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今夜も夜更かし
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SSSRカード・灼熱の闘士 プロキシマ 効果:物理・魔法攻撃に対する防御 及び 飛行能力 特殊効果:通常形態の他、半人半天馬へと変形する事が出来る。使用者の成長に合わせて装備品はサイズ自動変更。装着時には筋力・速度+6。普段は両腕のブレスレットに偽装。灼熱に輝く赤き鎧は、この世に悪のある限り、正義の怒りが悪を燃やし尽くす。装着者の保有する魂エネルギーを使用して、両拳のナックルから超高速振動を伴った高強度の結界を打ち出す事が出来る。装備は普段はブレスレットに繋がる異界に収納。使用者の『 』の掛け声と共に現れ、瞬時に衣装チェンジ出来る。
めっちゃ香ばしいポーズを取った、頭から足の先までメタリックな赤い闘士のイラストのカードになった。
SSSRカード・猛き乙女騎士 ロスヴァイセ 効果:物理・魔法攻撃に対する防御 及び 飛行能力 特殊効果:変身状態で騎乗した場合、自身と騎乗馬に速度 及び 攻撃力 +5 。使用者の成長に合わせて装備品はサイズ自動変更。装着時には筋力・速度+5。普段は両腕のブレスレットに偽装。その黄金の輝きは、咎人を六道輪廻の彼方へと落とすであろう。装着者の保有する魂エネルギーを使用して、騎乗槍から放たれる不可視の衝撃は、相手の五感を著しく狂わせ行動不能にする事が出来る。装備は普段はブレスレットに繋がる異界に収納。使用者の『 』の掛け声と共に現れ、瞬時に衣装チェンジ出来る。
祈りを奉げるピンクゴールドの乙女の像が描かれたカード。騎馬槍を背負ってるのがアンバランスな気がする。
うん…ノリで創ったけど、なんかとんでもないのが出来たかもしれない…
ユズキのプロキシマの、この世に正義が…て、あの有名なセリフだよな?
悪を燃やし尽くすのか…すげえ!(棒読み)
ユズカのロスヴァイセの六道輪廻の彼方に落とすって、それまんまじゃね?
大丈夫なのか?(著作権的に)
ネタで付けたユズキの変形機能は、ユズキとペアでこそ真価を発揮するんだけど、ちょっとやりすぎたかな。
いやいや、あの2人だから喜ぶはずだ! 仲良しさんだからな! (棒読み)
これを渡して、2人が使いこなしてくれれば、恐怖の大王戦のいい戦力になってくれる気がする。
▲
「さて、ネス様より賜った2人に渡す装備は、コレだ」
俺は、それぞれにカードを手渡す。
「「トレーディングカード?」」
うん、言うと思った。
「それは神具が封印されているカードだよ。まだ使用者が登録されてないけど、一旦登録されるとカードは消えるから。カードの説明通り、普段はブレスレットに装備は収納されてるから。あと、他の人への譲渡は不可になるからね」
2人は俺の説明中も、カードを見つめ続けていた。説明読んでるのかな?
「すっげー格好いい!」「夢見た通り!」
あ、やっぱ無茶苦茶喜んでる。
「「有難うございます、トールヴァルド様!」」
う、うん。喜んでくれて、俺も嬉しいよ。
「早速変身しても良いですか?」
ユズカは早く使ってみたいらしく、ウズウズしてるが…ちょっと待とうか。まだまだお日様は高い。
「今は止めよう。夜中とか人目に付かない時に試そうな。そうだなあ…皆が寝静まった0時頃に、ここにカードを持っておいで。試せる場所まで行こう」
「「はい! わかりました!」」
はあ、今夜も夜更かし決定だなあ。明日も結構たくさん仕事あるのに…
▲
0時少し前に裏庭へとサラと向かうと、すでに2人はワクワクした顔で待ってた。
「待たせちゃったかな?」
「「大丈夫です!」」
うん、なんか返事がおかしいけど、気にしないでおこう。
「それじゃ、ちょっと山に行こうか。そこで装備を試してみよう」
「「はい!」」
もちょっと小さい声で…今、夜中だから。寝てる皆さんに迷惑だからね。
俺達は、こそこそと門を抜けて、誰も居ない山に向けてぽてぽて歩き始めた。
『大河さん、あのネタ変形は説明したんですか?』
内緒にしてる。どう反応するか楽しみで(笑)
『……』
誰も居ない山の中の岩場に到着したので、変身プロセスを一応説明しておいた。
まずは自分で変身時のキーワードとなる言葉を決めて、カードを握りしめながら唱える様に言うと、2人共めっちゃ悩んでいた。
コルネちゃんの時は、俺が勝手にメタモルフォーゼって決めちゃったけど、今回は2人に考えさせよう。考えるのが面倒くさいからじゃないよ。本当だよ?
「決めました! …で、どうでしょうか?」
うん、ユズキ君それならOKだよ。
「私も~! …で!」
うん…まあユズカさんも良しとしましょう。
「それじゃ順番に変身してみようか!」
その晩は、山中でずっと、ちゅどーん! ずがーん! と、派手な音が鳴いた。
2人が装備の慣熟練習の為、俺と模擬戦をしたりしたからだ。
ユズキもユズカも大変満足をしたのだが、俺のメタルガードの性能が2人の装備に対してかなり劣っている事を認識させられてしまった。
う~~む…やはり10年も前に何も考えなしに作った趣味の装備だと、真面目に考えた装備には勝てないか。
創りなおそうかなあ…メタルガードは気に入ってるから、永久保存かなあ…
夜中の、ちゅどーん! ずがーん! という爆音は山々に響き渡り、しーんと寝静まった街まで、その音が届いていたそうだ。
誰かが何かネス様を怒らせるような事をしたのでは? だから天罰がくだったのでは? と、日も昇る前から、湖にあるネスの祭壇で祈りを奉げる人が押し寄せて大混乱だったという。
マチルダさんは、間違いなく俺が魔法で何かやっただろうと、夜更かしでまだ瞼の重い俺を叩き起こして問い詰められました。
本当にごめんなさい…俺も調子に乗って変身して模擬戦してました…とは言えないし、ユズ&ユズの変身も言えないので、土下座して謝りました。
もちろん人々にも、必死で誤魔化しましたとも……
めっちゃ香ばしいポーズを取った、頭から足の先までメタリックな赤い闘士のイラストのカードになった。
SSSRカード・猛き乙女騎士 ロスヴァイセ 効果:物理・魔法攻撃に対する防御 及び 飛行能力 特殊効果:変身状態で騎乗した場合、自身と騎乗馬に速度 及び 攻撃力 +5 。使用者の成長に合わせて装備品はサイズ自動変更。装着時には筋力・速度+5。普段は両腕のブレスレットに偽装。その黄金の輝きは、咎人を六道輪廻の彼方へと落とすであろう。装着者の保有する魂エネルギーを使用して、騎乗槍から放たれる不可視の衝撃は、相手の五感を著しく狂わせ行動不能にする事が出来る。装備は普段はブレスレットに繋がる異界に収納。使用者の『 』の掛け声と共に現れ、瞬時に衣装チェンジ出来る。
祈りを奉げるピンクゴールドの乙女の像が描かれたカード。騎馬槍を背負ってるのがアンバランスな気がする。
うん…ノリで創ったけど、なんかとんでもないのが出来たかもしれない…
ユズキのプロキシマの、この世に正義が…て、あの有名なセリフだよな?
悪を燃やし尽くすのか…すげえ!(棒読み)
ユズカのロスヴァイセの六道輪廻の彼方に落とすって、それまんまじゃね?
大丈夫なのか?(著作権的に)
ネタで付けたユズキの変形機能は、ユズキとペアでこそ真価を発揮するんだけど、ちょっとやりすぎたかな。
いやいや、あの2人だから喜ぶはずだ! 仲良しさんだからな! (棒読み)
これを渡して、2人が使いこなしてくれれば、恐怖の大王戦のいい戦力になってくれる気がする。
▲
「さて、ネス様より賜った2人に渡す装備は、コレだ」
俺は、それぞれにカードを手渡す。
「「トレーディングカード?」」
うん、言うと思った。
「それは神具が封印されているカードだよ。まだ使用者が登録されてないけど、一旦登録されるとカードは消えるから。カードの説明通り、普段はブレスレットに装備は収納されてるから。あと、他の人への譲渡は不可になるからね」
2人は俺の説明中も、カードを見つめ続けていた。説明読んでるのかな?
「すっげー格好いい!」「夢見た通り!」
あ、やっぱ無茶苦茶喜んでる。
「「有難うございます、トールヴァルド様!」」
う、うん。喜んでくれて、俺も嬉しいよ。
「早速変身しても良いですか?」
ユズカは早く使ってみたいらしく、ウズウズしてるが…ちょっと待とうか。まだまだお日様は高い。
「今は止めよう。夜中とか人目に付かない時に試そうな。そうだなあ…皆が寝静まった0時頃に、ここにカードを持っておいで。試せる場所まで行こう」
「「はい! わかりました!」」
はあ、今夜も夜更かし決定だなあ。明日も結構たくさん仕事あるのに…
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0時少し前に裏庭へとサラと向かうと、すでに2人はワクワクした顔で待ってた。
「待たせちゃったかな?」
「「大丈夫です!」」
うん、なんか返事がおかしいけど、気にしないでおこう。
「それじゃ、ちょっと山に行こうか。そこで装備を試してみよう」
「「はい!」」
もちょっと小さい声で…今、夜中だから。寝てる皆さんに迷惑だからね。
俺達は、こそこそと門を抜けて、誰も居ない山に向けてぽてぽて歩き始めた。
『大河さん、あのネタ変形は説明したんですか?』
内緒にしてる。どう反応するか楽しみで(笑)
『……』
誰も居ない山の中の岩場に到着したので、変身プロセスを一応説明しておいた。
まずは自分で変身時のキーワードとなる言葉を決めて、カードを握りしめながら唱える様に言うと、2人共めっちゃ悩んでいた。
コルネちゃんの時は、俺が勝手にメタモルフォーゼって決めちゃったけど、今回は2人に考えさせよう。考えるのが面倒くさいからじゃないよ。本当だよ?
「決めました! …で、どうでしょうか?」
うん、ユズキ君それならOKだよ。
「私も~! …で!」
うん…まあユズカさんも良しとしましょう。
「それじゃ順番に変身してみようか!」
その晩は、山中でずっと、ちゅどーん! ずがーん! と、派手な音が鳴いた。
2人が装備の慣熟練習の為、俺と模擬戦をしたりしたからだ。
ユズキもユズカも大変満足をしたのだが、俺のメタルガードの性能が2人の装備に対してかなり劣っている事を認識させられてしまった。
う~~む…やはり10年も前に何も考えなしに作った趣味の装備だと、真面目に考えた装備には勝てないか。
創りなおそうかなあ…メタルガードは気に入ってるから、永久保存かなあ…
夜中の、ちゅどーん! ずがーん! という爆音は山々に響き渡り、しーんと寝静まった街まで、その音が届いていたそうだ。
誰かが何かネス様を怒らせるような事をしたのでは? だから天罰がくだったのでは? と、日も昇る前から、湖にあるネスの祭壇で祈りを奉げる人が押し寄せて大混乱だったという。
マチルダさんは、間違いなく俺が魔法で何かやっただろうと、夜更かしでまだ瞼の重い俺を叩き起こして問い詰められました。
本当にごめんなさい…俺も調子に乗って変身して模擬戦してました…とは言えないし、ユズ&ユズの変身も言えないので、土下座して謝りました。
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