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松編 ③
34 結び ②
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ソルトはおでことおでこをくっつけ嬉しそうに笑った。そして向かい合いながら優しくキスを頬や耳にする。松の唇に何度もキスをすると口が半開きになり松から舌を絡ませてきたので胸が高鳴った。ソルトはできる限り優しく丁寧に松を触る。
「初めてなので少し緊張します。なるべく優しくするつもりですが我慢できなくなったらすみません」
「うっ…」
「とら様、怖かったら紐をしっかり握ってて下さい」
頷いて紐を持つ松の腰を持ち上げゆっくり、ゆっくり少しずつ向き合いのまま己を侵入させていく。浅い吐息がソルトの胸にかかる。両手をソルトの胸に置いて握りしめる松。
狭くて熱い中をじわじわこじ開けていく。顔を見られたくないのかさっきからうつむいたまま声も返事も殆どない。そんな松の慣れない距離を縮めるため抱き締めた。どちらの体も熱く興奮していた。
髪をかき分け松の顔を見たソルト。
少し苦しそうだが嫌そうには見えなくて安心した。すぐ目を反らす松。
【とら様】
「っ」
【凄く熱いです】
「っ、ずるい…」
【何がですか?】
「お前も…口にだして話せ…」
「すみません、言葉より想いが先にでてしまいます」
「っ…はぁ…」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫じゃなくてもするだろ」
「はぃ、すみません。止まらないです」
「なら聞くな…はぁ…はぁ」
「はぃ。とら様…気が紛れるかわかりませんが珍しく今日は吹雪いていません」
「ぁっ…それが…」
「あまり見られない星が見えます」
列車から見えるはずもないと思ったが明かりを消されて上を見ると屋根が一面窓になり星空になっていた。ソルトはゆっくり腰を沈める。
「屋根は二重で一番上が外れると外も見えるようにできるんです。雪を下ろす時に主に使うんですが…」
松の薄く開いた目が星を見る。
「っ…あっ…綺麗…っ」
と思っていたら視界にソルトが入り激しくキスをすると一気に松に押し込んだ。異物感になれない松は声を押さえれなかった。
「どこまでも嫉妬してしまいます。とら様…好きです」
「ああー!!」
「一つになれました」
そこから松が馴れるまでゆるゆると腰を動かす。どれくらい動かしたか松の声が甘くなる。
「ぁっぁっあっ…んっ」
声を抑えようと指を噛んでますがそれは気持ちいいという事ですから私にはただのもっとという合図ですね。ご自分で気がつかれていないのが可愛いです。
自分は妃候補で抱かれる側だと思いました。とら様に抱かれてもいいとも思ってます。とら様も実際ご自分が抱く方だと思っていますし、はっきり抱かれるのは嫌だと仰ってました。
では、とら様の意に反してなぜ私が抱くかというととら様の方が私より感じやすいですし何よりも私が抱きたいと本能で感じてしまうからです。確かにとら様はたまに罰をお与えになりなんとも言えないあの美しいお顔で私を蔑むのですが…いつしかあのお顔を泣き顔にしたいという衝動が芽生え堪らなくお側にいると…
「んんっあ!」
「すみません、大きくなってしまいました」
興奮します
「あっ…」
「とら様、そんなに呑み込んでくれると嬉しくて大きくなります」
「んっ知らねぇよ…っあ、くそっ…ぁっ…」
「はぁ…このままだと抑える自信がありません」
「知るか…くそ…こんな事しやがって…あっ」
「はぃ」
そんな言葉を言いますがここをつけば…
「ああっ!」
なんて可愛い声がでるのでしょう。
罵倒されながら泣いてよがる姿がもっと見たくてたまらない。素直に感じる姿も見たい。恥ずかしめたい。だめです、初夜だというのにいろんな感情が湧きでてきてしまいます。ああ、あんに紐を一生懸命握っていて可愛いです。
「とら様、気持ちいいですか?」
「うっ…あっ!」
「ほら、」
「あっあっ!早くするなって…ソルトっ…そこ…」
「どこですか?」
「あはんッ…あっ」
ああ、可愛い声が…
「あっ…あっ…」
「入り口ですか?」
「んんッ」
「言っていただかないと」
「そこ…入り口…もっと…擦って」
「はぃ、喜んで好きなだけします」
抱きつくとら様の可愛いリクエストは絶対です。はぁ…あんな言葉を口にして私を求めて下さるとは。
「ああ、あはんッあはん…あっ…あっ…ヤバぁっでる」
「はぃ、好きなだけどうぞ」
力いっぱい中で擦って差し上げるととら様は悦に入られたようです。
「ああ…ああ…も、もう…あっストップ…ああ…」
「まだです」
「ああ…無理…いきすぎて、おかしくなる…」
小さな可愛い穴が大きく私で拡がりなおも呑み込みたく中でうねっています。うまく中イキを覚えられ良かったですがまだまだ足りないみたいです。
「とら様、ここ見て下さい。ここからまだ先があって、ここまでくると突き当たりでもっと気持ちいい」
「やだ、やだ、怖い」
首をふるとら様は怯えてしまいました。元々臆病な方ですから優しくしなければ。
「大丈夫です。怖くないです。ここからは気持ちいい場所ですから。ね?」
何度も何度も口づけをして説得しましたら許可をもらえました。先のわからないことが怖いだけだと思います。すぐ、気持ちよくさせますから。
「ソルト、ゆっくり、ゆっくりして」
「はぃ、勿論です」
とら様にお腹に手を当ててもらいどこで気持ち良くなるかわかりやすくしました。ゆっくり確実に進めます。
「ソルト…怖い。どんどん中に入る。キスして」
「はぃ、ここまで入れますから。そしたら気持ち良くなります」
「うっ…」
とら様は可愛いです。口づけをしながらなんて私が余計興奮してしまいます。ああ、突き当たりました。本当はこの奥ですが流石にとら様が気絶してしまうかもしれないので今日はここまでです。念のためどちらも学習しておいて良かったです。
「とら様、ここが奥です」
「ああッッ!」
ソルトの顔が目に映るとコツコツと奥を刺激した。奥を刺激すると思わず精子がでてしまった。ソルトの方も気持ち良さに思わず腰をゆらす。
「凄い…流石に…」
「ああ、ああっ!」
突いては出る精子は止められず松は快楽へ落ちる。
「とら凄い、ここ。凄い気持ちいい」
「あはんあはんあはんッああっ!きもち、きもち、ああああああ…出てるや、出てる」
「たけとら、出して。全部見せて」
激しくつくと中イキが止まらない。
「ああ、凄い。これがたけとらの本来の姿」
「ああああ…」
「きもち、きもち、ああああ」
「とら様、まだまだですから」
後ろ向きさせられお尻をソルトの前に付き出させられると恥ずかしと思っている間もなくソルトがズブズブっといれる。
「あぁぁぁッ!ぁっあッ!もぅ…む…んぁ…」
「とら、そんな可愛い声出さないで。興奮する」
「あぁあぁ…や、や、ソルト、や」
「とらの嫌はいいってことですよね。この衣装は失敗でした。はだけて乱れる姿が煽るっ!」
「ああ、あっつあっん!ソルト、ソルト!」
激しい動きにグッと紐を引っ張ってしまいソルトが前のめりになり後ろから松を抱き締める形になった。
「ふっ…そんなにくっつきたいですか…ハァハァ…私もです」
「ちが…っあ!」
「とら、好きです」
ソルトに激しく揺さぶられ乱れた松は何度も打ち込まれていく。熱気で曇った窓ガラスに時折松の手の跡が付いては消えていった。綺麗だと言われた星空など見ている暇なくソルトに抱かれたのだった。
目覚めるといつものナグマ城のソルト部屋のベッドに移動しており隣にはソルトがいた。
「お目覚めですかとら様」
髪を撫でられ松はぼーっとソルトを見る。
ちゅっとおでこに口づけをした。
「素敵な夜でした」
「満足かよ…」
「とら様?」
「?」
「これからですよ」
「は?」
「ナグマに着いてしまったので初夜が途中になりましたから続きを」
松は青ざめてベッドの端へ後ずさった。ソルトは松の足首を持つとズズズと引き寄せ足の裏を舐めた。
「そ、ソルト。は、話し合おう」
「はぃ」
「目が」
「はぃ」
下半身をおっ勃てハートになった目は童貞が快楽を初めて知り何かコツを掴みたがるように心行くまで松の体を求め抱いた。
最後の最後にソルト父のトラップに引っ掛かって服を着てしまった松は無事ソルトと初夜を迎えることができたのでした。
(ラッキーアイテムの狭い場所は本当でした)
「初めてなので少し緊張します。なるべく優しくするつもりですが我慢できなくなったらすみません」
「うっ…」
「とら様、怖かったら紐をしっかり握ってて下さい」
頷いて紐を持つ松の腰を持ち上げゆっくり、ゆっくり少しずつ向き合いのまま己を侵入させていく。浅い吐息がソルトの胸にかかる。両手をソルトの胸に置いて握りしめる松。
狭くて熱い中をじわじわこじ開けていく。顔を見られたくないのかさっきからうつむいたまま声も返事も殆どない。そんな松の慣れない距離を縮めるため抱き締めた。どちらの体も熱く興奮していた。
髪をかき分け松の顔を見たソルト。
少し苦しそうだが嫌そうには見えなくて安心した。すぐ目を反らす松。
【とら様】
「っ」
【凄く熱いです】
「っ、ずるい…」
【何がですか?】
「お前も…口にだして話せ…」
「すみません、言葉より想いが先にでてしまいます」
「っ…はぁ…」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫じゃなくてもするだろ」
「はぃ、すみません。止まらないです」
「なら聞くな…はぁ…はぁ」
「はぃ。とら様…気が紛れるかわかりませんが珍しく今日は吹雪いていません」
「ぁっ…それが…」
「あまり見られない星が見えます」
列車から見えるはずもないと思ったが明かりを消されて上を見ると屋根が一面窓になり星空になっていた。ソルトはゆっくり腰を沈める。
「屋根は二重で一番上が外れると外も見えるようにできるんです。雪を下ろす時に主に使うんですが…」
松の薄く開いた目が星を見る。
「っ…あっ…綺麗…っ」
と思っていたら視界にソルトが入り激しくキスをすると一気に松に押し込んだ。異物感になれない松は声を押さえれなかった。
「どこまでも嫉妬してしまいます。とら様…好きです」
「ああー!!」
「一つになれました」
そこから松が馴れるまでゆるゆると腰を動かす。どれくらい動かしたか松の声が甘くなる。
「ぁっぁっあっ…んっ」
声を抑えようと指を噛んでますがそれは気持ちいいという事ですから私にはただのもっとという合図ですね。ご自分で気がつかれていないのが可愛いです。
自分は妃候補で抱かれる側だと思いました。とら様に抱かれてもいいとも思ってます。とら様も実際ご自分が抱く方だと思っていますし、はっきり抱かれるのは嫌だと仰ってました。
では、とら様の意に反してなぜ私が抱くかというととら様の方が私より感じやすいですし何よりも私が抱きたいと本能で感じてしまうからです。確かにとら様はたまに罰をお与えになりなんとも言えないあの美しいお顔で私を蔑むのですが…いつしかあのお顔を泣き顔にしたいという衝動が芽生え堪らなくお側にいると…
「んんっあ!」
「すみません、大きくなってしまいました」
興奮します
「あっ…」
「とら様、そんなに呑み込んでくれると嬉しくて大きくなります」
「んっ知らねぇよ…っあ、くそっ…ぁっ…」
「はぁ…このままだと抑える自信がありません」
「知るか…くそ…こんな事しやがって…あっ」
「はぃ」
そんな言葉を言いますがここをつけば…
「ああっ!」
なんて可愛い声がでるのでしょう。
罵倒されながら泣いてよがる姿がもっと見たくてたまらない。素直に感じる姿も見たい。恥ずかしめたい。だめです、初夜だというのにいろんな感情が湧きでてきてしまいます。ああ、あんに紐を一生懸命握っていて可愛いです。
「とら様、気持ちいいですか?」
「うっ…あっ!」
「ほら、」
「あっあっ!早くするなって…ソルトっ…そこ…」
「どこですか?」
「あはんッ…あっ」
ああ、可愛い声が…
「あっ…あっ…」
「入り口ですか?」
「んんッ」
「言っていただかないと」
「そこ…入り口…もっと…擦って」
「はぃ、喜んで好きなだけします」
抱きつくとら様の可愛いリクエストは絶対です。はぁ…あんな言葉を口にして私を求めて下さるとは。
「ああ、あはんッあはん…あっ…あっ…ヤバぁっでる」
「はぃ、好きなだけどうぞ」
力いっぱい中で擦って差し上げるととら様は悦に入られたようです。
「ああ…ああ…も、もう…あっストップ…ああ…」
「まだです」
「ああ…無理…いきすぎて、おかしくなる…」
小さな可愛い穴が大きく私で拡がりなおも呑み込みたく中でうねっています。うまく中イキを覚えられ良かったですがまだまだ足りないみたいです。
「とら様、ここ見て下さい。ここからまだ先があって、ここまでくると突き当たりでもっと気持ちいい」
「やだ、やだ、怖い」
首をふるとら様は怯えてしまいました。元々臆病な方ですから優しくしなければ。
「大丈夫です。怖くないです。ここからは気持ちいい場所ですから。ね?」
何度も何度も口づけをして説得しましたら許可をもらえました。先のわからないことが怖いだけだと思います。すぐ、気持ちよくさせますから。
「ソルト、ゆっくり、ゆっくりして」
「はぃ、勿論です」
とら様にお腹に手を当ててもらいどこで気持ち良くなるかわかりやすくしました。ゆっくり確実に進めます。
「ソルト…怖い。どんどん中に入る。キスして」
「はぃ、ここまで入れますから。そしたら気持ち良くなります」
「うっ…」
とら様は可愛いです。口づけをしながらなんて私が余計興奮してしまいます。ああ、突き当たりました。本当はこの奥ですが流石にとら様が気絶してしまうかもしれないので今日はここまでです。念のためどちらも学習しておいて良かったです。
「とら様、ここが奥です」
「ああッッ!」
ソルトの顔が目に映るとコツコツと奥を刺激した。奥を刺激すると思わず精子がでてしまった。ソルトの方も気持ち良さに思わず腰をゆらす。
「凄い…流石に…」
「ああ、ああっ!」
突いては出る精子は止められず松は快楽へ落ちる。
「とら凄い、ここ。凄い気持ちいい」
「あはんあはんあはんッああっ!きもち、きもち、ああああああ…出てるや、出てる」
「たけとら、出して。全部見せて」
激しくつくと中イキが止まらない。
「ああ、凄い。これがたけとらの本来の姿」
「ああああ…」
「きもち、きもち、ああああ」
「とら様、まだまだですから」
後ろ向きさせられお尻をソルトの前に付き出させられると恥ずかしと思っている間もなくソルトがズブズブっといれる。
「あぁぁぁッ!ぁっあッ!もぅ…む…んぁ…」
「とら、そんな可愛い声出さないで。興奮する」
「あぁあぁ…や、や、ソルト、や」
「とらの嫌はいいってことですよね。この衣装は失敗でした。はだけて乱れる姿が煽るっ!」
「ああ、あっつあっん!ソルト、ソルト!」
激しい動きにグッと紐を引っ張ってしまいソルトが前のめりになり後ろから松を抱き締める形になった。
「ふっ…そんなにくっつきたいですか…ハァハァ…私もです」
「ちが…っあ!」
「とら、好きです」
ソルトに激しく揺さぶられ乱れた松は何度も打ち込まれていく。熱気で曇った窓ガラスに時折松の手の跡が付いては消えていった。綺麗だと言われた星空など見ている暇なくソルトに抱かれたのだった。
目覚めるといつものナグマ城のソルト部屋のベッドに移動しており隣にはソルトがいた。
「お目覚めですかとら様」
髪を撫でられ松はぼーっとソルトを見る。
ちゅっとおでこに口づけをした。
「素敵な夜でした」
「満足かよ…」
「とら様?」
「?」
「これからですよ」
「は?」
「ナグマに着いてしまったので初夜が途中になりましたから続きを」
松は青ざめてベッドの端へ後ずさった。ソルトは松の足首を持つとズズズと引き寄せ足の裏を舐めた。
「そ、ソルト。は、話し合おう」
「はぃ」
「目が」
「はぃ」
下半身をおっ勃てハートになった目は童貞が快楽を初めて知り何かコツを掴みたがるように心行くまで松の体を求め抱いた。
最後の最後にソルト父のトラップに引っ掛かって服を着てしまった松は無事ソルトと初夜を迎えることができたのでした。
(ラッキーアイテムの狭い場所は本当でした)
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