家庭教師はクセになっていく〈完結〉

ぎょく大臣

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試し行動ーリモコンバイブ・尻叩き・ショタ責めー

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最近なんとなく解り始めたのは、二週間以上してくれない日が続くと、危ないおねだりをされるという事。

「間野くん、これで遊んでみない?」

今度は何だと嫌な予感がしながら聞いていれば、リモコンバイブを使ってみたいと。
陽菜斗君はもう学校から帰ってきているこの時間帯にそれを迫られるということは、つまりそういうことだ。

「お断りします」
「えーっ、どうしても駄目?」
「駄目ですね」

じりじりと近付いて来たお父さんが、背後からぴたりと密着する。

「駄目なの?」
「はうぅぅぅーん……っ♡」

後ろから胸を鷲掴みされ、耳たぶを甘噛みされる。
そう、こうやって身体から説得し、無理を通すための二週間なのだ。
長期間お預けを食らった身体はほんのちょっと刺激するだけで悦び熱くなる。
乳首や男性器やアナルみたいな直接ドカンと快感のくる部分は掠っても貰えず、太腿や胸の周りを撫で回される。

「だめですっ…だめ、……ぁっ」
「どうしても?」
「……ひ、くぅ……っ」

お互い服を着たまま、まるでのように尻に腰を打ち付けられる。
ぱんっ、ぱんっ、と聞かせるように音を立てられ、興奮が加速していく。

「…っ…っ……」
「じゃあ今日は、しないでおこうか」
「ぁあう……っ!」

疑似セックスのように腰を前後にカクカクと揺らされ、理性がガラガラと崩れた。
いつだってして欲しくて、汚れてもいい恰好をして着替えも持って来てるのも、予定より早く来て陽菜斗君が学校から帰ってない時間帯に訪問してる下心もバレているんだろう。
お父さんはきっと、俺が断れないのを知っていてわざと強請っているのだ。











じろりと非難するような目線を陽菜斗君に送られ、俺は苦笑いする。
本日もゲーム対戦は連戦連敗。
ただのゲームなら良かったのだが、今やってるのは教材として持ってきたゲームだった。
遥か年下の陽菜斗君よりも悪い点数が表示され、気まずさにへらへら笑うしかない。

「お兄ちゃん先生なのに赤点じゃーん」
「いや、今日は調子悪くてさ…」
「今日でしょー?最近変だよ?」

まさかお父さんに入れられてるオモチャで気持ち良くなっているので集中できませんとは答えられず、風邪が長引いていると誤魔化すのが精一杯だ。
コタツに入って隠しているというのに、勃っているのが陽菜斗君に見られてないか何度も股間をチェックしてしまう。

「たるんでるんじゃないのかい、間野君」

白々しく追撃してくるお父さんに誰のせいだと怒鳴りたい。
俺の調子を悪くしてる犯人のくせしやがって。

「そうだ、緊張感を持たすために罰ゲームでもやろうか」

楽しそうに提案するお父さんにギクリとした。
絶対に不味いことを思い付いて実行しようとしている。
いや、リモコンバイブを持ってきた時からもう企んでいたのかもしれない。

「罰ゲーム?いいよー!やろうやろう!」
「えぇ…いや、俺の負けが決まってからゲーム提案するのはズルくない?」
「だってーお兄ちゃん最近弱すぎてつまんないもん。罰ゲームがあればもっと頑張るでしょ?」
「だ、そうだよ間野くん」

ニヤニヤと意地の悪い笑顔のお父さんを殴ってやりたい。
二対一で詰め寄られ、しぶしぶ同意する。
すぐそばのソファに手を付き尻を突き出す形で四つん這いになるよう指示され、もう何をされてしまうのか、神に祈るような気分になった。

「はい、じゃあ尻叩き30回の刑だ。危ないからあんまり力入れちゃ駄目だぞ」
「わかったあ」

陽菜斗君がうちわを構え、あれで叩かれるのかとまるで他人事のように思う。
痛くはされないだろうが、自然と身体に力が入ってしまい、バイブを締め付けてしまった。
それとほぼ同時にうちわが振り下ろされる。

ぱぁん。

音こそ軽快だが、そんなに痛くはい。
問題は痛みではなかった。

「……っあ♡」

ぷる、と身震いする。
顔をソファに埋めなんとか堪えたが、もし陽菜斗君がいなかったら嬌声を上げていただろう。

〈やばいやばいやばい!き、気持ちいいぃぃ…っ〉

バイブが入ったままの尻を打たれるピリっとした程よい痛みと、肉が揺れる衝撃がくれる快感に、腰が甘く痺れている。
これをあと29回耐えろと言うのか。

「2回目ー」

ぱんっ

〈アアーーーッ!ひぐっ、うううぅんっ!!〉

さっきより尾骨寄りのとこを打たれ、甘い衝撃が走る。
そして打たれる度に尻に力が入ってしまうので、バイブを締め付けまた更によくなる。
拷問のような悦楽のループだった。

ぱん、ぱん、ぱんっ

声を上げられず、イク訳にもいかず、必死にソファに顔を埋め耐えた。
陽菜斗君は意外にノリノリで打ち据えてくる。

〈もう…むり…っ、いひっ、イイよぉ…っ!!〉
「お兄ちゃん、6回目いくよー」

陽菜斗君の合図に飛びかけていた意識が戻って来る。
6回目?てことは……あと残り何回だ?
気持ち良すぎて引き算すらできなくなっている。

「ほらほら間野くん、お尻下げちゃ駄目だぞ」

腕を腰に回され、お父さんに支えられる。
その体制でさり気なく胸を弄られ、もうどうしていいか判らない俺はひたすら歯を食いしばって感じまくる。

「…リモコンバイブ気に入ってくれたみたいだね。じゃあ、もっとよくしてあげよう」

恐ろしい囁きが聞こえ、はっとする。
お父さんにやめてくれと小声で訴えたが聞き入れてくれる訳はずもない。

「………っっくぉ!!」

ぱんっ、と打たれるタイミングを見越してバイブの振動を強にされる。
そして弱に戻され、また打たれるときに強にされる。
もう体がガクガクに震えていようが涎が溢れようが構ってる余裕がない。
火花が散るような快楽を陽菜斗君の前で与えられて、よがることもできない。

〈んひいぃぃ…っ!こんなのっ、知らないっ…!!こんなことぉっ…あふうぅぅっ!!〉

どんどんといけない遊びを教えられていく。
こんな身体にされて、俺はこの先戻れるのだろうか。

〈イッちゃ、イッちゃいけないっ…だめ…なのにっ、も、もうっ、…もう我慢できないっ!感じるっ!だめっ!イクッ!!凄いのキちゃうっっ!!!〉

あと19回ね、という無邪気な陽菜斗君の声が遠くに聞こえるようだった。
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