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第97話 フェリアVSミスラ
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魔物の解体が終わり、ようやく一息。
「ネネありがとう」
もふもふする。がネネは元気そうだ。
…あれ?物足りないの?
いやいや、まさかぁ、あれだけいたのよ多少は疲れて…
お肉は少し市場に卸しても良いかも。
パストさんに相談だな。
あとはアサバさんに。
に、しても
「はなれてよ」
「何故我を使わない」
「勇者じゃないから」
「我目覚める時世界の危機」
「平和でしゅ」
この離れない剣。
もふもふ以外にスリスリされても嬉しくない‼︎
大体剣なんて使わない‼︎
ててて。
スイー
ててて。
スイー
…「ソルリアとって‼︎」
最強護衛にヘルプ。
「貴様、エアリアに我が近づけぬ様結界を張ったな」
「貴様は厄介だからな精々足掻け犬ころ」
ブチィ‼︎
「誰が犬ころだ!我は狼だ!」
そこかよ‼︎
「いやだってば‼︎」
「我を使え」
「いや‼︎」
「さあ世界を救うぞ‼︎」
ジリジリ近づいてくる変態剣。
「いやーーー‼︎‼︎」
フェリア邸にエアリアの絶叫が響いた。
丁度
宰相の父様、学校帰りの兄様達がフェリア邸に着いたのと同じタイミングで。
ダダダダダダ‼︎
兄様邪魔です‼︎
いてぇ‼︎
バンッ‼︎
そこで家族が見たのは
フヨフヨ浮く魔剣。
防御魔法を展開するボロボロ泣いてるエアリア。
「フリーデル、私に身体強化魔法を」
今にもキレそうな父様。
「私の可愛いエアリアに何をしているのかしら?」
風魔法を纏った姉様。
「父様、準備できました」
絶対零度のフリーデル兄様。
「安心してエアリア今助けるからね」
爽やかに笑う兄様。
身体強化した父様が剣に向かって炎魔法を放つ。
躱すミスラ。
瞬時にアティラナ姉様の風魔法で救出される。
「ねえしゃまぁ」
「あぁエアリア、そんなに泣いて、さあ涙を拭いて」
「我の物を取るな‼︎」
ミスラが怒鳴る
「誰が誰の物って?」
アルフレッド兄様の容赦ない水魔法が襲う。
「エアリア、あの剣は?」
「アイテムボックスを整理してきたら出てきて」
「つまり、神からの贈り物?」
「あい、勇者の剣だって」
「エアリア、勇者になりたい?」
「いやでしゅ」
その頃ミスラは父様にへし折られそうになっていた。
いくら全能の剣でも相手にしていたのは魔物。
対人戦闘は慣れていなかったみたいだ。
「ゆ、許せ」
「何故かな?私の可愛い娘を泣かせておいて剣ごときが」
ミシミシいっている。
父様は最強に強かった。
ちょっとだけ父様を見直した。
「ネネありがとう」
もふもふする。がネネは元気そうだ。
…あれ?物足りないの?
いやいや、まさかぁ、あれだけいたのよ多少は疲れて…
お肉は少し市場に卸しても良いかも。
パストさんに相談だな。
あとはアサバさんに。
に、しても
「はなれてよ」
「何故我を使わない」
「勇者じゃないから」
「我目覚める時世界の危機」
「平和でしゅ」
この離れない剣。
もふもふ以外にスリスリされても嬉しくない‼︎
大体剣なんて使わない‼︎
ててて。
スイー
ててて。
スイー
…「ソルリアとって‼︎」
最強護衛にヘルプ。
「貴様、エアリアに我が近づけぬ様結界を張ったな」
「貴様は厄介だからな精々足掻け犬ころ」
ブチィ‼︎
「誰が犬ころだ!我は狼だ!」
そこかよ‼︎
「いやだってば‼︎」
「我を使え」
「いや‼︎」
「さあ世界を救うぞ‼︎」
ジリジリ近づいてくる変態剣。
「いやーーー‼︎‼︎」
フェリア邸にエアリアの絶叫が響いた。
丁度
宰相の父様、学校帰りの兄様達がフェリア邸に着いたのと同じタイミングで。
ダダダダダダ‼︎
兄様邪魔です‼︎
いてぇ‼︎
バンッ‼︎
そこで家族が見たのは
フヨフヨ浮く魔剣。
防御魔法を展開するボロボロ泣いてるエアリア。
「フリーデル、私に身体強化魔法を」
今にもキレそうな父様。
「私の可愛いエアリアに何をしているのかしら?」
風魔法を纏った姉様。
「父様、準備できました」
絶対零度のフリーデル兄様。
「安心してエアリア今助けるからね」
爽やかに笑う兄様。
身体強化した父様が剣に向かって炎魔法を放つ。
躱すミスラ。
瞬時にアティラナ姉様の風魔法で救出される。
「ねえしゃまぁ」
「あぁエアリア、そんなに泣いて、さあ涙を拭いて」
「我の物を取るな‼︎」
ミスラが怒鳴る
「誰が誰の物って?」
アルフレッド兄様の容赦ない水魔法が襲う。
「エアリア、あの剣は?」
「アイテムボックスを整理してきたら出てきて」
「つまり、神からの贈り物?」
「あい、勇者の剣だって」
「エアリア、勇者になりたい?」
「いやでしゅ」
その頃ミスラは父様にへし折られそうになっていた。
いくら全能の剣でも相手にしていたのは魔物。
対人戦闘は慣れていなかったみたいだ。
「ゆ、許せ」
「何故かな?私の可愛い娘を泣かせておいて剣ごときが」
ミシミシいっている。
父様は最強に強かった。
ちょっとだけ父様を見直した。
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