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コンビ?
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超ハイテク仕様の、俺的に自慢の屋敷に招き入れた親族ご一行。
入口ホールの美しいステンドグラスにため息をつき、キラキラと輝くシャンデリアにうっとりとし、肌寒い季節であるにも関わらず、暖炉に火もない室内の温かさに驚き、とどめに温水シャワー洗浄機付きのトイレで絶叫した。
ふっふっふ…構想3日、工期数分という、このトール君が心血注いだ自慢の屋敷をご堪能下さい!
いや、ただガチャ玉を開けたら出てきただけなんだけどね…。
それでもその後に、色々と手を入れたのだよ。
元々の部屋が大き過ぎたから、リフォームして少し小さくして部屋数を増やしてみたり、お風呂も男女別にしてみたりと、色々と細かく改造したのだ。
その甲斐あって、嫁の数が増えた現状も何とか凌げてるってわけだ。
まあ、婚約者の数が3人から5人に増えた時に、慌ててリフォームしたんだけど…。
とにかく、大勢のお客様をお迎えしたわけだが、自由にお屋敷見学会をして頂く事になった。
とは言っても、こだわり抜いた屋敷とはいえ、個人の屋敷。
一見華やかに見えるところもあるんだが、俺が気分よく住めるように考えた屋敷なので、大勢のお客様を宿泊させるようには出来てない。
そういう迎賓館的な役割は、温泉街のホテルにお任せしているので、使用人の数も最低限だしね。
いや、本当に最低限だよ…ドワーフメイド衆は4人もいるけど、基本的に家事がメインで接客などまず無理。
ユズカはメイドの仕事をメイド喫茶といつまでも勘違いしてる節もあって、接客させると不安だ。
サラが真面に仕事してる姿なんて見た事ないし、リリアさんは何か微妙だし…。
唯一、お客様の前に出せるのはユズキぐらいかな?
全部をユズキに任せるわけにも行かないから、やっぱり賓客はホテルに泊まって頂くのが良いだろう。
ホテルの豪華な食事と温泉で疲れを癒して頂いて、2日後にこのネス湖の畔のチャペル風の式場で行う結婚式に参列していただくのだ。
皆様の泊まるホテルの宿泊費用は、もちろん全て俺が支払うぞ? とはいっても…オーナーは俺なんだけど…。
内緒だけど、お1人様1泊、何と一般家庭の月収の2倍ほど…あれ? 地球の高級ホテルのスィートよりもは安いのかな?
いやいや、この世界の人々はそんな部屋に泊まる事なんて、まず無いだろう。
王族か、もしくは見栄を張るアホな貴族や豪商なんかぐらいで、貴族でも普通は泊まらん。
かく言う俺も、日本でそんな部屋に泊まった事なんてなかったからなあ…いやまてよ? 俺がオーナーである温泉街のホテルなのに、スィートに泊まった事ないぞ?
あれ? 自分のホテルなのに!? こりゃ1回泊まってみなきゃ駄目だな!
『ほっほ~! それでは、初夜はホテルのす~ぃ~~とる~~むで、いたしますか?』
いきなり何だよ、サラ。そんな事はせんぞ?
『え? では、不倫相手との密会に使うのですか? ベッドの使い心地は、密会で…どこかの小説のタイトルみたいですね~』
いやいやいや、ラブホテルじゃないんだぞ? ってか、不倫なんぞせんからな!
『んじゃ、誰と…はっ! まさか、愛人であるサラちゃんとですか!? それなら早速…』
あ、それだけは無いから安心してくれ。
『では、このリリアが一緒に泊まってあげましょう。さあ、新たな性の扉を開きに参りましょう!』
出たな、変態大魔王! 絶対に拒否する!
『我儘ですねえ』
どこがだよ! いたって健全な精神からの拒否だよ! めっちゃ素直だよ!
『ま、すぐに私の足に縋りついて、ニュー・ワールドに共に旅立とうと請い願う事になるでしょうけども』
言わねーよ! 絶対絶対、お前らコンビは拒否するからな!
『『こいつと一緒にしないでください!』』
やっぱ、コンビだろ…息、ぴったりじゃねーか(笑)
入口ホールの美しいステンドグラスにため息をつき、キラキラと輝くシャンデリアにうっとりとし、肌寒い季節であるにも関わらず、暖炉に火もない室内の温かさに驚き、とどめに温水シャワー洗浄機付きのトイレで絶叫した。
ふっふっふ…構想3日、工期数分という、このトール君が心血注いだ自慢の屋敷をご堪能下さい!
いや、ただガチャ玉を開けたら出てきただけなんだけどね…。
それでもその後に、色々と手を入れたのだよ。
元々の部屋が大き過ぎたから、リフォームして少し小さくして部屋数を増やしてみたり、お風呂も男女別にしてみたりと、色々と細かく改造したのだ。
その甲斐あって、嫁の数が増えた現状も何とか凌げてるってわけだ。
まあ、婚約者の数が3人から5人に増えた時に、慌ててリフォームしたんだけど…。
とにかく、大勢のお客様をお迎えしたわけだが、自由にお屋敷見学会をして頂く事になった。
とは言っても、こだわり抜いた屋敷とはいえ、個人の屋敷。
一見華やかに見えるところもあるんだが、俺が気分よく住めるように考えた屋敷なので、大勢のお客様を宿泊させるようには出来てない。
そういう迎賓館的な役割は、温泉街のホテルにお任せしているので、使用人の数も最低限だしね。
いや、本当に最低限だよ…ドワーフメイド衆は4人もいるけど、基本的に家事がメインで接客などまず無理。
ユズカはメイドの仕事をメイド喫茶といつまでも勘違いしてる節もあって、接客させると不安だ。
サラが真面に仕事してる姿なんて見た事ないし、リリアさんは何か微妙だし…。
唯一、お客様の前に出せるのはユズキぐらいかな?
全部をユズキに任せるわけにも行かないから、やっぱり賓客はホテルに泊まって頂くのが良いだろう。
ホテルの豪華な食事と温泉で疲れを癒して頂いて、2日後にこのネス湖の畔のチャペル風の式場で行う結婚式に参列していただくのだ。
皆様の泊まるホテルの宿泊費用は、もちろん全て俺が支払うぞ? とはいっても…オーナーは俺なんだけど…。
内緒だけど、お1人様1泊、何と一般家庭の月収の2倍ほど…あれ? 地球の高級ホテルのスィートよりもは安いのかな?
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かく言う俺も、日本でそんな部屋に泊まった事なんてなかったからなあ…いやまてよ? 俺がオーナーである温泉街のホテルなのに、スィートに泊まった事ないぞ?
あれ? 自分のホテルなのに!? こりゃ1回泊まってみなきゃ駄目だな!
『ほっほ~! それでは、初夜はホテルのす~ぃ~~とる~~むで、いたしますか?』
いきなり何だよ、サラ。そんな事はせんぞ?
『え? では、不倫相手との密会に使うのですか? ベッドの使い心地は、密会で…どこかの小説のタイトルみたいですね~』
いやいやいや、ラブホテルじゃないんだぞ? ってか、不倫なんぞせんからな!
『んじゃ、誰と…はっ! まさか、愛人であるサラちゃんとですか!? それなら早速…』
あ、それだけは無いから安心してくれ。
『では、このリリアが一緒に泊まってあげましょう。さあ、新たな性の扉を開きに参りましょう!』
出たな、変態大魔王! 絶対に拒否する!
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どこがだよ! いたって健全な精神からの拒否だよ! めっちゃ素直だよ!
『ま、すぐに私の足に縋りついて、ニュー・ワールドに共に旅立とうと請い願う事になるでしょうけども』
言わねーよ! 絶対絶対、お前らコンビは拒否するからな!
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やっぱ、コンビだろ…息、ぴったりじゃねーか(笑)
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