母の全てを送るまで

くろすけ

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ばあばとの楽しい?同居生活始まり始まりー🎵

番外編 人生とは

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ばあばは若い頃にミス清水にノミネートされるほどの美貌を持つ人だった。
しかも税務署勤め。
世の中顔かお金なのね。
鬼に金棒とはこの事だと思う。

その後じいじと結婚する事になるのだが、その後が金銭面で波瀾万丈過ぎて何が何だかな大変な人生を送ったと思う。

祖母は元々AB型で周りに対して自分を曝け出せないからこそ、親に逆らえないアダルトチルドレンの気性を持つ母と色々な話をし、色々な事を乗り越えてきたんだと思う。

賛否両論あると思うが、私は頼れる人がいるなら、それは良い生き方だと思う。

私は祖母亡き今正直な所、信じられる人は嫁だけで父方の血族を信じられる事は今後もないと思う。

何故かと言うと、弟は例の通り家族の事をお金としか思っていないし、全てまわりのせいで自分の非を認められない残念な人間になってしまった。
どうやら今月には三年連れ添った奥様とも離婚してしまったようだ。
奥様とも夜明けまで話してみた事もあるが、正直そうだろうね。と思う点があり過ぎて何もフォローが出来ない。

父に関しては、自分中心あとはオマケな人なので母が亡くなった当時、母の父母今で言うじいじとばあばとの折り合いは結婚前からあり、面倒は私が見るよーと言ってから丸投げ。
かつ自分の母親が介護が必要になる頃に地元に戻ったけれども、オムツの云々は出来ないと速攻施設に入れてしまったのだ。
月に一度は会いに行っていたようだが、当時色々なハプニングをやらかすばあばと同居していた私からすると、ぬるま湯と言うか…。

別に父に対して恨みはない。
ただ、1か月に一度面会するだけで日々認知が進むばあばと暮らしている我が家に対して
「お父さんはこんなに頑張っているんだよ」
アピールはいらなかったし、
「そんなに大変ならばあばの地元で施設に入れたら良かったんじゃないか」
の言葉も要らなかった。

私は
そもそも困っている人や助けて!!と言う人の助けになりたい消防士をずっと目指していたし、
父と祖母の関係、そもそもそういう話は昔から聴いていたプラス私がこんな自由?な生き方をしているので、母が亡き後は大袈裟に言えば家族に対する償いと言うか代償と言うか…

でもそんな関係性の中でも信じられる物、信じられない物がわかるようになってきて。
よく言うじゃない?
信頼を積み重ねるのは大変
信頼を崩すのは一瞬

これはお金の使い方にも同じなんだけど、人は人生の中で何度かは窮地に立たされる事は誰しもあると思う。
その時の行動で、随分今後の人生が違うと思う。

何が言いたいかと言うと、
目先の利益ばかりを追って人に対する思い遣り、誠意のない人間は死んでるのと同じ
日々の積み重ねの人間関係を重視する私からしたら、これが本音だ。
死人に口なしとはよく聞くが、私からすると亡くなった方が本当に死ぬのはその人の心から完全に忘れ去られた時。

だから私の中では母も祖父も、勿論祖母も生きていて、だからこそ今も闘っている。
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