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第一部青春編:第一章 片恋
片恋④
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夏休みが目前まで迫っていた。今朝は天気予報が的中し、午後から土砂降りの雨になった。
昇降口を出て、傘を開く。軒下に、小さな影がうずくまっていた。
「傘ねぇの」
曜介が言うと、小さな影はびくっと肩を震わせた。
「……入ってくか?」
「……ああ」
驚くほどあっさりと、真尋は曜介の傘に入ってきた。
真尋と肩を並べて帰るのは、いつぶりのことだろうか。こんな時、京太郎がいれば、うまいこと場を和ませてくれるのだろうが、生憎、曜介はそういった器用さを持ち合わせていなかった。
降りしきる雨の音だけが響いていた。傘を叩く軽快なリズム。水たまりに飛び込んでは弾ける水滴。スニーカーも、ズボンの裾も濡れていたが、不思議と寒くはなかった。重く垂れ込めていた雲が晴れ始め、上空に光が散乱している。
「……別れたんだ」
不意に真尋が口を開いた。曜介は思わず傘を揺らした。露先から冷たい雫が飛び散った。
「彼氏と別れた」
「……三年の先輩の?」
「それはただのセフレ。お前、知ってたのか」
「ああ、まぁ」
水たまりに足を突っ込む。泥が跳ねて、ズボンを汚した。
「付き合ってたのは大学生で……それなりに長く続いたと思うが、もう飽きたんだ。飽きるほどヤッて、他にもうやることもねぇし。たぶん向こうも同じだろ」
淡々と語る真尋の瞳が伏せられる。雨脚は一層強い。
「……お前さ、そういうの、もうやめたら?」
曜介の声は、雨音に掻き消されただろうか。真尋は歩みを止めた。
「……てめぇに何が分かる」
「見てられねぇよ。これ以上お前が傷付くのは」
「ほっとけ。てめぇには関係ねぇことだ」
「ほっとけるわけねぇだろ。だってお前、そんな顔して……」
傘の下で、初めて視線が交わった。その瞬間に、真尋は目を伏せて顔を背ける。
「おれが好きでやってることだ。てめぇに口出しされる謂れはねぇ」
「でも」
「うるせぇな! てめぇの指図は受けねぇっつってんだろ!」
「……」
全てを押し流すような激しい雨だ。霧に巻かれたように、視界が白く閉ざされる。三叉路の真ん中で立ち止まったまま、真尋は一歩も動かない。
「なぁ、行こうぜ。濡れてるぞ」
「……おれなんかに構ってないで、どこへでも勝手に行けよ」
「傘ねぇんだろ? この雨じゃ、走って帰ったって」
「濡れようが何しようが、もうどうだっていいんだよ! これ以上おれに構うな。もうこれ以上、おれを見ないでくれ……」
「……」
触れたら壊れてしまいそうな、小さな背中。細い肩が微かに震えていた。曜介は、黙って傘を差し掛けた。そのまま、傘を真尋の元に置いて、土砂降りの中を走って帰った。
殴りつけるような雨だ。大粒の雨が頬を打つ。雨の飛沫で前が見えない。泥濘に足を取られ、泥水を被った。
真尋がどうしてあんなことを繰り返しているのか。色々な男をとっかえひっかえ、彼氏だのセフレだのを作っては別れ、別れては付き合ってを繰り返しているのか。その理由を、曜介は誰よりも理解できる立場にある。そうなった原因を、少しは理解しているつもりだ。
けれども、あんな顔をするくらいなら。曜介は真尋の横顔を思い出す。彼氏と別れたと告げた時のあの表情。雨に涙を隠すくらいなら、あんなことはもうやめるべきだ。虚しいばかりの、不毛な繋がりなんて。
それは曜介自身のことでもある。真尋に触れることができずにいるのに、そばにいることを諦め切れない。虚しいばかりの不毛な繋がりを、いまだ手放せずにいる。
これ以上何を失えば許されるのだろう。捨てられるものなんて、もう残っていないのに。
*
「三十八度七分。これはやっちゃったね」
翌朝、予期できたことではあるが、曜介は熱を出した。なかなか起きてこない曜介を心配した父が部屋まで起こしに来て、事態が発覚した。
「うう、俺の皆勤賞がぁ……」
「しょうがないでしょう。昨日あんな状態で帰ってくるから」
「俺にも事情ってもんがあんだよ」
「学校には連絡しておくから、薬飲んで寝てなさいね。お昼になったら、また見に来るから」
ちゃんと寝てなきゃダメだよ、と念を押し、父は戸を閉めた。
寝ていろも何も、体が怠くて何もする気が起きない。スマホを手に取るのだって億劫だ。曜介は布団の中で大人しく目を瞑った。
どれほどの時間が過ぎただろう。昼にゼリーと果物を食べ、薬を飲んでまた眠り、夢を見た。
昔の夢だ。幼稚園生の頃の夢。真尋や京太郎と会ったばかりの頃だ。あの頃、何をするにも三人一緒だった。お揃いのスモックを着て、狭い園庭を全力で駆け回った。砂場で穴掘りをし、おもちゃを取り合って喧嘩した。お絵描きの時間じっとしていられない曜介を、いつも真尋が捕まえていた。
お昼寝の時間も、いつも隣同士だった。小さな布団を並べて敷いて、枕を並べて昼寝をした。時々、曜介は真尋の布団に潜り込んで、くっついて眠った。暖かくて、柔らかくて、お日さまの匂いがして、あれは本当に気持ちが良かった。もう二度と、あんな時間は戻ってこない。
どれくらい眠っていただろう。気が付いた時、部屋は既に薄暗く、左手が仄かに暖かかった。誰かの手を握っていた。曜介と比べれば小さい、けれど記憶の中にあるものよりもずっと大きい、温かい手だ。
「……真尋?」
「ようやくお目覚めか」
枕元に真尋がいた。片手だけで読んでいた本をぱたりと閉じる。
「えっ、なん……夢? 俺まだ夢見てる?」
「残念ながら現実だ」
「揶揄ってるとかじゃねぇよな?」
「んなわけあるか。……昨日のこと、さすがに悪かったと思って……ついでに傘返しに来たら、親父さんに引き留められて」
「ああ、それで」
曜介は、繋がれたままの手に目をやる。真尋は困ったような顔をした。
「お前が掴んできて離さねぇから」
「俺が?」
「寝惚けて誰かと間違えたんだろ」
「そんなことないと思うけど……」
夢の中で真尋に触れていた。真尋にしか触れていなかった。誰かと勘違いしたというのなら、それは決して勘違いではない。
「もう少し、いい? このままで」
「……」
曜介の問いかけに、真尋は答えなかった。曜介は真尋の手を握り──強く握りしめることはできなかった。ただ指先を重ね合わせて、伝わってくる温もりを感じた。
真尋の手って、こんな感触だったろうか。こんな温かさだったろうか。ずっとそばにいたはずなのに、今となっては知らないことばかりが増えてしまった。例えば、真尋が今何を考えているのか、曜介には分からない。
今だけだ。今この瞬間だけ。熱に浮かされたと理由をつけて、ほんのひと時でも真尋に触れることができるのならば。熱はもう下がっているのに、体調が悪くて起き上がれないふりをする。そうすれば、今だけは罪が許される。真尋に触れることを許される。
今だけだ。明日になったら全て忘れる。明日には全部元通りだ。だから、今だけは。夢の続きを見させてほしい。
昇降口を出て、傘を開く。軒下に、小さな影がうずくまっていた。
「傘ねぇの」
曜介が言うと、小さな影はびくっと肩を震わせた。
「……入ってくか?」
「……ああ」
驚くほどあっさりと、真尋は曜介の傘に入ってきた。
真尋と肩を並べて帰るのは、いつぶりのことだろうか。こんな時、京太郎がいれば、うまいこと場を和ませてくれるのだろうが、生憎、曜介はそういった器用さを持ち合わせていなかった。
降りしきる雨の音だけが響いていた。傘を叩く軽快なリズム。水たまりに飛び込んでは弾ける水滴。スニーカーも、ズボンの裾も濡れていたが、不思議と寒くはなかった。重く垂れ込めていた雲が晴れ始め、上空に光が散乱している。
「……別れたんだ」
不意に真尋が口を開いた。曜介は思わず傘を揺らした。露先から冷たい雫が飛び散った。
「彼氏と別れた」
「……三年の先輩の?」
「それはただのセフレ。お前、知ってたのか」
「ああ、まぁ」
水たまりに足を突っ込む。泥が跳ねて、ズボンを汚した。
「付き合ってたのは大学生で……それなりに長く続いたと思うが、もう飽きたんだ。飽きるほどヤッて、他にもうやることもねぇし。たぶん向こうも同じだろ」
淡々と語る真尋の瞳が伏せられる。雨脚は一層強い。
「……お前さ、そういうの、もうやめたら?」
曜介の声は、雨音に掻き消されただろうか。真尋は歩みを止めた。
「……てめぇに何が分かる」
「見てられねぇよ。これ以上お前が傷付くのは」
「ほっとけ。てめぇには関係ねぇことだ」
「ほっとけるわけねぇだろ。だってお前、そんな顔して……」
傘の下で、初めて視線が交わった。その瞬間に、真尋は目を伏せて顔を背ける。
「おれが好きでやってることだ。てめぇに口出しされる謂れはねぇ」
「でも」
「うるせぇな! てめぇの指図は受けねぇっつってんだろ!」
「……」
全てを押し流すような激しい雨だ。霧に巻かれたように、視界が白く閉ざされる。三叉路の真ん中で立ち止まったまま、真尋は一歩も動かない。
「なぁ、行こうぜ。濡れてるぞ」
「……おれなんかに構ってないで、どこへでも勝手に行けよ」
「傘ねぇんだろ? この雨じゃ、走って帰ったって」
「濡れようが何しようが、もうどうだっていいんだよ! これ以上おれに構うな。もうこれ以上、おれを見ないでくれ……」
「……」
触れたら壊れてしまいそうな、小さな背中。細い肩が微かに震えていた。曜介は、黙って傘を差し掛けた。そのまま、傘を真尋の元に置いて、土砂降りの中を走って帰った。
殴りつけるような雨だ。大粒の雨が頬を打つ。雨の飛沫で前が見えない。泥濘に足を取られ、泥水を被った。
真尋がどうしてあんなことを繰り返しているのか。色々な男をとっかえひっかえ、彼氏だのセフレだのを作っては別れ、別れては付き合ってを繰り返しているのか。その理由を、曜介は誰よりも理解できる立場にある。そうなった原因を、少しは理解しているつもりだ。
けれども、あんな顔をするくらいなら。曜介は真尋の横顔を思い出す。彼氏と別れたと告げた時のあの表情。雨に涙を隠すくらいなら、あんなことはもうやめるべきだ。虚しいばかりの、不毛な繋がりなんて。
それは曜介自身のことでもある。真尋に触れることができずにいるのに、そばにいることを諦め切れない。虚しいばかりの不毛な繋がりを、いまだ手放せずにいる。
これ以上何を失えば許されるのだろう。捨てられるものなんて、もう残っていないのに。
*
「三十八度七分。これはやっちゃったね」
翌朝、予期できたことではあるが、曜介は熱を出した。なかなか起きてこない曜介を心配した父が部屋まで起こしに来て、事態が発覚した。
「うう、俺の皆勤賞がぁ……」
「しょうがないでしょう。昨日あんな状態で帰ってくるから」
「俺にも事情ってもんがあんだよ」
「学校には連絡しておくから、薬飲んで寝てなさいね。お昼になったら、また見に来るから」
ちゃんと寝てなきゃダメだよ、と念を押し、父は戸を閉めた。
寝ていろも何も、体が怠くて何もする気が起きない。スマホを手に取るのだって億劫だ。曜介は布団の中で大人しく目を瞑った。
どれほどの時間が過ぎただろう。昼にゼリーと果物を食べ、薬を飲んでまた眠り、夢を見た。
昔の夢だ。幼稚園生の頃の夢。真尋や京太郎と会ったばかりの頃だ。あの頃、何をするにも三人一緒だった。お揃いのスモックを着て、狭い園庭を全力で駆け回った。砂場で穴掘りをし、おもちゃを取り合って喧嘩した。お絵描きの時間じっとしていられない曜介を、いつも真尋が捕まえていた。
お昼寝の時間も、いつも隣同士だった。小さな布団を並べて敷いて、枕を並べて昼寝をした。時々、曜介は真尋の布団に潜り込んで、くっついて眠った。暖かくて、柔らかくて、お日さまの匂いがして、あれは本当に気持ちが良かった。もう二度と、あんな時間は戻ってこない。
どれくらい眠っていただろう。気が付いた時、部屋は既に薄暗く、左手が仄かに暖かかった。誰かの手を握っていた。曜介と比べれば小さい、けれど記憶の中にあるものよりもずっと大きい、温かい手だ。
「……真尋?」
「ようやくお目覚めか」
枕元に真尋がいた。片手だけで読んでいた本をぱたりと閉じる。
「えっ、なん……夢? 俺まだ夢見てる?」
「残念ながら現実だ」
「揶揄ってるとかじゃねぇよな?」
「んなわけあるか。……昨日のこと、さすがに悪かったと思って……ついでに傘返しに来たら、親父さんに引き留められて」
「ああ、それで」
曜介は、繋がれたままの手に目をやる。真尋は困ったような顔をした。
「お前が掴んできて離さねぇから」
「俺が?」
「寝惚けて誰かと間違えたんだろ」
「そんなことないと思うけど……」
夢の中で真尋に触れていた。真尋にしか触れていなかった。誰かと勘違いしたというのなら、それは決して勘違いではない。
「もう少し、いい? このままで」
「……」
曜介の問いかけに、真尋は答えなかった。曜介は真尋の手を握り──強く握りしめることはできなかった。ただ指先を重ね合わせて、伝わってくる温もりを感じた。
真尋の手って、こんな感触だったろうか。こんな温かさだったろうか。ずっとそばにいたはずなのに、今となっては知らないことばかりが増えてしまった。例えば、真尋が今何を考えているのか、曜介には分からない。
今だけだ。今この瞬間だけ。熱に浮かされたと理由をつけて、ほんのひと時でも真尋に触れることができるのならば。熱はもう下がっているのに、体調が悪くて起き上がれないふりをする。そうすれば、今だけは罪が許される。真尋に触れることを許される。
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