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増えた?
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女性に裸を見せてあげますよ、と言われて『ハイ、見せてください!』 と言える度胸があれば、俺の(前世も含めて)人生は色々と変わっていたのかもしれない。
いや、そもそもそんな事ぐらいで人生なんて変わらないのかもしれないけど…
『変わりませんよ、そんな事ぐらいで』
サラもそう思うか?
『だって、前世の大河さんは、もっと大胆だったじゃないですか。でも変わってないでしょう?』
は? 大胆だった…?
『月1のお愉しみで通ってた風俗で、大胆にもあんな要求やこんな要求を散々嬢にしておいて、どの口が言いますか』
おま、それは別なんだよ!
『そうですか? 離婚した奥様との情事でも、ピンク色の玩具を使って、おしり…「わーわーわー!」…なんですか?』
何でお前がそこまで知ってるんだよ!
『もちろん、大河さんの記憶を読んだからです』
俺ですら忘れていた記憶を…
『え? 忘れていたわけじゃ無いですよ? ちゃんとエピソード記憶として残ってました』
エピソードって…俺の性癖って、そこまで印象強く記憶野に残されてたのか…
『変態ですね。私も見た時、あまりの変態さ加減に、ちょっと興奮してしまいました』
俺が変態なら、お前も立派な変態だよ!
『えっへん!』
いや、褒めてないからな…
俺は今回の出来事は、全て記憶の彼方に葬り去る事にした。
うん、忘れよう…本当に、忘れよう…
未知の土地へとやって来て早々、色々とありましたが、本来の目的を忘れてはいけない。
この国の端っこあたりに、恐怖の大王がいるはずなんだ。
『大変です、大河さん! 恐怖の大王の反応が増えてます!』
なんじゃとー!?
『小さいですが反応が間違いなく増えてます。新たな反応は108増えました!』
108って、煩悩かよ…
『おかしいです…最初にマークした反応は、ほぼ動いていないというのに…』
むぅ? どっちにしても、近づいてみない事には何とも言えんな…
増えた反応の動きは?
『バラバラですねぇ…動きに一貫性が無いというか、統率されてないというか…』
ふむふむ…どっちみち対処しなければならないか…
『おおよそですが、最初の反応の近くに居るのは間違いないのですが…』
まあ、行ってみない事には始まらないな。
「え~色々とありましたが、いよいよ決戦の時が近づいてまいりました」
俺は全員をコックピット裏に集めて、情報公開をしてみた。
「実はここに来て、恐怖の大王の反応が増えました。具体的にはプラス108個ほど」
ざわざわ…ざわざわ…って、カ〇ジごっこしてるわけじゃない。マジでざわつく5秒前だよ…いや、すでにざわついてるけど…
「なぜ増えたのかの原因追及と、その対処をしなければならないけど、相手の戦力がいまいちはっきりしないのが問題です」
一同、不安そうにしているのかと思ったら…
「なあ、トール。それは間違いなく敵なんだよな?」
ダディがわくわくしてっぞ?
「多分…敵だと思うけど…何で急に反応が増えたのか分かんないから、何とも…」
「そうか。敵だとはっきりしたら、切っていいんだよな? な?」
うわ! 単に暴れたいだけだよ、このおっさん!
「う…うん。ネス様にもまだ分からないみたいだから、ネス様からのお言葉待ちって事になると思う。その時には、お願い」
Oh! めっちゃ嬉しそう。このおっさん、かなりやばい人だよな? 刃物持たせちゃダメなタイプの人なんじゃね?
今回に限っては、頼もしいけど…天然チートだし…
「反応の正体がはっきりしたら、改めて方針を考えたいと思います」
全員が、ウンウンと頷いてくれたのを確認したので、
「では、このまま反応の方にホワイト・オルター号を向かわせます。各自、その時がくるまでしっかりと体を休めておくように」
俺の締めの言葉に、しっかり全員が『はい!』と、良いお返事をしてくれました。
さ~て、では意味不明な反応に向かうか。
魂エネルギー率120%、ホワイト・オルター 発進 !
『ヤ〇トのマネですか?』
うるさい! ヤマ○は俺の青春だったんだ! ほっとけ!
『緊張感ゼロですね。まあ、リラックスしている様で何よりです』
う…うん。緊張はして…ないかなぁ…何でだろ?
とりあえず、今は敵の正体と戦力の分析が最優先だ。
だから、こそこそ~っと微速前進!
いや、そもそもそんな事ぐらいで人生なんて変わらないのかもしれないけど…
『変わりませんよ、そんな事ぐらいで』
サラもそう思うか?
『だって、前世の大河さんは、もっと大胆だったじゃないですか。でも変わってないでしょう?』
は? 大胆だった…?
『月1のお愉しみで通ってた風俗で、大胆にもあんな要求やこんな要求を散々嬢にしておいて、どの口が言いますか』
おま、それは別なんだよ!
『そうですか? 離婚した奥様との情事でも、ピンク色の玩具を使って、おしり…「わーわーわー!」…なんですか?』
何でお前がそこまで知ってるんだよ!
『もちろん、大河さんの記憶を読んだからです』
俺ですら忘れていた記憶を…
『え? 忘れていたわけじゃ無いですよ? ちゃんとエピソード記憶として残ってました』
エピソードって…俺の性癖って、そこまで印象強く記憶野に残されてたのか…
『変態ですね。私も見た時、あまりの変態さ加減に、ちょっと興奮してしまいました』
俺が変態なら、お前も立派な変態だよ!
『えっへん!』
いや、褒めてないからな…
俺は今回の出来事は、全て記憶の彼方に葬り去る事にした。
うん、忘れよう…本当に、忘れよう…
未知の土地へとやって来て早々、色々とありましたが、本来の目的を忘れてはいけない。
この国の端っこあたりに、恐怖の大王がいるはずなんだ。
『大変です、大河さん! 恐怖の大王の反応が増えてます!』
なんじゃとー!?
『小さいですが反応が間違いなく増えてます。新たな反応は108増えました!』
108って、煩悩かよ…
『おかしいです…最初にマークした反応は、ほぼ動いていないというのに…』
むぅ? どっちにしても、近づいてみない事には何とも言えんな…
増えた反応の動きは?
『バラバラですねぇ…動きに一貫性が無いというか、統率されてないというか…』
ふむふむ…どっちみち対処しなければならないか…
『おおよそですが、最初の反応の近くに居るのは間違いないのですが…』
まあ、行ってみない事には始まらないな。
「え~色々とありましたが、いよいよ決戦の時が近づいてまいりました」
俺は全員をコックピット裏に集めて、情報公開をしてみた。
「実はここに来て、恐怖の大王の反応が増えました。具体的にはプラス108個ほど」
ざわざわ…ざわざわ…って、カ〇ジごっこしてるわけじゃない。マジでざわつく5秒前だよ…いや、すでにざわついてるけど…
「なぜ増えたのかの原因追及と、その対処をしなければならないけど、相手の戦力がいまいちはっきりしないのが問題です」
一同、不安そうにしているのかと思ったら…
「なあ、トール。それは間違いなく敵なんだよな?」
ダディがわくわくしてっぞ?
「多分…敵だと思うけど…何で急に反応が増えたのか分かんないから、何とも…」
「そうか。敵だとはっきりしたら、切っていいんだよな? な?」
うわ! 単に暴れたいだけだよ、このおっさん!
「う…うん。ネス様にもまだ分からないみたいだから、ネス様からのお言葉待ちって事になると思う。その時には、お願い」
Oh! めっちゃ嬉しそう。このおっさん、かなりやばい人だよな? 刃物持たせちゃダメなタイプの人なんじゃね?
今回に限っては、頼もしいけど…天然チートだし…
「反応の正体がはっきりしたら、改めて方針を考えたいと思います」
全員が、ウンウンと頷いてくれたのを確認したので、
「では、このまま反応の方にホワイト・オルター号を向かわせます。各自、その時がくるまでしっかりと体を休めておくように」
俺の締めの言葉に、しっかり全員が『はい!』と、良いお返事をしてくれました。
さ~て、では意味不明な反応に向かうか。
魂エネルギー率120%、ホワイト・オルター 発進 !
『ヤ〇トのマネですか?』
うるさい! ヤマ○は俺の青春だったんだ! ほっとけ!
『緊張感ゼロですね。まあ、リラックスしている様で何よりです』
う…うん。緊張はして…ないかなぁ…何でだろ?
とりあえず、今は敵の正体と戦力の分析が最優先だ。
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