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混じる 後編
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便器に座ってM字に足を開いたバンドマン風の男に挿入したまま、くちゅくちゅとアナルを掻き混ぜられる。
自分の指じゃないせいか、いつもより別の気持ちいい、というか別の感覚を拾っている気がする。
中で指をクイクイと折り曲げられると、自分の意志とは関係なく声が漏れた。
「完全に勃起させるとな、前立腺がわかりやすくなるんだ。ぷっくり膨らんで指に引っかかりやすくなってるぜ、わかるか?」
「っく…っく、ぅ…おあ…わ、わかるかって言われても…っ」
「今まで何使ってたんだ。ディルドか?」
「うっく…エネマグラと…くぅぅ…アナルパール、を…あっ」
おかしい。自分でやってた時はそうじゃなかったのに、ニット帽の指で前立腺を押されると、びくびく、びくびくと身体が勝手にビクついてしまう。
「んぉ…ぉっ…ぉっ…なん、だ、これ…っ」
じんじんと下腹部に熱が溜まって、痺れる。
太腿の震えが止まらず、後ろのニット帽の男に体重を預けてしまう。
「あはっ…そんなにイイの?震えすぎて、僕にも振動が来ちゃうよ…ん、あんっ♡」
「違う、はぐ、こんな…あっあ…いつも自分でやる時は…こんなに…っ」
「興奮してんだろ。見ず知らずの奴に公園の便所で犯されそうになってな。変態め」
「なっ、そんな…くぅあっあ゛はぁ…俺…っおれぇ…っ」
「まぁ覗きが趣味なくらいだからな、他人に犯されるのが好きでも驚きゃしねえよ」
「はっんぅっ…違うっ違っ…う、あ、あ、ああッ!」
「便所で道具みたいにヤりまくられたいんだろ?ケツ穴まで開発しようとしといて何が違うってんだ。素直になれよ」
「んあぁっ…いや、違うんだ…俺は、あ、う、あっんふぅ…っ!」
「んふふ、相当感じてるみたい。チンポが僕の中でずっとびくびくしてて気持ちい…んっ」
熱に浮かされたように、前後からの快感を享受する。
穴をほじくられる良さで腰が動けばバンドマンのアナルに締め付けられ、チンコが気持ち良くて力が入れば穴に入っている指を強く咥え込んでしまい感じてしまう。
逃げ場のない快楽で息が苦しい。
夜の静かな公園のトイレで、俺とバンドマンの喘ぎが響く。
「指増やすぞ」
「だっ駄目……っ」
「あ?なにが駄目だって?」
「…っゆび、増やされたらよくなる、から…やめてくれ…」
「馬鹿が」
鼻で笑われ、指が二本から一気に四本に増やされ、ずぶずぶと突き入れられる。
その衝撃にああっと叫んで仰け反った。
穴を拡げながら侵入し蠢く指に、堪らない熱が蓄積されていく。
前後に挟まれてあまり自由に動かせない腰を、狭い間隔でカクカクと懸命に振る。
「はあぁっケツが…おかし…熱っ、前もっあ、あが…あはっ…!」
「んんっ…も、半端に気持ち良くて、僕辛くなってきたんだけど…は、ぁあん…っ、じんじん疼いて切ないよお…ねえ」
「たく堪え性がねえなあ。淫乱男が」
「誰がこんな風にしたと思ってんの…ああんっ、だめ…腰動いちゃうぅ」
「ああっ締ま、締まるっ…で、出るっ…!」
「おいおい、揃いも揃って雑魚かよ」
射精までもう少し、というところでニット帽が俺をバンドマンから引き剥がす。
突然のことに俺の腰は未練がましくカクカクと前後したままで、バンドマンの方はアナルを痙攣させ苦しそうな表情で呻く。
「はっうぅぅん…酷いよ、いきなり抜くなんて…あん、穴のピクピク止まんないぃっ」
さっきまで俺のものが埋まっていた穴がチンコのサイズにぽっかり開き、物欲しそうに収縮するのが良く見えた。
もう一度あそこに埋まりたいと、俺の腰はより一層カクつく。
「あ…、出したいっ、挿れさせてくれっ」
「少しは待てを覚えろよ。躾のなってねえ」
「あ、それ僕の!」
「お前もちょっと黙ってろ」
ニット帽が俺を抑えながら上着をたくし上げ、ローターを二つ取り出した。
そのまま羽交い絞めの状態から、ヴーッと振動するそれを乳首の前まで持って来る。
「あ、それ…なにす…」
何をするかなんて大体察しがついているのに質問してしまう。
機械のいやらしい音が響き、期待で呼吸が荒くなる。
あ、あ、あ…きちゃう、乳首にローターが。
数秒焦らされからピト、と押し当てられ、びりびりと電流が背筋を伝う。
「はううぅーーっ!」
射精寸前でおあずけを食らっていた俺のチンコは、その刺激でぴゅっと白濁を漏らした。
「うぉいっ!なに出してんだよ」
「あっだって、あっ止まらな…はうっ!」
俺はニット帽に抱えられたまま腰が前後に揺れるのを止められず、チンコがぴゅく、ぴゅく、と何度かに分け精液を出し、くたっと萎れた。
ニット帽は呆れたように溜息を吐き、バンドマンは愉快そうに笑っている。
「マジで早漏過ぎて引くぜ。なんだこいつ」
「あははははっ!僕より敏感な人って初めてみたかも!犯されたくて仕方ないって感じ?」
「うぅ……」
羞恥で顔を俯けていると、ローターを黒いテープで乳首に固定された。
「ったくよー。オラさっさと勃たせろ」
「あっやめ、そんな風にしたら、あっは、あはぁっ…!」
アナルに指を出し入れされ、柔らかくなったチンコを揉まれる。
穴は指の付け根まで挿入してはずぽっと抜かれ、乳首はローターの振動で刺激され、更にチンコは玉と一緒に優しく揉み解されれば、みるみるうちに硬さを取り戻した。
「あは、また元気になったね。出すのも早いけど勃つのも早いじゃん」
「はんうっぅぅんっ」
「ううんじゃねえよ。手間掛けさせやがって」
完全におもちゃにされている状況に頭がくらくらする。
好き勝手弄りまくられるのが気持ち良すぎて、どうにかなってしまいそうだ。
バンドマンが便座に手を付き、今度は俺に尻を突き出す体勢になった。
「早くぅ」と猫なで声を出して、遊ぶようにふりふりと尻を振る。
今度はバックから挿入なのかと思うと、興奮でチンコが先走りを垂らした。
「今度はすぐ出さずに持たせろよ」
「あ、あ…」
「あはぁっ、先っぽきたぁ」
羽交い絞めの状態からバンドマンの所まで歩かせられ、まるで挿入を介助するかのように、ニット帽が俺のチンコを持ち、くにゅくにゅとバンドマンのアナルに亀頭を押し付ける。
「あんっ、早くってばあ…ん、もう、ずっと我慢させられてて辛いのにぃ」
「あう、あ、入れたいっ入れたいっ…アアァッ」
ずぷずぷと俺のチンコがゆっくり穴に沈んでいく。
熱くてとろとろだ。
俺は歯を食いしばりながら、ニット帽に動かされるまま身を預ける。
奥まで入った所で、ぶるるっとバンドマンが身震いした。
「んはぁ…あんっ…軽イキしちゃった…んっ」
「ふぅー…ふぅーっ…」
トロまんにチンコを挟まれながらの乳首同時責めに必死に耐える。
持たせろというなら、このローターは外して欲しい。腰にじんじんくる。
静かになったニット帽にそう声を掛けようとした瞬間、俺のアナルに熱いものが当たった。
これは、まさか。
「俺のはすげぇぞ。クセになっても知らねえからな」
太いものがアナルの肉をかき分け、ゆっくり侵入してきた。
「うわああぁっ入って、チンコがっ俺のケツに…ああぁーっ!」
こうなるだろうと予想していても、挿入される側になった衝撃に叫ばずにはいられなかった。
軽く痛みはあったものの、普段から玩具を使っていたのとよく解されたせいか、俺の穴は限界までみちみちと広がりながらその太い物を受け入れた。
それどころか、その圧迫感にじんじんと下腹部の内側から甘く痺れる始末。
「かはっ…あぁ…はーっ…あっ」
「凄い凄い。初めてチンポ挿れられたのに萎えてないよ、この人」
「根っからの淫乱体質だな。おう、動くぞ」
「あっぃあっなんっアアーッ!」
「や、ぁんっ!最初から強く揺すっちゃ、だ、めぇ…あんん、いいのぉっ」
ニット帽に軽く揺すられただけで、視界がちかちかした。
熱を持ったチンコでナカを擦られるのが、こんなにイイなんて。自分で開発してた時には全然だったのに。
やはりニット帽の言う通り今のシチュエーションに、オモチャのように弄ばれているこの状況に興奮しているからなのか。
「おい、自分でも腰使ってみろ」
「んはっ、は、はい…あっあっあっ!ひ、いぃぃっ!」
「あんあんっ、いいよぉっ奥まできてる!もっと突いてっ」
バンドマンの穴の締まりに腰を引けばニット帽のチンコが深く突き刺さり、それに堪らず腰を突き出せばチンコがアナルに絞られる。
腰を前に動かしても後ろに動かしても気持ちいい。
腰から下が溶けてしまいそうだ。
しかもニット帽の性技が凄まじく、自分でも知らないアナルの感じる箇所にしっかりとチンコを当てて来るので堪らない。
「あっひぁ、ヒィーッ!すげ、こんなのっ初めてだ…変になるううっ!」
「俺に犯された奴は皆そう言うぜ。初が俺でラッキーだったな」
「はんっんんぅっすげ、すげっよぉ…あひぃっよすぎるっぅうう…!」
「あふっあんっああんっ!その動きすきっもっと、もっとしてぇんっ」
くちゅっくちゅっくちゅっくちゅっ
いやらしい粘液の音が、昂ぶりを加速させる。
「ん゛ほぉっ…イッってる!腰止めてこし、止め、おっ!お゛っ!お゛んっ!」
「ああ?また勝手にイキやがったのか」
「はうっんっ、やだ、あんたに突かれる度に精液出てるみたい、この人」
「リアルにトコロテンしてんのか。クソ変態」
「はぅお゛っやめっも、突かないでっまだイク…っんお゛んおんお…!イッグゥ!」
「まだ俺イッてねえっての」
「も、無理っ…イクお゛っお゛っお゛ぉんっ…んお゛おぉーーーイグイグッッッ!!」
「あ、ちょっとお」
あまりに短時間の連続イキに耐えられず、大きく痙攣しながらバンドマンに凭れ掛かった。
「初心者には刺激強すぎたみたい」
「情けねえな…おい、俺満足してねえんだよ。こっち来い」
「あん♡強引なんだから♡」
腰が抜けて立てなくなった俺を便座に座らせ、二人で盛り上がり始める。
ニット帽が俺の時とは段違いの力強いピストンを見せ、あの男なりに初めての俺に気を遣ったセックスをしてくれていたんだとぼんやり感心した。
「あっはん!あっあっうんっ!激しいのっ、ああん!太いので激しくされるの好きなのおっ!」
「うっせ。黙ってケツマン締めろおら」
「あひぃっひぃっしゅご、お゛っ!なんかいつもより興奮してる?あ、ひんっ!」
「テメェこそ何回軽くケツイキしてるんだよ。バレてんからな」
「はくぅんっ…いじわるっ!あ、は、あん!ああんっそこ、そこイイッ!」
「ここか?オラオラッ」
「あっんあんっはうぅんっ!奥ごりごり突いてっ!奥でイキたいのおっ!」
俺も混じりたくて立ち上がろうとするが、力が全く入らない。
二人の激しいセックスを見せつけられながら、チンコだけがまだ元気だった。
・
・
・
「これが連絡先な。俺に犯されたくなったらここに掛けろ」
油性ペンで太腿に電話番号を書かれた。
なんだかそれがとてもいやらしい。
「バイバイ。また遊ぼうねお兄さん。お兄さんのチンポもけっこう良かったよ」
「そんな所でいつまでもそんな恰好でいると、他の奴にも襲われんぞ」
言いたい事を言って去っていく二人に力なく手を振る。
他の奴に襲われる…その忠告に、ひくっと尻穴が疼く。
太腿に掛かれた番号を見つめながら、すぐにまたあの男に犯されに行くんだろうなと、二人のセックスを見せられ立ち上がったチンコを扱いて便器に白濁を放った。
自分の指じゃないせいか、いつもより別の気持ちいい、というか別の感覚を拾っている気がする。
中で指をクイクイと折り曲げられると、自分の意志とは関係なく声が漏れた。
「完全に勃起させるとな、前立腺がわかりやすくなるんだ。ぷっくり膨らんで指に引っかかりやすくなってるぜ、わかるか?」
「っく…っく、ぅ…おあ…わ、わかるかって言われても…っ」
「今まで何使ってたんだ。ディルドか?」
「うっく…エネマグラと…くぅぅ…アナルパール、を…あっ」
おかしい。自分でやってた時はそうじゃなかったのに、ニット帽の指で前立腺を押されると、びくびく、びくびくと身体が勝手にビクついてしまう。
「んぉ…ぉっ…ぉっ…なん、だ、これ…っ」
じんじんと下腹部に熱が溜まって、痺れる。
太腿の震えが止まらず、後ろのニット帽の男に体重を預けてしまう。
「あはっ…そんなにイイの?震えすぎて、僕にも振動が来ちゃうよ…ん、あんっ♡」
「違う、はぐ、こんな…あっあ…いつも自分でやる時は…こんなに…っ」
「興奮してんだろ。見ず知らずの奴に公園の便所で犯されそうになってな。変態め」
「なっ、そんな…くぅあっあ゛はぁ…俺…っおれぇ…っ」
「まぁ覗きが趣味なくらいだからな、他人に犯されるのが好きでも驚きゃしねえよ」
「はっんぅっ…違うっ違っ…う、あ、あ、ああッ!」
「便所で道具みたいにヤりまくられたいんだろ?ケツ穴まで開発しようとしといて何が違うってんだ。素直になれよ」
「んあぁっ…いや、違うんだ…俺は、あ、う、あっんふぅ…っ!」
「んふふ、相当感じてるみたい。チンポが僕の中でずっとびくびくしてて気持ちい…んっ」
熱に浮かされたように、前後からの快感を享受する。
穴をほじくられる良さで腰が動けばバンドマンのアナルに締め付けられ、チンコが気持ち良くて力が入れば穴に入っている指を強く咥え込んでしまい感じてしまう。
逃げ場のない快楽で息が苦しい。
夜の静かな公園のトイレで、俺とバンドマンの喘ぎが響く。
「指増やすぞ」
「だっ駄目……っ」
「あ?なにが駄目だって?」
「…っゆび、増やされたらよくなる、から…やめてくれ…」
「馬鹿が」
鼻で笑われ、指が二本から一気に四本に増やされ、ずぶずぶと突き入れられる。
その衝撃にああっと叫んで仰け反った。
穴を拡げながら侵入し蠢く指に、堪らない熱が蓄積されていく。
前後に挟まれてあまり自由に動かせない腰を、狭い間隔でカクカクと懸命に振る。
「はあぁっケツが…おかし…熱っ、前もっあ、あが…あはっ…!」
「んんっ…も、半端に気持ち良くて、僕辛くなってきたんだけど…は、ぁあん…っ、じんじん疼いて切ないよお…ねえ」
「たく堪え性がねえなあ。淫乱男が」
「誰がこんな風にしたと思ってんの…ああんっ、だめ…腰動いちゃうぅ」
「ああっ締ま、締まるっ…で、出るっ…!」
「おいおい、揃いも揃って雑魚かよ」
射精までもう少し、というところでニット帽が俺をバンドマンから引き剥がす。
突然のことに俺の腰は未練がましくカクカクと前後したままで、バンドマンの方はアナルを痙攣させ苦しそうな表情で呻く。
「はっうぅぅん…酷いよ、いきなり抜くなんて…あん、穴のピクピク止まんないぃっ」
さっきまで俺のものが埋まっていた穴がチンコのサイズにぽっかり開き、物欲しそうに収縮するのが良く見えた。
もう一度あそこに埋まりたいと、俺の腰はより一層カクつく。
「あ…、出したいっ、挿れさせてくれっ」
「少しは待てを覚えろよ。躾のなってねえ」
「あ、それ僕の!」
「お前もちょっと黙ってろ」
ニット帽が俺を抑えながら上着をたくし上げ、ローターを二つ取り出した。
そのまま羽交い絞めの状態から、ヴーッと振動するそれを乳首の前まで持って来る。
「あ、それ…なにす…」
何をするかなんて大体察しがついているのに質問してしまう。
機械のいやらしい音が響き、期待で呼吸が荒くなる。
あ、あ、あ…きちゃう、乳首にローターが。
数秒焦らされからピト、と押し当てられ、びりびりと電流が背筋を伝う。
「はううぅーーっ!」
射精寸前でおあずけを食らっていた俺のチンコは、その刺激でぴゅっと白濁を漏らした。
「うぉいっ!なに出してんだよ」
「あっだって、あっ止まらな…はうっ!」
俺はニット帽に抱えられたまま腰が前後に揺れるのを止められず、チンコがぴゅく、ぴゅく、と何度かに分け精液を出し、くたっと萎れた。
ニット帽は呆れたように溜息を吐き、バンドマンは愉快そうに笑っている。
「マジで早漏過ぎて引くぜ。なんだこいつ」
「あははははっ!僕より敏感な人って初めてみたかも!犯されたくて仕方ないって感じ?」
「うぅ……」
羞恥で顔を俯けていると、ローターを黒いテープで乳首に固定された。
「ったくよー。オラさっさと勃たせろ」
「あっやめ、そんな風にしたら、あっは、あはぁっ…!」
アナルに指を出し入れされ、柔らかくなったチンコを揉まれる。
穴は指の付け根まで挿入してはずぽっと抜かれ、乳首はローターの振動で刺激され、更にチンコは玉と一緒に優しく揉み解されれば、みるみるうちに硬さを取り戻した。
「あは、また元気になったね。出すのも早いけど勃つのも早いじゃん」
「はんうっぅぅんっ」
「ううんじゃねえよ。手間掛けさせやがって」
完全におもちゃにされている状況に頭がくらくらする。
好き勝手弄りまくられるのが気持ち良すぎて、どうにかなってしまいそうだ。
バンドマンが便座に手を付き、今度は俺に尻を突き出す体勢になった。
「早くぅ」と猫なで声を出して、遊ぶようにふりふりと尻を振る。
今度はバックから挿入なのかと思うと、興奮でチンコが先走りを垂らした。
「今度はすぐ出さずに持たせろよ」
「あ、あ…」
「あはぁっ、先っぽきたぁ」
羽交い絞めの状態からバンドマンの所まで歩かせられ、まるで挿入を介助するかのように、ニット帽が俺のチンコを持ち、くにゅくにゅとバンドマンのアナルに亀頭を押し付ける。
「あんっ、早くってばあ…ん、もう、ずっと我慢させられてて辛いのにぃ」
「あう、あ、入れたいっ入れたいっ…アアァッ」
ずぷずぷと俺のチンコがゆっくり穴に沈んでいく。
熱くてとろとろだ。
俺は歯を食いしばりながら、ニット帽に動かされるまま身を預ける。
奥まで入った所で、ぶるるっとバンドマンが身震いした。
「んはぁ…あんっ…軽イキしちゃった…んっ」
「ふぅー…ふぅーっ…」
トロまんにチンコを挟まれながらの乳首同時責めに必死に耐える。
持たせろというなら、このローターは外して欲しい。腰にじんじんくる。
静かになったニット帽にそう声を掛けようとした瞬間、俺のアナルに熱いものが当たった。
これは、まさか。
「俺のはすげぇぞ。クセになっても知らねえからな」
太いものがアナルの肉をかき分け、ゆっくり侵入してきた。
「うわああぁっ入って、チンコがっ俺のケツに…ああぁーっ!」
こうなるだろうと予想していても、挿入される側になった衝撃に叫ばずにはいられなかった。
軽く痛みはあったものの、普段から玩具を使っていたのとよく解されたせいか、俺の穴は限界までみちみちと広がりながらその太い物を受け入れた。
それどころか、その圧迫感にじんじんと下腹部の内側から甘く痺れる始末。
「かはっ…あぁ…はーっ…あっ」
「凄い凄い。初めてチンポ挿れられたのに萎えてないよ、この人」
「根っからの淫乱体質だな。おう、動くぞ」
「あっぃあっなんっアアーッ!」
「や、ぁんっ!最初から強く揺すっちゃ、だ、めぇ…あんん、いいのぉっ」
ニット帽に軽く揺すられただけで、視界がちかちかした。
熱を持ったチンコでナカを擦られるのが、こんなにイイなんて。自分で開発してた時には全然だったのに。
やはりニット帽の言う通り今のシチュエーションに、オモチャのように弄ばれているこの状況に興奮しているからなのか。
「おい、自分でも腰使ってみろ」
「んはっ、は、はい…あっあっあっ!ひ、いぃぃっ!」
「あんあんっ、いいよぉっ奥まできてる!もっと突いてっ」
バンドマンの穴の締まりに腰を引けばニット帽のチンコが深く突き刺さり、それに堪らず腰を突き出せばチンコがアナルに絞られる。
腰を前に動かしても後ろに動かしても気持ちいい。
腰から下が溶けてしまいそうだ。
しかもニット帽の性技が凄まじく、自分でも知らないアナルの感じる箇所にしっかりとチンコを当てて来るので堪らない。
「あっひぁ、ヒィーッ!すげ、こんなのっ初めてだ…変になるううっ!」
「俺に犯された奴は皆そう言うぜ。初が俺でラッキーだったな」
「はんっんんぅっすげ、すげっよぉ…あひぃっよすぎるっぅうう…!」
「あふっあんっああんっ!その動きすきっもっと、もっとしてぇんっ」
くちゅっくちゅっくちゅっくちゅっ
いやらしい粘液の音が、昂ぶりを加速させる。
「ん゛ほぉっ…イッってる!腰止めてこし、止め、おっ!お゛っ!お゛んっ!」
「ああ?また勝手にイキやがったのか」
「はうっんっ、やだ、あんたに突かれる度に精液出てるみたい、この人」
「リアルにトコロテンしてんのか。クソ変態」
「はぅお゛っやめっも、突かないでっまだイク…っんお゛んおんお…!イッグゥ!」
「まだ俺イッてねえっての」
「も、無理っ…イクお゛っお゛っお゛ぉんっ…んお゛おぉーーーイグイグッッッ!!」
「あ、ちょっとお」
あまりに短時間の連続イキに耐えられず、大きく痙攣しながらバンドマンに凭れ掛かった。
「初心者には刺激強すぎたみたい」
「情けねえな…おい、俺満足してねえんだよ。こっち来い」
「あん♡強引なんだから♡」
腰が抜けて立てなくなった俺を便座に座らせ、二人で盛り上がり始める。
ニット帽が俺の時とは段違いの力強いピストンを見せ、あの男なりに初めての俺に気を遣ったセックスをしてくれていたんだとぼんやり感心した。
「あっはん!あっあっうんっ!激しいのっ、ああん!太いので激しくされるの好きなのおっ!」
「うっせ。黙ってケツマン締めろおら」
「あひぃっひぃっしゅご、お゛っ!なんかいつもより興奮してる?あ、ひんっ!」
「テメェこそ何回軽くケツイキしてるんだよ。バレてんからな」
「はくぅんっ…いじわるっ!あ、は、あん!ああんっそこ、そこイイッ!」
「ここか?オラオラッ」
「あっんあんっはうぅんっ!奥ごりごり突いてっ!奥でイキたいのおっ!」
俺も混じりたくて立ち上がろうとするが、力が全く入らない。
二人の激しいセックスを見せつけられながら、チンコだけがまだ元気だった。
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「これが連絡先な。俺に犯されたくなったらここに掛けろ」
油性ペンで太腿に電話番号を書かれた。
なんだかそれがとてもいやらしい。
「バイバイ。また遊ぼうねお兄さん。お兄さんのチンポもけっこう良かったよ」
「そんな所でいつまでもそんな恰好でいると、他の奴にも襲われんぞ」
言いたい事を言って去っていく二人に力なく手を振る。
他の奴に襲われる…その忠告に、ひくっと尻穴が疼く。
太腿に掛かれた番号を見つめながら、すぐにまたあの男に犯されに行くんだろうなと、二人のセックスを見せられ立ち上がったチンコを扱いて便器に白濁を放った。
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めっちゃスケベで最高でした🥰
すみませんすっかり返信が遅くなってしまいました(;´・ω・)
スケベ言われて嬉しいってのもあれなんですが素直にやる気出る感想です(*´ω`*)
ありがとうございます
返信遅くなりまして(;´・ω・)
実は外部の人も交えて~とか考えてたんですけどもう短編の長さじゃなくなっちゃうのでね
自分即物的なんでプライド高男の開発話って難しいっす( ;∀;)