快楽短編集①

ぎょく大臣

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神父の秘密 後編

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一度挿入を許してからというもの、たがが外れたジョンは所かまわず私を犯し尽くした。
寝起きにベッドで犯されることもあれば、庭仕事中に後ろから襲われ、食事中に机の下から弄られ、懺悔室で懺悔を聞いてる時ですら、私の身体を求めてくるジョン。
そんなジョンの行為を、私は抵抗せず受け入れた。
…いや、むしろ悦びを持って、自ら股を開いていると言った方が正しい。

「あ、あは、あんっ、ジョンッ、もっと、もっとぉ……!!」

人気のない森の中で、スキモノの如く嬌声を上げながら舌での愛撫に酔い痴れる。
裏筋を執拗にねぶられ、気紛れに穴を浅く弄られ、びくんびくんと体が跳ね回る。

「ああぁ、も、ジョン!挿れてくだ、挿れて欲しいです、ジョン!お願いです!」

ジョンは情事での下準備はいつも念入りにしてくれるので、いつも限界まで追いつめられて懇願する羽目になるのだ。
完全に弄ばれているようで悔しくなるが、ジョンから貰える快楽には逆らえない。
四つん這いになりながら尻を高く上げ、発情した雌のように媚びる。
ジョンはそんな私の痴態を見ても、焦らすように私の尻穴の周りを嗅ぎ、ちろちろと軽く舐めるだけで、挿入してくれる気配がない。

「ひう、う、ううううぅーっ…お願いですから…ジョンん、あひっ……挿れて、くださいいぃ…っ、ジョンの熱くて、硬い肉棒が、欲しい、欲しいのです…も、もう我慢できない……っ」

涙ながらに訴え、己の指で穴を弄りながらジョンを求める。
もはや神に仕える身の上だなどと、口が裂けても言えない有り様であった。
それでもジョンの与えてくれる肉の快楽を知ってしまった後となっては、あのそそり立ったペニスで穴を犯されたい欲求が勝ってしまう。
程なくしてジョンが私にのしかかって来て、かくかくと腰を小刻みに振り出す。

「ああ、ジョン!」

ペニスが上手く入るように、尻の角度を変えながら手伝う。
ぬぷーっと入って来た肉棒の味に、待ち焦がれていた身体は呆気なく達した。
挿入してすぐ締め付けられたジョンはクウンと鼻を慣らしながら、奥まで挿れたまま少しの間静止した後、激しく抜き差しを開始する。

「ひいいいぃぃーっきもちいいいぃーーっ!!」

叩きつけられる肉の快楽に絶叫した。
容赦なく突き上げられるのが、まさに犬に犯されているという自覚をさせられ、感度を上げる。

「んはぁ…!はげしいのっ、感じるぅっ!!ああはあ!!あはあーーん!!」

堪え性の無い私が3回絶頂してから、穴を蓋するように固定され、どんどん精液を注がれ、10分ほどして解放される。
この時の精液が噴出する解放感に伴う快楽たるや、もう病みつきで…尻を振りたくりながら穴から白濁をまき散らす自身の痴態にも構ってられないほど酷く感じてしまうのだ。

「あふうー……ジョン、すごいぃ…」

まだ疼く身体をびくつかせながら、私は意識を飛ばした。











(はぁ。午前中をジョンとの情事で潰してしまった…)

気を失って目が覚めたのはお昼過ぎで、急いで食事を済ませて雑事を終わらせる。
日に日に貪欲に、欲深くジョンの与えてくれる快感を渇望するようになり危機感を覚えるが、時間が経てば肛門がどうしようもなく疼き、ジョンにおねだりをしてしまうのだ。
礼拝堂の掃除をしながら、神を象った石造から思わず目を逸らす。もはや神にどう顔向けしていいのかも解らない。

「お掃除中でしたか」

不意に声を掛けられ、振り返る。
そこには奥様を亡くされてから、傷心を癒すため田舎に引っ越して来たと噂の男性が薄ら笑いを浮かべながら立っていた。

「あなたは確か…」
「ミロスラフです。最近引っ越してきた」
「存じ上げております。今日はどのようなご用件で?申し訳ないのですが、遅くに外出は危ないので夜は礼拝堂を閉めているのです」
「それはすみません!神父様に大事な用があって、つい」
「それはそれは。一体どうしました?」

暗い表情をした男性に思わず近寄る。
こんな遅い時間に来訪するくらいだ、きっと大変な悩みでもあるのだろう。

「ああ、お優しい神父様!実はですね…」
「は、はい…」

男性は何故か私の肩を掴み、ぐっと顔を寄せてきた。

「神父様と犬がまぐわっている姿を見てから、興奮で夜も眠れないのです」

耳元で囁かれた内容に、どっと嫌な汗が噴き出す。
距離を取ろうとしても自分より体格のいい男性にがっちりと肩を掴まれていて、振りほどくことが出来ない。

「な、なにを言って…」
「ああ~ん、ジョン!欲しいのお!お願い、もっと、もっと~~!」
「!?」
「神父でありながらあんな罪深い…いやらしいことを……他の人たちに知られたらどうなると思います?」

言いながら男性は私を主祭壇に押し付け、身体中をまさぐり始める。
私はジョンとの秘密が見られていた羞恥と、もし村民にばらされたらという恐怖に足が固まり、男性の顔を凝視した。

「そ、それは、脅しですか…?」
「まさか!僕はただ、神父様と仲良くなりたいだけですよ!こうやって、ほら」
「…………っ」

服越しに胸の突起を引っかかれ、ぴりぴりと軽い痺れが走った。
ジョンとの秘め事ではそこを弄られることが無いため初めての感覚に戸惑うが、弄られれば弄られるほど硬さを増していく乳首を責められていると、下腹部がどうしようもなく疼いた。
カリカリカリカリと執拗に擦っていたかと思えば、脇の下から中央に寄せるように揉み込まれ、まるで女性に愛撫するかのように胸を弄ばれる。

「ん…!ふっ……んっ…!」
「ああ、乳首でそんなに感じるなんて…。さすが犬に犯されて喜ぶ淫売なだけある」
「っく、なんて無礼な……っ」
「なぜ怒るのです?本当のことでしょう?」
「そんな、んっ……!!」

耳を舐められ、舌で耳穴をほじられ、否定する言葉が途切れてしまう。
ぴちゃぴちゃと大袈裟に音を立てられながら舐め回され、脳ごと犯されるような快楽が襲った。
更に乳首をくりくりとねじられてしまい、まるで甘えるように腰が揺れてしまう。
そのねちっこい愛撫は逸物やお尻の穴ほどの突き抜ける良さはないが、確実に性感を上げていく堪らなさがある。

「どうせ犬に幾度もされているのですから、僕に犯されるくらい何でもないですよね?村人にばらされたく無いでしょう?抵抗はしないで下さい」
「あなたという人は、なんて卑怯な……!!」
「ふふふ。僕を非難するのはお門違いでは?神父様が真摯に神に仕えていたのなら、起こり得なかった事態なのに」

図星を刺されて言葉に詰まる。
逸物をするりと下から上へ撫でさすられ、鼻から抜けるような甘い声が出てしまう。

「あああ…申し訳ない。いつもはもっと前戯に時間を掛けるんですが、妻が亡くなってからとんとご無沙汰なもので……もう辛抱できません」
「あっ!?」

服をずらし、お尻になにかオイルのようなものを塗り込まれる。
初手から指三本がするっと入ってしまうのは、午前にジョンと楽しんでいたからか。
舌とは違う、固くてマメのある太い指が穴を広げるように出入りする。

「あ、う、ふんっ…んっ、ふんんっ…、うっ」
「日頃使っているだけあって、もう万端に仕上がっていますね。ナカがいやらしくうねって…そんなに気持ちいいですか」
「……っ、うくぅっ」
「おや。犬相手にはあんなに淫靡な言葉でおねだりしてるというのに、僕にはだんまりですか」

弄ぶように穴を蹂躙する男の指に、悔しいとは思っていても感じてしまう。
節くれだった指が中の肉を擦る度に腰が跳ねる。

「そういうつれない人にはお仕置きですね」
「っあ!?ひ、あぎ、あ…っは!?」
「神父様のイイ所、ぷっくりと膨らんでいて実に解りやすい」
「やめ、そこはっ!だめです、そんな、あ゛、あっ、あっあっ、ひいぃー!」

丁度ペニスの裏側辺りのしこりと指で挟まれコリコリと刺激されると、強烈な快感がお尻を満たしていく。
舌の感触とはまた違う、自由自在にナカをかき回す指に、ぴくぴくと切なそうに私のペニスが先走りを垂らす。

「はぁ、はぁ、神父様…もう挿れても大丈夫そうですね」
「ひっ!?」

息を荒くした男が、ジョンよりも大きく、赤黒く怒張したモノを取り出し、私の尻穴に宛がった。
ぶるんと存在を主張するように出てきたそれに、じんと穴が疼く。

「やめ、無理です!そんな大きいの、入れたことありません!無理で」
「妻はとてもコレを気に入ってくれてましたよ。きっと神父様も喜ぶはずです」
「いや!だめっ……おひいいぃぃぃいいーーーーっ……!?」

散々使ってきた穴は、初めて受け入れる人間のペニスの大きさもみちみちと限界まで広がりながら、なんとか受け入れた。
ゆっくりと肉をかき分け侵入してくるペニスが、とん、と先端の太い部分が奥をつついた瞬間に身体中に電撃が走る。

「おごおおおおうぅぅーーーーーっ!!」

ナカを埋め尽くされながら抉られる未知の快楽に、主祭壇に手を付きながら身体が激しく痙攣する。

「うっ…最初からそんなに締められると、楽しむ余裕がなくなってしまいます」
「おは、う、そんな、揺すられたら、おおんっ、お尻が、あううぅっ!」
「奥を突かれながら揺すられるのがお好きなんて、本当に淫乱ですね貴方は」
「はぁあんっ、ちが、うぅっ、いやぁ!奥、奥に、太いの入れないでくださいい!」
「ならこの角度はどうです?」
「ああんんっ、すご、当たって、すご、いいぃぃいいっ!」
「はは。犬としているときの調子が戻ってきましたね」

片足を持ち上げられ腰をグラインドさせられるとイイところ全てに当たり、快楽という快楽を一気に与えられる衝撃で、ナカを満たしてくれているペニスに完全に屈服してしまう。

「くふううぅぅっ!太くて硬いの、出し入れやめてぇ!!」
「っ、またそんなに締め付けて、僕も、もう」

ぱんっぱんっぱんっぱんと激しく腰を打ち付けられ、仕上げに力強く抱きしめられながら奥まで突き入れられ、中で射精された。
その間私の方はもはや何度絶頂しているかも解らず、メスの悦びに打ち震えながら嬌声を上げ続ける。
男の射精が収まった頃ペニスをずるりと抜かれ、その異物が抜けて行く感覚にまた感じてしまい、ぴゅるっと勢いのない白濁が私のペニスから漏れた。

「妻が亡くなってからというもの、気落ちのせいか完全にチンポが機能しなくなって、それを知り合いに知られるのが嫌で田舎に引っ込んできたんです…。こんなに興奮したのは何年ぶりでしょうか……神父様となら何度でもできそうだ」

言葉の通り、先ほど出したばかりだというのに男のペニスはまた力強くそそり勃っていく。
私はさっきまで与えられていた強烈な快楽がまた否応なく降りかかってくることを知り、期待と余韻でお尻の穴をぴくぴくと収縮させてしまう。

「神父様は恩人だ。次は趣向をちょっと変えて、怖いくらいに気持ち良くして差し上げます。僕からのささやかな奉仕です」

言うや否や、男は懐から真珠のネックレスを取り出し、己のペニスに巻き付けて行く。

「なっ…そ、それを一体どうする気です…?」
「妻を一晩中天国へと導いた小技ですよ。神父様も、神の身元までお連れしましょう」
「なんて愚かな…神をそのように冒涜するなんて……」
「犬と人とが交尾するのは冒涜ではないと?私のチンポではしたなく感じまくって、神の存在を忘れかけている神父様の台詞ではないですねえ」
「ううっ……」

やり込められ、情けなさに呻く。
礼拝堂で犯されているにも関わらず神のことがチラとも浮かばず快楽を貪ることに夢中になっていたのも、再び硬くなったあのペニスでまた淫らな思いをさせて貰えるという期待で身体が火照ったままなのも、本当の事だからだ。

「さあ、尻をこちらへ向けて下さい」
「あううぅ…神よ、神よ…」
「はははは。今更縋られて、神様もさぞ困惑していることでしょう」

ずぷうっと真珠の巻かれたペニスが、その凸凹を凶器にしながらナカをごりごり抉り侵入してくる。

「~~~~~~~お゛ああぁあぁぁッ!!!」

大きな雌の快楽の奔流に、獣のような声を上げる。
挿れらただけでこの有り様なのに、男は女を喜ばすかのようにねっとりした腰使いで私をどうしようもない肉悦で追い詰めていく。

「ふうっ!凸凹が……擦れてぇ、あふうっ!……ふううっ!」
「良くて堪らないでしょう?さぁ、神様にいやらしくてごめんなさいと謝罪しなさい」
「あああぁあひいいぃぃーっ!神よ、お許しを、お許しを!!」
「チンポを挿れられてひいひいと喜ぶ淫売でごめんなさい、と」
「おんっ!お゛んっ!おんっ!チンポで、喜ぶ、淫売でっ、申し訳えぇぇぇーーっ!!」
「ほら、最後まで言えて無いですよ」
「ああんっ!ああんっ!こんなことっ、許されない、のに!気持ち……いい!!」
「ふむ。素直で大変宜しい」

ごりごりと中を蹂躙され顎を仰け反らせて絶頂するが、男の抽挿は止まらない。
主祭壇に押さえつけられ、神の石像に見られながら、私は幾度となく尻でペニスで絶頂した。
そして今度は抜き差しをやめ、奥に当たる角度で挿入をしたまま乳首を弄る。
すると乳首を弄られる度にペニスを締め付け、凸凹の感触を強く味わってしまう。

「あ、おほっ、お、おほぉっ!こんなことって……!!」

もはや男の技巧に翻弄され、快楽の波から降りて来られない。
きゅっと強めに乳首を摘ままれると、また呆気なく果てた。
果てた私を確認してから、今度はケダモノのように激しい突き入れが始まる。

「はぐうっ!もっと、もっとしてえ、お願いですっ、その凄いので、もっとお!」
「僕のモノを気に入って頂けたようで光栄です。お望み通りぐちゃぐちゃにしてあげますよ」
「あ、あ、あ、あ、神よ、アアーーーーッ!!!」

目の前に閃光が走り、深く深く達する。
抜かずに3回ほど中で出されてから、ようやく私の穴から男性のペニスが抜かれた。

「おご、お、おぉ……」
「はぁ。とても良かったですよ。…今後も、よいお付き合いをしましょうね」

テラテラと液体で輝いてる男性のペニスに熱い視線を送りながら、ジョンと男性とのこれからを考え、まだ異物感のあるお尻でびくんと甘イキした。
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