対処可能って事だな。
「さらに、貯留庫と隣接する様に、エネルギーをシールド発生装置も出来ています」
あ、そういう風に出来ちゃったんだ…まあ、想定通りかな…
「あとは、大河さんの創造されたように、あの機能も脳内に搭載されております…が、本当にいいんですね?」
「え、何か問題でも?」
俺の想定内で管理局長からも許可出たんだろ?
「いえ、機能させなければ何も問題ありませんし、想定通りの使い方をされても問題ありませんが…コルネリア様よりも高性能になる可能性がありますけれど…」
「どして?」
「成長と共に吸収して溜めておけるエネルギー量が増えるからです。コルネリア様や奥様達の装備は、装備自体が使えるエネルギー総量の上限が定められていますので、決して成長する事はありません。ユズユズにかんしては転移者という事で、体内のエネルギーを使う事が可能ですので、幾分かの成長の余地はあります。大河さんは、元から持っているエネルギー総量が大きすぎ、装備の限界の方が低いためにそれほど大きな力を発揮する事は出来ません…ですが…」
「火御華の成長と共に装備まで成長する可能性があると…だからコルネちゃんよりも高性能って事になるんだな?」
「その通りです」
ま、サラの心配してる事も分かるよ。火御華の手綱を、俺がちゃんと握っておけるか? 将来暴走したりしないか? その心配は、このボディーの製作に携わった者なら…いや、数々の装備の製作に携わった者なら、ごくあたりまえの心配だ。
「それは大丈夫だ。何かあったら俺が責任を取る」
俺の言葉を聞いたサラは、ちょっと呆れた様な目をしたが、大きくため息を付き、
「分りました。これでボディーの準備は出来ました。アストラル体の移植や記憶の改変はリリアの担当ですので、後は任せます」
「任されました。では、あっちの仮死状態の火御華をどうにかしましょう」
リリアさんが、とんでもない事…でも無いかもしれないけど、いきなりな事を言い出した。精神体が入ってないんだから、仮死状態なのは間違いないんだろうけど。
「ですが、まずはこの全裸の幼女を、貴方の目の届かない場所に移動させなければ…目を離したら、一体何をするか…」
「何もせんわーーーー!」
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