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は~~ぁ!?
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何だろうなあ…我が家では、俺と父さんの正座で説教は、恒例行事になってしまった様だ。
大体だな、今回の俺は、ほぼ悪くないはず…だよね?
婚約者~ずに連行された俺の後を、ちょこちょこと付いてきた例の娘っ子は、俺の横で何が楽しいのか分からないが、ニコニコしながら俺と同じように正座をしている。
婚約者~ずが目の前にずらっと並んで立ち、威圧しながら見下ろすというこの状況の中でだ。
この子、心臓に剛毛が生えているのか、どこかの線が切れてるのか、単に天然なのか… そう思って顔を横目で見てみると、楽しそうに笑ってる…
うん、天然だ。超天然だ。
いや、そんな事よりも、まずはこの状況を何とかせねば!
「え~今回、俺は何も悪くはないと思うのですが、如何でしょうか?」
俺が情状酌量の余地を求めて、自己弁護のために発言しようとすると、
「何でトール様は正座してるんですか?」
ミルシェから、思っても見なかった一言が飛び出した。
あれ? 説教じゃ無かったの?
「ミルシェ。もしやトール様は、疚しい事が有るので、自ら正座したとも考えられるぞ」
マチルダさん、その様な推測は止めて頂きたい。…何か本当に俺が何か隠しごとでもしてるみたいだから。
「疚しい事など、一切ございません!」
「では、何故に正座などなされているんですか、トール様」
メリルのジト目は怖い…
「う…それは何というか…習慣?」
「む、慣れは怖いというから、それならば仕方ないのではないか?」
イネスよ…それは、きっと言葉の使い方が違うと思うぞ。
「もう、話しが進みませんから、トール様は立つか椅子にでも座ってください! 貴女もです…ええっと…貴女、お名前は?」
俺がもそもそと立ち上がると、隣の少女も同じ様に立ち上がった。
「はい、奥さま方! 私の名前はポリンです」
少女は元気よく返事をした。
「奥様…ゴホン、ポリンさんは中々よく弁えた方の様ですわね。ですが、何故この船に乗り込んだのですか?」
「乗りたかったからです!」
あ、またさっきのエンドレスになりそうな問答が始まる。
「呆けた振りをして誤魔化そうとされても、私達には無意味です。韜晦していないで、きちんと話しなさい。そのまま話さないつもりであれば、今すぐに窓から放り出しますよ?」
メリルはそう言うと、婚約者~ずに目くばせをし、全員で左手を高く掲げてから勢いよく目の前に。
「「「「「ジェムファイター・ゴー!」」」」」
左腕のブレスレットから目を焼くほど眩しい光が溢れ、光が収まった時、そこには光り輝く変身した5人の姿が。
「私達は、使徒トールヴァルド様の婚約者であり、聖なる女神様より力を与えられた戦士でもあります。貴女が何を思って忍び込んだのかは知りませんが、黙して語らぬと言うのであれば、聖なる女神様の敵として排除いたします」
バイザー越しでその顔を見る事は出来ないが、メリルがかなりオコなのは声と口調でわかる。
「さあ、答えや如何に?」
いきなり変身した5人を見て、怖がるどころか目を輝かせたポリン。
そして…
「きゃーーーーーー!!格好いいーーーー!!」
うん、そんな気はしてた。
「それは女神様の御力なんですかーー!? 触っても良いですかーー!?」
あざとくも、脇をキュッと絞めて両手を顎の下で組み、目をキラキラさせて満面の笑みで迫るポリンに、こんやく…ジェム・ファイターもドン引きで、後退りする。
「奥様方、とっても素敵ですぅ~! 私も婚約者になったら、変身できるんですか~?」
だが、この一言はいけない。
「「「「「は~~~~~ぁ!?」」」」」
大体だな、今回の俺は、ほぼ悪くないはず…だよね?
婚約者~ずに連行された俺の後を、ちょこちょこと付いてきた例の娘っ子は、俺の横で何が楽しいのか分からないが、ニコニコしながら俺と同じように正座をしている。
婚約者~ずが目の前にずらっと並んで立ち、威圧しながら見下ろすというこの状況の中でだ。
この子、心臓に剛毛が生えているのか、どこかの線が切れてるのか、単に天然なのか… そう思って顔を横目で見てみると、楽しそうに笑ってる…
うん、天然だ。超天然だ。
いや、そんな事よりも、まずはこの状況を何とかせねば!
「え~今回、俺は何も悪くはないと思うのですが、如何でしょうか?」
俺が情状酌量の余地を求めて、自己弁護のために発言しようとすると、
「何でトール様は正座してるんですか?」
ミルシェから、思っても見なかった一言が飛び出した。
あれ? 説教じゃ無かったの?
「ミルシェ。もしやトール様は、疚しい事が有るので、自ら正座したとも考えられるぞ」
マチルダさん、その様な推測は止めて頂きたい。…何か本当に俺が何か隠しごとでもしてるみたいだから。
「疚しい事など、一切ございません!」
「では、何故に正座などなされているんですか、トール様」
メリルのジト目は怖い…
「う…それは何というか…習慣?」
「む、慣れは怖いというから、それならば仕方ないのではないか?」
イネスよ…それは、きっと言葉の使い方が違うと思うぞ。
「もう、話しが進みませんから、トール様は立つか椅子にでも座ってください! 貴女もです…ええっと…貴女、お名前は?」
俺がもそもそと立ち上がると、隣の少女も同じ様に立ち上がった。
「はい、奥さま方! 私の名前はポリンです」
少女は元気よく返事をした。
「奥様…ゴホン、ポリンさんは中々よく弁えた方の様ですわね。ですが、何故この船に乗り込んだのですか?」
「乗りたかったからです!」
あ、またさっきのエンドレスになりそうな問答が始まる。
「呆けた振りをして誤魔化そうとされても、私達には無意味です。韜晦していないで、きちんと話しなさい。そのまま話さないつもりであれば、今すぐに窓から放り出しますよ?」
メリルはそう言うと、婚約者~ずに目くばせをし、全員で左手を高く掲げてから勢いよく目の前に。
「「「「「ジェムファイター・ゴー!」」」」」
左腕のブレスレットから目を焼くほど眩しい光が溢れ、光が収まった時、そこには光り輝く変身した5人の姿が。
「私達は、使徒トールヴァルド様の婚約者であり、聖なる女神様より力を与えられた戦士でもあります。貴女が何を思って忍び込んだのかは知りませんが、黙して語らぬと言うのであれば、聖なる女神様の敵として排除いたします」
バイザー越しでその顔を見る事は出来ないが、メリルがかなりオコなのは声と口調でわかる。
「さあ、答えや如何に?」
いきなり変身した5人を見て、怖がるどころか目を輝かせたポリン。
そして…
「きゃーーーーーー!!格好いいーーーー!!」
うん、そんな気はしてた。
「それは女神様の御力なんですかーー!? 触っても良いですかーー!?」
あざとくも、脇をキュッと絞めて両手を顎の下で組み、目をキラキラさせて満面の笑みで迫るポリンに、こんやく…ジェム・ファイターもドン引きで、後退りする。
「奥様方、とっても素敵ですぅ~! 私も婚約者になったら、変身できるんですか~?」
だが、この一言はいけない。
「「「「「は~~~~~ぁ!?」」」」」
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