341 / 1,466
ごゆっくり~(笑)
しおりを挟む
で?
『で?』
いや、だから…そのお前のファンのガチレズのドSな彼女はいつ来るんだよ。
『さあ? 管理局の私の座標情報が彼女に漏れたのは確認しましたが、何時来るのかまではちょっと…』
んじゃ、来たら教えて。
『やっぱり頼りになりますね~旦那~! サクッと倒しちゃったりしてくれるんですよね?』
いんや。わざわざ星の海の彼方から来てくれるんだから、歓迎会ぐらいはしてあげなきゃ駄目じゃん。
『何でですかー! あんな鬼畜ドSの変態女を歓迎してどーすんですかー!』
「鬼畜ドSの変態女とは、上手い表現ですね」
うんうん、俺もそう思う。それにドMでド変態のサラにはお似合いだと思うが?
「貴方は、なかなか話が分かる男ですね」
だろ?
『あのぉ…大河さん、誰と話してるんですか?』
そりゃ~……誰?
「これは挨拶が遅れて申し訳ない。輪廻転生管理局 現地活動用サイバネティックス・ボディ管理 第2課 所属、認識番号1867 職員名 RIRIA です。以後、よろしく」
うん、実はサラとの念話の途中から、ずっと部屋に居たんだ。
気が付くと、【サラには内緒で】ってカンペ持って居たんだから、まあただ者じゃないとは思ってたけどさ。
しかし、いちやむなしき大政奉還…サラといい、ここの職員の認識番号って…
『ぎゃーーーー! でたーーーーー!』
「見つけましたよ、サラ。さあ、目眩く官能の夜を共に過ごしましょう! 色々と道具も準備して来ましたよ」
ほう、なかなか準備がいいんだな、リリアさん。
『おーたーすーけーーー!』
「あ~リリアさん、サラは裏庭だと思いますから、廊下を出て右へ、突き当りを左です」
「ご協力、感謝します」
『うーーらーーぎーーりーーもーーのーー!』
「頑張ってください、リリアさん。あ、そうそう…地下に広くて防音のしっかりした部屋がありますので、お好きに使ってください」
「重ね重ね、ご協力に感謝です。このお礼は後程」
『大河さーーーん! 何を言っちゃってんですかーー! はっ! 逃げねば!』
あ、サラ…もうそっち行ったぞ? もの凄い勢いで。
『サラー! 見つけましたよー!』
『にぎゃーー! きたーー!』
『はーっはっはっはー! このリリア様から逃げられると思っているのかー!』
『うるへー! こっち来んなー! このド変態がー!』
あの~念話切ってもらってもいいっすかね?
『捕まえたぞ、サラ! おっと、これは申し訳ない…暴れるな! このボケが!』
『あ~れ~! 止めて~! 私の処〇は、可愛いショタのためにとってあるの~!』
『アホな事を言ってないで、おとなしくしろ! 何だこの面倒くさい服は…ここを外して…』
『脱がさないで~! 助け…あ、ユズカ~良い所に! 助けて~!』
『貴方は…転生…ではありませんね、転移者ですか…ええ、そうです。はい、そのお話は後程…あ、そうやって脱がすんですか、どうも、ご教授有難うございます』
ん~ユズカと接触したのか。
ってか、ユズカの奴、メイド服の脱がし方教えたな? グッジョブ!
『グッジョブじゃねーー! この屋敷は敵ばっかりだーー!』
あ、リリアさん…念話の方、お願いしますね。
『了解です。ご迷惑をおかけします』
どうぞ、ごゆっくり~(笑)
執務室の扉をノックする音に「どうぞ」と答えると、めちゃ楽しそうなユズカがお茶を持って入室してきた。
「子爵様、子爵様! さっき裏庭でサラちゃんが女の人に剥かれてました~!」
「ああ、何でもサラの昔馴染みらしいよ」
「って事は…例の輪廻転生システムの管理者なんですか?」
うん、王都の父さんの屋敷から引き抜く時に話したから、ユズキとユズカはサラの正体知ってるもんな。
「そうそう。サラ曰く、鬼畜でドSでガチレズらしくて、サラを追いかけてきたとか何とか」
「ほう~~~~~!」
キラリとユズカの瞳が光った…気がする。いや、気のせいじゃないな…テンション爆アゲ寸前。
「ちょっと、見学してきます!」
お前、そんな趣味あったのかよ…
「それはいいけど…地下室に居ると思うぞ~使用許可出してるから~」
「りょ~~~~~か~~~~い!」
どどどどどどっ! と、子爵家(もうすぐ伯爵家)の使用人としては、いささか慎みも品格も無い足音を立てながら、廊下を爆走して行きました、ユズカは。
「こらー! ちゃんとドアは閉めて行けよなー!」
全く…もう人妻なんだから、少しは落ち着けよなあ…
『で?』
いや、だから…そのお前のファンのガチレズのドSな彼女はいつ来るんだよ。
『さあ? 管理局の私の座標情報が彼女に漏れたのは確認しましたが、何時来るのかまではちょっと…』
んじゃ、来たら教えて。
『やっぱり頼りになりますね~旦那~! サクッと倒しちゃったりしてくれるんですよね?』
いんや。わざわざ星の海の彼方から来てくれるんだから、歓迎会ぐらいはしてあげなきゃ駄目じゃん。
『何でですかー! あんな鬼畜ドSの変態女を歓迎してどーすんですかー!』
「鬼畜ドSの変態女とは、上手い表現ですね」
うんうん、俺もそう思う。それにドMでド変態のサラにはお似合いだと思うが?
「貴方は、なかなか話が分かる男ですね」
だろ?
『あのぉ…大河さん、誰と話してるんですか?』
そりゃ~……誰?
「これは挨拶が遅れて申し訳ない。輪廻転生管理局 現地活動用サイバネティックス・ボディ管理 第2課 所属、認識番号1867 職員名 RIRIA です。以後、よろしく」
うん、実はサラとの念話の途中から、ずっと部屋に居たんだ。
気が付くと、【サラには内緒で】ってカンペ持って居たんだから、まあただ者じゃないとは思ってたけどさ。
しかし、いちやむなしき大政奉還…サラといい、ここの職員の認識番号って…
『ぎゃーーーー! でたーーーーー!』
「見つけましたよ、サラ。さあ、目眩く官能の夜を共に過ごしましょう! 色々と道具も準備して来ましたよ」
ほう、なかなか準備がいいんだな、リリアさん。
『おーたーすーけーーー!』
「あ~リリアさん、サラは裏庭だと思いますから、廊下を出て右へ、突き当りを左です」
「ご協力、感謝します」
『うーーらーーぎーーりーーもーーのーー!』
「頑張ってください、リリアさん。あ、そうそう…地下に広くて防音のしっかりした部屋がありますので、お好きに使ってください」
「重ね重ね、ご協力に感謝です。このお礼は後程」
『大河さーーーん! 何を言っちゃってんですかーー! はっ! 逃げねば!』
あ、サラ…もうそっち行ったぞ? もの凄い勢いで。
『サラー! 見つけましたよー!』
『にぎゃーー! きたーー!』
『はーっはっはっはー! このリリア様から逃げられると思っているのかー!』
『うるへー! こっち来んなー! このド変態がー!』
あの~念話切ってもらってもいいっすかね?
『捕まえたぞ、サラ! おっと、これは申し訳ない…暴れるな! このボケが!』
『あ~れ~! 止めて~! 私の処〇は、可愛いショタのためにとってあるの~!』
『アホな事を言ってないで、おとなしくしろ! 何だこの面倒くさい服は…ここを外して…』
『脱がさないで~! 助け…あ、ユズカ~良い所に! 助けて~!』
『貴方は…転生…ではありませんね、転移者ですか…ええ、そうです。はい、そのお話は後程…あ、そうやって脱がすんですか、どうも、ご教授有難うございます』
ん~ユズカと接触したのか。
ってか、ユズカの奴、メイド服の脱がし方教えたな? グッジョブ!
『グッジョブじゃねーー! この屋敷は敵ばっかりだーー!』
あ、リリアさん…念話の方、お願いしますね。
『了解です。ご迷惑をおかけします』
どうぞ、ごゆっくり~(笑)
執務室の扉をノックする音に「どうぞ」と答えると、めちゃ楽しそうなユズカがお茶を持って入室してきた。
「子爵様、子爵様! さっき裏庭でサラちゃんが女の人に剥かれてました~!」
「ああ、何でもサラの昔馴染みらしいよ」
「って事は…例の輪廻転生システムの管理者なんですか?」
うん、王都の父さんの屋敷から引き抜く時に話したから、ユズキとユズカはサラの正体知ってるもんな。
「そうそう。サラ曰く、鬼畜でドSでガチレズらしくて、サラを追いかけてきたとか何とか」
「ほう~~~~~!」
キラリとユズカの瞳が光った…気がする。いや、気のせいじゃないな…テンション爆アゲ寸前。
「ちょっと、見学してきます!」
お前、そんな趣味あったのかよ…
「それはいいけど…地下室に居ると思うぞ~使用許可出してるから~」
「りょ~~~~~か~~~~い!」
どどどどどどっ! と、子爵家(もうすぐ伯爵家)の使用人としては、いささか慎みも品格も無い足音を立てながら、廊下を爆走して行きました、ユズカは。
「こらー! ちゃんとドアは閉めて行けよなー!」
全く…もう人妻なんだから、少しは落ち着けよなあ…
2
お気に入りに追加
1,833
あなたにおすすめの小説
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。

死んだのに異世界に転生しました!
drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。
この物語は異世界テンプレ要素が多いです。
主人公最強&チートですね
主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください!
初めて書くので
読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。
それでもいいという方はどうぞ!
(本編は完結しました)

『転生したら「村」だった件 〜最強の移動要塞で世界を救います〜』
ソコニ
ファンタジー
29歳の過労死サラリーマン・御影要が目覚めたのは、なんと「村」として転生した姿だった。
誰もいない村の守護者となった要は、偶然迷い込んできた少年リオを最初の住民として迎え入れ、徐々に「村」としての力を開花させていく。【村レベル:1】【住民数:0】【スキル:基本生活機能】から始まった異世界生活。

こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく

異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。

外れスキル『収納』がSSS級スキル『亜空間』に成長しました~剣撃も魔法もモンスターも収納できます~
春小麦
ファンタジー
——『収納』という、ただバッグに物をたくさん入れられるだけの外れスキル。
冒険者になることを夢見ていたカイル・ファルグレッドは落胆し、冒険者になることを諦めた。
しかし、ある日ゴブリンに襲われたカイルは、無意識に自身の『収納』スキルを覚醒させる。
パンチや蹴りの衝撃、剣撃や魔法、はたまたドラゴンなど、この世のありとあらゆるものを【アイテムボックス】へ『収納』することができるようになる。
そこから郵便屋を辞めて冒険者へと転向し、もはや外れスキルどころかブッ壊れスキルとなった『収納(亜空間)』を駆使して、仲間と共に最強冒険者を目指していく。
成長促進と願望チートで、異世界転生スローライフ?
後藤蓮
ファンタジー
20年生きてきて不幸なことしかなかった青年は、無職となったその日に、女子高生二人を助けた代償として、トラックに轢かれて死んでしまう。
目が覚めたと思ったら、そこは知らない場所。そこでいきなり神様とか名乗る爺さんと出会い、流れで俺は異世界転生することになった。
日本で20年生きた人生は運が悪い人生だった。来世は運が良くて幸せな人生になるといいな..........。
そんな思いを胸に、神様からもらった成長促進と願望というチートスキルを持って青年は異世界転生する。
さて、新しい人生はどんな人生になるのかな?
※ 第11回ファンタジー小説大賞参加してます 。投票よろしくお願いします!
◇◇◇◇◇◇◇◇
お気に入り、感想貰えると作者がとても喜びますので、是非お願いします。
執筆スピードは、ゆるーくまったりとやっていきます。
◇◇◇◇◇◇◇◇
9/3 0時 HOTランキング一位頂きました!ありがとうございます!
9/4 7時 24hランキング人気・ファンタジー部門、一位頂きました!ありがとうございます!

くじ引きで決められた転生者 ~スローライフを楽しんでって言ったのに邪神を討伐してほしいってどゆこと!?~
はなとすず
ファンタジー
僕の名前は高橋 悠真(たかはし ゆうま)
神々がくじ引きで決めた転生者。
「あなたは通り魔に襲われた7歳の女の子を庇い、亡くなりました。我々はその魂の清らかさに惹かれました。あなたはこの先どのような選択をし、どのように生きるのか知りたくなってしまったのです。ですがあなたは地球では消えてしまった存在。ですので異世界へ転生してください。我々はあなたに試練など与える気はありません。どうぞ、スローライフを楽しんで下さい」
って言ったのに!なんで邪神を討伐しないといけなくなったんだろう…
まぁ、早く邪神を討伐して残りの人生はスローライフを楽しめばいいか
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる