夜の冒険者は牙をむく

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ロキが訓練学校にもどり、ガルシアの冬は終わりを告げた。暫くしたら新しい年が始まる。

「また、しばらくロキには会えないな」

「だな、まぁこれからが忙しくなるからな～。次はいつ会えるかな。次の休み、ニケの所に三人で行くか」

「いいね～」

「じゃ、決まりだな」

ソードとレイはロキを見送った後、いつも通りお菓子を買って家に戻った。


【おまけ】


「レイさん、遂にやりましたね！！」
「やったな！！」

二人はソードと付き合えた事を喜んだ。

「長かったですね」
「長かった」

「少しずつですが、付き合ってますアピールしないと駄目な気がします」

「そうだな、ソードにも自覚してもらいたいしな。この前の元彼みたいな事が起きてもこれで守れる！」

「ですね！堂々と彼氏宣言できます！」

「誰かに聞かれたら、ソードから付き合ってますって言わせるのどうですか？」
「いいね！」

「もし、それ言うの恥ずかしがったら…」

「「可愛い」」

「じゃあ、後はおねだりだな。絶対普段いわないから」
「いいですね！」

ガチャ。

「ん、盛り上がってるな。なんの話？」

「ソード、お菓子食べるか？」
「食べる」
「ちょうだいって言ってみ」
「……。」
「したら、あげるから」
「……。」

お菓子を袋から取り出しレイの手が、ソードの目の前にお菓子をぶら下げた。

がぶっ。

「いってぇー！」
「失敗ですね」

おねだりなどしない、ソードでした。

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世界の一年
一期、二期、三期

一期・1月～6月
二期・7月～11月
三期・12月～15月

1月～15月の15ヵ月一年間。
四季あり。1月から順に春夏秋冬。