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第二章
1※マックス
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赤と青、黄色に緑。
原色を散りばめた派手な異国の衣装だ。
もう二度と着ることはない。
目の前には宝物を取り返した旦那様が全てを確認するように見つめ、優しく触れている。
その光景に、俺の胸は喜びに溢れていた。
前日の会議中。
同室で旦那様の対応をする姉から急に呼び掛けられて少し驚いた。
興奮し子供の頃のように引きずられたからだ。
「これ見て。貴方、心当たりある?」
北のソネヤ地区からの報告書には、人里離れた場所に住む移民の男が年若い娘を保護したという内容だった。
別邸勤めのリザリーとマックスの妹だと記されてる。
朝早く娘の夫が迎えに来たが、あまりにも泣いて怯えるので可哀想だった、嘘かもしれないが、本当にそこに他に身内がいるなら知らせてほしいと話したと。
その娘の様相がお嬢様に酷似し、俺達に年頃の妹などいない。
俺が末の弟だ。
旦那様にそう説明し、俺も姉も感極まって声を上擦らせ今にも泣きそうだった。
馬を乗り潰し、先々で乗り換えて通常の半分でソネヤ地区に辿り着いた。
乗り込んでやってしまおうと皆は考えたが、姉と旦那様はいざとなった時の無理心中を気にかけ少数で忍び込む算段となった。
皆、血気盛んに行きたがったが、早馬の得意な俺だけ行くことに。
仲間から、俺たちはどんなお嬢様でも構わないが大勢に見られたくらないだろうと止められた。
姿を変える為にムスタファの持つ民族衣装を借りて派手な付け髭を借りる。
ドルから色を変えろと薬草の絞り汁や薬品で髪や肌の染色も。
家令は公爵家に関連した者の顔を全て把握してるので、宮廷使者のベン様も共に。
完全に取り戻したも同然な思いの俺達と裏腹に、旦那様は失敗した時の為にと、幾重にも誘い込む形の包囲網を張り巡らせ、姉やムスタファに指揮権を預け、万全を期して挑む。
あれ相手にこれくらいせねばまたしてやられると。
別邸からの連れ出し、捜索の撹乱。
それを思えば、俺達は浅はかだった。
早朝には行商人を装い、10数人ほどの村人から話を聞いた。
薬や雑貨を売り、思ったより口の固い村人の感心を引く為になんでも買い取ると言えば、がらくたの中に、泥染みの残るシュミーズとコルセットを持ってきた。
持ってきた老婆に尋ねれば、処分を頼まれた、でもお金になる方がいいと。
旦那様は小さく、見つけたぞと呟かれ、にこやかに汚れはあるが上等な品物だと誉めて大金を持たせる。
大金に興奮した村人の口が軽くなり、女物の下着に里の男達は下品な物言いで新婚夫婦の仲の良さを揶揄した。
二人が越してきて二日めだが、猟や木こりで山へ入ると朝な夕な毎日、若奥様が可愛がられてる声が聞こえると。
女達は自分達の連れ合いと比べて、見目が良く上品な夫を誉めて、頭がおかしくてもそんなに愛情深いならいずれ夫になつくと喜んでいた。
その有り様に怒りを感じるより、隣の旦那様が恐ろしくて顔が引きつる。
ベン様も同様で、恐々と顔を覗いていた。
旦那様は穏やかに目を細めて、煽てながら話を盛り上げ、人物を詳しく聞き出していた。
ふと、騒ぐ村人の奥からふくよかな女と共に目的の家令を見つけた。
窺う様子だったが、すんなりと近寄って並べた商品の前にしゃがむ。
手を伸ばせば届く。
だが、まだ何も知らない村人の前だ。
手筈通り、ベン様が対応してバレないように俺達は他の村人の相手をする。
残念ながら旦那様の予想通り、正面からの侵入は失敗した。
家令が立ち去ったあとは適当なところで商売を切り上げて、それぞれが村人と交流をして情報を集める。
二人の住まいの周辺と間取り、村人の就寝時間。
大金を落としていく俺達に村人は歓迎し、気軽に内情を話していた。
ベン様と旦那様は男衆と共に家を覗きに行って、お嬢様の所在を確認してきた。
それが、里の者に誘われたのかこちらが唆したのか見ていない俺には分からなかった。
戻ってきたベン様の染色した本当の肌の色は真っ青だったと思う。
俺は必要とは言え、お嬢様を覗くなど出来ず。
そして旦那様が恐ろしくてお供出来なかった。
代わりに旦那様達が下見の間に、村人全員のお茶を用意し適当な理由をつけて振る舞った。
挙動不審な俺達に、旦那様は男衆の機嫌が良くなるように、こいつらは若いから新婚の話が効いたんだよと揶揄して誤魔化していた。
確かにそのお二人のことで挙動不審だ。
屋敷で見た様子とは全く違う旦那様に、恐ろしいと思いながらも幾重にも策を張り巡らせ囲い混む手腕に、自分は心酔していくのを感じた。
引き留められるのを断り里を下りた。
ふるまった茶の中身は遅効性の睡眠薬だ。
蝋燭を買う余裕のないこの里は日が沈めば就寝する。
それまで森に潜み、繁みに隠していた武器を取り出して襲撃の支度をした。
俺は大剣、ベン様はダガー、旦那様はお嬢様のブラックジャック。
中身を鉛玉に変えている。
ここで二度三度と振って木の幹にめり込ませていた。
人を救うことはしても襲うのは初めてだ。
緊張したが、領民の治療で貴重な痛み止を充分に使えず、治療の痛みで暴れる患者の対応や災害時に現れる野盗の撃退など体験しているので対応は充分に可能だろう。
初体験に怯んでるだけだと冷静に考える。
旦那様もベン様も、木の幹にもたれて静かに目をつぶり集中されていたので、二人を見習い、真似て目をつぶり精神を統一した。
原色を散りばめた派手な異国の衣装だ。
もう二度と着ることはない。
目の前には宝物を取り返した旦那様が全てを確認するように見つめ、優しく触れている。
その光景に、俺の胸は喜びに溢れていた。
前日の会議中。
同室で旦那様の対応をする姉から急に呼び掛けられて少し驚いた。
興奮し子供の頃のように引きずられたからだ。
「これ見て。貴方、心当たりある?」
北のソネヤ地区からの報告書には、人里離れた場所に住む移民の男が年若い娘を保護したという内容だった。
別邸勤めのリザリーとマックスの妹だと記されてる。
朝早く娘の夫が迎えに来たが、あまりにも泣いて怯えるので可哀想だった、嘘かもしれないが、本当にそこに他に身内がいるなら知らせてほしいと話したと。
その娘の様相がお嬢様に酷似し、俺達に年頃の妹などいない。
俺が末の弟だ。
旦那様にそう説明し、俺も姉も感極まって声を上擦らせ今にも泣きそうだった。
馬を乗り潰し、先々で乗り換えて通常の半分でソネヤ地区に辿り着いた。
乗り込んでやってしまおうと皆は考えたが、姉と旦那様はいざとなった時の無理心中を気にかけ少数で忍び込む算段となった。
皆、血気盛んに行きたがったが、早馬の得意な俺だけ行くことに。
仲間から、俺たちはどんなお嬢様でも構わないが大勢に見られたくらないだろうと止められた。
姿を変える為にムスタファの持つ民族衣装を借りて派手な付け髭を借りる。
ドルから色を変えろと薬草の絞り汁や薬品で髪や肌の染色も。
家令は公爵家に関連した者の顔を全て把握してるので、宮廷使者のベン様も共に。
完全に取り戻したも同然な思いの俺達と裏腹に、旦那様は失敗した時の為にと、幾重にも誘い込む形の包囲網を張り巡らせ、姉やムスタファに指揮権を預け、万全を期して挑む。
あれ相手にこれくらいせねばまたしてやられると。
別邸からの連れ出し、捜索の撹乱。
それを思えば、俺達は浅はかだった。
早朝には行商人を装い、10数人ほどの村人から話を聞いた。
薬や雑貨を売り、思ったより口の固い村人の感心を引く為になんでも買い取ると言えば、がらくたの中に、泥染みの残るシュミーズとコルセットを持ってきた。
持ってきた老婆に尋ねれば、処分を頼まれた、でもお金になる方がいいと。
旦那様は小さく、見つけたぞと呟かれ、にこやかに汚れはあるが上等な品物だと誉めて大金を持たせる。
大金に興奮した村人の口が軽くなり、女物の下着に里の男達は下品な物言いで新婚夫婦の仲の良さを揶揄した。
二人が越してきて二日めだが、猟や木こりで山へ入ると朝な夕な毎日、若奥様が可愛がられてる声が聞こえると。
女達は自分達の連れ合いと比べて、見目が良く上品な夫を誉めて、頭がおかしくてもそんなに愛情深いならいずれ夫になつくと喜んでいた。
その有り様に怒りを感じるより、隣の旦那様が恐ろしくて顔が引きつる。
ベン様も同様で、恐々と顔を覗いていた。
旦那様は穏やかに目を細めて、煽てながら話を盛り上げ、人物を詳しく聞き出していた。
ふと、騒ぐ村人の奥からふくよかな女と共に目的の家令を見つけた。
窺う様子だったが、すんなりと近寄って並べた商品の前にしゃがむ。
手を伸ばせば届く。
だが、まだ何も知らない村人の前だ。
手筈通り、ベン様が対応してバレないように俺達は他の村人の相手をする。
残念ながら旦那様の予想通り、正面からの侵入は失敗した。
家令が立ち去ったあとは適当なところで商売を切り上げて、それぞれが村人と交流をして情報を集める。
二人の住まいの周辺と間取り、村人の就寝時間。
大金を落としていく俺達に村人は歓迎し、気軽に内情を話していた。
ベン様と旦那様は男衆と共に家を覗きに行って、お嬢様の所在を確認してきた。
それが、里の者に誘われたのかこちらが唆したのか見ていない俺には分からなかった。
戻ってきたベン様の染色した本当の肌の色は真っ青だったと思う。
俺は必要とは言え、お嬢様を覗くなど出来ず。
そして旦那様が恐ろしくてお供出来なかった。
代わりに旦那様達が下見の間に、村人全員のお茶を用意し適当な理由をつけて振る舞った。
挙動不審な俺達に、旦那様は男衆の機嫌が良くなるように、こいつらは若いから新婚の話が効いたんだよと揶揄して誤魔化していた。
確かにそのお二人のことで挙動不審だ。
屋敷で見た様子とは全く違う旦那様に、恐ろしいと思いながらも幾重にも策を張り巡らせ囲い混む手腕に、自分は心酔していくのを感じた。
引き留められるのを断り里を下りた。
ふるまった茶の中身は遅効性の睡眠薬だ。
蝋燭を買う余裕のないこの里は日が沈めば就寝する。
それまで森に潜み、繁みに隠していた武器を取り出して襲撃の支度をした。
俺は大剣、ベン様はダガー、旦那様はお嬢様のブラックジャック。
中身を鉛玉に変えている。
ここで二度三度と振って木の幹にめり込ませていた。
人を救うことはしても襲うのは初めてだ。
緊張したが、領民の治療で貴重な痛み止を充分に使えず、治療の痛みで暴れる患者の対応や災害時に現れる野盗の撃退など体験しているので対応は充分に可能だろう。
初体験に怯んでるだけだと冷静に考える。
旦那様もベン様も、木の幹にもたれて静かに目をつぶり集中されていたので、二人を見習い、真似て目をつぶり精神を統一した。
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