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第55話 カマナタ・冒険者ギルド
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カマナタに到着。此処は冒険者ギルドが治めているらしい。まさに冒険者の街。
が、私は忘れていた。スライムが冒険者にとってどんな存在かを…
そう、スライム。
アースフェアリーの縁起魔物。
かなり拝まれた。
めちゃくちゃ拝まれた。
忘れてた。
まぁ、悪い歓迎されるより良いだろう。
武器やら薬やらの店がズラリと並んで賑やかだ。
「エアリア様、アルフレッド様、此処が冒険者ギルドの本拠地、レインボスト基地です。此処を拠点に各地に支店があります」
「ありあと、ハルバ」
「では、行くか」
レインボスト基地はいかにも冒険者‼︎って感じの古くからある古参の建物、中には冒険者いっぱいいるんだろうなぁ。
キィ。
「失礼します、フェリア公爵家、長男アルフレッド・フェリアです。此処の統治者に挨拶に来ました」
「じしょのエアリア・フェリアでしゅ。」
「エアリア様の騎士、ハルバです。」
やはりスライムで騒がれた。
皆ごめんよ。
が、召喚獣と分かっているのか無闇に触ってくる人は居ない。
流石歴戦の総本山。
ソルリア触られたら此処消え去るし。
「おぉ、良く来られた此処の統治者兼ギルドマスターのヤガバラですこの街は見ての通り冒険者の街、貴方方の安全は保証致します」
出て来たのは大きいおじさん。いかにもマッチョで冒険者‼︎って感じ
「どうぞこちらへ」
「ありがとうございます」
個室へ通される。
「エアリア様の召喚獣でギルドの者がお騒がせして申し訳ありません」
「構いません、スライムは珍しく縁起魔物ですから」
兄様が答える
「スライムはそんにゃにめずらしいのでしゅか?」
私には当たり前になり過ぎてよく分からない。
「そりゃもう、私も始めて見ましたよ」
「ほえー」
やっぱり凄いのか、いつも私と鬼ごっこしているこの生き物は。
「この街は活気があるますね」
「えぇ、ありがたい事に」
「ぼうけんしゃギルドとはどんにゃところでしゅか?」
「魔物を狩り生業とする者、ダンジョン攻略でトレジャーハントする者、未知の世界を求めるもの、魔物の研究をする者、地図を書く者様々ですが、理念は一つ人生の鍛錬です。」
「人生の鍛錬?」
「己の全てをかけ自分磨きに余念のない者ばかりです。ただ危ないならすぐ逃げろ、命大事が合言葉ですが」
「すてきでしゅ」
「ありがとうございます」
無闇に命を捨ててしまう人達じゃなくて。だから生き生きしてるんだ。此処の人たちは自分の人生の目標を持ってるから。
「一つ用事がありまして、この街に最高の武器職人アサバという方がいると聞いたのですか」
「あぁ、いますよ、ただ、まぁ、噂はご存知でしょう?」
ヤガバラさんは顔を顰める。
「しょせんはうわさ、わたしはじふんでみてはんだんしましゅ」
「ほぅ良い目をした方だだから召喚獣は貴方に従うのでしょうね」
「わたしのしょうかんじゅう、ネバーシープのにひきのぶきをつくってほしいのでしゅ、かれらをまもるけんを」
「なんと、召喚獣の武器を‼︎これならばあいつも…案内しましょう」
「ありあとごじゃいます」
アサバさんどんな人かな?
ちなみにヤガバラさんもスライムを拝んでいた。
が、私は忘れていた。スライムが冒険者にとってどんな存在かを…
そう、スライム。
アースフェアリーの縁起魔物。
かなり拝まれた。
めちゃくちゃ拝まれた。
忘れてた。
まぁ、悪い歓迎されるより良いだろう。
武器やら薬やらの店がズラリと並んで賑やかだ。
「エアリア様、アルフレッド様、此処が冒険者ギルドの本拠地、レインボスト基地です。此処を拠点に各地に支店があります」
「ありあと、ハルバ」
「では、行くか」
レインボスト基地はいかにも冒険者‼︎って感じの古くからある古参の建物、中には冒険者いっぱいいるんだろうなぁ。
キィ。
「失礼します、フェリア公爵家、長男アルフレッド・フェリアです。此処の統治者に挨拶に来ました」
「じしょのエアリア・フェリアでしゅ。」
「エアリア様の騎士、ハルバです。」
やはりスライムで騒がれた。
皆ごめんよ。
が、召喚獣と分かっているのか無闇に触ってくる人は居ない。
流石歴戦の総本山。
ソルリア触られたら此処消え去るし。
「おぉ、良く来られた此処の統治者兼ギルドマスターのヤガバラですこの街は見ての通り冒険者の街、貴方方の安全は保証致します」
出て来たのは大きいおじさん。いかにもマッチョで冒険者‼︎って感じ
「どうぞこちらへ」
「ありがとうございます」
個室へ通される。
「エアリア様の召喚獣でギルドの者がお騒がせして申し訳ありません」
「構いません、スライムは珍しく縁起魔物ですから」
兄様が答える
「スライムはそんにゃにめずらしいのでしゅか?」
私には当たり前になり過ぎてよく分からない。
「そりゃもう、私も始めて見ましたよ」
「ほえー」
やっぱり凄いのか、いつも私と鬼ごっこしているこの生き物は。
「この街は活気があるますね」
「えぇ、ありがたい事に」
「ぼうけんしゃギルドとはどんにゃところでしゅか?」
「魔物を狩り生業とする者、ダンジョン攻略でトレジャーハントする者、未知の世界を求めるもの、魔物の研究をする者、地図を書く者様々ですが、理念は一つ人生の鍛錬です。」
「人生の鍛錬?」
「己の全てをかけ自分磨きに余念のない者ばかりです。ただ危ないならすぐ逃げろ、命大事が合言葉ですが」
「すてきでしゅ」
「ありがとうございます」
無闇に命を捨ててしまう人達じゃなくて。だから生き生きしてるんだ。此処の人たちは自分の人生の目標を持ってるから。
「一つ用事がありまして、この街に最高の武器職人アサバという方がいると聞いたのですか」
「あぁ、いますよ、ただ、まぁ、噂はご存知でしょう?」
ヤガバラさんは顔を顰める。
「しょせんはうわさ、わたしはじふんでみてはんだんしましゅ」
「ほぅ良い目をした方だだから召喚獣は貴方に従うのでしょうね」
「わたしのしょうかんじゅう、ネバーシープのにひきのぶきをつくってほしいのでしゅ、かれらをまもるけんを」
「なんと、召喚獣の武器を‼︎これならばあいつも…案内しましょう」
「ありあとごじゃいます」
アサバさんどんな人かな?
ちなみにヤガバラさんもスライムを拝んでいた。
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