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第59話 アサバの実力
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アサバさんは何やらリリとレレの身体のサイズを測っている。
「めぇめぇ」
「リリ、レレ、がまん」
リリとレレは落ち着かない。
「さて、少し見せてもらおうか」
アサバさんはこちらを向くとニヤリと笑った。
「リリ、レレ、とっくんのせいかでしゅ‼︎」
「「めぇー」」
リリはハルバと剣を合わせる。すっかり二刀流に慣れたようだ。
レレは兄様の杖でものを動かす。
「…成る程な、そっちのメスも武器希望か」
え?
見ればミミとネネも戦っていた。
あぁぁ、やっぱり欲しかったのね。
「そっちの白いのはナックルか、ピンクはナイフ、水色は杖、黄緑は双剣ってとこか。」
ピタリと当てた。凄い。
「嬢ちゃんは何もいらんのか?属性はなんだ?」
「わたし?ぜんぞくせいでしゅ。」
「そりゃ珍しい、久々に見たぜ、何、武器じゃなく防御のアクセサリーでも一つはつけとけ、世の中絶対は無いからな」
年長者の言うことは聞いておくものだ。
この人は沢山の人の武器を作ってきたのだから。
「あくせさりー?」
「そうだなぁ嬢ちゃんなら常に身につけられるものが良いかもな」
「ならば、ネックレスで召喚獣に防護壁のを使えるのがいるので」
兄様が即答する。あぁ、ソルリアのチート魔法。
「デザインは俺が‼︎」
狙いはそこか‼︎
「いやでしゅ。アサバしゃんにおまかせでしゅ」
兄様デザインなんて嫌な予感しかない。
職人におまかせするが1番。
本気でへこむ兄様を無視して
「ハルバはいいの?」
「そうですね、今までのままでも」
「騎士様、雷魔法だろ、魔剣使えるかもな、試してみるか?」
「ハルバ、してみたりゃ?」
「そうですね、エアリア様の為に」
見ただけで全部把握してしまったアサバさん。
これがアサバさんの実力。
皆んな寄ってくるわけだ。
「これは腕がなるな!久々に暴れるぜ‼︎」
アサバさんは腕をブンブン回してる。
…武器作るんだよね?
「めぇめぇ」
「リリ、レレ、がまん」
リリとレレは落ち着かない。
「さて、少し見せてもらおうか」
アサバさんはこちらを向くとニヤリと笑った。
「リリ、レレ、とっくんのせいかでしゅ‼︎」
「「めぇー」」
リリはハルバと剣を合わせる。すっかり二刀流に慣れたようだ。
レレは兄様の杖でものを動かす。
「…成る程な、そっちのメスも武器希望か」
え?
見ればミミとネネも戦っていた。
あぁぁ、やっぱり欲しかったのね。
「そっちの白いのはナックルか、ピンクはナイフ、水色は杖、黄緑は双剣ってとこか。」
ピタリと当てた。凄い。
「嬢ちゃんは何もいらんのか?属性はなんだ?」
「わたし?ぜんぞくせいでしゅ。」
「そりゃ珍しい、久々に見たぜ、何、武器じゃなく防御のアクセサリーでも一つはつけとけ、世の中絶対は無いからな」
年長者の言うことは聞いておくものだ。
この人は沢山の人の武器を作ってきたのだから。
「あくせさりー?」
「そうだなぁ嬢ちゃんなら常に身につけられるものが良いかもな」
「ならば、ネックレスで召喚獣に防護壁のを使えるのがいるので」
兄様が即答する。あぁ、ソルリアのチート魔法。
「デザインは俺が‼︎」
狙いはそこか‼︎
「いやでしゅ。アサバしゃんにおまかせでしゅ」
兄様デザインなんて嫌な予感しかない。
職人におまかせするが1番。
本気でへこむ兄様を無視して
「ハルバはいいの?」
「そうですね、今までのままでも」
「騎士様、雷魔法だろ、魔剣使えるかもな、試してみるか?」
「ハルバ、してみたりゃ?」
「そうですね、エアリア様の為に」
見ただけで全部把握してしまったアサバさん。
これがアサバさんの実力。
皆んな寄ってくるわけだ。
「これは腕がなるな!久々に暴れるぜ‼︎」
アサバさんは腕をブンブン回してる。
…武器作るんだよね?
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