社会人が異世界人を拾いました

かぷか

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松編 ③

10 してました編 

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 とら様の匂い…
 
「とら様、くっついてよろしいですか?」

「ん…」

 はぁ~幸せです
 
 私のとら様はとっても恥ずかしがりやで臆病なのですが内心はとっても暖かくて可愛くて優しいんです。素直になるのに時間のかかるとら様ですがこうして寝ている時はとっても素直なんです。

「とら様、好きです」

「ん…」

「とら様も私が好きですか?」

「…ぅん…」

「はぁ~嬉しいです」

 とら様と私にはいろいろと事情と約束がありまして許可がおりないと触れれません。その中でもまだ好きを表す肉体の関係は許可がでていません。我慢できるんですが………正直したいです。

十分贅沢な悩みなのもわかっています。ですがしたいものはしたいです。当初に比べたら今の状況は天と地との差があります。喜ばしいんですがやはり信頼関係を深めたいので最後までしたいです。
 
 ですがとら様は心に傷を負ってますので無理矢理するということは絶対に避けたいです。私はとら様の望む事をしたいです。
 根本的な理由はあるようなのですがナグマでのあの一件以来私はとら様の気持ちが定まるまでは強引には絶対致しません。

 ですが、想像はいたします。

 うーん、あの雑誌にも書かれていたのですがとら様はどちらなのでしょうか??

 ハッキリとはまだわからないのでそれも徐々に探っていかなければ。私はどちらでも良いのですがやはり私の予想ではとら様はあちらだと思います。

「とら様、いつか許してくださいね」

「ん…」
    
「私を貰ってくれてありがとうございます」

「ぅん…」
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