夜の冒険者は牙をむく

かぷか

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□□□〈ソード〉

レオへの結婚報告を不覚にもしてしまった。
あーもーめちゃくちゃ恥ずかしい。あいつと付き合いが長いだけに恥ずかし過ぎる。レイとロキめ…。

養子の申請書類を提出に行っている二人が戻るのをソードは椅子に座って待っている。

レオか…城生活はいいとは言えない様子だったな。側近なら護衛も兼ねて忙しいイメージだが。俺の話に驚き過ぎててあまり聞けなかったな。上手くやってりゃいいが責任感強いから考え過ぎないといいけど。
…何なんだよあの二人の笑顔は。

満面の笑みで二人が戻ってきた。

「「お待たせ」」

「行くぞ」

不機嫌に椅子から立ち上がりスタスタと建物をでていった。

これで俺はソード=クラークスか。まぁ、何でもいいけど。レイの親父はかなり嬉しそうだったし、家名を捨てない事で家族は渋々だが認めてくれたから大丈夫なはず。はぁ…ロキもレイもさっきから嬉しそうだな。

「「ソードお菓子買って帰ろ」」

「ん、あ!」

「「??」」

「この前話したガルシアにしかないお菓子屋いこ。ここさ、俺の一番好きな店なんだ!まだ誰にも教えてない!スゲー上手いから!」

「「いいの?」」

「いい、早く行こ!」

さっきの不機嫌はあっという間に何処かへいってしまうソードだった。

□□□〈ルーベン〉

「ルーベン様、お二人が養子に入られました」

「よし!うちに入ったか。クックック」

書類が受理されレイの養子になり二人の名前が変えられた報告を受けた。つまり、結婚したのだと。

公にはできないがこれでソード君はクラークス家だ。なら、レイが別れない限りはうちに置いておけるな。私の養子にしてルーベンをソード君の名前に刻み入れたかったが仕方ない。レイめ…誤魔化されなかったか。だが私と同じ家名になっただけでも喜ばしい。ソード=クラークス…いいな。

「にしてもだ、属は何をしてる!ソード君にお菓子は渡したのか!」

「はい、そちらも報告が遅れましたが来ています。渡したそうですが…レイ様が手紙を読まれたようで…返事は聞けなかったと」

「チッ、ソード君だけの時に渡せばいいものを」

「恐らく難しいかと思います。レイ様がソード様から離れる事はないかと。また、察しのよろしいレイ様です、ルーベン様の届き物は全て見ると思われます」

「確かにな…」

「お菓子はその場で食べたようです」

「そうか!うんうん。結婚祝いも兼ねてまたお菓子を渡しにいかせろ」

「かしこまりました」

まてよ、折角結婚祝いと言う口実ができたんだ。会いに行かないてはない。

「いや、私が会いに行く。段取りを組め」

「はい」

□□□

結婚生活はというと…

ソードは朝が苦手なまま。ロキは朝から剣を振り、レイが朝ご飯を作り眠るソードを二人で起こす。

いつも通りだが、ソードにはかなり生活に変化があった。二人が離れない。どこにいても離れない。

「お前ら近いんだよ」

結婚した事実を存分に堪能すべく所構わず甘えていた。ソファーに座りロキはソードを後ろから抱えレイはソードの右足を自分の肩に乗せ足首を舐める。

「俺はやっと時間とれるようになったから絶対離れない。新婚だし」

「俺も無理、最近前にも増して独占欲が強くなってる。絶対親父のせいだ。新婚だし」

「はぁ…鬱陶しい」

こいつら、こんな面倒だっけ…

ロキがキスすればレイもキスをしレイがキスをすればロキがする状態。ソードのすべてを手に入れた実感を感じたくて自分たちの欲の制御ができなくなっていた。

リビングは引戸で仕切られていて開けると寝室と一部屋になる構造。いつも三人だけなので夜以外は基本開けっ放しでリビングから寝室がすぐ見える状態。

そしてだいたいこうなる。

「可愛い」
「結婚してから余計可愛くなった」
「一生自分たちのだと思うと好き放題できるの嬉しい」

「んっ」

レイの上にソードが股がり、がつがつと突き上げられ上下に体が跳び跳ねる。小さな喘ぎ声が途切れながら聞こえる。ロキはそれを見て自慰をしながら自分のモノをソードに掴ませた。

「ん、変わるか?」
「まだ大丈夫です。ん…手で持ってるの可愛い」
    
ロキの熱が手から伝わってくる。手を上下に動かしつつ、中はレイの熱いモノで擦られ思わず胸に倒れこむ。はぁはぁと息をしながら胸に顔を埋めているとレイが顔を上げさせキスをする。ソードもレイの首に腕をかけキスを返した。

レイの目が熱を帯び細くなるりソードとのキスが激しくなる。舌の絡まった濡れる音と甘い吐息を響かせる。

「ん…んっちゅ…あっ…んん」

ロキはソードの腰の弱い所を舌で舐めながらレイと繋がっている部分を指でなぞった。卑猥な液が漏れるのを拭き取るかのようにツーっと触る。びくびくびくっと後孔が動くのがわかった。

「可愛い…ここにレイさんのしっかり入ってるよ」
「んー!んんっ」

一瞬レイとのキスを止めようとしたがレイがそれを許さず激しく呑み込まれるように奥に舌が動いた。

レイのモノは硬く中に埋まっていたが、そんな入り口を見ていたロキが我慢の限界でソードの腰からレイのをゆっくり抜いた。最後の引っ掛かりを抜くと同時にズブッっと自分のをすかさず入れ埋めていった。

「あぁっ!」

思わず唇を外し声がでる。

ロキは後ろからリズムよく突き始めた。突かれるソードの頬にレイが手を添えてた。

「本当可愛い」

「足もっと」

そう言うとロキの膝がソードの足の間に入り込みずるずると横にずらされる。限界まで足を開かされるとレイのモノに顔を埋めるまで屈められ、お尻を突き出した状態にされた。繋がっている部分が露になり、出し入れされるのがロキから丸見えになる。

「エロい…すげぇ興奮する」

空いているソードの手に自分のモノを握らせ上下に擦らせた。硬く熱いモノが手のひらから伝わる。

「ぁっっぁっぁっ」

「凄い…ソード俺の呑み込んでるの丸見え。ヒクヒクしてる…んっかわいぃ…」

「あぅ…ぁっ…はぅ」

波打つように中がうねりロキが堪らず腰を打ち付ける。パンパンと激しく音がなり中に叩きこまれる。ぎゅっと締め付けながらロキを離すまいと呑み込む。いつの間にかでてしまっていたソードは止められずなすがままだった。

「あぁっ…あっあっ…でて…る…でてる…あっ…」

「…んっイク」

放たれた液は逆流し隙間から溢れ出た。抜き取ると更にごぷと溢れた。

「…気持ち良すぎて沢山出た」
「ふふ、だな」

ぐったりするソードの向きを変え背面座りでレイがロキの出した液を入れ直すかのように押し込み入れる。

「ふぁっ!」
「俺のも呑み込んで…中熱い…」

グッと入れソードの太ももを掴みロキの前で大きく股が開かされる。

恥ずかしさで顔を背けるがロキにすぐに舌を絡まされる。感情とは反対に下の口はレイにより刺激され欲望のまま動く。

「ぁっぁっ…あっ…んっちゅ…んん」
「うねる…すげぇ…いい」

足を後ろから抱えこまれゆさぶられる。ロキに前にしごかれびくびくが止まらない。

「ひぐぅ…ぁっぁっ」

「中、痙攣とまんなくなってるな…」

「前も凄いビクビク」

「あっあっ…んっ」 

「んーソードも気持ちいいよな…もっと奥に突っ込んでやるから」

レイが太ももを持つのをやめお尻をかき分けしっかり掴み根元までぐぐっとねじ込む。コツンと奥が当たったのを確認しソードの腰を人差し指でツツツと触り仰け反らせた。さっきから立ったまま触ってもらえなかった乳首を後ろからクニクニと触り刺激を煽る。

レイが突けば簡単にイッてしまう状態だがレイはずっと動かない。ロキも前から手を離し乳首を吸い上げたりペロペロと舐めまわす。異なる刺激に気持ちが高ぶり動かされないままひとりでに中でイッてしまった。

「あぁぁっ…ぅぐ…ぁっぁっ」

「イッちゃった?」

「まだ、動いてないぞ」

「ぅう…乳首触るから…ぅ」

 可愛いな…
 可愛い…

「じゃあ、次はお腹の所押してあげる」

「ぁっぁっそれ…やっ…ロキ…やあぁっ!」

反った事でレイの形がうっすらわかる部分を撫でるように押し続けた。

「ぁあっっ!」

その刺激にレイが激しく腰を振り始めた。待ちに待った熱い極太いモノが奥へと突き進みイクのを止められない。ロキにも外から押され、その度に液を飛ばす。遂に空になるが二人は止めてくれない。

「もぅ…出ない…出ない…っっ!っ」

「まだだっ…まだやる」

出ないはずなのに波がくる。

「なんで…っ何かっぅ…でる…でる…でる」

ロキはそのままグリグリと押し続けた。レイがコツンと行き止まりを何度も突いていたがそのさらに奥に入る隙間があり、ぐっと入れた瞬間ソードの体に電流が走り勢いよく水がとんだ。

「…っあぁっっ!!あああぁあ」

「ソード潮ふいちゃった」
「すけぇ…初めてみた」

ぶしゅぶしゅと卑猥な音をたて自分では止めれないしぶきと快楽を必死に止めようとしていた。

「やだ…やだ…ぁ、ぁ…あっ止め…あああ」

「可愛いすぎて無理…」
「こんな姿見せられたら止めれない」

初めての姿に興奮し出なくなるまで二人に突かれたソードの目はずっと光っていた。

□□□〈レイ〉

 今日は俺がソードをお風呂に入れる番。いつも可愛がった後はどっちかが一緒に入る。大体ソードはぐったりしていてされるがまま。意識はあったり無かったり。

今はのんびり湯槽に浸かっている。
勿論ソードは胸の中。

ちゃぷん。ちゃぷん。

「意識は?」
「…ん」

「寝てもいいぞ。ゆっくりしろ…ちゅ」
「ん…」

目を閉じて眠りだした。

 今日も気持ち良かったな~乳首開発した甲斐がったな。てか、さらに奥にいけたんだな。まさか潮ふくとは思わなくてロキと二人で歯止めがきかなくなってしまった。

 可愛いな~も~

そう言えばここ最近、焔目になるの多くなったような…討伐と言うよりほとんどやってる時。

今日だろ、昨日もか…
お預けくらう前はソードが初めて好きって言った時か…可愛かったな~

ん……連続してないか?

今までそんな事、無かったよな…?

!!!

レイはソードを抱えザバー!っとお風呂をでた。軽く拭き取り自分は腰にタオルをしてすぐ隣の寝室に行った。

「ロキ!!」

慌てるレイの声とソードがまだ服を着ていない事に何かあったかと思い駆け寄る。

「どうしたんですか!?何かあったんですか!?」

「なぁ…ソードが」

「はい」

「最近ずっとやってる時、焔目になる」

「はい…ん?言われてみれば」

「つまり、こいつは気持ち良くなると目が光る!」

「……。」

「えー!でも、討伐は?」

「正確に言うとソードの心が解放されると…みたいな。あとは無心になると。多分」   

「なるほど。だとしたら、討伐でなるのもわかる気します」

「だろ…それ以外…無いかなって」

「うーん」

「ロキ?」

「だとしたら、焔目になったら無心になるぐらい気持ちいいっていう合図ですね」

「!?」

「これ、誰かに知られたらヤバくないですか?」

「ヤバいな」

「「……。」」

「一生、隠し通すぞ!」

「はい!」

ソード…お前の身体どんだけエロいんだ。
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