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脱線
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管理局と連絡を取ったらしいサラは、何だか難しい顔をしていた。
「どうした、サラ?」
もしや、火御華のボディー作成が難しいのかな?
「いえ、超高速演算装置の優先使用申請許可は下りたのですが、あの女の新ボディーの作成にちょっと問題が…」
む、問題発生か!
「問題とは?」
まずは、その発生した問題の内容を聞かないとな。
「私のボディーをベースに造ると言ってきました」
なるほど、基本となるボディー設計が有った方が、作成は楽だとか? んで、何が問題なんだ??
「私のボディーと同型の素体に、あの女の遺伝子情報を組み込んで製造するらしいのですが…」
「が?」
「そのボディーだと、ちゃんと成長するボディーになるって言うんですよーーーー!」
へ? そりゃ嬉しい誤算だけど…成長するの? サラは成長しないのに?
「そりゃまた…何でそうなるの?」
「人としての遺伝子情報だからそうです…私のボディーは、デザインは人ですが、完全に管理局のオリジナルなのだそうで、私の魂のエネルギー量を収めるタイプのボディーは、成長できない仕様なんだとか…」
管理局の仕様がいまいち理解できんけど、つまりはNew火御華は、ちゃんと成長出来るという事か。
「私も、ばいんばいんの巨乳になりたかったーーーーーーーー!」
「んな事、知るか! ぼけーーーーーーー!」
お前は永遠に万年発情変態エロボケJCボディーで我慢しとけ!
「せめて、せめてCカップは欲しかったーーーーーーーーー!」
こいつは放っとこう。許可が下りたなら、もう用無しだからな。
「構ってくださいよぉーーーーーーー!」
ああ、もうウザいウザい!
サラのアホな戯言を聞いている内に、もふりんはしっかりと仕事を熟していた。
新たなモニターも設置され、大勢の転移者とは完全隔離された部屋をダンジョン内に造りだし、めっちゃ可愛いお世話用のスライムやコボルトをがっつりと配置。
さらに、微妙にモフリーナに似ている保母さんっぽい人型スライムも、当然だがきっちりと配置していた。
「まちゅたーのすがたに、にせまちた! いやしでちゅ!」
そうか~癒しは大事だもんな、うん大事。
「よし、それじゃ後は任せたぞ、もふりん!」
「あいでち!」
ビシッと敬礼する、猫耳幼女…かわええ…なでなでしても良いかな? いいよね?
「はっ! きけんなけはいがちまちゅ!」
無駄に勘の良いケモ耳っ子だな…。
さて、リリアさんの方はっと…いつか見た装置を、ダンジョン管理室の隅っこに設置しているな。
「どうされました? 私の方は、もう管理局の演算装置とリンクすれば、何時でも処置は可能です」
さすが性癖は別として、仕事は出来る女だ。
「あとは性格設定の時に、痛みを悦びに変える様に弄って…」
「やめーーーい! 普通にしなさい、普通に!」
ちっ! とか、舌打ちしてたよ、このドS女は!
普通に仕事してたら、いい女なんだけど…この性癖、何とかならんのか?
まあ、ここはこれで良いか。
モフリーナは、どうしてるかな?
「すでに、火御華の隔離部屋への誘導を開始しております。飴ちゃんをあげたら、ついて来てくれました」
飴ちゃんって…大阪のおばちゃんかよ! (大阪のおばちゃん、ごめんなさい!)
あと、火御華! 知らない人にホイホイついて行っちゃだめだろ! いや、今はその方がいいけど…いや、精神年齢はお子様だから、やっぱ駄目! 世の中には、怖い狼さんだっていっぱい居るんだから!
「…ご自分の事ですね、怖い狼さんって…」
「お、俺はただの優しいお兄さんだぞ!」
失礼な事言うなよ!
「そうです、良く言ってくれましたモフリーナ! 大河さんは、優しいお兄さんの仮面を被ったロリ&シスコンな変態狼なのです!」
「そうですねえ…サラの言う事ももっともです。やっぱりボディーのデザインは大人の女性にした方が…」
どっから湧いて出た、管理局ド変態コンビめ!
「仮面なんて被ってねーよ!」
「そういえば、皮は先日無事に剥けたそうで」
「ずっと前からだよ! いや、リリアさん何言ってくれてんの!?」
「そうですリリア! 残念ながら、大河さんは数年前にはすでにズル剥けでした!」
「お前もちょっと黙ろうか、サラ! ってか、残念って何だよ! もういい加減、下ネタで俺を弄るのやめれ!」
いつもいつも、ツッコミしんどいんだよ! いや、ツッコまなきゃいいだけなんだけど、けどけど、ついついツッコんじゃうんだよ!
「「ひっひっひ! 旦那~やめられまへんな~!」」
「どこの悪徳商人だよ! 良いから普通に仕事しろ!」
何だろう、この精神的負担の大きさは…
「えっと、私は普通にしておりますが?」
あ、モフリーナはそのまま誘導お願いね。
しかし、どっから話が脱線したんだろう…
「どうした、サラ?」
もしや、火御華のボディー作成が難しいのかな?
「いえ、超高速演算装置の優先使用申請許可は下りたのですが、あの女の新ボディーの作成にちょっと問題が…」
む、問題発生か!
「問題とは?」
まずは、その発生した問題の内容を聞かないとな。
「私のボディーをベースに造ると言ってきました」
なるほど、基本となるボディー設計が有った方が、作成は楽だとか? んで、何が問題なんだ??
「私のボディーと同型の素体に、あの女の遺伝子情報を組み込んで製造するらしいのですが…」
「が?」
「そのボディーだと、ちゃんと成長するボディーになるって言うんですよーーーー!」
へ? そりゃ嬉しい誤算だけど…成長するの? サラは成長しないのに?
「そりゃまた…何でそうなるの?」
「人としての遺伝子情報だからそうです…私のボディーは、デザインは人ですが、完全に管理局のオリジナルなのだそうで、私の魂のエネルギー量を収めるタイプのボディーは、成長できない仕様なんだとか…」
管理局の仕様がいまいち理解できんけど、つまりはNew火御華は、ちゃんと成長出来るという事か。
「私も、ばいんばいんの巨乳になりたかったーーーーーーーー!」
「んな事、知るか! ぼけーーーーーーー!」
お前は永遠に万年発情変態エロボケJCボディーで我慢しとけ!
「せめて、せめてCカップは欲しかったーーーーーーーーー!」
こいつは放っとこう。許可が下りたなら、もう用無しだからな。
「構ってくださいよぉーーーーーーー!」
ああ、もうウザいウザい!
サラのアホな戯言を聞いている内に、もふりんはしっかりと仕事を熟していた。
新たなモニターも設置され、大勢の転移者とは完全隔離された部屋をダンジョン内に造りだし、めっちゃ可愛いお世話用のスライムやコボルトをがっつりと配置。
さらに、微妙にモフリーナに似ている保母さんっぽい人型スライムも、当然だがきっちりと配置していた。
「まちゅたーのすがたに、にせまちた! いやしでちゅ!」
そうか~癒しは大事だもんな、うん大事。
「よし、それじゃ後は任せたぞ、もふりん!」
「あいでち!」
ビシッと敬礼する、猫耳幼女…かわええ…なでなでしても良いかな? いいよね?
「はっ! きけんなけはいがちまちゅ!」
無駄に勘の良いケモ耳っ子だな…。
さて、リリアさんの方はっと…いつか見た装置を、ダンジョン管理室の隅っこに設置しているな。
「どうされました? 私の方は、もう管理局の演算装置とリンクすれば、何時でも処置は可能です」
さすが性癖は別として、仕事は出来る女だ。
「あとは性格設定の時に、痛みを悦びに変える様に弄って…」
「やめーーーい! 普通にしなさい、普通に!」
ちっ! とか、舌打ちしてたよ、このドS女は!
普通に仕事してたら、いい女なんだけど…この性癖、何とかならんのか?
まあ、ここはこれで良いか。
モフリーナは、どうしてるかな?
「すでに、火御華の隔離部屋への誘導を開始しております。飴ちゃんをあげたら、ついて来てくれました」
飴ちゃんって…大阪のおばちゃんかよ! (大阪のおばちゃん、ごめんなさい!)
あと、火御華! 知らない人にホイホイついて行っちゃだめだろ! いや、今はその方がいいけど…いや、精神年齢はお子様だから、やっぱ駄目! 世の中には、怖い狼さんだっていっぱい居るんだから!
「…ご自分の事ですね、怖い狼さんって…」
「お、俺はただの優しいお兄さんだぞ!」
失礼な事言うなよ!
「そうです、良く言ってくれましたモフリーナ! 大河さんは、優しいお兄さんの仮面を被ったロリ&シスコンな変態狼なのです!」
「そうですねえ…サラの言う事ももっともです。やっぱりボディーのデザインは大人の女性にした方が…」
どっから湧いて出た、管理局ド変態コンビめ!
「仮面なんて被ってねーよ!」
「そういえば、皮は先日無事に剥けたそうで」
「ずっと前からだよ! いや、リリアさん何言ってくれてんの!?」
「そうですリリア! 残念ながら、大河さんは数年前にはすでにズル剥けでした!」
「お前もちょっと黙ろうか、サラ! ってか、残念って何だよ! もういい加減、下ネタで俺を弄るのやめれ!」
いつもいつも、ツッコミしんどいんだよ! いや、ツッコまなきゃいいだけなんだけど、けどけど、ついついツッコんじゃうんだよ!
「「ひっひっひ! 旦那~やめられまへんな~!」」
「どこの悪徳商人だよ! 良いから普通に仕事しろ!」
何だろう、この精神的負担の大きさは…
「えっと、私は普通にしておりますが?」
あ、モフリーナはそのまま誘導お願いね。
しかし、どっから話が脱線したんだろう…
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