130 / 192
第2章 紡がれる希望
第69話 片鱗
しおりを挟む
創造の世界?
「ュ……ュゥ」
眩い光に包まれていたユウキは、遠くから誰かの声が聞こえて来る事に気が付いた。
「ユウ……ユウキ!」
時間が経つにつれ鮮明になり始めた声の主がレンの声だと認識すると同時に、気付かぬ内に閉じていた目をゆっくりと開けた。
「ユウキ!……意識が戻ったんだね」
(レンの顔が上に?……そうか……俺、あの戦いの後に気を失ってたのか)
レンが上から心配そうに此方を見つめる様子を視認したユウキは、光に包まれた時から意識を失い倒れていた事を悟った。
「こ、ここは?」
レンの膝枕からゆっくりと身を起こし周囲の様子を確認したユウキだったが、辺りは全て白色に埋め尽くされていた。
「それが、僕にも分からないんだ。君が創り出してくれた障壁の中で君の勝利を願っていたら……突然障壁が消えて、視界が真っ白になったんだ」
レンが淡々と自身の体験を説明する中、ユウキは説明内に含まれた言葉に対して顔を赤らめていた。
「サラッと言うなよ『勝利を願ってた』とか……恥ずかしい」
ユウキの言葉を聞いたレンは、障壁内での心情を思い出し表情を曇らせた。
「今の僕に出来るのは、それぐらいだからね」
レンは、失った命を創造される立場であり、ティオーの力によって消滅する訳にもいかない事は重々承知していた。
「君の隣に立つ男として恥ずかしくない様に、元の世界に戻ったら修行するよ」
自身の無力を嘆いたレンは、障壁内でユウキの勝利を願いながら、無力だった事を後悔しない為に修行する事を心に誓った。
「あのティオーを、君は退けた。そんな君を超えられると思う程、自惚れるつもりはないけれど……君に全て任せる情けなさで、後悔する様な事が無いぐらいには強くなってみせるよ」
「レン……」
真っ直ぐな眼差しを向けられたユウキは、優しげに微笑んで小さく頷いた。
「出来るさ……俺の信じるレンなら、きっと」
そう告げたユウキの瞳は、〝髪が結晶のリングで束ねられていない〟にも関わらず、美しい空色へと変わり始めていた。
「……」
「ん?」
数秒間黙り込んだユウキから無言で差し出された右手には、内側の側面に〝Y to R〟の文字が刻まれた結晶で出来たギメルリングが握られていた。
「今度は俺から、レンに……だ」
「ユウキ……ありがとう」
恥ずかしさで赤面したユウキから手渡されたレンは、内側に刻まれた文字を確認すると自身の〝左手の薬指〟に着けた。
「に、二度と手放したりするなよ?」
「そんな事は二度と無いよ……僕が死なない限りね」
冗談半分に口にしたレンの言葉に対して、正面に立っていたユウキは涙目になりながら身体を震わせていた。
「ご、ごめん」
「グスッ……死なせない為に強くなったんだ。絶対に、二度と死なせるもんか」
そう告げて涙を拭ったユウキは、謝罪するレンに向けて何かを握った左手を徐に突き出した。
目の前で開かれた掌の上に置かれた物を見たレンは、深呼吸をして正面に立つユウキに視線を合わせた。
「……僕も、約束するよ。君と共に、君の描いた全てを見届ける事を」
真剣な眼差しで心の底からの誓いを口にしたレンは、差し出された左手に置かれた〝R to Y〟の文字が刻まれた結晶で出来たギメルリングを受け取った。
そしてユウキの左手の下に自身の左手を添え、薬指にギメルリングを嵌めた。
「約束だからな……レン」
『契約・第二段階』
ユウキが幸せそうに微笑んだ瞬間、二人は再び強い光の中へと消えていった。
―*―*―*―*―
※心の中では「」と()の意味が逆転しています。
「」 心の声 () 会話
心の中
青白磁の瞳で空を見上げていたユキは、雪の積もった白の世界で静かに立ち尽くしていた。
「繋がりが、薄れてきてる」
力の暴走によって黒く染まり始めていた世界は、既に元の純白の世界へと戻ったが、ユキは着実に成長しているユウト達の姿を見て悟った。
創造されたユウトが不完全だったが故に生まれた心の世界が、成長したユウトの中に溶け合い、一つになろうとしている事を。
(僕の声、届かなくなってるもんね)
空に向けて右手を翳して声を発したユキは、レンの創造に成功した事を喜ぶユウキの笑顔を見て、一筋の涙を流していた。
(レン……良かった)
過去にユキから微かな想いを受け継いだ現在のユキも、レンの創造が成功した事に歓喜していた。
(それにしても……はぁ)
小さく溜息を吐いたユキは、降り積もる雪の上に背中から倒れ込んだ。
(……いつか消える時が来るんだろうなって思ってたけど、ユウト達……成長早過ぎだよ)
右腕を額の上に置いたユキは、遥か先へと突き進んで行くユウト達の背中を思い浮かべ再び息を吐いた。
「ユキが託した想いは、ユウキの中で成就しつつある……でも、僕はまだ……何も出来てない」
短期間で急激に成長し、世界最強と呼ばれた存在を討ち破る壮挙を成し遂げたユウキの姿を心の中から見ていたユキは、実力の差を痛感していた。
「世界中の人達が、最強と呼んでいた人を倒す。僕には絶対出来ない事だよ」
不死の炎を有するファイス、時を超越し未来を見通したスラーヴァ、時を置き去りにする程の超加速を誇るソーン、そして光の神と呼ばれるユカリ。
世界最強と呼ばれる存在は、属性を有する人間であろうとも神話上に存在する空想の存在だと感じてしまう程、常人離れした力を有する怪物達だった。
そんな世界最強に名を連ねた天月のヨハネに、ユウキは打ち勝った。
その瞬間からユキは、自分自身の力がユウトの力の一部でしか無いことを改めて実感していた。
「僕の力はユウトと別れた状態で創造された……でも、本来はユウトが持っている筈の力だもんね」
右腕を下ろしたユキは、頭の邪念を払うように降り積もった雪の上を何度か回転して停止した。
(僕も……消える前に色々やっておきたいな)
白い世界に雪が降り続く中、横になりながら小さな声で呟いたユキは、過去にユキと同じ様に瞳を閉じて眠りについた。
「ュ……ュゥ」
眩い光に包まれていたユウキは、遠くから誰かの声が聞こえて来る事に気が付いた。
「ユウ……ユウキ!」
時間が経つにつれ鮮明になり始めた声の主がレンの声だと認識すると同時に、気付かぬ内に閉じていた目をゆっくりと開けた。
「ユウキ!……意識が戻ったんだね」
(レンの顔が上に?……そうか……俺、あの戦いの後に気を失ってたのか)
レンが上から心配そうに此方を見つめる様子を視認したユウキは、光に包まれた時から意識を失い倒れていた事を悟った。
「こ、ここは?」
レンの膝枕からゆっくりと身を起こし周囲の様子を確認したユウキだったが、辺りは全て白色に埋め尽くされていた。
「それが、僕にも分からないんだ。君が創り出してくれた障壁の中で君の勝利を願っていたら……突然障壁が消えて、視界が真っ白になったんだ」
レンが淡々と自身の体験を説明する中、ユウキは説明内に含まれた言葉に対して顔を赤らめていた。
「サラッと言うなよ『勝利を願ってた』とか……恥ずかしい」
ユウキの言葉を聞いたレンは、障壁内での心情を思い出し表情を曇らせた。
「今の僕に出来るのは、それぐらいだからね」
レンは、失った命を創造される立場であり、ティオーの力によって消滅する訳にもいかない事は重々承知していた。
「君の隣に立つ男として恥ずかしくない様に、元の世界に戻ったら修行するよ」
自身の無力を嘆いたレンは、障壁内でユウキの勝利を願いながら、無力だった事を後悔しない為に修行する事を心に誓った。
「あのティオーを、君は退けた。そんな君を超えられると思う程、自惚れるつもりはないけれど……君に全て任せる情けなさで、後悔する様な事が無いぐらいには強くなってみせるよ」
「レン……」
真っ直ぐな眼差しを向けられたユウキは、優しげに微笑んで小さく頷いた。
「出来るさ……俺の信じるレンなら、きっと」
そう告げたユウキの瞳は、〝髪が結晶のリングで束ねられていない〟にも関わらず、美しい空色へと変わり始めていた。
「……」
「ん?」
数秒間黙り込んだユウキから無言で差し出された右手には、内側の側面に〝Y to R〟の文字が刻まれた結晶で出来たギメルリングが握られていた。
「今度は俺から、レンに……だ」
「ユウキ……ありがとう」
恥ずかしさで赤面したユウキから手渡されたレンは、内側に刻まれた文字を確認すると自身の〝左手の薬指〟に着けた。
「に、二度と手放したりするなよ?」
「そんな事は二度と無いよ……僕が死なない限りね」
冗談半分に口にしたレンの言葉に対して、正面に立っていたユウキは涙目になりながら身体を震わせていた。
「ご、ごめん」
「グスッ……死なせない為に強くなったんだ。絶対に、二度と死なせるもんか」
そう告げて涙を拭ったユウキは、謝罪するレンに向けて何かを握った左手を徐に突き出した。
目の前で開かれた掌の上に置かれた物を見たレンは、深呼吸をして正面に立つユウキに視線を合わせた。
「……僕も、約束するよ。君と共に、君の描いた全てを見届ける事を」
真剣な眼差しで心の底からの誓いを口にしたレンは、差し出された左手に置かれた〝R to Y〟の文字が刻まれた結晶で出来たギメルリングを受け取った。
そしてユウキの左手の下に自身の左手を添え、薬指にギメルリングを嵌めた。
「約束だからな……レン」
『契約・第二段階』
ユウキが幸せそうに微笑んだ瞬間、二人は再び強い光の中へと消えていった。
―*―*―*―*―
※心の中では「」と()の意味が逆転しています。
「」 心の声 () 会話
心の中
青白磁の瞳で空を見上げていたユキは、雪の積もった白の世界で静かに立ち尽くしていた。
「繋がりが、薄れてきてる」
力の暴走によって黒く染まり始めていた世界は、既に元の純白の世界へと戻ったが、ユキは着実に成長しているユウト達の姿を見て悟った。
創造されたユウトが不完全だったが故に生まれた心の世界が、成長したユウトの中に溶け合い、一つになろうとしている事を。
(僕の声、届かなくなってるもんね)
空に向けて右手を翳して声を発したユキは、レンの創造に成功した事を喜ぶユウキの笑顔を見て、一筋の涙を流していた。
(レン……良かった)
過去にユキから微かな想いを受け継いだ現在のユキも、レンの創造が成功した事に歓喜していた。
(それにしても……はぁ)
小さく溜息を吐いたユキは、降り積もる雪の上に背中から倒れ込んだ。
(……いつか消える時が来るんだろうなって思ってたけど、ユウト達……成長早過ぎだよ)
右腕を額の上に置いたユキは、遥か先へと突き進んで行くユウト達の背中を思い浮かべ再び息を吐いた。
「ユキが託した想いは、ユウキの中で成就しつつある……でも、僕はまだ……何も出来てない」
短期間で急激に成長し、世界最強と呼ばれた存在を討ち破る壮挙を成し遂げたユウキの姿を心の中から見ていたユキは、実力の差を痛感していた。
「世界中の人達が、最強と呼んでいた人を倒す。僕には絶対出来ない事だよ」
不死の炎を有するファイス、時を超越し未来を見通したスラーヴァ、時を置き去りにする程の超加速を誇るソーン、そして光の神と呼ばれるユカリ。
世界最強と呼ばれる存在は、属性を有する人間であろうとも神話上に存在する空想の存在だと感じてしまう程、常人離れした力を有する怪物達だった。
そんな世界最強に名を連ねた天月のヨハネに、ユウキは打ち勝った。
その瞬間からユキは、自分自身の力がユウトの力の一部でしか無いことを改めて実感していた。
「僕の力はユウトと別れた状態で創造された……でも、本来はユウトが持っている筈の力だもんね」
右腕を下ろしたユキは、頭の邪念を払うように降り積もった雪の上を何度か回転して停止した。
(僕も……消える前に色々やっておきたいな)
白い世界に雪が降り続く中、横になりながら小さな声で呟いたユキは、過去にユキと同じ様に瞳を閉じて眠りについた。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断
Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。
23歳の公爵家当主ジークヴァルト。
年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。
ただの女友達だと彼は言う。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。
また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ない。
溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。
そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。
二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。
これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。
エルネスティーネは限界だった。
一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。
初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。
だから愛する男の前で死を選ぶ。
永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。
矛盾した想いを抱え彼女は今――――。
長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。
センシティブな所へ触れるかもしれません。
これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる