家庭教師はクセになっていく〈完結〉

ぎょく大臣

文字の大きさ
上 下
3 / 24

異変‐手マン・アナル舐め‐

しおりを挟む
陽菜斗君に暫く待つように言いつけながら、お父さんは俺の腕を掴んで睨み付けた。

「お、お父さん…ち、違うんです…」
「話は部屋で聞くよ」

いつも俺が昼寝の時に使っている客間に押し込まれ、扉に鍵を掛けられた。
緊張で上手く息ができない。
取り合えず誤解であることを伝えなければ。

「あ、あの!」
「君は、陽菜斗をそういう対象として見ていたのかい?」

無感情に聞かれ、考えうる中で一番最悪の誤解をされていたことに怯む。

「ちがうっ違います!」
「じゃあこれはなんだ」
「はぅっっ」

服越しに股間を掴まれ、ぐらぐらと揺すられる。
おかしい、いくら勃ってるとはいえいつもはこんなに敏感じゃないのに。
誤解を解きたいのに、股間を刺激されると口から出てくるのは喘ぎ声ばかり。

「なんだか気持ちよさそうだね…これで何が違うって?」
「ぁはっ…ちがっ…ぉんっ……とおさっん…手をっ離し、て…ひんっ!?」
「もうイキそうか?ずいぶん敏感なんだね……陽菜斗を見て興奮してたからか?」
「っ…ぁ……ちが、ちがうんですぅっ…さ、最近っ…ぬぅっ抜いてなく、てぇえんっ」

円を描くように容赦なく揉まれ、つま先立ちになる。
危うくイってしまうところだった。

「……そうだね。大学にバイトに、忙しそうにしてたものね」
「はっはい!そうなんです!それでっ」

お父さんの態度が少し柔らかくなったのをチャンスとばかりに弁解する。

「そうか。そうだよね。この数か月、陽菜斗を変な目で見てるようには思えなかった」
「そ、そうです!こんな、人の家でこんな状態なのは、本当に申し訳なく…っ」
「なら一つ試させてもらおう」

言うが早いか、お父さんは手際よく俺の服を脱がし、ベッドに押さえつける。
尻をお父さんに突き出す形で固定され、俺は慌てて起き上がろうとした。

「悪いけど抵抗するなら警察を呼ぶよ」

その一言で俺の体は硬直した。
抵抗が無くなったのを見てお父さんは俺の手を縛り、拘束する。
なんで俺は素直に言う事を聞いているのか?しかし警察を呼ばれては困る。
でもただの誤解なんだから警察を呼ばれたって別に…しかし、お父さんは何をする気なんだ?
ぐるぐると考えているうちに尻に冷たくてぬるぬるしたものが塗られた。

「はうんっ」

肛門にぬるりと指が入ってきたことに驚き、変な声が出てしまった。
お、お父さんは一体なにを…。

「ちょっ、なにっ」
「君が男性に興味があるのか調べさせてもらう」

まるで中を調べるように指を抜き差しされる。
この状況も信じられないが、何より信じられないのは自分の反応だ。

「おっ!?なんっ、あひっ、なんっで……っおおんっ!」

初めていじられるはずのアナルがまるで指をご馳走のように咥え込み、ひくひくと痙攣しながら快楽を伝えてくる。

「やはり、君は…ここをそういう意味で使っているのか…やっぱり男性に興味が?」
「あんっ!違うっ、してないっ…女っ!女がすきっ、すきれすっ!」
「ならなんでこんなに気持ちよさそうなんだ」
「ああああぁ……ぁっ、知らな、だって、はじっはじめてなのにっ」
「ほう、初めててこれだと?随分と淫乱なんだね」
「ぃひんっ、いんらんっ、じゃなっ…ぁんっぁんっあんっだめっ!」

角度を変えながら指を突かれるのが凄い。
ゆっくり中を撫でられたと思ったら激しく動かされるともうおかしくなりそうだし、チンコの裏辺りを擦って来られると死ぬほど気持ちよくて、ぐりぐりされるのが堪らなくいい。
…俺の身体は、一体どうなったんだ。

「ちがうぅぅっ……そんなっ、そこっ、ケツなんてっ…俺はっ!」
「こんなになってるのにまだ認めないのか。ならこれでどうだ」

指が抜かれ、くちゅりと暖かい粘性のもがアナルを蹂躙する。
あまりのことに舐められているのだと気付くまでに時間が掛かった。

「ああぁーーーーーーダメぇーーーーーーっ♡!」

舌を出し入れしたされたり尻の穴のヒダを確かめる様に舌先でなぞったりしてまるで女にするように愛撫される。
男だというのにいいようにされ、間抜けに喘ぎまくってしまうことに恥ずかしさで泣きたくなった。
だがそんな泣きたい気持ちよりも、腰が溶けてしまいそうなほどの快楽が勝ってしまっている。

「ひいぃっ!尻がっ、そんあっ、尻でぇっ、そんなぁぁぁんっ!」
「そんなにいいか?ここか?こうしてやろうか?」
「ああーっ!!あぅうんっ!!やめて、あひっ、やめてっ、くださっ、許してええぇっ!!」

更に指を入れながら舌でなぶられればもう抵抗できない。
がくりと腰がくだけ、快楽で視界がちかちかと光った。
アナルはきゅうきゅうとお父さんの舌と指を締め付け、全身の震えが止められない。
俺は、俺は。

〈ケツで…イった……〉

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

熱のせい

yoyo
BL
体調不良で漏らしてしまう、サラリーマンカップルの話です。

二本の男根は一つの淫具の中で休み無く絶頂を強いられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

処理中です...