上 下
128 / 140
連載

252.

しおりを挟む
 リンクスくんの家にお世話になって、五日が経とうとしていた。

 コーラルさんは優しいし、フェーリスくんはかわいいし、リンクスくんとはもはや家族同然!
 私たちは平穏に過ごしていた。

 そんな私たちのもとに事件が舞い込んだのは、そんな折だった。

「子供が行方不明ですか……」
「はい、昨日の昼ごろ、三人の子供が山に遊びに行ったっきり帰ってこないんです」

 近くの町の代表を名乗る人が、コーラルさんのお屋敷にやってきたのだ。
 コーラルさんは丁寧な対応でその人を迎えると、真剣な表情で話を聞きはじめた。

「どこらへんで行方不明になったかわかりますか?」
「別の子供たちの話では遺跡の方に向かっていたのを見たと……」
「なるほど、それで私のとこに来たんですね」
「申し訳ありません。コーラル様が立ち入り禁止にしているというのは、子供たちにも伝えておいたのですが……」

 リンクスくんのご実家、スカーレット侯爵家の領地一帯には遺跡がたくさんあるらしい。
 ほとんどの遺跡は調査によって安全が確認されているものだけど、一応、何かあったらということで一般人の立ち入りは禁止されていた。

「いえ、私たちもあの遺跡については安全なものだと思い込んでいて、特に警備などはせずに、町の人にも注意するのにとどめていました。油断していたのは私たちも一緒です。とにかく、今は子供たちを探すのに全力を尽くしましょう。怪我などしてなければいいのですが」

 そういうと、コーラルさんはすぐに人を集めて捜索隊を結成した。
 使用人の中でも遺跡の知識があり魔法を使える人たち、それからこの地方に駐留している騎士の人たちだ。

 こういうトラブルのときって、映画とかだとなかなか上の人が動いてくれなかったりするけど、コーラルさんの対応は真逆だ。
 町の人の相談にも親身になってくれて、すぐに対応してくれて、本当に頼りになる感じ。

 準備を終えたフェーリスさんは、傍観していたわたしたちの方へ振り向いた。

「私たちはすぐに捜索に向かいます。リンクスはエトワさまとフェーリスを見てあげてください」

 魔法の腕だけなら大人顔負けのリンクスくんとフェーリスくんだけど、年齢はまだまだ子供である。
 行方不明になった子供の捜索では戦力外通告だ。

 まあ同じく私も戦力外なわけだけど。

「「はい」」

 私とリンクスくんは大人しく頷いた。


***


 コーラルさんがいなくなると、フェーリスくんが言った。

「兄さま、僕たちも子供たちを探しに行きましょう!」

 先ほどフェーリスくんだけ返事をしなかったのは、そういうわけだ。

「いやいや、だめだよ~。コーラルさんから留守番しててって言われたでしょ?」

 私は手を振って、フェーリスくんにそれはダメだと伝える。
 いなくなった子供を心配するのはいいことだけど、私たちは家にいるように言われたわけである。

 貴族の子は、普通の子供に比べて大人びている。
 だけど、子供っぽいところはやっぱり子供だし、経験不足から大人ではやらないようなミスもしてしまう。
 決して絶対的な差ではないのだ。

 行方不明で一番防がなければならないのは、探してる側も行方不明になってしまう二次被害である。
 子供が子供を探せば、当然その危険性が増してしまう。

 今回の私たちの扱いは、あくまで行方不明になった子たちと同じ子供なのである。

「でも、兄さまと僕は魔法が使えるし!」
「魔法はすごい力だけど、捜索に必ずしも役に立つわけではないでしょ?」
「力だってある! 視力だってすごくいい!」
「確かに魔力のある人は力も感覚も人より優れてるかもしれないけれど、あくまで普通の人の延長でしかないんだよ。どこに行っちゃったのかわからない子を捜索するのって、とっても難しいことだから、役に立てるとは限らないよ」
「ぐぅ……! なら、なおさら人は多い方がいいだろ! そ、それにお前こそ、今回役に立つ力を持ってるじゃん!」

 むぅ、確かに私こそ、今回役に立つ力をもってる人物である。
 心眼ほど、行方不明の捜索に便利な力はないだろう。リンクスくんたちは感覚が優れているといっても、障害物などで視界を防がれてしまう。
 でも私はその気になれば、周囲一帯の状況を把握できてしまう。

 だから実を言うと、状況が落ち着いたらこっそり探しに行こうかなあ、なんて思っていたわけだけど、フェーリスくんがここまで前のめりになってしまった以上、先に止めなければいけない。
 それにフェーリスくんの言うことも完全に間違ってるわけではないのだ。

 捜索の人数は多い方がいい。
 リンクスくんやフェーリスくんのような移動力に優れた魔法が使える人間がいれば助かるだろう。

 ただ今回はその能力と、子供であることを天秤にかけられて、子供として安全に扱うことが優先されただけだ。

「フェーリス、ダメだ。父上からも言われただろう」

 さて、なんて説得しようと思っていたら、強い口調で止めにはいったのはリンクスくんだった。
 
「な、なんで兄さままで……!」

 敬愛する兄上にまで、反対されるとは思ってなかったのか、フェーリスくんはショックで目を見開いた。

「子供たちが行方不明になってるんですよ! 兄さまは言ってたじゃないですか、領民を守るのが貴族に生まれた人間の務めだって!」
「なんと言おうと絶対にダメだ。いくらそれらしい理屈を捏ねようと、勝手な行動をするのなら、それはただのワガママだ。大人しく家にいろ」

 予想外に厳しい言葉を投げられて、フェーリスくんは涙目になった。

「兄さまのバカ! わからずや!」

 そのまま自分の部屋に走って入って、閉じこもってしまった。

 フェーリスくんが閉じこもった部屋を見て、リンクスくんはため息をつく。
 リンクスくんはフェーリスくんに対して、いつも優しいお兄ちゃんだった。実家で過ごしている間も、優しく愛情をもって接しているのが伝わってきた。

 でも、今回のリンクスくんはいつになく厳しい口調で、フェーリスくんに注意してしまっていた。
 もしかしたら、遺跡でのあの事件が頭をよぎってしまったのかもしれない。


***


 夜、フェーリスくんは泣きじゃくりながら、荷物の準備をしていた。
 大好きな兄さまと喧嘩になったのは、本人にとってもショックなことだったのだろう。

「兄さまのバカ……臆病者……。なんでわかってくれないんですか……。兄さまを尊敬しているからこそ、僕は子供たちを探そうと思ったのに……」

 フェーリスくんとしても今回の主張は、純粋にいなくなった子供たちを心配してのことだったのだろう。
 だから、尊敬する兄さまもそれに同意してくれると思っていたのだ。

「もういいです。僕だけでも行きます」

 そういって、フェーリスくんは私たちに見つからないように、窓から庭に降り立った。
 そこには……

「やっぱりリンクスくんの弟だねぇ。一度、決めたらてこでも動かないよ」
「あの時の俺は本当にワガママで遺跡に入ろうとしただけだ。フェーリスとは違うよ」
「やや、そういう話じゃなくてね」

 ため息をつくリンクスくんとおまけの私が、フェーリスくんの前にいた。

「兄さま、エトワ、なんで……!」
「お前のやることなんてお見通しだ。兄だからな」
「私もお姉ちゃんですから」

 リンクスくんは優しい目でフェーリスくんを見て言った。

「遺跡の周りを見て回るだけだぞ。危険がありそうな場所へは入らない。それでもいいなら行こう」

 その言葉に、フェーリスくんは泣きそうな瞳で頷いた。

「はい、リンクス兄さま!」

 私もお姉ちゃんですから!


***


 子供たちが行方不明となった遺跡の前には誰もいなかった。
 おそらく中を捜索しているのだろう。

 フェーリスくんは10分ほど周辺の森を探索したあと『帰ろう』と、私たちに告げた。

「もういいのか?」

 もうちょっと。フェーリスくんが満足するまでの間は、付き合うつもりだった私たちは驚いた。

「はい、実際にやってみて、あんまり役に立てないことはわかったし。それに……意地になっちゃってたみたいです、ごめんなさい」

 リンクスくんが一歩譲ったことで、フェーリスくんも素直になれたみたいだ。
 少しだけど行動できたこともあって、満足そうな顔で帰路につく。

 そんなフェーリスくんの後ろを、私とリンクスくんも並んで歩く。

「ふふふ、すっかりお兄ちゃんって感じだね、リンクスくん」
「なんだよ、それ、からかってるのか」

 少し照れながら不機嫌そうにするリンクスくん。

「いやいや、そうじゃなくて。フェーリスくんが危険な行動しようとしたとき止めようとしたのも立派だし、そこからフェーリスくんも納得できるように譲れるのも本当に立派なことだよ」
「俺はそんなに立派な人間じゃないよ、いつも失敗ばかりだ。今回も自分に嫌な思い出があるからって、フェーリスにまで押し付けようとしてしまった……」
「嫌な思い出って……あの遺跡でのこと?」
「ああ……」

 リンクスくんは暗い表情をした。
 いろんなタイミングで思い知る。リンクスくんが、まだあの遺跡で起こした事件のことを悔いていることを。

 ルヴェンドで一緒に暮らしている時も、リンクスくんの実家に来てからも。

 でも、今のリンクスくんは本当に立派だ。あの時のことを反省して、周りの人を守り、優しくできる人になった。
 こうして弟からもとっても慕われる立派なお兄ちゃんに。

 だから、リンクスくんもそろそろ自分のことを許してあげてもいいと思うのだ。

 私はリンクスくんの肩をポンと叩く。
 リンクスくんのきれいな赤い瞳が私を見つめた。

「エトワ……さま……?」
「リンクスくん、私が言ったからってリンクスくんがそう思えるかはわからないけど、言っておくね」

 私はリンクスくんに少しでもこの言葉が届けばいいとおもって、彼の前に立って言葉を続ける。

「リンクスくんは本当に立派な人になっていってるよ。どんどんかっこよくて、強くて、優しくて、魅力的な人になっていってる。ずっとずっと傍で見てきたからわかるよ」

 ふと見上げた月が、とっても綺麗な夜だった。
 私は気分が乗って、その場でくるりと一回、回ってみせる。

「今のリンクスくんなら、前と同じことがあったって、きっと私たちのことを守ってくれる。私はそう思って」

 私の一周回った足が地面に着地して。

 カチッ
 ん、かちっ?

「お、おい、エトワ、足元!」
「なんだぁーその光!」
「るー!?」

 地面に突如、浮かび上がった魔法陣。その光を浴びて一瞬あと、私の前に広がるのは見慣れない大きな湖でした。
 リンクスくんとフェーリスくんの姿は影も形もありません。

『どうやら遺跡の装置によって、転送されたようだ』

 頭の中の天輝さんが教えてくれる。
 はい、無事、二次遭難いたしました。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話

ラララキヲ
恋愛
 長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。  初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。  しかし寝室に居た妻は……  希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──  一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……── <【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました> ◇テンプレ浮気クソ男女。 ◇軽い触れ合い表現があるのでR15に ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇ご都合展開。矛盾は察して下さい… ◇なろうにも上げてます。 ※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)

婚約者に消えろと言われたので湖に飛び込んだら、気づけば三年が経っていました。

束原ミヤコ
恋愛
公爵令嬢シャロンは、王太子オリバーの婚約者に選ばれてから、厳しい王妃教育に耐えていた。 だが、十六歳になり貴族学園に入学すると、オリバーはすでに子爵令嬢エミリアと浮気をしていた。 そしてある冬のこと。オリバーに「私の為に消えろ」というような意味のことを告げられる。 全てを諦めたシャロンは、精霊の湖と呼ばれている学園の裏庭にある湖に飛び込んだ。 気づくと、見知らぬ場所に寝かされていた。 そこにはかつて、病弱で体の小さかった辺境伯家の息子アダムがいた。 すっかり立派になったアダムは「あれから三年、君は目覚めなかった」と言った――。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

【完結】いてもいなくてもいい妻のようですので 妻の座を返上いたします!

ユユ
恋愛
夫とは卒業と同時に婚姻、 1年以内に妊娠そして出産。 跡継ぎを産んで女主人以上の 役割を果たしていたし、 円満だと思っていた。 夫の本音を聞くまでは。 そして息子が他人に思えた。 いてもいなくてもいい存在?萎んだ花? 分かりました。どうぞ若い妻をお迎えください。 * 作り話です * 完結保証付き * 暇つぶしにどうぞ

逃した番は他国に嫁ぐ

基本二度寝
恋愛
「番が現れたら、婚約を解消してほしい」 婚約者との茶会。 和やかな会話が落ち着いた所で、改まって座を正した王太子ヴェロージオは婚約者の公爵令嬢グリシアにそう願った。 獣人の血が交じるこの国で、番というものの存在の大きさは誰しも理解している。 だから、グリシアも頷いた。 「はい。わかりました。お互いどちらかが番と出会えたら円満に婚約解消をしましょう!」 グリシアに答えに満足したはずなのだが、ヴェロージオの心に沸き上がる感情。 こちらの希望を受け入れられたはずのに…、何故か、もやっとした気持ちになった。

【完結】そんなに側妃を愛しているなら邪魔者のわたしは消えることにします。

たろ
恋愛
わたしの愛する人の隣には、わたしではない人がいる。………彼の横で彼を見て微笑んでいた。 わたしはそれを遠くからそっと見て、視線を逸らした。 ううん、もう見るのも嫌だった。 結婚して1年を過ぎた。 政略結婚でも、結婚してしまえばお互い寄り添い大事にして暮らしていけるだろうと思っていた。 なのに彼は婚約してからも結婚してからもわたしを見ない。 見ようとしない。 わたしたち夫婦には子どもが出来なかった。 義両親からの期待というプレッシャーにわたしは心が折れそうになった。 わたしは彼の姿を見るのも嫌で彼との時間を拒否するようになってしまった。 そして彼は側室を迎えた。 拗れた殿下が妻のオリエを愛する話です。 ただそれがオリエに伝わることは…… とても設定はゆるいお話です。 短編から長編へ変更しました。 すみません

【完結】公女が死んだ、その後のこと

杜野秋人
恋愛
【第17回恋愛小説大賞 奨励賞受賞しました!】 「お母様……」 冷たく薄暗く、不潔で不快な地下の罪人牢で、彼女は独り、亡き母に語りかける。その掌の中には、ひと粒の小さな白い錠剤。 古ぼけた簡易寝台に座り、彼女はそのままゆっくりと、覚悟を決めたように横たわる。 「言いつけを、守ります」 最期にそう呟いて、彼女は震える手で錠剤を口に含み、そのまま飲み下した。 こうして、第二王子ボアネルジェスの婚約者でありカストリア公爵家の次期女公爵でもある公女オフィーリアは、獄中にて自ら命を断った。 そして彼女の死後、その影響はマケダニア王国の王宮内外の至るところで噴出した。 「ええい、公務が回らん!オフィーリアは何をやっている!?」 「殿下は何を仰せか!すでに公女は儚くなられたでしょうが!」 「くっ……、な、ならば蘇生させ」 「あれから何日経つとお思いで!?お気は確かか!」 「何故だ!何故この私が裁かれねばならん!」 「そうよ!お父様も私も何も悪くないわ!悪いのは全部お義姉さまよ!」 「…………申し開きがあるのなら、今ここではなく取り調べと裁判の場で存分に申すがよいわ。⸺連れて行け」 「まっ、待て!話を」 「嫌ぁ〜!」 「今さら何しに戻ってきたかね先々代様。わしらはもう、公女さま以外にお仕えする気も従う気もないんじゃがな?」 「なっ……貴様!領主たる儂の言うことが聞けんと」 「領主だったのは亡くなった女公さまとその娘の公女さまじゃ。あの方らはあんたと違って、わしら領民を第一に考えて下さった。あんたと違ってな!」 「くっ……!」 「なっ、譲位せよだと!?」 「本国の決定にございます。これ以上の混迷は連邦友邦にまで悪影響を与えかねないと。⸺潔く観念なさいませ。さあ、ご署名を」 「おのれ、謀りおったか!」 「…………父上が悪いのですよ。あの時止めてさえいれば、彼女は死なずに済んだのに」 ◆人が亡くなる描写、及びベッドシーンがあるのでR15で。生々しい表現は避けています。 ◆公女が亡くなってからが本番。なので最初の方、恋愛要素はほぼありません。最後はちゃんとジャンル:恋愛です。 ◆ドアマットヒロインを書こうとしたはずが。どうしてこうなった? ◆作中の演出として自死のシーンがありますが、決して推奨し助長するものではありません。早まっちゃう前に然るべき窓口に一言相談を。 ◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。が、他作品とリンクする予定は特にありません。本作単品でお楽しみ頂けます。 ◆この作品は小説家になろうでも公開します。 ◆24/2/17、HOTランキング女性向け1位!?1位は初ですありがとうございます!

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。