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創造前の集中集中!
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燃えに燃えた俺はブレンダーに命じ、一直線に森を突っ切り山を越えて家に帰った。
うん、森の中でも真っすぐならブレンダーの足で3時間弱。
これなら色々と捗りそうだな。
家で出迎えてくれた地上に舞い降りた天使・我が最愛の妹コルネちゃんと、攻略中の幼馴染枠ミルシェちゃんに、お土産としてドワーフの村でもらった二頭身人形を手渡すと、すごく喜んでくれた。
「かわいい! お兄ちゃん、ありがとう!」
「トールヴァルドさま、ありがとうございます! すっごく可愛いです!」
おうおう、二人ともかわええのぉ。
やっぱりね〇どろいどは、この世界でも可愛いんだな。
こんどリラックスしたくまでも作ってもらおう!あれは絶対にうけるはず。
両親とミルシェちゃん一家用に、同じくドワーフの米酒を手渡す。
「お米っていう植物の実から作ったお酒。けっこうキツイらしいよ」
両家の男は珍しい酒と聞き、今すぐにでも開けそうな雰囲気だったが、奥さま同盟が止めていた。
夜までお預けらしい。がっくりしている男連中だった。
うん、怒らせると怖いからね……。
「トールヴァルド様、私には無いんですか?」
「ちゃんとサラにもあるよ、はいどうぞ」
イカの一夜干しをあげた。
人魚さんに貰ったのを干しておいたんだよ。
すごく嫌そうな顔してるな、ざまあ!
「もっと可愛いのが良いです!」
「そうか、んじゃこれ」
海で拾った貝殻・・でっかい法螺貝。
「……」
「……」
何か言いたそうだったが、結局サラは両方とも持って行った。
そもそも、お前への土産は他にあるだろうが。
『え、ようやく頂けるのですか? トールヴァルド様の童貞』
やらねーよ! エロ話の時だけ思考に入り込みやがって!
大体、何で土産物が童貞なんだよ!
ちげーよ! でっかい物創るんだよ! それがお前への土産だ!
『それは規定事項だから土産にはちょっと……青い果実を頂きたいです』
青いヤシの実なら、海沿いに生ってたから採ってこようか?
『チッ!』
ふ……勝った。
▲
さて、取りあえず部屋でゆっくりと横になって、何を創るかイメージを固めよう。
帰路に兵隊蜂を四方八方に飛ばしたおかげで、かなり詳細な地図が出来た。
俺の領地はあの森全体らしいが、それではエルフ、ドワーフ、人魚さんの生活圏を脅かしてしまう。
大体、彼らの居留地は森の半分から海寄りだから、そこは一切手を付けない。
かといって壁を造ると今後の交流に差し支えてしまうし、拒絶している様で嫌だ。
なので間に湖を創ろう。
地図で見ても、そこそこの大きさの湖が出来そうだ。
海程ではないが、泳いだりも出来るだろう。
しかも真水なら泳いでもベタベタしないし、開拓して農地を造った場合の水源にもなる。
イメージ的には湖にヨーロッパ風のお城が建っている湖。
そうか、周囲を美しい山々と湖に囲まれた緑豊かな領土で、湖に壮麗な塔を持つ城……これはもうカリ〇ストロ城じゃないか!
クラ〇ス役はミルシェちゃんがいいな。
「カ〇オストロ、良いですねえ」
「カリオス〇ロ、良いよな……うん。湖底の遺跡はいらないな」
「城の地下ではゴ〇ト札を印刷ですか?」
「それはまずいだろう。まあ地下室は……って、おい!」
「なんでしょう?」
こいつ・・また俺の横で寝てるよ!
「お前がここに居ると、必ずミルシェちゃんが嗅ぎ付けてくるんだよ! さっさと降りろ!」
「そんな馬鹿な~超能力者じゃあるまいし」
コンコンコン……
「トールヴァルドさま、お茶をお持ちしました。入ってもよろしいでしょうか?」
「「…………」」
降りろ! ベッドから降りるんだ!
ゲシゲシゲシ! 抵抗すんな! ゲシゲシゲシゲシ! 止めだ!
ゲシゲシゲシゲシ! ドンッ! ふぅ……蹴り出してやったぜ。
同じ様なシチュエーションが前にもあった気がするが……まあいいか。
「いいよ~」
ミルシェちゃんがおしとやかに扉を開け、カートを押して入って来た。
サラが床でケツ上げて倒れてるが、顔をしかめただけで無視した。
うん、ミルシェちゃんもサラの扱いが分かってきたみたいだね。
「それで調査はいかがでしたか?」
「うん、森の中でね……」
エルフ、ドワーフ、人魚の話を聞かせると、目を輝かせて聞いてくれた。
う~ん、かわええのぉ。
おい、サラ。いつまでケツ上げて寝てんだ! さっさと仕事に戻れ!
ミルシェちゃんと暫し楽しい旅の話題で盛り上がったあとは、もう一度集中だ。
部屋のカギをしっかりかけて、クイーンに見張り番をしてもらおう。
「クイーン、サラが扉のカギを開けて入ってきたら、ケツを刺してやれ!許可する! ぶっすりやったれ! 遠慮はいらん!」
サラならそれぐらいするし、それぐらいじゃ死なん!
ベッドに横になって、もう一回集中集中。
街のインフラから徹底的に考えなきゃな。
うん、森の中でも真っすぐならブレンダーの足で3時間弱。
これなら色々と捗りそうだな。
家で出迎えてくれた地上に舞い降りた天使・我が最愛の妹コルネちゃんと、攻略中の幼馴染枠ミルシェちゃんに、お土産としてドワーフの村でもらった二頭身人形を手渡すと、すごく喜んでくれた。
「かわいい! お兄ちゃん、ありがとう!」
「トールヴァルドさま、ありがとうございます! すっごく可愛いです!」
おうおう、二人ともかわええのぉ。
やっぱりね〇どろいどは、この世界でも可愛いんだな。
こんどリラックスしたくまでも作ってもらおう!あれは絶対にうけるはず。
両親とミルシェちゃん一家用に、同じくドワーフの米酒を手渡す。
「お米っていう植物の実から作ったお酒。けっこうキツイらしいよ」
両家の男は珍しい酒と聞き、今すぐにでも開けそうな雰囲気だったが、奥さま同盟が止めていた。
夜までお預けらしい。がっくりしている男連中だった。
うん、怒らせると怖いからね……。
「トールヴァルド様、私には無いんですか?」
「ちゃんとサラにもあるよ、はいどうぞ」
イカの一夜干しをあげた。
人魚さんに貰ったのを干しておいたんだよ。
すごく嫌そうな顔してるな、ざまあ!
「もっと可愛いのが良いです!」
「そうか、んじゃこれ」
海で拾った貝殻・・でっかい法螺貝。
「……」
「……」
何か言いたそうだったが、結局サラは両方とも持って行った。
そもそも、お前への土産は他にあるだろうが。
『え、ようやく頂けるのですか? トールヴァルド様の童貞』
やらねーよ! エロ話の時だけ思考に入り込みやがって!
大体、何で土産物が童貞なんだよ!
ちげーよ! でっかい物創るんだよ! それがお前への土産だ!
『それは規定事項だから土産にはちょっと……青い果実を頂きたいです』
青いヤシの実なら、海沿いに生ってたから採ってこようか?
『チッ!』
ふ……勝った。
▲
さて、取りあえず部屋でゆっくりと横になって、何を創るかイメージを固めよう。
帰路に兵隊蜂を四方八方に飛ばしたおかげで、かなり詳細な地図が出来た。
俺の領地はあの森全体らしいが、それではエルフ、ドワーフ、人魚さんの生活圏を脅かしてしまう。
大体、彼らの居留地は森の半分から海寄りだから、そこは一切手を付けない。
かといって壁を造ると今後の交流に差し支えてしまうし、拒絶している様で嫌だ。
なので間に湖を創ろう。
地図で見ても、そこそこの大きさの湖が出来そうだ。
海程ではないが、泳いだりも出来るだろう。
しかも真水なら泳いでもベタベタしないし、開拓して農地を造った場合の水源にもなる。
イメージ的には湖にヨーロッパ風のお城が建っている湖。
そうか、周囲を美しい山々と湖に囲まれた緑豊かな領土で、湖に壮麗な塔を持つ城……これはもうカリ〇ストロ城じゃないか!
クラ〇ス役はミルシェちゃんがいいな。
「カ〇オストロ、良いですねえ」
「カリオス〇ロ、良いよな……うん。湖底の遺跡はいらないな」
「城の地下ではゴ〇ト札を印刷ですか?」
「それはまずいだろう。まあ地下室は……って、おい!」
「なんでしょう?」
こいつ・・また俺の横で寝てるよ!
「お前がここに居ると、必ずミルシェちゃんが嗅ぎ付けてくるんだよ! さっさと降りろ!」
「そんな馬鹿な~超能力者じゃあるまいし」
コンコンコン……
「トールヴァルドさま、お茶をお持ちしました。入ってもよろしいでしょうか?」
「「…………」」
降りろ! ベッドから降りるんだ!
ゲシゲシゲシ! 抵抗すんな! ゲシゲシゲシゲシ! 止めだ!
ゲシゲシゲシゲシ! ドンッ! ふぅ……蹴り出してやったぜ。
同じ様なシチュエーションが前にもあった気がするが……まあいいか。
「いいよ~」
ミルシェちゃんがおしとやかに扉を開け、カートを押して入って来た。
サラが床でケツ上げて倒れてるが、顔をしかめただけで無視した。
うん、ミルシェちゃんもサラの扱いが分かってきたみたいだね。
「それで調査はいかがでしたか?」
「うん、森の中でね……」
エルフ、ドワーフ、人魚の話を聞かせると、目を輝かせて聞いてくれた。
う~ん、かわええのぉ。
おい、サラ。いつまでケツ上げて寝てんだ! さっさと仕事に戻れ!
ミルシェちゃんと暫し楽しい旅の話題で盛り上がったあとは、もう一度集中だ。
部屋のカギをしっかりかけて、クイーンに見張り番をしてもらおう。
「クイーン、サラが扉のカギを開けて入ってきたら、ケツを刺してやれ!許可する! ぶっすりやったれ! 遠慮はいらん!」
サラならそれぐらいするし、それぐらいじゃ死なん!
ベッドに横になって、もう一回集中集中。
街のインフラから徹底的に考えなきゃな。
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