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第3章 無垢な罪人たち
第19話
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「宏美、あなた、とても筋がいいわ。楽器を習っていたことがあるの? 」
可憐はピアノの前に宏美と並んで座りながら言った。その目はキラキラと輝いていた。
「……あるわけないだろ。僕はオメガなんだからそんなもの習わせてもらえるわけないよ。僕の父親は音楽嫌いだったし、ヘビィメタルをヘッドホンなしで聴いてたらデッキごと窓から投げられたこともあったよ。『こんな下賎な音楽聴くな。こんなもの聴くから嫁の貰い手がないんだ』って」
宏美は恨みたっぷりの口調で言った。
「ふふふ。うちも同じよ。ロックバンドのポスターを部屋に貼ってたらお父様が怒鳴り込んできてね。『化粧した男の写真なんて部屋に飾るな。こんな悪趣味だからいつまでも出来損ないなんだ』ってビリビリに破かれたことがあったわ。まあ、後でばあやからその日お父様がお兄様と喧嘩したことを聞いたから八つ当たりだったんだと思うけど。でもそれからクラシック以外の音楽を聞く時はヘッドホンにしてるわ」
「今は化粧した男の写真どころか化粧した男が同じ屋根の下にいる上にセックスまでしてるじゃないか」
宏美が半笑いで言う。
「ふふふふ。そうね」
宏美も可憐も、自分たちは全く正反対のようでありながら、実はとてもよく似ていることに気がつくことが多くなった。
可憐はそこに喜びを感じていたのだが、宏美は複雑な気分だった。
莉茉とも共通点の多さや同じ痛みを共有することで仲を深めていったのだ。しかし、最終的には裏切られた。いや、最初から深い仲、特別な相手と思っていたのは自分だけだったのかもしれない。
そう思うと、これ以上可憐に深入りするのが怖いのだった。
「ねえ、宏美。クラシックよりポップスの方がいいでしょ。ちょっと楽譜探すわ。お父様に見つかるとまた叱られるからしまっちゃったのよ」
可憐はそう言って背の高い棚の戸を開け、踏み台に昇ると何やらガサガサと探索を始めた。
そのとき上から1冊のやや厚めではあるが小さな本が落ちてきた。
宏美はそれを拾い上げる。
その本には「聖歌」とあり、裏表紙にペンで「マリア・マグダレナ可憐」と書いてあった。
「……『マリア』? 」
宏美が思わず声に出して読むと、可憐がこちらを見た。
「ああ。私の洗礼名よ」
「洗礼名? 」
「カトリックに入信するときに付けられる名前よ。私の学校は入学するときに皆洗礼を受けるから。だいたい聖人の名前になるのよ」
「マリアって聖母マリアのこと? 」
「いいえ。もう一人のマリアよ」
「えっ」
宏美は地頭は悪くないのだろうが、オメガゆえにあまり教養はない。オメガの学校では家事や育児、最低限の読み書きしか習わないうえに、オメガは公共の図書館も利用できないからだ。インターネットも基本、オメガは使うことができない。それでも宏美は由紀のIDを借りてこそこそ使っていたが。
オメガに最低限の教育しかしないのは、性奴隷兼出産マシーンであるオメガに知識や教養をつけてもらってはアルファたちが支配しにくくなるから、というのが理由だろう。教育を受けられなければ当然、知的に劣るようになる。
しかし、アルファの言いなりのベータたちはその仕組みを理解しようともせず、「オメガは知能が低い、知能が低いからアルファの肉便器になるしかないんだ」と思い込んでいた。そうしてオメガを見下し、蔑むことで、ベータたちは、日々アルファにこき使われている鬱憤を晴らしているのだ。これならベータの不満はアルファに向くことはない。傲慢なアルファたちの狙い通りだ。
可憐は宏美の教養のなさを馬鹿にしたりはしない。なぜ宏美に知識がないのか分かっているから。宏美の素養のなさを笑ったりせず、彼のわからないことはきちんと説明する。
「マグダラのマリアよ。復活したイエス様に最初に会った人。イエス様の妻だったとか罪深い女だとか娼婦だったとか色んな説が上がってる聖人よ」
「……あんまりいいイメージなさそうだね。なんでまた」
宏美は呆れたように言った。
「イエス様の弟子はみんな、最後は裏切って逃げたわ。彼を知らないふりまでしたわ。けど、彼女は最後までイエス様についていったのよ。磔刑も見守ったし、埋葬まで見届けたわ。私も彼女みたいに、愛する人と地獄の果てまで付き添える人でありたいの」
「…………へぇ………」
宏美は自分が公開処刑場で集団レイプされたときのことを思い出していた。
(あんなところにまで付き添ってくれる人なんていないだろうね……そもそも僕はキリストみたいに愛される奴じゃないもの)
可憐は何か覚悟を決めたような顔をして、踏み台から降りた。そして、椅子に座ったままの宏美の前に跪き、その手を握った。
「何やってんの。奴隷の前でそんなことするのはやめてよ」
「……何度も言ってるじゃない。私、あなたを奴隷なんて思ってない」
「君が思ってなくても、僕が奴隷であることにはかわりないんだよ」
「宏美、本当に奴隷でなくなる方法があるわ。私の番になればいいのよ」
「はあ!? 」
「私、あなたのこと愛してしまったわ。あなたが私の家族に物扱いされるのをもう見てられない。私の番になれば性奴隷ではなくなるんだから、もうそんなことはできなくなるわ。ただ、学校を卒業するまでは待ってもらわなくちゃいけないけど……」
「可憐」
宏美は可憐の言葉を遮り、その頬に手を添える。
「……宏美? 」
可憐はキョトンと宏美を見上げている。
「……君はお嬢様だからわからないだろうけど、僕はただの性奴隷じゃないんだよ。"F"なんだ。だから番は作れないんだよ」
「………」
可憐だって、Fの制度を全く知らなかったわけではないだろう。ただ、お嬢様育ちの彼女にとってはあまりに現実味のない話で、都市伝説にしか思えなかったのだろう。こんな形でFの制度が現実にあるものだと知ることになるとは。可憐はあまりの衝撃に固まってしまった。呆然と宏美を見上げている。
「……それだけじゃないんだ。僕は君を愛してあげられない。僕はオメガしか好きになれないから、アルファの君じゃだめなんだ」
「………」
可憐はまだ何も言えないようだ。宏美を見上げたまま小刻みに震えている。
「君は地位のあるアルファなんだから、もっといいオメガと番えるよ。僕みたいなキチガイじゃなくて、血筋がよくて頭もおかしくないオメガを選んだ方がいいよ」
宏美は冷静に言ったが、内心胸ズタズタだった。自分を想ってくれている人を傷つけているからだ。だが、それだけではない気がした。しかし、深く考えることは避けた。辛くなる気がしたから。
「……番なんていらないわ。私は宏美以外考えられないもの……」
可憐の美しい栗色の瞳から涙が伝う。
「そんなこと言っちゃいけないよ。国がアルファの誕生を願ってるんだから」
「国の方針なんてクソくらえよ!! 」
珍しく可憐が叫んだ。
「こらこら、お嬢様がそんな汚い言葉使っちゃダメだろう。僕のせいかな? 参ったな。僕も気をつけないとな」
育ちが悪く、言葉遣いも荒かった宏美も、ここで可憐と一年、二年と過ごすうちに、少し丸くなり洗練されてきた。
「うううう………」
可憐はとうとう激しく泣き出してしまった。
宏美は椅子から降り、泣きじゃくる可憐を抱きしめた。ヨシヨシとあやす様に背中を撫でる。昔、由紀にしていたように。顔にキスの雨を振らせつつ、唇で涙を拭ってやる。
「……宏美……、番になれなくてもずっと私の傍にいてくれるかしら? 」
「一生君の傍にいるよ。Fは閉経したら廃棄処分されるけどそれまでは」
「そのときは私も一緒に死ぬわ」
「何言ってんの、まだ先の話だろ」
宏美はそう言って、可憐に口付けた。とても塩辛いキスだった。
可憐はピアノの前に宏美と並んで座りながら言った。その目はキラキラと輝いていた。
「……あるわけないだろ。僕はオメガなんだからそんなもの習わせてもらえるわけないよ。僕の父親は音楽嫌いだったし、ヘビィメタルをヘッドホンなしで聴いてたらデッキごと窓から投げられたこともあったよ。『こんな下賎な音楽聴くな。こんなもの聴くから嫁の貰い手がないんだ』って」
宏美は恨みたっぷりの口調で言った。
「ふふふ。うちも同じよ。ロックバンドのポスターを部屋に貼ってたらお父様が怒鳴り込んできてね。『化粧した男の写真なんて部屋に飾るな。こんな悪趣味だからいつまでも出来損ないなんだ』ってビリビリに破かれたことがあったわ。まあ、後でばあやからその日お父様がお兄様と喧嘩したことを聞いたから八つ当たりだったんだと思うけど。でもそれからクラシック以外の音楽を聞く時はヘッドホンにしてるわ」
「今は化粧した男の写真どころか化粧した男が同じ屋根の下にいる上にセックスまでしてるじゃないか」
宏美が半笑いで言う。
「ふふふふ。そうね」
宏美も可憐も、自分たちは全く正反対のようでありながら、実はとてもよく似ていることに気がつくことが多くなった。
可憐はそこに喜びを感じていたのだが、宏美は複雑な気分だった。
莉茉とも共通点の多さや同じ痛みを共有することで仲を深めていったのだ。しかし、最終的には裏切られた。いや、最初から深い仲、特別な相手と思っていたのは自分だけだったのかもしれない。
そう思うと、これ以上可憐に深入りするのが怖いのだった。
「ねえ、宏美。クラシックよりポップスの方がいいでしょ。ちょっと楽譜探すわ。お父様に見つかるとまた叱られるからしまっちゃったのよ」
可憐はそう言って背の高い棚の戸を開け、踏み台に昇ると何やらガサガサと探索を始めた。
そのとき上から1冊のやや厚めではあるが小さな本が落ちてきた。
宏美はそれを拾い上げる。
その本には「聖歌」とあり、裏表紙にペンで「マリア・マグダレナ可憐」と書いてあった。
「……『マリア』? 」
宏美が思わず声に出して読むと、可憐がこちらを見た。
「ああ。私の洗礼名よ」
「洗礼名? 」
「カトリックに入信するときに付けられる名前よ。私の学校は入学するときに皆洗礼を受けるから。だいたい聖人の名前になるのよ」
「マリアって聖母マリアのこと? 」
「いいえ。もう一人のマリアよ」
「えっ」
宏美は地頭は悪くないのだろうが、オメガゆえにあまり教養はない。オメガの学校では家事や育児、最低限の読み書きしか習わないうえに、オメガは公共の図書館も利用できないからだ。インターネットも基本、オメガは使うことができない。それでも宏美は由紀のIDを借りてこそこそ使っていたが。
オメガに最低限の教育しかしないのは、性奴隷兼出産マシーンであるオメガに知識や教養をつけてもらってはアルファたちが支配しにくくなるから、というのが理由だろう。教育を受けられなければ当然、知的に劣るようになる。
しかし、アルファの言いなりのベータたちはその仕組みを理解しようともせず、「オメガは知能が低い、知能が低いからアルファの肉便器になるしかないんだ」と思い込んでいた。そうしてオメガを見下し、蔑むことで、ベータたちは、日々アルファにこき使われている鬱憤を晴らしているのだ。これならベータの不満はアルファに向くことはない。傲慢なアルファたちの狙い通りだ。
可憐は宏美の教養のなさを馬鹿にしたりはしない。なぜ宏美に知識がないのか分かっているから。宏美の素養のなさを笑ったりせず、彼のわからないことはきちんと説明する。
「マグダラのマリアよ。復活したイエス様に最初に会った人。イエス様の妻だったとか罪深い女だとか娼婦だったとか色んな説が上がってる聖人よ」
「……あんまりいいイメージなさそうだね。なんでまた」
宏美は呆れたように言った。
「イエス様の弟子はみんな、最後は裏切って逃げたわ。彼を知らないふりまでしたわ。けど、彼女は最後までイエス様についていったのよ。磔刑も見守ったし、埋葬まで見届けたわ。私も彼女みたいに、愛する人と地獄の果てまで付き添える人でありたいの」
「…………へぇ………」
宏美は自分が公開処刑場で集団レイプされたときのことを思い出していた。
(あんなところにまで付き添ってくれる人なんていないだろうね……そもそも僕はキリストみたいに愛される奴じゃないもの)
可憐は何か覚悟を決めたような顔をして、踏み台から降りた。そして、椅子に座ったままの宏美の前に跪き、その手を握った。
「何やってんの。奴隷の前でそんなことするのはやめてよ」
「……何度も言ってるじゃない。私、あなたを奴隷なんて思ってない」
「君が思ってなくても、僕が奴隷であることにはかわりないんだよ」
「宏美、本当に奴隷でなくなる方法があるわ。私の番になればいいのよ」
「はあ!? 」
「私、あなたのこと愛してしまったわ。あなたが私の家族に物扱いされるのをもう見てられない。私の番になれば性奴隷ではなくなるんだから、もうそんなことはできなくなるわ。ただ、学校を卒業するまでは待ってもらわなくちゃいけないけど……」
「可憐」
宏美は可憐の言葉を遮り、その頬に手を添える。
「……宏美? 」
可憐はキョトンと宏美を見上げている。
「……君はお嬢様だからわからないだろうけど、僕はただの性奴隷じゃないんだよ。"F"なんだ。だから番は作れないんだよ」
「………」
可憐だって、Fの制度を全く知らなかったわけではないだろう。ただ、お嬢様育ちの彼女にとってはあまりに現実味のない話で、都市伝説にしか思えなかったのだろう。こんな形でFの制度が現実にあるものだと知ることになるとは。可憐はあまりの衝撃に固まってしまった。呆然と宏美を見上げている。
「……それだけじゃないんだ。僕は君を愛してあげられない。僕はオメガしか好きになれないから、アルファの君じゃだめなんだ」
「………」
可憐はまだ何も言えないようだ。宏美を見上げたまま小刻みに震えている。
「君は地位のあるアルファなんだから、もっといいオメガと番えるよ。僕みたいなキチガイじゃなくて、血筋がよくて頭もおかしくないオメガを選んだ方がいいよ」
宏美は冷静に言ったが、内心胸ズタズタだった。自分を想ってくれている人を傷つけているからだ。だが、それだけではない気がした。しかし、深く考えることは避けた。辛くなる気がしたから。
「……番なんていらないわ。私は宏美以外考えられないもの……」
可憐の美しい栗色の瞳から涙が伝う。
「そんなこと言っちゃいけないよ。国がアルファの誕生を願ってるんだから」
「国の方針なんてクソくらえよ!! 」
珍しく可憐が叫んだ。
「こらこら、お嬢様がそんな汚い言葉使っちゃダメだろう。僕のせいかな? 参ったな。僕も気をつけないとな」
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宏美は椅子から降り、泣きじゃくる可憐を抱きしめた。ヨシヨシとあやす様に背中を撫でる。昔、由紀にしていたように。顔にキスの雨を振らせつつ、唇で涙を拭ってやる。
「……宏美……、番になれなくてもずっと私の傍にいてくれるかしら? 」
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