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草生える!
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サラが変な事を言うから、変な声が出ちゃったじゃないか。
「おいおい、変な事言うなよ~。どう見たって地球人じゃないじゃないか~」
あはははは…そんな馬鹿な。
「いえ、間違いなく地球、それも日本人ですよ。えっと、そこのモニターもですね」
そこのモニターって…!!??
「ちょっと待とうか、サラ! あれはどう見たってE.〇じゃねーか! 『〇.T. phone home.』 とか言って、最後には自転車ごと空飛びそうだぞ!?」
どう考えたって、おかしいだろ!
「大河さん、ちょっと落ち着いてください…あ、それもそうですね」
そう言って、サラが指さしたモニターには、半透明で内部メカが透けて見える…
「アレはすでに生物でもないわ! ちょっと大きいけど、(株)タカラ〔現 タカラトミー〕さんの変身サ〇ボーグじゃねーか! 俺もサイボー〇ジャガー持ってたよ! ってか、どう見たって日本人じゃねーよ! ロボ〇トだから! マシ〇だから! ダラッダー! ってか!? 冗談じゃねーよ!」
さすがの俺でも信じんぞ! でもよく見たら、コブ〇のクリス〇ル・ボーイにも近いかも…いやいや、それでも地球人ですらないはずだぞ!
「いえ、間違いなく日本人ですよ。ただし大河さんが住んでいた地球とは、時間軸も次元軸も違う別の地球の日本ですけど」
「へっ? マジで?」
「ええ、マジです。例えば、あのグレイっぽい日本人ですが、両性類が進化したifの次元ですね。猿の惑星って言ってたのは、現代科学では否定されてますが、原人が進化した姿ですし、〇.Tっぽいのは、亀が進化した姿ですね。それにあの透明な機械人間は、遥かな未来の技術で造られた義体です」
マジで、日本人なの? 俺の知ってる人類とはかなり違うんだけど…
「大河さんと全く同じ時間軸・次元軸の日本から来た転移者は…プロフィール上は4人ですね」
そいつらも、実は未来からとか過去からでした~ってオチじゃないだろうな…
「いえ、えっと…令和の日本から来てます」
「ホラみろ! 令和って何だよ! 別次元じゃねーか! 日本は平成なんだよ!」
嘘なんてついても、俺にはすぐわかるんだからな!
「ぷっ…平成は31年で終わってますよ。今の元号は、令和です」
「え…え!? 天皇崩御しちゃったの? まだ若かった気が…」
「いえ、皇位を譲位されたそうですよ。大河さん、時代に取り残されてますね~」
なんと、崩御しなくても元号が変わる事あるのか…いや、それより、
「あっちの世界で俺は死んでんだから、それ以上先の事なんざ知らねーよ!」
「ふっっふ~ん。私には最新の情報も入ってきますけどね。何たって地球には管理局員が多数常駐してますから」
管理局…すげえ…
「あのアニメや漫画の続きとか、最新の流行のラノベとか、見放題読み放題です!」
「ちくしょーーーーーーー! うらやましすぐるーーーーーーーーーー!」
俺の心の叫びがダンジョンの地下に響き渡った…気がする。
はぁはぁはぁ…つい興奮してしまった。
とにかく、あの変な生物? も、地球それも日本人なのか。
「そうか…あれも日本人か。んで、俺と同じ世界から来た日本人は何処に?」
あまりにもモニターが多すぎて判らんのだけど。
「えっと……あ、いましたいました! あそこに1人!」
サラが指さしたモニターには、確かに日本人っぽいのが。
だが、めっちゃメタボで眼鏡かけて脂ギッシュで、なぜか萌え系イラストのTシャツ着て何とかLOVEって書いた鉢巻した奴が…
「うん。あれは見なかった事にしよう」
「ヲタク差別ですか? 大河さんもヲタクなのに?」
「うるせー! 俺はあそこまで典型的なヲタクじゃ無かったよ! いいから、他の3人だ!」
あれは見なかった事にする。そう決めた。
「我儘ですねえ…えっと、あの上の方の川の畔の映像がそうです」
「アレはダメだ! すぐ保護しろ!」
川の畔に居たのは、スモックにピンクの帽子って、どこからどう見たって幼稚園児!
「きょとんとしてますね。泣き出さないのは、驚きすぎてるからでしょうか?」
「んな事知るか! さっさと保護して来い! さすがにさっきの放送の意味も理解できんわ!」
今にも川の中に入って行きそうだ。溺れたりしたら大変だぞ!
「ちなみにプロフィールは、三木 あいちゃん(4才)となってますね」
「確保だ確保! 大至急保護しろーーー!」
あんな子供に何かあったら、一大事だ!
「明らかにサバイバル・アビリティーの無い者は、保護するようにいたします」
うん、お願いねモフリーナ。あれはさすがに無いわ~!
管理局長、いい加減にしろ…ってよく考えたら、サラが全員のプロフィール知ってんじゃねーか!
「おい、サラ! えっと…サバイバル・アドベンチャー? の無い奴は他にどんだけいるんだ!」
「ぷっ、サバイバル・アドベンチャーって…めっちゃ草生える!」
「うるせー! いいからさっさと答えろ!」
「おいおい、変な事言うなよ~。どう見たって地球人じゃないじゃないか~」
あはははは…そんな馬鹿な。
「いえ、間違いなく地球、それも日本人ですよ。えっと、そこのモニターもですね」
そこのモニターって…!!??
「ちょっと待とうか、サラ! あれはどう見たってE.〇じゃねーか! 『〇.T. phone home.』 とか言って、最後には自転車ごと空飛びそうだぞ!?」
どう考えたって、おかしいだろ!
「大河さん、ちょっと落ち着いてください…あ、それもそうですね」
そう言って、サラが指さしたモニターには、半透明で内部メカが透けて見える…
「アレはすでに生物でもないわ! ちょっと大きいけど、(株)タカラ〔現 タカラトミー〕さんの変身サ〇ボーグじゃねーか! 俺もサイボー〇ジャガー持ってたよ! ってか、どう見たって日本人じゃねーよ! ロボ〇トだから! マシ〇だから! ダラッダー! ってか!? 冗談じゃねーよ!」
さすがの俺でも信じんぞ! でもよく見たら、コブ〇のクリス〇ル・ボーイにも近いかも…いやいや、それでも地球人ですらないはずだぞ!
「いえ、間違いなく日本人ですよ。ただし大河さんが住んでいた地球とは、時間軸も次元軸も違う別の地球の日本ですけど」
「へっ? マジで?」
「ええ、マジです。例えば、あのグレイっぽい日本人ですが、両性類が進化したifの次元ですね。猿の惑星って言ってたのは、現代科学では否定されてますが、原人が進化した姿ですし、〇.Tっぽいのは、亀が進化した姿ですね。それにあの透明な機械人間は、遥かな未来の技術で造られた義体です」
マジで、日本人なの? 俺の知ってる人類とはかなり違うんだけど…
「大河さんと全く同じ時間軸・次元軸の日本から来た転移者は…プロフィール上は4人ですね」
そいつらも、実は未来からとか過去からでした~ってオチじゃないだろうな…
「いえ、えっと…令和の日本から来てます」
「ホラみろ! 令和って何だよ! 別次元じゃねーか! 日本は平成なんだよ!」
嘘なんてついても、俺にはすぐわかるんだからな!
「ぷっ…平成は31年で終わってますよ。今の元号は、令和です」
「え…え!? 天皇崩御しちゃったの? まだ若かった気が…」
「いえ、皇位を譲位されたそうですよ。大河さん、時代に取り残されてますね~」
なんと、崩御しなくても元号が変わる事あるのか…いや、それより、
「あっちの世界で俺は死んでんだから、それ以上先の事なんざ知らねーよ!」
「ふっっふ~ん。私には最新の情報も入ってきますけどね。何たって地球には管理局員が多数常駐してますから」
管理局…すげえ…
「あのアニメや漫画の続きとか、最新の流行のラノベとか、見放題読み放題です!」
「ちくしょーーーーーーー! うらやましすぐるーーーーーーーーーー!」
俺の心の叫びがダンジョンの地下に響き渡った…気がする。
はぁはぁはぁ…つい興奮してしまった。
とにかく、あの変な生物? も、地球それも日本人なのか。
「そうか…あれも日本人か。んで、俺と同じ世界から来た日本人は何処に?」
あまりにもモニターが多すぎて判らんのだけど。
「えっと……あ、いましたいました! あそこに1人!」
サラが指さしたモニターには、確かに日本人っぽいのが。
だが、めっちゃメタボで眼鏡かけて脂ギッシュで、なぜか萌え系イラストのTシャツ着て何とかLOVEって書いた鉢巻した奴が…
「うん。あれは見なかった事にしよう」
「ヲタク差別ですか? 大河さんもヲタクなのに?」
「うるせー! 俺はあそこまで典型的なヲタクじゃ無かったよ! いいから、他の3人だ!」
あれは見なかった事にする。そう決めた。
「我儘ですねえ…えっと、あの上の方の川の畔の映像がそうです」
「アレはダメだ! すぐ保護しろ!」
川の畔に居たのは、スモックにピンクの帽子って、どこからどう見たって幼稚園児!
「きょとんとしてますね。泣き出さないのは、驚きすぎてるからでしょうか?」
「んな事知るか! さっさと保護して来い! さすがにさっきの放送の意味も理解できんわ!」
今にも川の中に入って行きそうだ。溺れたりしたら大変だぞ!
「ちなみにプロフィールは、三木 あいちゃん(4才)となってますね」
「確保だ確保! 大至急保護しろーーー!」
あんな子供に何かあったら、一大事だ!
「明らかにサバイバル・アビリティーの無い者は、保護するようにいたします」
うん、お願いねモフリーナ。あれはさすがに無いわ~!
管理局長、いい加減にしろ…ってよく考えたら、サラが全員のプロフィール知ってんじゃねーか!
「おい、サラ! えっと…サバイバル・アドベンチャー? の無い奴は他にどんだけいるんだ!」
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「うるせー! いいからさっさと答えろ!」
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