全ては妻のために…

プロローグ

おれの名前は高倉涼太。
妻の名前は高倉奈美。

結婚して５年が経ち全て順調にいっていた。
順調といっても人それぞれ基準は違うだろうけど、付き合ってから今まで奈美に対する気持ちが薄れたことはなく、これからもずっとそれは変わらない。

何があっても大事にしたいと今でも思っている。

「ねぇりょーたー起きてよー！今日会議なんでしょ！遅刻するよ！」

「えー今何時ー？」
目をこすりながら奈美に聞く。

「もう７時半だけど…」

「え！やっば！まじで遅れる！」
時間を伝えられ、ベッドから飛び起きる。

「うっそー笑まだ７時前だよー」
いたずらな笑みを浮かべおれの顔の前に奈美の顔が近づいてくる。

「もぅー！じゃああと５分寝るわ」
やられた…と思い、そう言って目をつむりかけたとき

「またそうやってすぐ寝ようとするー！こっちはとっくに起きてますよーしかもちゃっかり糸引いちゃってるし…しょうがないなー」

なにか足元で奈美がごにょごにょ言ってるけどまだ眠い…
ん？まさか…

「ちょっ！朝からなにして…あっ…くっ…くふぅん…きもちい…」

まだ覚めてない目をこすりながら足元に目をやると朝勃ちしたチンポを喉奥まで咥えていた。

「ぢゅるぢゅる…れろ…はぁ…まったく…昨日あんなに出したのに…ちゅっ…ぢゅる…」
奈美のフェラチオはチンポが取れるんじゃないかと思うほどいつも激しい。

「やばい！いく！いくぅ！」

「ひいよ！んん！」

ものの１分程で口の中に果てた。
そう…おれは早漏だった。

「ぷはぁー！はぁはぁ…はい！起きた起きた！おはよ！さっ！着替えていってらっしゃい！」

そこから家を出るまであっという間だった。
目をこすりながら歯を磨いている間におれの髪をセットしてくれてスーツに着替えている間に、カバンを用意してくれてカバンの横にはハンカチとケータイと財布が置かれていた。

「いつもありがとう。奈美大好きだよ。いってきます。ちゅっ」

「私も大好き。気をつけてね。ちゅっ」

奈美の可愛らしいほっぺたに軽くキスをしてそれに応えるように奈美もおれの頬にキスをして玄関を出た。
その時は会社に急いで行くことに頭がいっぱいで気づくことができなかった。
奈美の太ももにキラリと光る液体を…