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第三部 最終
8 ★
しおりを挟む毎年恒例のクラークス家休暇が終わり戻ってきた。外のデッキでソファーに座り三人でお茶をしながら話す。月と星が良く見えて綺麗だった。
「レイさんち、相変わらずでしたね」
「だけどハイルでかくなったし大人になった」
「そうだな、俺らも結婚して10年以上経つから年取るわけだな」
「皆小さかったのに成人になっちゃいましたからね」
「だな」
「俺ら変わらない」
「「う~ん」」
「相変わらず冒険者してますしね」
「ソード好きなのは全然変わらねぇな」
「勿論です!」
「お前らには本当呆れる…」
「「……。」」
両隣で肩に手をかけられロキとレイが笑顔で近寄る。
「ソード、今日も明日も変わらないぞ」
「いつも通りですね」
二人に熱いキスをされる。
「ん…ん」
「ソードからキスして」
「あ…んん…ちゅ…」
服ははだけ胸が露になり下も脱がされた。片足はレイの肩に乗りもう片方はロキが後ろから持つ。
穴は水音をたてながらレイの3本の指を呑み込む。乳首はレイの口で転がされたり甘噛みされる
。離された乳首が外の明かりでてらてら光る。今度は反対側を舐める。甘い声が響くがロキがその声を食べる。
指を抜かれレイの太くて固いモノが熱を持ちながらな侵入する。思わず高い声がでる。
「あぁあ!」
ゆっくり全てを入れるとお尻を持ち上げそのまま抱っこした。レイに抱きつき落ちないようにする。その時にはだけた服はロキに剥がされ裸になる。レイの体温が自分と一つになると激しく腰を打ちつけた。
「レイ、レイ、あっあっあ」
「ん、気持ちいい?」
「ふぅあっあっ、ん、ん、」
「ソード可愛い」
抜けそうになりながら突かれ体が跳ねる。キスをしながら何度も突き上げた。足を下ろされると入れていたモノを抜きすぐにロキが腰をがっしり掴みズブリと入れた。一撃で奥まで入れられ反り返るとレイが体を支えた。
「あぁああ!」
「ん…奥、気持ちいい」
「ソードも気持ち良さそうだな。俺から目離すなよ」
レイを一生懸命見ながら喘ぐ。
「あっあっぁっあっ…ぁあっん」
「細い腰つきとか、声も中の良さもたまらなく好きです俺。んっ…気持ちいいっ」
「ソードは変わらず気持ちいいよな」
「です、一つ変わったならっ。凄くやらしい体になりましたっ」
「確かに、とてつもなくな」
スピンがどんどん早くなりパンパンと打ち付ける音も大きくなる。
「あっあっあっあっん…ろき…ぃく…ぃっ」
「いいよ、好きなだけ」
打ち続けられる快感に何度もいかされる。下をむくのは許されずレイが顔を持ちキスをする。それがまたたまらず興奮する。白い液が下にびたびたと落ちる。
「あぁあ!」
「可愛い、俺も出すね」
奥深くロキの熱い液が注がれる。萎えることなくまた続けられる。
「ろき…イッてあっあっイッるまた」
「ん、だから好きなだけっいってっ。いっいっよっ!」
「あぁあ!あっあっんあん」
「焔目が月に光ってる…綺麗だな…んちゅ」
□□□
窓に手をつかされ立ちながら後ろをレイに突かれる。爪先立ちするが足が浮きそうになる。
「窓で自分の焔目わかるか?」
「はぅあっあっあっあっ」
「ほら、見てみ」
「あっあっ…ぅん…」
「実際はもっと綺麗だけどな」
レイの方を向かされキスをされ眼球をペロッと舐められた。
「れぃ…ぁあっあっ」
「可愛い…好き」
「レイさん本当その目好きですよね、俺も好きだけど」
「んーまぁ印象的だしな。でももっと好きな所ある」
「え、どこですか?」
「ここ」
そう言うとレイは腰を持った指先をぐっと押さえ奥まで自分のモノをねじ入れた。びくびくと体がなり快楽で自分から腰を振ってしまう。穴はひくひくとレイを呑み込もうと必死にうねる。更にぐっと擦り入れる。
「これすると落ちる」
「あぅあっあっぁぁ!れぃ…の…へん…た…ぃあぁあ!」
「………(レイさんはたまに俺の思考を超える)」
「すげぇ気持ちいい。って事で朝までするからなっ」
そう言うと一気に腰を動かしソードを快楽へと落としていった。
毛布にくるまれロキに体を寄せる。
夜が明け始める…
「ソード夜が明ける。綺麗だね」
「うん」
「キスしていい?」
「ん…ちゅ」
「俺にも」
「ん…ちゅ」
「「幸せ~」」
「俺も…幸せ」
三人はキラキラ揺れる湖をずっと見ていた。
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