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第二幕 Smile for me―――家族、襲来
第3話
しおりを挟む家の中に案内され好きな所に座って寛いでくれと言われるも、散らかった部屋に一同ドン引きしている。
「ドリューン、あなた少しは部屋を片付けなさい!! ガラクタだらけじゃない!!」
「何言ってるんだ!! ガラクタじゃない! 整理していつでも必要な物が分かるように置いてるんだ!!」
あ~、片付けられない人の典型だ…。
自分の中で必要な物をいつでも使えるように出しっぱなしにしてるから整理してると思ってはいるけど、実際の所、滅多に使う事の無いものまで出しっぱなしにしてる。
うん、気持ちは分かる。
ここまで広い家で無くワンルームマンションに住んでて手の届く範囲にいずれ使うかもしれない物が無いと何となく心配なんだよね…。
ただ自分の部屋はここまで散らかってなかったはずだ!!
そう言えば家にある薄い本とPCに入ってるエロ画像データってどうなったんだ?
今まで特に気にはしてなかったけど、多分親か妹が片付けをしてるはずだけど…。
…、最悪だ!!
絶対に酔って階段から落ちて死んだだけじゃなく、人を巻き込んだうえ、部屋の片づけをしたら薄い本やエロ画像が詰まったPCを見られてる。
「カツヒコ、どうしたの? 何か壊しでもしたの? だったら気にしなくても良いわよ、どうせここにあるのはガラクタばかりなんだから」
「いや、前世の事を思い出してて…」
「そう、前世で既にやらかしてるんだから今更でしょ?」
まあそうなんでけどね…。
そうなんだけど、思い出してしまったら肉親にどう言われてるのかが気になるんだよね。
絶対に冥福を祈られてないだろうし、最悪棺に薄い本を詰め込まれて火葬されてそうだし…。
うん、忘れよう!!
「それでドリューンさんは、ここに引きこもって何してるんですか?」
前世の黒歴史を振り払い、ドリューンさんに素朴な疑問を投げかける。
うん、男には忘れたい事もあるんだ!! 忘れる為には他人と話をしてその事を忘れるに限る!!
そんな思惑を知らないドリューンさんは、いつも座って居るのであろうソファーの物が置いていない場所に腰を下ろした後、少し考えた後口を開いた。
「まあ俺はここでしてる事と言えば魔道具の開発だな、迷宮も育ちきったし、毎日宝箱が出現するからその中身を確認し魔道具の材料にして新たな魔道具を作る。 そんな所だ!!」
「それで、どんな魔道具があるんですか?」
「そうだな、最近の新作だと町の宿屋にコッソリ設置した極小魔法陣から送られてくる映像を見る事が出来る魔道具だ!! これがあれば女冒険者の入浴や着替えが見放題だぞ!!!」
「サイテーですね…」
「まあ見られても減るもんじゃないけど、覗きはな…」
「はぁ~、昔から思ってたけどもっとまともな物を作れないの?」
胸を張って自信満々に盗撮魔道具の存在を暴露したドリューンさんを女性陣が冷たい視線で見てる…。
迷宮の最下層に住み着いて盗撮魔道具開発って…。
「それはそうとして、迷宮が育ちきったってどういう事ですか? 迷宮が育ちきったってどうやったら分かるんですか?」
「んん? そんなもん、さっきも言ったが俺が育てたんだから成長が止まれば分かるに決まってるだろう!」
なんか凄い短気な人だ…。
短気なのに凄い?魔道具を製作する人ってなんか矛盾しているような。
直ぐにキレて魔道具制作を投げだしそうな気がするんだけど、これが職人気質という奴なのか?
「じゃあ迷宮を育てるってどうやって育てたんですか?」
「そんな事か? まあ秘密と言う訳じゃないから教えてやるが、単純な事だぞ?」
そう言いながらドリューンさんが迷宮の育て方について語り出した。
迷宮が産まれる原理は判明していないものの、迷宮には核となる魔力の結晶があり、その結晶が成長する事で段々と深く広くなり、結晶から流れ出る魔力により魔物が産まれるとの事らしい。
なので、ドリューンさんいわく、魔力の結晶を見つけそれを魔道具化して魔物など魔石に宿る魔力や自身の魔力を注ぎ着込み成長促進を促すとの事だ。
勿論、大地から流れ出る魔力も吸収するよう魔道具化している為、育て方によっては普通の迷宮の数十倍の速度で育つらしい。
そして魔道具化した事で、階層ごとに自然型、遺構型、洞窟型と階層ごとに異なる型にする事ができるとの事だった。
ドリューンさんはその魔道具を使い自給自足が出来る迷宮を育て最下層に住み着き誰にも邪魔をされず魔道具開発をしているとの事だ。
何故か遺構型階層に出現する宝箱から得られる物、洞窟型階層から取れる金属、自然型階層から取れる食料、そのすべてを一つの迷宮で得られる魔道具化された迷宮の核となる結晶。
ドリューンさんに頼んだらあっさりと見せてくれたけど、結晶が何重にも層のようになっており、話を聞くと、この層の1つ1つが増える度に階層の構造を決める事が出来るらしい。
「簡単じゃないですよね? そもそもそんな魔道具なんて普通…、いや、それこそ国のお抱え魔道具師でも作れませんよね? しかも階層の構造を決めるとか聞いてもどうやったらそんな事が出来るのか想像もつきませんよ!!」
「それはお前に知識と技術が無いからだろ!!」
なんて言えばいいんだろう、自分が凄い事をしているという認識がない人に、凄い事だと言っても信じて貰えない感覚だ。
「あと疑問なのが迷宮の中に町や村がありますけど、住んでいる人がここで生まれてここで死ぬのが普通って感じだったんですけど、それもその迷宮を育てる魔道具の力とかですか?」
「ああ~、それは魔道具の力と言えば力だが、どちらかと言うと迷宮で生まれる魔物と同じだな、あの人間達は元々、迷宮から生まれた人、いや魔物と言うべきか、それの子孫だからだろうな」
「迷宮から生まれた? 元々魔物だったんですか? そうは見えなかったんですけど…」
「当たり前だ、迷宮を育てるという事は階層ごとに生まれる魔物もある程度決められるし創る事も出来るんだから、人間と同じものを生み出すようにする事なんか簡単だろう。 まあ丁度良い階層に数百生み出された時点で別の魔物が生み出されるようにしたから永遠と生まれる事は無いがな」
「だから迷宮で生まれ育ちそこで一生を終えるのに疑問を持たないという事ですか? なんだか禁忌に触れているような…」
そう言う自分に、自分で農作業や製鉄などすべてをしてたら魔道具作りに集中できないだろう!!
平然と言い放つドリューンさん、自信満々に言われると確かにと思いそうになるけど、何か違う気がする。
そんなドリューンさん「今では迷宮に潜る冒険者なんかと結婚したりして血が混ざっているからそのうち外の世界に出て行く奴もいるだろうし特に問題はないだろ」と完全に他人事だ…。
まあ人を襲って食べたりしないし、迷宮の外に出ても普通に生きて行けるんだろうけど、まさか元々が迷宮から生まれた人間を模した魔物だったとは。
だけどドリューンさん、迷宮の育て方はどう考えても簡単じゃありませんよ!!
そもそもそんな魔道具なんか思いつきもしないし、運用方法も教えられても使いこなせるかどうか…。
この感覚が400年以上前に大勢いたと言われる魔道具師や錬金術師などの感覚なのかな。
だとしたらここ400年近くで相当技術レベルが衰退してるような。
「ドリューン、あなた少しは部屋を片付けなさい!! ガラクタだらけじゃない!!」
「何言ってるんだ!! ガラクタじゃない! 整理していつでも必要な物が分かるように置いてるんだ!!」
あ~、片付けられない人の典型だ…。
自分の中で必要な物をいつでも使えるように出しっぱなしにしてるから整理してると思ってはいるけど、実際の所、滅多に使う事の無いものまで出しっぱなしにしてる。
うん、気持ちは分かる。
ここまで広い家で無くワンルームマンションに住んでて手の届く範囲にいずれ使うかもしれない物が無いと何となく心配なんだよね…。
ただ自分の部屋はここまで散らかってなかったはずだ!!
そう言えば家にある薄い本とPCに入ってるエロ画像データってどうなったんだ?
今まで特に気にはしてなかったけど、多分親か妹が片付けをしてるはずだけど…。
…、最悪だ!!
絶対に酔って階段から落ちて死んだだけじゃなく、人を巻き込んだうえ、部屋の片づけをしたら薄い本やエロ画像が詰まったPCを見られてる。
「カツヒコ、どうしたの? 何か壊しでもしたの? だったら気にしなくても良いわよ、どうせここにあるのはガラクタばかりなんだから」
「いや、前世の事を思い出してて…」
「そう、前世で既にやらかしてるんだから今更でしょ?」
まあそうなんでけどね…。
そうなんだけど、思い出してしまったら肉親にどう言われてるのかが気になるんだよね。
絶対に冥福を祈られてないだろうし、最悪棺に薄い本を詰め込まれて火葬されてそうだし…。
うん、忘れよう!!
「それでドリューンさんは、ここに引きこもって何してるんですか?」
前世の黒歴史を振り払い、ドリューンさんに素朴な疑問を投げかける。
うん、男には忘れたい事もあるんだ!! 忘れる為には他人と話をしてその事を忘れるに限る!!
そんな思惑を知らないドリューンさんは、いつも座って居るのであろうソファーの物が置いていない場所に腰を下ろした後、少し考えた後口を開いた。
「まあ俺はここでしてる事と言えば魔道具の開発だな、迷宮も育ちきったし、毎日宝箱が出現するからその中身を確認し魔道具の材料にして新たな魔道具を作る。 そんな所だ!!」
「それで、どんな魔道具があるんですか?」
「そうだな、最近の新作だと町の宿屋にコッソリ設置した極小魔法陣から送られてくる映像を見る事が出来る魔道具だ!! これがあれば女冒険者の入浴や着替えが見放題だぞ!!!」
「サイテーですね…」
「まあ見られても減るもんじゃないけど、覗きはな…」
「はぁ~、昔から思ってたけどもっとまともな物を作れないの?」
胸を張って自信満々に盗撮魔道具の存在を暴露したドリューンさんを女性陣が冷たい視線で見てる…。
迷宮の最下層に住み着いて盗撮魔道具開発って…。
「それはそうとして、迷宮が育ちきったってどういう事ですか? 迷宮が育ちきったってどうやったら分かるんですか?」
「んん? そんなもん、さっきも言ったが俺が育てたんだから成長が止まれば分かるに決まってるだろう!」
なんか凄い短気な人だ…。
短気なのに凄い?魔道具を製作する人ってなんか矛盾しているような。
直ぐにキレて魔道具制作を投げだしそうな気がするんだけど、これが職人気質という奴なのか?
「じゃあ迷宮を育てるってどうやって育てたんですか?」
「そんな事か? まあ秘密と言う訳じゃないから教えてやるが、単純な事だぞ?」
そう言いながらドリューンさんが迷宮の育て方について語り出した。
迷宮が産まれる原理は判明していないものの、迷宮には核となる魔力の結晶があり、その結晶が成長する事で段々と深く広くなり、結晶から流れ出る魔力により魔物が産まれるとの事らしい。
なので、ドリューンさんいわく、魔力の結晶を見つけそれを魔道具化して魔物など魔石に宿る魔力や自身の魔力を注ぎ着込み成長促進を促すとの事だ。
勿論、大地から流れ出る魔力も吸収するよう魔道具化している為、育て方によっては普通の迷宮の数十倍の速度で育つらしい。
そして魔道具化した事で、階層ごとに自然型、遺構型、洞窟型と階層ごとに異なる型にする事ができるとの事だった。
ドリューンさんはその魔道具を使い自給自足が出来る迷宮を育て最下層に住み着き誰にも邪魔をされず魔道具開発をしているとの事だ。
何故か遺構型階層に出現する宝箱から得られる物、洞窟型階層から取れる金属、自然型階層から取れる食料、そのすべてを一つの迷宮で得られる魔道具化された迷宮の核となる結晶。
ドリューンさんに頼んだらあっさりと見せてくれたけど、結晶が何重にも層のようになっており、話を聞くと、この層の1つ1つが増える度に階層の構造を決める事が出来るらしい。
「簡単じゃないですよね? そもそもそんな魔道具なんて普通…、いや、それこそ国のお抱え魔道具師でも作れませんよね? しかも階層の構造を決めるとか聞いてもどうやったらそんな事が出来るのか想像もつきませんよ!!」
「それはお前に知識と技術が無いからだろ!!」
なんて言えばいいんだろう、自分が凄い事をしているという認識がない人に、凄い事だと言っても信じて貰えない感覚だ。
「あと疑問なのが迷宮の中に町や村がありますけど、住んでいる人がここで生まれてここで死ぬのが普通って感じだったんですけど、それもその迷宮を育てる魔道具の力とかですか?」
「ああ~、それは魔道具の力と言えば力だが、どちらかと言うと迷宮で生まれる魔物と同じだな、あの人間達は元々、迷宮から生まれた人、いや魔物と言うべきか、それの子孫だからだろうな」
「迷宮から生まれた? 元々魔物だったんですか? そうは見えなかったんですけど…」
「当たり前だ、迷宮を育てるという事は階層ごとに生まれる魔物もある程度決められるし創る事も出来るんだから、人間と同じものを生み出すようにする事なんか簡単だろう。 まあ丁度良い階層に数百生み出された時点で別の魔物が生み出されるようにしたから永遠と生まれる事は無いがな」
「だから迷宮で生まれ育ちそこで一生を終えるのに疑問を持たないという事ですか? なんだか禁忌に触れているような…」
そう言う自分に、自分で農作業や製鉄などすべてをしてたら魔道具作りに集中できないだろう!!
平然と言い放つドリューンさん、自信満々に言われると確かにと思いそうになるけど、何か違う気がする。
そんなドリューンさん「今では迷宮に潜る冒険者なんかと結婚したりして血が混ざっているからそのうち外の世界に出て行く奴もいるだろうし特に問題はないだろ」と完全に他人事だ…。
まあ人を襲って食べたりしないし、迷宮の外に出ても普通に生きて行けるんだろうけど、まさか元々が迷宮から生まれた人間を模した魔物だったとは。
だけどドリューンさん、迷宮の育て方はどう考えても簡単じゃありませんよ!!
そもそもそんな魔道具なんか思いつきもしないし、運用方法も教えられても使いこなせるかどうか…。
この感覚が400年以上前に大勢いたと言われる魔道具師や錬金術師などの感覚なのかな。
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