夜の冒険者は牙をむく

かぷか

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「はぁはぁ…」

と自分の息を整えているソード。いつもなら、お腹に精液が垂れるが今回はイク瞬間レイがソードの液を手の中で受けるようにした。レイの手は白濁まみれになり、そのまま指をソードの中に入れた。

 くちゅくちゅとさせ、先ほどよりも滑りが良くなって柔らかくなった。どれくらいされただろうか、何度か拡げるように繰り返しされ、二本が滑らかに入るようになった。

これならいけるか?三本目入らねぇと俺の入らねぇからな、ソードには悪いが一回先にいってもらわないと無理だったな。この後、気持ちよくさせてやるからな。

 そう思いながらレイは三本目をゆっくり入れた。中は熱くうねうねして、キツいが何とか飲み込んでいった。ソードはまた、声を我慢するように顔を背けた。

「っう゛…ん…」

さっきよりはマシか…

少しずつ小さいが甘い声が洩れてきた。まだ、キツかったがレイも好きなソードを目の前に理性の限界が近かった。指を抜き取り、自分の硬く反り勃ったモノゆっくり入れ始める。先っぽを出し入れして、ちょっとずつ馴染ませながら沈めていった。

「…っん」

 ソードの中を押し開きゆっくり時間をかけていれた。キツくて苦しそうなソードは、声を押し殺し耐えていた。レイは、強ばるソードにキスをした。

っ、かなりキツいな。んー馴染むまで待つか、まだ奥までは無理そうだしな。

そして、熱い狭い中をゆっくり少しずつ動かし始めた。

「ソードこっち見て」

 顔を自分に向かせ頬に手を添えてゆっくりと近づき甘いキスをした。キスを続けながらソードの上の服を脱がしてやり、自分を見てるソードに満足しながら腰を振った。

「ぁっぁっ…ぁっ」

と小さな声がでる。ソードの両手は恥ずかしいのか両頬の近くにあり、顔をその手で見えなくしていた。腰を浮かせると、甘い声が大きくなる。

嬉しい、ソードと一つになれた。一応俺を受け入れてくれたな。ソードから早く俺の事好きになって、好きだって聞きたい。だけど今は言わなくていいし、無理に言わせたくない。今日はこのままゆっくりやるかな。何より幸せ。

ちゅちゅとソードにキスをした。

 ゆるゆると腰を動かし、きつめのソードの中をほぐす様にし、自分の腰に寄せながら持ち上げた。しばらくして、自分の絶頂が近くなり腰を早く動かし中に出した。

 ソードは、はぁはぁ言いながら汗ばんだ体をベッドに落とした。レイは全然まだ足りなかったが、今はこれでいいなと思いベッドで荒い息をするソードを後ろから抱き抱え自分のだと言わんばかりにギュとした。

「ソード好き」
「…うん」

少しぼーっとしているソードは返事をした。

「スゲー好きだから」
「うん…」

ちゅっとソードの肩にキスをした。

 レイは返事をしてくれるソードが可愛くてキスを続けた。自分が思ってるより、ソードへの好きが止まらなくなっていた。キスを続けながら想いを伝える。

「俺、本当にリッカから帰ってきたソード見たらたまらなくなった。ありがとうな」

「…普通…だろ…」

 そうなんだよな、ソードにしたら普通なんだよ。誰かの為に全力なお前にはこれが。でも、それってできねぇんだよ普通の人は。

「普通じゃねぇよ…ソード好き」

それに気づいてしまった俺は、もうお前以外あり得ないんだよ。耳の辺りにキスをする。

「…っ」

「…ソード?」

「頼む…」

「ん?」

「今…耳もとで…話すな…」

「……。」

「へぇー」

耳に息をかけるようにした。

「はぁっう」

あーこのまま終わるはずだったのに。
無理させたくないが…

正直ヤりまくりたい。
めちゃくちゃに犯したい……。

 そして、俺はふと思った。これ、このまま耳犯しながらヤったらどーなるんだ?

……俺の欲が勝った瞬間だった。

 耳に舌を入れてニチャニチャと舐めた。弱い所をひたすら舐め、好きだと耳打ちし力の抜けたソードを自分の前に四つん這いにさせた。何かソードが言ったが全く耳に入らない。さっき中に出した俺のが、指を入れたら溢れでた。エロい。さっき入れたばかりだから、多少ほぐれてる。このまま入れる。

「ソード一緒に気持ちよくなろうな♪」

 そう言って俺はソードの腰をがっしり持ち、ガチガチに勃った熱いモノをこじ開ける様に後孔にぐぐっと入れた。

「あっっ…まっ…ぐぅぅあっ!…まてっ…んんー!」

 根元まで一度ゆっくり入れてすぐにギリギリまで抜き、また根元まで入れて一気に抜いた。

「ぁ…んっっ…ぅぅあっ…」

声が可愛くなってる。

俺はソードの顔をベッドにつかせ、腰だけ上げさせ中に入り込んで腰を揺らした。

 ……ん?

「はぅ!っぁ…あ…あっ…ん」

 ……やばい。

 なんだこれマジか……


 ちょー気持ちいい!


 ソードの足を限界まで自分の膝で拡げさせ更に腰をパンパンと音を立てながら振った。

「うっぅっうっ」

 音に合わせてソードの声がでる、ベッドのシーツで少しこもる声がもっとハッキリ聞きたくて、両腕を引っ張りよく聞こえるようにした。

「っう…あっあっあっ」

 すげぇ、ソードのこの体制が気持ちよすぎる。てか、やべぇ何この当たる感じ。
…すげぇ気持ちいい。俺耐えれるか?

 掴んでいた腕を外し、倒れ込んだソードの腰を持ちあげ更にスピンをかけた。パンパンとソードの尻に強く打ち付け、奥へ奥へと自分のを突っ込んだ。

「あぁ…れ…ぃ…あっあっあっ…もぅ出…あっイク…あっ」

強い刺激に耐えられず、たまらず訴える。

やべぇ

「…っ俺も」

 そう言ってレイは更に奥を激しく叩きつけた。ビクンとソードの体が跳ね、中がうねうねとレイのモノを呑み込んでいく。

「っ…うぅ…」

ソードの白い液が飛び散る。

 その刺激に堪らずレイもソードの奥に熱い液を注ぎ込んだ。ほぼ同時にイッた二人ははぁはぁと息をたてた。ソードの後ろからは、ヒクヒクとレイのを咥えたまま白い液が横から溢れ出していた。

ぅ…やべぇエロい。

 レイが自分のをゆっくり抜き出すと、中に入っていた液がどろどろと出てきた。もう1戦したいのを必死にこらえ、それから目を逸らした。
ソードを仰向けにさせ、ゆっくりキスをする。

「ソード好き…大好き」

「ん…」

 少し目線をずらしたソードをギュっと抱き締めて、明日はゆっくりここを出ようと思うレイだった。
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