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やべーじゃねーか!
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精霊さんのちゅーちゅータイムも無事終了し、ようやく土の精霊さんが仕事をしました。
目の前にテレビでしか見た事が無かったイグルーが、でーん! と見事に鎮座しております。茶色いですけどね。
ん~こうなったら、ウッドカモ柄に出来ないだろうか?
緑色と茶色を……こう良い感じに表面に……んで扉も欲しい。
え~精霊さん方、こんなイメージで出来ませんか?
ほっほ~簡単ですと? では、おねしゃす!
おお! うぞうぞと土が動いて付近の草も巻き込んで小山みたいになったぞ。
土で作った扉もなかなかいい具合だ。
蝶番なんて、よくぞこんな部品まで土で作れるな~って、感心する。
よし! このイグルーは俺の秘密基地2号だ! 木で作った1号は撤収!
その後、数十日かけて精霊さんと相談しつつ改造に改造を重ねた秘密基地2号は、地下2階まで造り込み、なんと3LDKの立派な別荘になってしまった。
もちろん明り取りの窓なんてないから、火の精霊さんにお願いしてあちこちに蝋燭変わりになってもらい、換気は樹木にカモフラージュした煙突に、風の精霊さんが協力してくれている。
前世の1ルームのボロアパートと比べると、ものすごい豪華だ!
これ家賃8万円は取れんじゃね?
まあ誰にも貸さないけどね。
精霊さんは煙突を通って勝手気ままににやってきては、俺の周囲に集ってエネルギーを吸っていく。
あんまり人前でちゅーちゅーすると、俺みたいに精霊さんが見える人がいたら困るので、ここだけにしてもらうようにお願いしておいた。
神様から貰った便利グッズのガチャ玉も、この秘密基地2号に移動済み。
リビングに冷蔵庫の玉子入れるとこ見たいに、丸い穴をあけた棚を作って、しっかりと並べて入れておいた。
変身ベルトは、リビングの壁に掛けた。
う~んやっぱりこのベルトは格好いい!
基地が完成してからというもの、勉強が捗る。
特に面倒で読みこんでなかった歴史に関して、かなり勉強が進んだ。
おかげでこの世界に生まれて5年も謎だった我が家の事がはっきりわかった。
我が家は上級勲民として貴族の一員でした。
上級勲民と言う事は、貴族位でいうと子爵と同等だとか。
なんとマイ・ダディーは、先の戦争で先陣を切り、敵の指揮官クラスを3名も討ち取った英雄様だった。
もともとダディーは、城付きの騎士だったとか。
んで戦争でダディーは、めっちゃ頑張ったらしい。
そのご褒美でママンと結婚でき、この領地を国から賜ったんだって。
俺ってお坊ちゃんじゃん!
でも年俸は低く、優しいダディーとママンは領地の税収は国に治める分とちょびっとしか徴収してない。だからケチケチ生活なんだと。
まあ、俺は特に不満も無い。
領民から愛される領主一家っていいじゃんか。生活出来ればいいんだよ。
前世の俺の生活だって、毎月カツカツだったしさ。
ところで両家の爺ちゃん婆ちゃんにはまだ会った事ないんだけど、生きてるの?
そんな魔法と勉強とに勤しむ毎日だったが、ある夜自分の部屋でこっそり本を読んでいた時に、ママンに見つかった。
蝋燭も使わないで本を読める明かりがあるんだから、まあ魔法もばれるわな。
ママンは俺が魔法も天才だと、またもや狂喜乱舞。
子供の身体なんでもうそろそろ寝たい時間なんだが、ダディーも来て魔法を使えと五月蠅い。
いくつか使って見せると、2人の鼻息が荒く興奮しまくっていた。
いや……確かに色々と出来るけど、四大エレメントの魔法しか使ってないじゃん。
入門書にもみんな使えるって書いてたけど?
え……? あれって数百年前の話? 今は魔法使える人が千人に一人?
そんな事どこにも書いてなかったぞ!
でもそれって、やばいんじゃ……国に報告ですか……そうですか。
15歳の成人後は、王都でお勉強して城勤めですか。
エリートコースなんですね……わかります。
ところで王都ってどこですか?
▲
その晩遅く、ものすごい地震が起きた。
といっても震度3ぐらいかな?
家がグラグラ揺れて、食器棚の中の食器がガチャガチャなった程度だからな。
でも地震を知らないこの村の人は、びっくりして我が家に集まって来た。
父さんが落ち着くように言っても、あんまり効果なさそう。
まあいらんことは言わず、黙っていよう。
地震後の余震で小さい揺り戻しがあったが、特に被害もなくその日は解散した。
妙に精霊さんがざわついていたのが気になるけど、睡魔には勝てなかった。
そして翌日、まさかあんな物が出来ているとは思いもよらなかった。
見通しの良い村の先にある山に、高い塔が聳え立っていたのだ。
「これは……すぐに領民をここに避難させるぞ!準備しろ!」
父さんはそう言い残して飛び出していった。
そうか! あれってダンジョンか!?
歴史書には確かこう書いてあった。
『ダンジョンの出現時には、多くの場合そこから溢れ出る魔獣によって起こる
スタンピードが確認されている。』
やべーじゃねーか!
目の前にテレビでしか見た事が無かったイグルーが、でーん! と見事に鎮座しております。茶色いですけどね。
ん~こうなったら、ウッドカモ柄に出来ないだろうか?
緑色と茶色を……こう良い感じに表面に……んで扉も欲しい。
え~精霊さん方、こんなイメージで出来ませんか?
ほっほ~簡単ですと? では、おねしゃす!
おお! うぞうぞと土が動いて付近の草も巻き込んで小山みたいになったぞ。
土で作った扉もなかなかいい具合だ。
蝶番なんて、よくぞこんな部品まで土で作れるな~って、感心する。
よし! このイグルーは俺の秘密基地2号だ! 木で作った1号は撤収!
その後、数十日かけて精霊さんと相談しつつ改造に改造を重ねた秘密基地2号は、地下2階まで造り込み、なんと3LDKの立派な別荘になってしまった。
もちろん明り取りの窓なんてないから、火の精霊さんにお願いしてあちこちに蝋燭変わりになってもらい、換気は樹木にカモフラージュした煙突に、風の精霊さんが協力してくれている。
前世の1ルームのボロアパートと比べると、ものすごい豪華だ!
これ家賃8万円は取れんじゃね?
まあ誰にも貸さないけどね。
精霊さんは煙突を通って勝手気ままににやってきては、俺の周囲に集ってエネルギーを吸っていく。
あんまり人前でちゅーちゅーすると、俺みたいに精霊さんが見える人がいたら困るので、ここだけにしてもらうようにお願いしておいた。
神様から貰った便利グッズのガチャ玉も、この秘密基地2号に移動済み。
リビングに冷蔵庫の玉子入れるとこ見たいに、丸い穴をあけた棚を作って、しっかりと並べて入れておいた。
変身ベルトは、リビングの壁に掛けた。
う~んやっぱりこのベルトは格好いい!
基地が完成してからというもの、勉強が捗る。
特に面倒で読みこんでなかった歴史に関して、かなり勉強が進んだ。
おかげでこの世界に生まれて5年も謎だった我が家の事がはっきりわかった。
我が家は上級勲民として貴族の一員でした。
上級勲民と言う事は、貴族位でいうと子爵と同等だとか。
なんとマイ・ダディーは、先の戦争で先陣を切り、敵の指揮官クラスを3名も討ち取った英雄様だった。
もともとダディーは、城付きの騎士だったとか。
んで戦争でダディーは、めっちゃ頑張ったらしい。
そのご褒美でママンと結婚でき、この領地を国から賜ったんだって。
俺ってお坊ちゃんじゃん!
でも年俸は低く、優しいダディーとママンは領地の税収は国に治める分とちょびっとしか徴収してない。だからケチケチ生活なんだと。
まあ、俺は特に不満も無い。
領民から愛される領主一家っていいじゃんか。生活出来ればいいんだよ。
前世の俺の生活だって、毎月カツカツだったしさ。
ところで両家の爺ちゃん婆ちゃんにはまだ会った事ないんだけど、生きてるの?
そんな魔法と勉強とに勤しむ毎日だったが、ある夜自分の部屋でこっそり本を読んでいた時に、ママンに見つかった。
蝋燭も使わないで本を読める明かりがあるんだから、まあ魔法もばれるわな。
ママンは俺が魔法も天才だと、またもや狂喜乱舞。
子供の身体なんでもうそろそろ寝たい時間なんだが、ダディーも来て魔法を使えと五月蠅い。
いくつか使って見せると、2人の鼻息が荒く興奮しまくっていた。
いや……確かに色々と出来るけど、四大エレメントの魔法しか使ってないじゃん。
入門書にもみんな使えるって書いてたけど?
え……? あれって数百年前の話? 今は魔法使える人が千人に一人?
そんな事どこにも書いてなかったぞ!
でもそれって、やばいんじゃ……国に報告ですか……そうですか。
15歳の成人後は、王都でお勉強して城勤めですか。
エリートコースなんですね……わかります。
ところで王都ってどこですか?
▲
その晩遅く、ものすごい地震が起きた。
といっても震度3ぐらいかな?
家がグラグラ揺れて、食器棚の中の食器がガチャガチャなった程度だからな。
でも地震を知らないこの村の人は、びっくりして我が家に集まって来た。
父さんが落ち着くように言っても、あんまり効果なさそう。
まあいらんことは言わず、黙っていよう。
地震後の余震で小さい揺り戻しがあったが、特に被害もなくその日は解散した。
妙に精霊さんがざわついていたのが気になるけど、睡魔には勝てなかった。
そして翌日、まさかあんな物が出来ているとは思いもよらなかった。
見通しの良い村の先にある山に、高い塔が聳え立っていたのだ。
「これは……すぐに領民をここに避難させるぞ!準備しろ!」
父さんはそう言い残して飛び出していった。
そうか! あれってダンジョンか!?
歴史書には確かこう書いてあった。
『ダンジョンの出現時には、多くの場合そこから溢れ出る魔獣によって起こる
スタンピードが確認されている。』
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