家庭教師はクセになっていく〈完結〉

ぎょく大臣

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事が終わった後‐愛撫‐

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ふと自分の寝返りで目が覚める。
昨日は床で、ベッドで、ソファで、机でと至る所で乱れたが、今しっかり布団にくるまっているのはお父さんがやってくれたのだろうか。
外はうっすらと明りが差している。

〈……お父さんのテク…やばかった…〉

昨夜の濃密なセックスの思い出に浸れば、散々犯された下腹がきゅんと疼いた。
おそるおそる自分でアナルを触ってみると、ぴりっとした痛みがし、名残りのように精液が垂れてくる。
一晩中セックスしていたからか、まだ中にお父さんのものが入ってるような違和感がある。

「あれだけしたのにまだ物足りないのかい?」

声がした方を向けば、お父さんが飲み物を持って部屋に入ってきた所だった。
ベット近くの所に水差しを置くとアナルを弄っていた手を優しく掴まれる。

「あっ…」
「昨日はちょっと無茶しちゃったからね、しばらくは休ませないと駄目だよ」

セックスするときの冷酷に、しかし無邪気に俺を追い詰めていたお父さんではなく、いつもの気遣いができる日常のお父さんの顔だった。
水を口に含んだお父さんは、それをそのまま口移ししてきて、それを何度か繰り返す。
一瞬だけ驚いたが、喉が渇いていたのと、優しく口内をまさぐる舌が気持ちよくて抵抗せずに受け入れてしまう。
まるでお父さんの女になったみたいだと過ると、下腹部が熱くなった。

「んぅっ…ふっ……ぁ」
「ふふ、良い子だ。しかし昨日のことは僕の勘違いで良かった。君は陽菜斗を狙っていたんじゃなくて、チンポ狂いの変態の方だったんだね」

あんまりな言い草にぎょっとし、お父さんの身体を押しのける。

「だから、違うんです!あの、疲れマラってやつで…っ!全然、そんなつもりじゃなくて!し、尻だってされるのなんか初めてだったんです!!」
「へえ?初めてであんなに感じてたの?」
「ぁんっ」

質問しながらアナルの皺をすりすりと擦られれば、ナカへ誘うかのようにきゅうっと窄まる。
くすぐったいだけではない快感を拾ってしまっているこの身体は、もはやそこは排便するためだけの場所ではなく、弄られれ絶頂する立派な性器になってしまっていることを自覚させる。
その事実に顔に熱が集まる。

「これで初物とは到底思えないが…じゃあ本当は男相手は嫌だったのか…それは、悪いことをした」
「い、いや…それは…」

少しも嫌じゃなかった。
むしろ良すぎて。
良すぎて怖いくらいだった。
けれどそう答えるのは躊躇する。だって、それを認めては本当にただの変態みたいではないか。

「君さえ良ければたまに相手をして貰いたかったんだが…。ほら、僕はこの通り奥さんに先立たれて、寂しい身の上だからね」
「あ、相手って…その…」

ちらりと壮絶な快感を与えてくれたお父さんの立派なモノに目が行く。
アレに弄ばれて泣かされ、お父さんの老練した技によがりまくったのだ。
色々な角度から奥まで犯されて…そこまで深く思い起こせばチンコがみるみる元気になっていく。

「その、相手ってんなら…俺でよければ…」

人並みにセックスの経験はあったが、この先お父さんにして貰う以外で、あんなに気持ちいいセックスができるとは思えなかった。
そんな欲望に負けて了承を口にしてしまう。

「いいのかい?初めてだと言っていたけど、男相手に抵抗はないのかな?」
「う……いや、その…俺も忙しくて、相手もいないし…き、気持ちよかったし…」
「おやおや。やっぱりスキモノなのかな?」
「そ、そんな言い方…っ」
「ふふ、ごめんごめん。良かったよ、大事な家庭教師を失わなくて済んで。しかもこんなに楽しみ甲斐のある身体を抱かせてもらえるなんて」

するりとチンコを撫でながら宣言され、今後なにをされてしまうのか期待で身震いする。

「さて。昨日はちょっとやりすぎたから、早く万全になるようにお薬を塗ろうね」
「え?え?ちょっと…どこさわっ…アッーーー!」
「どこも何も、昨日使ったところ全部に塗らないと駄目でしょ」
「ぜ、全部って……あひぃーーーっそこダメェーーーっ♡!」

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