母の全てを送るまで

くろすけ

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祖父の死

何だか可哀想な子、拾いました

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祖母ともまだ同居する前、でもキリちゃんが亡くなって半年も経たない頃に、波乗りが趣味で通っていた道路を横断している病気で目も開かない子猫を保護する事になる。

当時色々な繋がりでお世話になっている方が本当に近所でその方に色々とアドバイスを頂き、いずれは里親募集しましょうと話していた。

その子は本当にキリちゃんと柄が一緒で性別と性格はポヤーンとしていて違ったが、祖母の生活のスパイスになるかも?と思い祖母に相談してみたが、もう当時85歳近い祖母は「もう無理よ」と言い、そうか、そうだよな。と思った。

あれ?でもこれは一緒にこちらで住んだら色々解決だし、良いんじゃない?と思い、祖母に改めて「一緒に暮らさない?」と話すと祖母も頑張りの限界だったのかもしれない。
「宜しくお願いします」との事で祖母との何とも可笑しくて楽しい8年間が始まる事になる。
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