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ステータス 1
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テレビ画面でも見たことのないような景色が流れていく。
眼下に見える街並み、森の中にいる巨大な生き物、舗装されていない道を歩く見慣れない格好をした人々、馬が引く馬車、見たこともない動物(?)が引いている馬車と同じ車、遠くに見える雲を突き破る程巨大な木。
それらすべてが、ここが地球でないことを教えてくれる。
神龍様には透明化というスキルがあるそうで、こんなに低く飛んでいても、誰にも見ることも認識することもできないんだって。
魔の森を超えてからは、私がこの世界の景色が見られるようにって、低いところを、ゆっくり飛んでくれているのだ。
優しい神龍様だ。
本気を出したら、音速で飛べるらしい。
異世界凄い。
私は今、神龍様の背中の上で異世界の景色を見ながら、ナビちゃんに自分のステータスの確認の仕方を教わっている。
ナビちゃんによると、魔道具を使わずにステータスを見る方法は3つ。
1.声に出さずに「ステータス」と唱えると、頭の中にステータスが浮かぶ。
但し、意識した項目しか分からない。故に、自分が認識していないステータスの確認ができない。
2.ナビちゃん推奨、声に出して「ステータス」と唱える。
これは「ステータス」と唱えた本人が、自分のステータスのみ見ることができる。
ステータスを見ながらスキル名を読み上げると、スキルのレベルが確認できる。
3.「ステータス・オープン」と唱える。
まわりのすべての人にステータスを見せることができる。
特定の項目だけを見せたい場合は、自分で見せたい項目だけを意識すればいいらしいのだけれど、これが上手くできる人は少なく、殆どの場合、全部見せることになってしまうそうだ。
特定の人にだけステータスを見せたい時は、見せたい人の本名の後に「~にステータス・オープン」と唱える。
名乗っているのが偽名であれば、ステータスを見せることができない。
鑑定の魔道具は、高価ではあるが一般にも流通していて、その性能によって見られるステータスの項目が違うとのことだ。
それではさっそく実践です。
「ステータス」
名前: ニナ( 一ノ瀬 丹那 )
種族: 人族
年齢:15歳
職業: 万能職
Lv:1
HP:22
MP:0
スキル:料理、裁縫、掃除、洗濯、交渉
加護:なし
称号:なし
<<本人にのみ閲覧可能な情報>>
<職業>
万能職【この世界の一般的な万能職とは一線を画す職業・ニナが望むすべての職に万能である(但し魔素を使う職業限定)】
<魔法>
光魔法【異世界の魔法(この世界では使用不可)】、空間魔法、闇魔法、生活魔法、聖魔法
<特殊スキル>
形状変化、付与、透視、検索、遠見、真贋、変化、幻術、魔力操作、暗視、転移、空間操作、状態異常耐性、精神的苦痛耐性、自動防御結界、物理攻撃無効、魔法攻撃無効、真実の目、聞き耳、実体化
<ユニークスキル>
魔素変換〔魔力∞〕【創造神のお詫び】、創造【創造神のお詫び】、生命維持【創造神のお詫び】、言語理解【創造神のお詫び】
<加護>
創造神のお詫び
<称号>
異世界の聖女、超越できる者、禁術によって異世界から召喚されし不運な者
ふおぉぉぉっ!なんか、凄いことになってない?
眼下に見える街並み、森の中にいる巨大な生き物、舗装されていない道を歩く見慣れない格好をした人々、馬が引く馬車、見たこともない動物(?)が引いている馬車と同じ車、遠くに見える雲を突き破る程巨大な木。
それらすべてが、ここが地球でないことを教えてくれる。
神龍様には透明化というスキルがあるそうで、こんなに低く飛んでいても、誰にも見ることも認識することもできないんだって。
魔の森を超えてからは、私がこの世界の景色が見られるようにって、低いところを、ゆっくり飛んでくれているのだ。
優しい神龍様だ。
本気を出したら、音速で飛べるらしい。
異世界凄い。
私は今、神龍様の背中の上で異世界の景色を見ながら、ナビちゃんに自分のステータスの確認の仕方を教わっている。
ナビちゃんによると、魔道具を使わずにステータスを見る方法は3つ。
1.声に出さずに「ステータス」と唱えると、頭の中にステータスが浮かぶ。
但し、意識した項目しか分からない。故に、自分が認識していないステータスの確認ができない。
2.ナビちゃん推奨、声に出して「ステータス」と唱える。
これは「ステータス」と唱えた本人が、自分のステータスのみ見ることができる。
ステータスを見ながらスキル名を読み上げると、スキルのレベルが確認できる。
3.「ステータス・オープン」と唱える。
まわりのすべての人にステータスを見せることができる。
特定の項目だけを見せたい場合は、自分で見せたい項目だけを意識すればいいらしいのだけれど、これが上手くできる人は少なく、殆どの場合、全部見せることになってしまうそうだ。
特定の人にだけステータスを見せたい時は、見せたい人の本名の後に「~にステータス・オープン」と唱える。
名乗っているのが偽名であれば、ステータスを見せることができない。
鑑定の魔道具は、高価ではあるが一般にも流通していて、その性能によって見られるステータスの項目が違うとのことだ。
それではさっそく実践です。
「ステータス」
名前: ニナ( 一ノ瀬 丹那 )
種族: 人族
年齢:15歳
職業: 万能職
Lv:1
HP:22
MP:0
スキル:料理、裁縫、掃除、洗濯、交渉
加護:なし
称号:なし
<<本人にのみ閲覧可能な情報>>
<職業>
万能職【この世界の一般的な万能職とは一線を画す職業・ニナが望むすべての職に万能である(但し魔素を使う職業限定)】
<魔法>
光魔法【異世界の魔法(この世界では使用不可)】、空間魔法、闇魔法、生活魔法、聖魔法
<特殊スキル>
形状変化、付与、透視、検索、遠見、真贋、変化、幻術、魔力操作、暗視、転移、空間操作、状態異常耐性、精神的苦痛耐性、自動防御結界、物理攻撃無効、魔法攻撃無効、真実の目、聞き耳、実体化
<ユニークスキル>
魔素変換〔魔力∞〕【創造神のお詫び】、創造【創造神のお詫び】、生命維持【創造神のお詫び】、言語理解【創造神のお詫び】
<加護>
創造神のお詫び
<称号>
異世界の聖女、超越できる者、禁術によって異世界から召喚されし不運な者
ふおぉぉぉっ!なんか、凄いことになってない?
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