家庭教師はクセになっていく〈完結〉

ぎょく大臣

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いけない一人遊びー大学でアナニーー

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「今日は天気も良いし、図書館でお勉強してから外で遊ぼうか」
「やったぁ!お弁当っお弁当っ!」

今日もお父さんからエロさ皆無の爽やかな提案。
子供らしい陽菜斗君のはしゃぐ声。
こういう時は必ずお預けの日だ。
してくれるときはそういう雰囲気があったり、ボディタッチで誘うような合図がある。
勿論こういう穏やかな日は穏やかな日として楽しく過ごしている。が、身体的な意味の不満は溜まるばかり。

〈今回はどのくらいお預け食らうのか…〉

して貰えなくて5日経過。
我慢の期間が長ければ長いほど、三ケ部親子とのセックスが気持ちよくなるのは身体で理解していた。
だから普段は一般男性くらいにオナるけど、穴は弄ったりしないように意識して我慢している、のだが。
実はネットで色々尻穴を弄る玩具を購入してしまっている俺だった。

〈でもそれも、結局あの二人にされるのに比べたら物足りないんだよなぁ…〉

単位の取得上仕方なく取った、興味もない授業をダルく聞き流す。
最近は暇なときにスマホ覗くより、お父さんと陽菜斗君にされて気持ち良かったことや、今度はどんなことをされるのかを思い出す方が時間が溶ける。
特に寸止めされて寸止めされて、色んな玩具で弄ばれ、言葉で責められたその後イかせて貰ったあの強烈な快感を思い出すと、あちこち疼いて辛い。

〈なんか、あの講師お父さんに声似てる…〉

見た目は一切似てないが。
しかしそう一度過ってしまってからは、その講師の声で股間がムズムズし始めた。
お父さんが俺の身体を気遣って、間を空けてくれてるのは解る。
けれど健康優良男児の性欲は気遣いでは収まらないのだ。
ちょっとどっか痛いくらいだったら、迷わず押し倒して欲しいお年頃。
いや、男が尻穴犯し倒してて貰いたがってるのは健康ではないか。
そして一度過った考えはどんどんよからぬ方向へ行く。











大学にあまり人気のないトイレがある。
なぜこんな所に設置したのか、と思うような離れの場所に存在するため、あまり人が利用しないのだ。
逸る気持ちを抑え、周りに人が居ないのを確認し、そのトイレの奥の一室に入る。
そして持ってきたカバンから取り出したのは、ローションと壁に貼り付けられるタイプのディルドである。

〈おおおぉ…こ、これは〉

個室の扉に貼り付けると思ったよりチンコ。
ぐっと抑えてから手を離すとぶるんぶるんと揺れる。
今からコレが俺の中に入るのだと思うと奥が疼いて仕方ない。
見ているだけで興奮してしまう俺は、もうどっぷり変態だった。
思わずディルドにしゃぶりつき、お父さん仕込みのフェラを披露する。

「んっ……んっ…」

大きなものを口から出し入れし、小さく声が漏れてしまう。
タイル張りのトイレではその小さな声すら反響する。
シリコンの弾力を舌に感じ、これが穴に入った時の快楽を想像すると、尻がきゅんきゅんと痺れた。
フェラした後はローションをたっぷりかけ、扱く。
このいけないことをしているという背徳感がたまらない。

〈駄目だ…も、もう挿れたい〉

フェラでスイッチが入ってしまった俺は、もうこれでナカをかき回すことしか考えられなくなっていた。
ぬるぬるになったディルドをゆっくり挿入していく。
カリの部分が前立腺を通過する時には「んあん」と声が出てしまい、口を手で塞ぐ。
扉に付けたディルドを出し入れすると、ガタンガタンと音がしてしまうが、それがまたいやらしく感じて興奮を加速させる。

〈あっあっあっ、大学でしちゃってる、俺…尻で気持ちよくなってる〉

奥をゴリゴリ突きながら、いけない行為に浸る。
そしてこんなことをして、見つかってしまったらどうしようという妄想をオカズにするのだ。

〈き、君は一体何をやっているんだ!?〉
〈あ、ち、違うんです先生!〉
〈違う?こんな状態で何を違うと言うんだ!?〉

怒っている先生に詰め寄られ、なぜか個室に入って来られてしまう。

〈せ、先生…なにを…〉
〈大学でこんな事をして、誰かに見つかりたかったのか!?〉
〈あひっ〉

チンコを扱きながら詰る先生、という妄想をしながら自分で扱く。

〈見つかって、見ず知らずの他人に犯されたかったのか!この変態め!!〉
〈あぁ…ち、違うんです…違うんですっ…ひ、も、そんなに扱いたら…っ〉

チンコを扱かれる快感で腰が上下し、尻がディルドを味わってしまう。
遠慮のない先生の手つきに、とうとうびゅくびゅくと出してしまった。
しかし、そこで終わりではない。

〈こんな事をされて喜ぶ変態だったとは、がっかりだよ〉
〈ああっ!〉

強引に引っ張られ、ディルドが抜けてしまう。
便器に手を付くと、尻を先生に突き出す形になる。
そして容赦なく先生のチンコをぶち込まれるのだ。

〈ああっ!ああっ!ダメです先生っ!〉
〈何がダメだというんだ!こうされたかったのだろう!?〉
〈おほぉっ、らめっ、激しいのらめぇっ!!〉

妄想の中でらめぇ状態になっている自分に悦に浸りながら、ディルドの抜き差しが激しくなる。
前立腺に当てながら尻を振りたくれば、扉の音が一層大きくなってしまう。

〈くっ…なんていやらしい尻をしているんだ!誘うように揺らして!〉
〈お゛んっ、先生、いけませんっ、こんな、こんなっ…イイことしたらぁ…っ〉
〈気持ちいいか!?私のチンポがイイのか!?〉
〈ひいぃんっ、い、イイですっ!先生のっ、ズコズコされるのイイですぅ…!〉
〈なんていいけない生徒だ!これは私がしっかり指導しなくては!!〉
〈はうっ!あうっ!力強い腰使い…っすごいぃ…っ!もっと、もっと指導してぇっ!〉

ガッタンガッタンと激しいセックスの衝撃に耐える扉。
先生は物音も気にせずがんがんに俺の尻を犯し続ける。
そして一層深く突き入れたと思えば、中に遠慮なく射精されるのだ。

〈アヒィーッ、な、中出しなんてっ、そんな…っ〉
〈ふう。一回で済むと思うなよ。更生するまで中で出してやる!〉
〈ああ、酷いっ…こんな気持ちいいのを何回もなんて…おかしくなっちゃううっ〉
〈ほら!ほら!教育的指導だ!!〉
〈はあぁんっ、あひいぃん!い、いくぅっ、いくぅぅっ!!〉
〈イケ!イケ!不良生徒が!チンポでおかしくなれ!〉
〈おひぃいんっ!先生のチンコでイク不良生徒になっちゃうーーーッ!!〉

そうして散々される妄想に耽りながら、尻イキする。
3回ほど達してようやく満足し、ずるりとディルドを抜く。
とっても良かった。
…けど、やっぱり三ケ部親子にされた時ほどではない。

〈しかもこの後、汚したここの掃除をしなきゃいけないし〉

人が来るかもしれない大学構内でやって、先生をオカズに妄想しても足りないなんて、なんだか割に合わなくてがっかり感が勝った。
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