23 / 30
23話
しおりを挟む
「皆さん。お集まりいただきありがとうございます」
公式試合のメインスタジアムである第一闘技場の中に、全校生徒4096人全員が集まり、タッグを登録した順に用意された椅子に座る
俺とメアさんは2048グループの中で、43番目に登録していた
比較的早い方だ
「本日は、皆さんが待ちに待った、校内選抜戦組み合わせ抽選会の日です」
校内選抜戦は、2人1組のグループを8ブロックに分けて、トーナメント方式で行われる
そして、そこで優勝したタッグが晴れて代表として剣技魔導祭にアルセリア学園の代表として出場できるのだ
優勝までは8試合と過酷だ
しかも、その全てを1ヶ月以内に終わらせるという強行日程
それ故に、組み合わせが大きく勝敗を左右すると言っても過言ではないだろう
昔にも、代表候補筆頭だったタッグが、疲労や魔力が回復しきれていないところで決勝を戦った結果、無名のタッグに負けるという事案も発生している
「学園長訓示 学園長 お願いします」
「はっ!?」
「どうしたのー?」
「いえ…なんでもありません」
俺は、壇上に上がった人物を見て驚いた
そこには、俺たちと、年齢が大して変わらないような容貌をしている女性が立っていたからだ
しかも、その人を俺は知っている
昔、って言っても3年前だが、一度だけ、親父関係で顔を合わせたことがある
世界魔導師ランク 2位 絶世の魔導師 ミラ=フローズン
テンションが上がっている新入生は何名かいるが、結構の人は冷静に話を聞いている
もしかして、気づいてないのか!?
勉強不足だな。と、少し優越感に浸る
「生徒のみなさん。お久しぶりです。あ、そういえば、新入生の皆さんは、はじめましでですね。少し諸用で今学期はなかなか学園に顔を出すことができませんでした。しかし、学園の先生から、あなたたちのことはいつも聞いていました。生きのいい新入生も入ってきたそうですし、今回の校内選抜戦は、面白くなりそうです。間に合ってよかったなーほんと!あ、ごほん…」
おいおい、最後のは絶対心の声だろ
「失礼しました。今年も熱くレベルの高い試合を観れるのを楽しみにしています。生徒の皆さん!剣技魔導祭目指して頑張ってください」
頭を下げて、ミラは壇上から降りていく
もしかして、あの人、俺のことを言ってた?
「生きのいい新入生」って
しかも、その話してる時、俺の方見てたし
「生徒会長挨拶」
「カリーナ=メルスタイン」
そこで、地面が揺れるような声援が起きる
俺も、すこし固まっちまった
…その、声援に
アイドルの登場かと思ったよ
モデル体型の薄い紫のかかったピンク、言い換えると、パウダーピンクの綺麗な髪の女性が壇上に上がる
確かに美しいな
「いた!?」
「むー」
なんか、急にメアさんに叩かれた
そして、メアさんの機嫌を直してるうちに、生徒会長挨拶が終わってしまっていた
何を話したか、全く聞いていなかった
カリーナが壇上から降り、自分の席に戻り、座った瞬間
会場の照明が全て消えた
「え!?」
「またこれー?」
そして、アップテンポの音楽が流れると同時に、カラフルな照明がつく
「お前ら!!!お待ちかねの!!抽選会の時間だぁぁぁ!!!」
「「ぉぉぉぉぉ!!!」」
雄叫びが上がる
てか、さっきまでの雰囲気どこいった!?
「驚くのは無理ないよー」
「…ですよね」
この変わり方に、俺はまだ理解が追いついてない
てか、急に仕切りはじめたの誰だ
「今日は、俺、DJが司会を務めていくぜぇぇぇぇ!!」
「「おぉぉぉぉぉ!!」」
もしかしてこの人有名な人なのか?
全く知らないんだけど
「この人はー、世界大会とかでアナウンスやってる人だよー」
「まじか」
とゆうことは、中継を見るとこのテンションに付き合う羽目になるのか
副音声で場内の音だけにして見ることにしよう
「それじゃあ!抽選を始めていくゼェェェ!」
壇上の後ろにあるスクリーンにトーナメント表が映し出される
「エントリーナンバー1のタッグは、前に出て来い!」
その声に従って、一番前の席の人たちが壇上に向かっていく
「それじゃぁ!名前と意気込みをどうぞ!!!」
何!?みんなの前で決意表明だと!?
「3-Bサル=アルマです!頑張ります」
「2-Bケル=アルマ!!頑張ります!」
んー、個性がないなぁ
って、俺も考えとかないと
「意気込みも聞かせてもらったので、早速抽選してもらおう!片方の人がブロック、片方の人が番号の札を引くぞ!」
前の二人が別々の箱に手を入れ、紙を取り出し、DJに渡す
「この2人は!Cブロック 3番だぁぁぁ!」
スクリーンにCブロックのトーナメント表の3番のある山かま拡大され、そこに名前が刻まれる
なんか、演出もカッコいいな
嵐のような拍手が起こる
あそこは、誰でも、みんなに注目される場所なんだ
早く俺も引きたいな
うずうず
「トウヤくん。どっちのくじを引くー?」
「じゃあ!番号で!」
「それじゃー、私、ブロックねー。いいとこ頼んだよー」
「任してください!」
着々と抽選が進んでいくが、まだ対戦相手の決まったタッグはない
まぁ、凄い数が参加するししょうがないか
俺たちの前には、有名どころは誰もいない
多分、有名どころの初っ端は俺たちだろう
「次はぁぁぁぁぁぁ!43番!!!前に出てこーい!」
俺たちを呼ぶ声がする
「行きましょう」
「そうだねー」
この人、緊張しないのかな
いつも通りのマイペースやな
そして、俺たちが壇上に登った時、一瞬、静寂が訪れる
すこしして、ざわめきが起こる
「あれって、シェニアさんといい試合したやつだろ!?」
「しかも、あのパートナー、メア=ユートピアじゃないか!?」
「強くない?ここ!」
「できるだけ当たりたくないなぁ…」
様々な声が聞こえる
でも、コソコソと悪口を言ってる奴はいない
それだけはすこし嬉しいよね
「お、おぅ…強そうだなこのダッグ…」
歴戦の勇者を見てきている彼に認められたような気がしてすこし嬉しい
「DJさんー、おひさでーす」
「お、メアちゃん。久しぶりだね」
「今年も剣技魔導祭の実況お願いしますねー」
「お~、言うねぇ…選抜戦は眼中にないと?」
「そうですねー」
…この人、さらっとすごいこと言ってるぞ
これは負けられない
「それじゃあ!名前と意気込みをどうぞ!」
俺は一歩前に出る
みんなの視線が俺に集まる
なんか、気持ちいい
「1-A トウヤ=キリュウです。メアさんが前向きなこと言ってるので俺も言いますね」
「俺は、選抜戦なんかで立ち止まってなんかいられないんです。だから、俺の前に立ち塞がるなら、全力で潰します」
ざわついていた会場が一気に静まる
すこし、やってやった感が出てていい
「おぉ!これは、とんでもないビックマウスだ!負けるつもりはないと?」
「はい!全力で来てください」
その言葉にまばらに拍手が起こり、徐々に音が大きくなっていく
絶対に負けられない
「メアちゃんはもう話したからいいよね?」
「はいー」
いや、いいんかーい
「それじゃ!抽選をしてください!」
俺とメアさんは別々の箱の前に立つ
俺は箱に手を入れる
まだまだ大量の紙が入っている
そして、ひとつだけ気になった紙があった
(この紙に呼ばれてる気がする)
そして、俺は、その紙を取り出しDJに渡す
同じタイミングでメアさんも渡した
「んーと…これは…」
そこで、DJの顔がかたまった
「トウヤ=キリュウとメア=ユートピアは!Aブロック1番!開幕戦だぁ!」
俺は、思わずスクリーンを見る
同じタイミングでメアさんもスクリーンを見た
まじかよ!!!!
公式試合のメインスタジアムである第一闘技場の中に、全校生徒4096人全員が集まり、タッグを登録した順に用意された椅子に座る
俺とメアさんは2048グループの中で、43番目に登録していた
比較的早い方だ
「本日は、皆さんが待ちに待った、校内選抜戦組み合わせ抽選会の日です」
校内選抜戦は、2人1組のグループを8ブロックに分けて、トーナメント方式で行われる
そして、そこで優勝したタッグが晴れて代表として剣技魔導祭にアルセリア学園の代表として出場できるのだ
優勝までは8試合と過酷だ
しかも、その全てを1ヶ月以内に終わらせるという強行日程
それ故に、組み合わせが大きく勝敗を左右すると言っても過言ではないだろう
昔にも、代表候補筆頭だったタッグが、疲労や魔力が回復しきれていないところで決勝を戦った結果、無名のタッグに負けるという事案も発生している
「学園長訓示 学園長 お願いします」
「はっ!?」
「どうしたのー?」
「いえ…なんでもありません」
俺は、壇上に上がった人物を見て驚いた
そこには、俺たちと、年齢が大して変わらないような容貌をしている女性が立っていたからだ
しかも、その人を俺は知っている
昔、って言っても3年前だが、一度だけ、親父関係で顔を合わせたことがある
世界魔導師ランク 2位 絶世の魔導師 ミラ=フローズン
テンションが上がっている新入生は何名かいるが、結構の人は冷静に話を聞いている
もしかして、気づいてないのか!?
勉強不足だな。と、少し優越感に浸る
「生徒のみなさん。お久しぶりです。あ、そういえば、新入生の皆さんは、はじめましでですね。少し諸用で今学期はなかなか学園に顔を出すことができませんでした。しかし、学園の先生から、あなたたちのことはいつも聞いていました。生きのいい新入生も入ってきたそうですし、今回の校内選抜戦は、面白くなりそうです。間に合ってよかったなーほんと!あ、ごほん…」
おいおい、最後のは絶対心の声だろ
「失礼しました。今年も熱くレベルの高い試合を観れるのを楽しみにしています。生徒の皆さん!剣技魔導祭目指して頑張ってください」
頭を下げて、ミラは壇上から降りていく
もしかして、あの人、俺のことを言ってた?
「生きのいい新入生」って
しかも、その話してる時、俺の方見てたし
「生徒会長挨拶」
「カリーナ=メルスタイン」
そこで、地面が揺れるような声援が起きる
俺も、すこし固まっちまった
…その、声援に
アイドルの登場かと思ったよ
モデル体型の薄い紫のかかったピンク、言い換えると、パウダーピンクの綺麗な髪の女性が壇上に上がる
確かに美しいな
「いた!?」
「むー」
なんか、急にメアさんに叩かれた
そして、メアさんの機嫌を直してるうちに、生徒会長挨拶が終わってしまっていた
何を話したか、全く聞いていなかった
カリーナが壇上から降り、自分の席に戻り、座った瞬間
会場の照明が全て消えた
「え!?」
「またこれー?」
そして、アップテンポの音楽が流れると同時に、カラフルな照明がつく
「お前ら!!!お待ちかねの!!抽選会の時間だぁぁぁ!!!」
「「ぉぉぉぉぉ!!!」」
雄叫びが上がる
てか、さっきまでの雰囲気どこいった!?
「驚くのは無理ないよー」
「…ですよね」
この変わり方に、俺はまだ理解が追いついてない
てか、急に仕切りはじめたの誰だ
「今日は、俺、DJが司会を務めていくぜぇぇぇぇ!!」
「「おぉぉぉぉぉ!!」」
もしかしてこの人有名な人なのか?
全く知らないんだけど
「この人はー、世界大会とかでアナウンスやってる人だよー」
「まじか」
とゆうことは、中継を見るとこのテンションに付き合う羽目になるのか
副音声で場内の音だけにして見ることにしよう
「それじゃあ!抽選を始めていくゼェェェ!」
壇上の後ろにあるスクリーンにトーナメント表が映し出される
「エントリーナンバー1のタッグは、前に出て来い!」
その声に従って、一番前の席の人たちが壇上に向かっていく
「それじゃぁ!名前と意気込みをどうぞ!!!」
何!?みんなの前で決意表明だと!?
「3-Bサル=アルマです!頑張ります」
「2-Bケル=アルマ!!頑張ります!」
んー、個性がないなぁ
って、俺も考えとかないと
「意気込みも聞かせてもらったので、早速抽選してもらおう!片方の人がブロック、片方の人が番号の札を引くぞ!」
前の二人が別々の箱に手を入れ、紙を取り出し、DJに渡す
「この2人は!Cブロック 3番だぁぁぁ!」
スクリーンにCブロックのトーナメント表の3番のある山かま拡大され、そこに名前が刻まれる
なんか、演出もカッコいいな
嵐のような拍手が起こる
あそこは、誰でも、みんなに注目される場所なんだ
早く俺も引きたいな
うずうず
「トウヤくん。どっちのくじを引くー?」
「じゃあ!番号で!」
「それじゃー、私、ブロックねー。いいとこ頼んだよー」
「任してください!」
着々と抽選が進んでいくが、まだ対戦相手の決まったタッグはない
まぁ、凄い数が参加するししょうがないか
俺たちの前には、有名どころは誰もいない
多分、有名どころの初っ端は俺たちだろう
「次はぁぁぁぁぁぁ!43番!!!前に出てこーい!」
俺たちを呼ぶ声がする
「行きましょう」
「そうだねー」
この人、緊張しないのかな
いつも通りのマイペースやな
そして、俺たちが壇上に登った時、一瞬、静寂が訪れる
すこしして、ざわめきが起こる
「あれって、シェニアさんといい試合したやつだろ!?」
「しかも、あのパートナー、メア=ユートピアじゃないか!?」
「強くない?ここ!」
「できるだけ当たりたくないなぁ…」
様々な声が聞こえる
でも、コソコソと悪口を言ってる奴はいない
それだけはすこし嬉しいよね
「お、おぅ…強そうだなこのダッグ…」
歴戦の勇者を見てきている彼に認められたような気がしてすこし嬉しい
「DJさんー、おひさでーす」
「お、メアちゃん。久しぶりだね」
「今年も剣技魔導祭の実況お願いしますねー」
「お~、言うねぇ…選抜戦は眼中にないと?」
「そうですねー」
…この人、さらっとすごいこと言ってるぞ
これは負けられない
「それじゃあ!名前と意気込みをどうぞ!」
俺は一歩前に出る
みんなの視線が俺に集まる
なんか、気持ちいい
「1-A トウヤ=キリュウです。メアさんが前向きなこと言ってるので俺も言いますね」
「俺は、選抜戦なんかで立ち止まってなんかいられないんです。だから、俺の前に立ち塞がるなら、全力で潰します」
ざわついていた会場が一気に静まる
すこし、やってやった感が出てていい
「おぉ!これは、とんでもないビックマウスだ!負けるつもりはないと?」
「はい!全力で来てください」
その言葉にまばらに拍手が起こり、徐々に音が大きくなっていく
絶対に負けられない
「メアちゃんはもう話したからいいよね?」
「はいー」
いや、いいんかーい
「それじゃ!抽選をしてください!」
俺とメアさんは別々の箱の前に立つ
俺は箱に手を入れる
まだまだ大量の紙が入っている
そして、ひとつだけ気になった紙があった
(この紙に呼ばれてる気がする)
そして、俺は、その紙を取り出しDJに渡す
同じタイミングでメアさんも渡した
「んーと…これは…」
そこで、DJの顔がかたまった
「トウヤ=キリュウとメア=ユートピアは!Aブロック1番!開幕戦だぁ!」
俺は、思わずスクリーンを見る
同じタイミングでメアさんもスクリーンを見た
まじかよ!!!!
0
お気に入りに追加
119
あなたにおすすめの小説
ただの世界最強の村人と双子の弟子
ヒロ
ファンタジー
とある村にある森に、世界最強の大英雄が村人として生活していた。 そこにある双子の姉妹がやってきて弟子入りを志願する!
主人公は姉妹、大英雄です。
学生なので投稿ペースは一応20時を目安に毎日投稿する予定ですが確実ではありません。
本編は完結しましたが、お気に入り登録者200人で公開する話が残ってます。
次回作は公開しているので、そちらも是非。
誤字・誤用等があったらお知らせ下さい。
初心者なので訂正することが多くなります。
気軽に感想・アドバイスを頂けると有難いです。
3521回目の異世界転生 〜無双人生にも飽き飽きしてきたので目立たぬように生きていきます〜
I.G
ファンタジー
神様と名乗るおじいさんに転生させられること3521回。
レベル、ステータス、その他もろもろ
最強の力を身につけてきた服部隼人いう名の転生者がいた。
彼の役目は異世界の危機を救うこと。
異世界の危機を救っては、また別の異世界へと転生を繰り返す日々を送っていた。
彼はそんな人生で何よりも
人との別れの連続が辛かった。
だから彼は誰とも仲良くならないように、目立たない回復職で、ほそぼそと異世界を救おうと決意する。
しかし、彼は自分の強さを強すぎる
が故に、隠しきることができない。
そしてまた、この異世界でも、
服部隼人の強さが人々にばれていく
のだった。
半身転生
片山瑛二朗
ファンタジー
忘れたい過去、ありますか。やり直したい過去、ありますか。
元高校球児の大学一年生、千葉新(ちばあらた)は通り魔に刺され意識を失った。
気が付くと何もない真っ白な空間にいた新は隣にもう1人、自分自身がいることに理解が追い付かないまま神を自称する女に問われる。
「どちらが元の世界に残り、どちらが異世界に転生しますか」
実質的に帰還不可能となった剣と魔術の異世界で、青年は何を思い、何を成すのか。
消し去りたい過去と向き合い、その上で彼はもう一度立ち上がることが出来るのか。
異世界人アラタ・チバは生きる、ただがむしゃらに、精一杯。
少なくとも始めのうちは主人公は強くないです。
強くなれる素養はありますが強くなるかどうかは別問題、無双が見たい人は主人公が強くなることを信じてその過程をお楽しみください、保証はしかねますが。
異世界は日本と比較して厳しい環境です。
日常的に人が死ぬことはありませんがそれに近いことはままありますし日本に比べればどうしても命の危険は大きいです。
主人公死亡で主人公交代! なんてこともあり得るかもしれません。
つまり主人公だから最強! 主人公だから死なない! そう言ったことは保証できません。
最初の主人公は普通の青年です。
大した学もなければ異世界で役立つ知識があるわけではありません。
神を自称する女に異世界に飛ばされますがすべてを無に帰すチートをもらえるわけではないです。
もしかしたらチートを手にすることなく物語を終える、そんな結末もあるかもです。
ここまで何も確定的なことを言っていませんが最後に、この物語は必ず「完結」します。
長くなるかもしれませんし大して話数は多くならないかもしれません。
ただ必ず完結しますので安心してお読みください。
ブックマーク、評価、感想などいつでもお待ちしています。
この小説は同じ題名、作者名で「小説家になろう」、「カクヨム」様にも掲載しています。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
きづけば世界最強。
松川よづく
ファンタジー
だれよりも人間を嫌う男 闇無ユウ 孤独な存在の彼は、突然魔法陣が足元に浮かぶーーこの魔法陣が彼の人生を大きく変えることになることを、まだ誰も知らない
小説家になろう同時連載です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる