上 下
116 / 144
連載

仮更新とお知らせ

しおりを挟む

「むぃ~~~~~~~~~~~~」

 朝のひと鳴き。

「エトワさまはしたないですよ」

 空腹で村を襲おうとしていたモンスター、ムイムイ。

 私とソフィアちゃんはそんなムイムイのために、新しい住居を探してあげることにした。
 山を越え、谷を越え、荒野を越え、激しい嵐を潜り抜け、私たちはついに目指していた森までたどり着いたのだった。

 ……うそだよ、本当は平たい場所通ってきたし、天気はずっと晴れでした。

 森にたどり着いたときはすっかり夜だった私たちは、一旦荷物を下ろし、休息を取ったのだった。
 そして朝起きて、ひと鳴きしてみたところを、ソフィアちゃんに目撃され、警告をひとつ受けたのだった。



長い間、更新できてなくてすみません。
相変わらず、なんでもないところでずっとつまずいてます。

現状の私とこの作品の状態をお話しすると、ソフィアちゃんがムイムイ大好きであることが判明したら
終わる予定のエピソードだったのですが、それだけじゃなんか寂しなと別のエピソードを合成した結果、
それをどう消化するかつまずいてそのまま書けないままで今に至ります。
別にどっちのエピソードもわりかし重要ではない話なんです。だから、飛ばしてしまってもよかったんですけど
そういうのもどうかなっと迷ったまま、すみませんまだなんでもないところで立ち止まっています。

この話大丈夫なのかとご心配になる方も多いと思うのですが、次のエピソードはすでに考えていまして
基本的にやりたい話のアイディアみたいなのがあって、それを蔵だししながらやってる状態なんですけど
無能な作者の私ですが、まだまだ書きたいんだなって思ってます。
これを書きながらあらためてそう思ってます。

そしてこのお知らせを書いた理由なんですが、この作品の4巻が出る話とそのための該当話数の取り下げのお知らせなんです。
こちらの更新ができてないのに商業的なお知らせばかりですみません……。

4巻なんですが、書き下ろしはありません……。一巻の頃から書き下ろしで買ってくれる人にお礼したいと
いっていたこの作品ですが、何もできずにここまできました……。
私はほんとに何もお約束したことを実現できていません。買ってくれる方本当にすみません。
4巻まで続いたのは私の作品として最高記録です。それは買ってくれてる人のおかげで本当は
謝るんじゃなくてお礼を言いたいんですけどすみません、ありがとうございます、すみません。

取り下げ日なのですが、17日の17時ごろになります。
該当部分は89~176でエルフィスちゃんの登場を除く部分です。
エピソード的にいうとエトワ商会とお誕生会、そして前回の話に収録されなかったパイシェン先輩とエトワが
冒険者ギルドの手伝いをするエピソードも入ってます。

エルフィスちゃんのが除外されるのは、すみません、収録しきれなかったからです……。
お知らせも遅くなってしまって……。

とりあえず作品の再始動がわたしのできる唯一の謝罪とお礼になるかなって思います。
明日のこうしんをめざしてがんばります。
しおりを挟む
感想 1,662

あなたにおすすめの小説

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?

gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。 そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて 「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」 もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね? 3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。 4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。 1章が書籍になりました。

英雄一家は国を去る【一話完結】

青緑
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。

ここは私の邸です。そろそろ出て行ってくれます?

藍川みいな
恋愛
「マリッサ、すまないが婚約は破棄させてもらう。俺は、運命の人を見つけたんだ!」 9年間婚約していた、デリオル様に婚約を破棄されました。運命の人とは、私の義妹のロクサーヌのようです。 そもそもデリオル様に好意を持っていないので、婚約破棄はかまいませんが、あなたには莫大な慰謝料を請求させていただきますし、借金の全額返済もしていただきます。それに、あなたが選んだロクサーヌは、令嬢ではありません。 幼い頃に両親を亡くした私は、8歳で侯爵になった。この国では、爵位を継いだ者には18歳まで後見人が必要で、ロクサーヌの父で私の叔父ドナルドが後見人として侯爵代理になった。 叔父は私を冷遇し、自分が侯爵のように振る舞って来ましたが、もうすぐ私は18歳。全てを返していただきます! 設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。

王が気づいたのはあれから十年後

基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。 妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。 仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。 側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。 王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。 王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。 新たな国王の誕生だった。

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?

冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。 オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・ 「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」 「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。