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駆除開始
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「みんな~お待たせ~。どうやら恐怖の大王の正体は、茸の化け物みたい」
『キノコ!?』
みんなびっくり、茸君。
これを予想できたのは、俺とサラ、そして一部の読者や視聴者ぐらいのものだろう(意味不明)。
「(仮称)ミニ恐怖の大王は、どうやら元は人や獣の死体だった様です。全て腐ってました」
『ええ!?』
「犬っぽいのを切ってきましたが、内臓がぐちょぐちょのでろでろに腐敗してました」
『うわ~…』
「そこに恐怖の大王の胞子が付着して、死体を動かしてた様です。頭からアホ毛みたいに伸びてるのが、恐怖の大王からの指示を受けて死体を動かしている元凶の様です」
『なんと!』
「死した者達を弄ぶ、許しがたい行為です。あれでは成仏できません!きっちりと昇天して頂くためにも、 アホ毛のある動く死体は、遠慮無く焼き払ってください。許すまじ、恐怖の大王!」
『許すまじ、恐怖の大王!』
皆、ノリがいいなあ…
「この周辺には茸の胞子が無数に飛んでるから、生身の父さんは吸い込まない様にしてね。ナディア、アーデ、アーム、アーフェン、妖精さんは、結界を絶対に途切れさせない様に注意。それではブリーフィングの通り、そろそろ駆除開始しましょう!」
『はい(おう)!』
父さんはあの禍々しい真っ黒な鎧に身を包み、月光○面みたいな白いマフラー(?)で口と鼻を覆って、戦場を大剣振りまわして蹂躙。その後ろをナディアに護られながらコルネちゃんがついて走って、切り倒された冬虫夏草付きのゾンビを燃やす。
うん、ここは放っておいてもいいな。
婚約者~ずは、アーデ、アーム、アーフェンがメリルを中心とした三角形の頂点にポジションをとってシールドを展開し、前衛のミルシェとイネスが冬虫夏草付きのゾンビを叩き、ミレーラが油を撒いて、イネスの魔法付与剣から火弾で着火。
マチルダが効率よく戦闘できるように、敵の位置情報を常に把握して、メリルに伝えている。
なかなか良い感じで動いてるけど…油持ってるのミレーラだけで大丈夫? メリルとマチルダも手伝ってあげてね。
ユズキとユズカは…あ、めっちゃユズカ楽しそう。ランスからホーミング・レーザーみたいな衝撃波を撃ちまくってるな。ってか、ユズキよ、半人半天馬型になってるのはいいが、その馬の背中に油の樽括り付けてたら、どう見ても行商の馬だけど?
しかも松明で火をつけるって、そりゃ方法がそれしかないのは分かってるけど、絵面がなあ…まあ、いいけど(笑)
母さんとサラは、ちゃんとシールド展開したホワイト・オルター号で上空に避難したな…よしよし。
んじゃ、そろそろ俺は敵さんの大将とご対面と行きますかね。
『大河さん、大変です!』
どうした、サラ?
『カズムは地下に根を張ってます! 少し離れた地下に、この国の地下都市があるみたいなんですが、もうすぐ到達しそうです!早く倒さなければ、地下都市の人々が危険です!』
なんと! 萌やし農家さんが危険なのか!
『いえ、萌やし農家さんとは断定してませんけど…』
馬鹿者! 様々な色々な料理で使用される万能食材である萌やし農家様がピンチなのだ! そもそも萌やしは食中毒菌などに侵されやすい食材なのだぞ! そこにカズムキノコの胞子など付着してみろ、食中毒で大変な事になってしまうではないか!
『はあ…何だか、微妙にズレてる気がしますが。そもそも、萌やし農家さんだと決まったわけでは…』
食中毒など出そうものなら、萌やし農家さんには大打撃だ! 今すぐに止めなければ、この世界から萌やしが滅びてしまう!
『方向性がズレてるのは、もういいです。とにかく地下都市がピンチっぽいので、さっさとカズムを倒してください』
了解した! カズムよ、覚悟せい! お前の見せ場など作らせはしない。あっさりと倒してやるのだ!
『カズムに見せ場が無ければ、大河さんにも見せ場は無いわけですが…』
さあ、行くぞカズム!お前の悪行もここまでだ!
『まあ、あの作戦ならば、見せ場もクソも無く、あっさり終わりそうですけど…』
見るがよい、正義の鉄槌を!
『燃えてるけど、その理由が萌やしって…微妙…』
俺は萌やしとニンニク、チャーシューマシマシの家系ラーメンが大好きだったんだー!
『…好きにしてください…』
やるぞーーーーーーー!!!
『私、大河さんの変なスイッチ押しちゃったかも…』
『キノコ!?』
みんなびっくり、茸君。
これを予想できたのは、俺とサラ、そして一部の読者や視聴者ぐらいのものだろう(意味不明)。
「(仮称)ミニ恐怖の大王は、どうやら元は人や獣の死体だった様です。全て腐ってました」
『ええ!?』
「犬っぽいのを切ってきましたが、内臓がぐちょぐちょのでろでろに腐敗してました」
『うわ~…』
「そこに恐怖の大王の胞子が付着して、死体を動かしてた様です。頭からアホ毛みたいに伸びてるのが、恐怖の大王からの指示を受けて死体を動かしている元凶の様です」
『なんと!』
「死した者達を弄ぶ、許しがたい行為です。あれでは成仏できません!きっちりと昇天して頂くためにも、 アホ毛のある動く死体は、遠慮無く焼き払ってください。許すまじ、恐怖の大王!」
『許すまじ、恐怖の大王!』
皆、ノリがいいなあ…
「この周辺には茸の胞子が無数に飛んでるから、生身の父さんは吸い込まない様にしてね。ナディア、アーデ、アーム、アーフェン、妖精さんは、結界を絶対に途切れさせない様に注意。それではブリーフィングの通り、そろそろ駆除開始しましょう!」
『はい(おう)!』
父さんはあの禍々しい真っ黒な鎧に身を包み、月光○面みたいな白いマフラー(?)で口と鼻を覆って、戦場を大剣振りまわして蹂躙。その後ろをナディアに護られながらコルネちゃんがついて走って、切り倒された冬虫夏草付きのゾンビを燃やす。
うん、ここは放っておいてもいいな。
婚約者~ずは、アーデ、アーム、アーフェンがメリルを中心とした三角形の頂点にポジションをとってシールドを展開し、前衛のミルシェとイネスが冬虫夏草付きのゾンビを叩き、ミレーラが油を撒いて、イネスの魔法付与剣から火弾で着火。
マチルダが効率よく戦闘できるように、敵の位置情報を常に把握して、メリルに伝えている。
なかなか良い感じで動いてるけど…油持ってるのミレーラだけで大丈夫? メリルとマチルダも手伝ってあげてね。
ユズキとユズカは…あ、めっちゃユズカ楽しそう。ランスからホーミング・レーザーみたいな衝撃波を撃ちまくってるな。ってか、ユズキよ、半人半天馬型になってるのはいいが、その馬の背中に油の樽括り付けてたら、どう見ても行商の馬だけど?
しかも松明で火をつけるって、そりゃ方法がそれしかないのは分かってるけど、絵面がなあ…まあ、いいけど(笑)
母さんとサラは、ちゃんとシールド展開したホワイト・オルター号で上空に避難したな…よしよし。
んじゃ、そろそろ俺は敵さんの大将とご対面と行きますかね。
『大河さん、大変です!』
どうした、サラ?
『カズムは地下に根を張ってます! 少し離れた地下に、この国の地下都市があるみたいなんですが、もうすぐ到達しそうです!早く倒さなければ、地下都市の人々が危険です!』
なんと! 萌やし農家さんが危険なのか!
『いえ、萌やし農家さんとは断定してませんけど…』
馬鹿者! 様々な色々な料理で使用される万能食材である萌やし農家様がピンチなのだ! そもそも萌やしは食中毒菌などに侵されやすい食材なのだぞ! そこにカズムキノコの胞子など付着してみろ、食中毒で大変な事になってしまうではないか!
『はあ…何だか、微妙にズレてる気がしますが。そもそも、萌やし農家さんだと決まったわけでは…』
食中毒など出そうものなら、萌やし農家さんには大打撃だ! 今すぐに止めなければ、この世界から萌やしが滅びてしまう!
『方向性がズレてるのは、もういいです。とにかく地下都市がピンチっぽいので、さっさとカズムを倒してください』
了解した! カズムよ、覚悟せい! お前の見せ場など作らせはしない。あっさりと倒してやるのだ!
『カズムに見せ場が無ければ、大河さんにも見せ場は無いわけですが…』
さあ、行くぞカズム!お前の悪行もここまでだ!
『まあ、あの作戦ならば、見せ場もクソも無く、あっさり終わりそうですけど…』
見るがよい、正義の鉄槌を!
『燃えてるけど、その理由が萌やしって…微妙…』
俺は萌やしとニンニク、チャーシューマシマシの家系ラーメンが大好きだったんだー!
『…好きにしてください…』
やるぞーーーーーーー!!!
『私、大河さんの変なスイッチ押しちゃったかも…』
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