上 下
10 / 14
シュラル奪還大作戦

シュラル視点2

しおりを挟む
「グルル~」
「わふっ」
なんだ…この変な鳴き声…
聞いたことのない鳴き声が聞こえる…
ペロペロ
ザラザラした…舌?
「うわぁぁ!?」
「わぅ!」
フワフワ…
ちっこい…何これ…
「はっ、ピアス…」
思い出した、ピアスにさわらないと…
[よぉ!やっと触ったなぁ!ほんま、神様待たすなんてええ度胸しとるなぁ!まぁええわ!このピアスは、ステータスやアイテム、スキルや従魔のステータスも確認できるんや!一通り見終わったら話しかけーや?]
ステータス…
そう思った瞬間目の前に情報みたいなのが、ずらーっと出てきた…。
名前:(空欄)
年齢:22
種族:人狐族
属性:万能属性
職業:無職
好きなタイプ:自分より大きくて頼りない人。本人は、頼りにされたいタイプ。
スキル:アイテムボックス、魔力無限、神の寵愛受けし者、鑑定、錬金術、剣術向上、魔術向上、不死鳥の愛、欺き
説明:
過去に奴隷市で売られていて逃げ出した。
一度死んだが神の意向により3度目の転生。
名前を付けてもらったが、一人で生きていくので無かったことに。
従魔を二体連れている。
基本無口、あまり人に干渉する事がないが気に入ると依存する。

名前も無いし無職…スキルも魔法も滅茶苦茶だし好きなタイプまで書いてある。
なんだ、スキルの滅茶苦茶さ…ほんと、…はぁ。
「グルゥ?」
小さい…ドラゴン?
[お、やっと気づいたんか!ソイツは、珍しい種類なんやけど、ライトドラゴンて知っとるか?世界に5体しかおらんとされとるんや。んで、その子が最近産まれたんやけど保護しとってなぁ…次の転生者に授けようってなったんや!]
ライトドラゴン…俺も聞いたことだけは、あるけど、まさか実物を見るなんて…
「わふっ」
首を傾げてこっちを見つめる、犬?
[ソイツは、ゴードウルフ言うてな?お前さんみたいに万能属性のウルフなんや、ちゃんと面倒みたいり愛を持って育てりゃ…何にも負けんやろなぁ…]
うんうん言ってる…。
ゴードウルフ…?聞いたこと無いけど、可愛いな…
ナデナデ
[気に入ったみたいやな!わからん事あったらいつでも呼びーや?ほな、またな!]
そういって声が聞こえなくなる。
無職なのは、辛い…名前も無いからな…。
金も稼がないのと…。
これからの人生は、一人で頑張らないと…か。




どーも!梛魏です!
いやぁ、俺ドラゴンとか狼とか好きなんすよね((
あと、関西弁とかって俺独学なんで変なとこあるかもなんすけど…そこは、まあ((
で、これからの話は、とりあえず奪還て書いてあるんすけど、見つけるまでの話ですね。
え?サムネ詐欺と変わらない?
俺が一番分かってますよ((
まぁ、そこも楽しんでもらえたらなぁとか。
とりあえずこれからもよろしくです!!
しおりを挟む

処理中です...