37 / 67
第一章※本編
36
しおりを挟む
入ってくる棒が気持ちいい。
「う、んん、」
抵抗じゃない甘い声が出た。
「無理やりの方が好きみたいだね。素直だ。」
ぐるっと捏ねられて強く呻いた。
たったそれだけで鳴いた自分に悔しさが込み上げた。
「ううっ、ううおあ、」
「生意気。」
くそがと呻いたら、分かったようで腕の縄を引っ張られた。
顔が縄に引かれて仰け反る。
「ケツを振ったのも喜んだのも君だよ。ムスタファ。」
頬と口の端に食い込む縄が痛い。
バンバンと肉に叩きつけながら強く捏ねられる下半身は気持ちよかった。
時折指輪の音。
それにも興奮した。
怖いのにそれで竿を擦られると昂った。
ガクガク震えて何も出ないのに果てた。
刺激に弱くなった体は何度も昂って果てるを繰り返した。
喘ぎも小さくなり、身動き出来なくなると縄をほどかれた。
「気持ちよかっただろ?」
テーブルに体を乗せたままの俺の顔を覗きこんで尋ねてきた。
「…かなりきもち、よかった。」
すっきりさっぱり。
怒る気が失せるほど責めあげられた。
死ぬかと思ったがこんだけ気持ちいいならいいやと諦めが出た。
「そこで休んでていいよ。歩けないでしょ?僕も運べないし。」
ケツと背中にかけられたビスの白濁を拭かれて背中にシーツをかけられた。
涎が垂れた顔回りとテーブルを拭いてる。
頭も動かせない。
きつい。
やっぱり、受け入れる方は負担だと再認識した。
目の前に温め直したスープが2つ置かれる。
「食べさせるよ。口開けて。」
「…あ、」
喉も唇もカラカラに乾いている。
腹も減った。
パクパクと口を動かすが、なかなか大きく開かない。
口を開けるのがつらかった。
うつ伏せのまま、匙を舐める。
「水分もね。口を開けて。」
甲斐甲斐しく水とスープを口に運ばれた。
合間でこいつも食べる。
指の背で時折、頬と口の端に出来た、擦れた縄目の跡ををなぞる。
「縄が似合うね。ふふ、綺麗だったよ。」
覗き込む目がキラキラしていた。
俺に発情する奴が変わってる。
背も体もでかいのに。
「…変わってる。」
「そうかな。またしようね?」
「…わかった。」
嫌だと言いたいが、逃げられる気がしない。
もう、気持ちいいからいいや。
不本意だが、こいつならいいやと思って目を閉じた。
次に目が覚めたら多少、筋肉痛が残っていたがそれなりに動けた。
「こっち座りなよ。診察する。」
逆らう気にならず、大人しく呼ばれた椅子に腰かける。
肩と腕の関節を動かして、軽く施術をしていた。
終わるとだいぶ楽になった。
やはり腕はいい。
「はい、これ。」
「あ?」
服を渡されて、広げてみると家族が着ていた民族衣装だ。
「服破いちゃったから。」
寝てる間に一昨日の患者の往診をしていたらしい。
ついでに買ってきたそうだ。
「助かる。」
一番でかいのを買ったそうだ。
足首まである長いシャツを着て腰ひもを巻いて長さを調節する。
袖が着丈より長めに作られていて手首のアザが見える心配も少ない。
「これも一緒にって。」
頭髪を隠す長いスカーフ。
覚えてるかなと頭に巻く。
二度三度と繰り返した。
「こんなもんだな。」
洗面器の水面を眺めて納得できた。
「目しか出ないんだね。」
嬉しそうに笑うビスを睨む。
「お前のせいだ。」
頬に縄目が残ってる。
「でも、気持ちよかっただろ?」
答えたくなくて聞こえないふりした。
「またしてあげる。」
その言葉にごくっと唾を飲み込んだ。
子供の急患を最後にそろそろ出発する。
それを伝えにイルザンに会いに行く。
宿に行くと女と過ごしていた。
「え?ムスタファ?」
ノックしても返事がなくて勝手に開けたらベッドで女と盛り上がってる最中だった。
民族衣装に目しか出ない格好に驚いているが、俺とすぐに分かったようだ。
「邪魔したな。悪い。」
慌てて女を帰らせようとしたので止めた。
「いい。気にするな。」
「い、いいから。それより久々じゃん。夜来るか?」
腰に布を巻いてベッドから飛び出してきた。
「いや、来ない。」
「なんで?仕事が優先か?」
「ああ、色ボケした頭でポカしたくない。やっと戻れたんだ。それより、明日には立つ。最後だから言いに来た。」
「え、急じゃない?まだ、ほら、街に患者いるんじゃないの?」
「いない。もうほぼ治療院に送った。あとは拠点から駐在医師が来る。」
「あ、でも、」
「邪魔をした。あとは楽しめ。」
それだけ伝えてきびすを返すと肩をガシッと捕まれた。
「俺も行く!」
「あ?」
何言ってんだと睨むが、こういう時のこいつは強情だ。
「勝手にしろ。」
めんどくさくなった。
帰ってビスに伝えると呆れていた。
「はあ?足手まといはいらないんだけど?」
思ったより不機嫌な様子にこっちもめんどくさい。
いつものように興味持たないと思ったのに。
「そのうち飽きる。」
「…ふぅん。…身を守れないような奴は本当に邪魔なんだけど?守ってやるつもり?」
「必要ない。」
エリートにいたんだ。
それなりに腕はある。
「…まぁいいや。掃除の役には立ちそうだし。」
次の日、それなりに武装したイルザンを見てビスはがっかりしていた。
「これじゃ、獲物が逃げる。」
「…そうだな。」
どう見ても護衛だ。
賊がよける。
俺もため息をついた。
「え?え?何?何がダメなの?」
甲冑を減らし、軽装ならついて来ていいと伝えると青ざめてた。
「そんな危険なことするの?」
「ああ。嫌ならやめろ。」
「わかった。」
頷いて支度をしている。
「面倒だから手合わせしようか。」
ビスが腕を見たいと家の裏で組手をすることになった。
素手の勝負をするそうだ。
「任せろ!」
呑気なイルザンの声からビスの見た目に騙されてるのが分かる。
「暗器は無しだろ?」
「外すよ。」
見せたくないからと一度、家の中に入って外して戻ってきた。
戻ったらすぐに腕をまくり足の裾を捲った。
「何もないな。」
「ああ、指輪もなし。」
何もついてない指をヒラヒラと目の前にかざす。
俺達のやり取りをぽかんとして眺めている。
「何が?」
「こっちの話だ。」
「へへ、俺が負けるはずないだろ?すぐ勝てる。」
確かに多少上背が負けていても、太さや軍での鍛練で鍛えられたこいつはそれなりに強い。
マックスといい勝負だ。
負ける気がないのも頷ける。
対してこいつの体術はどう見ても異国のものだ。
実家のキャラバン隊で異国を放浪するうちの家族さえ使ってないような。
暗器なしにどれだけの実力かはわからない。
「よろしく、イルザン。」
「手を怪我させないように気を付けますね。」
勝った気でいる。
「バカか。こいつは俺より強い。」
「は?」
「あーあ、ばらさないでよ。油断してる方が楽なのに。」
クックッと笑い声。
「え?うそ、」
「始めていいか?」
手を振り上げた。
「いつでも。」
「俺も。」
忠告に気を引き締めたようだ。
目の色が変わる。
「始め!」
ばさっと振り下ろした。
じりじりと間合いを詰める。
イルザンは初手の動きが分からず屈めて伺ってる。
対するビスはじっと動きを見つめてその場を動かない。
顔はにぃっと笑って赤い舌がぺろっと見えた。
すっと腰を落としたと思ったら大きく一歩踏み出して、そこを軸に回転させて飛んだ。
踵を落として一歩下がってよけたイルザンをまた大きな一歩で追う。
ごっと眉間に拳を伸ばした。
「い、」
素人ならそこで降参したろう。
急いで下がって距離を取るのに歩幅の差で追い詰められている。
長い手足。
距離の詰め方が早い。
拳を入れる時も肩を伸ばして当てに来る。
拳も独特だ。
第二関節を曲げてまっすぐ突いてくる。
パウエルから学んだ拳闘術とも違う。
イルザンが反撃に拳を振るが、叩き落として捻りあげた。
背後に回ったと思ったら膝の裏を踏んで沈めている。
強く腕を引いて前のめりに倒し、その背中にビスの膝を乗せた。
首根っこを掴んで絞めてる。
「い、ででで!」
「降参かな?」
素直に頷いていた。
「マックスより弱いかな。同行はだめだ。簡単に死ぬ。」
「そうか。」
兵士として鍛練しても個人より団体で素早く動くことが優先される。
その差が出たんだろう。
「君もやる?」
ビスは不完全燃焼のようだ。
くすぶった光る目を向けられて笑った。
「…そうだな。」
「う、んん、」
抵抗じゃない甘い声が出た。
「無理やりの方が好きみたいだね。素直だ。」
ぐるっと捏ねられて強く呻いた。
たったそれだけで鳴いた自分に悔しさが込み上げた。
「ううっ、ううおあ、」
「生意気。」
くそがと呻いたら、分かったようで腕の縄を引っ張られた。
顔が縄に引かれて仰け反る。
「ケツを振ったのも喜んだのも君だよ。ムスタファ。」
頬と口の端に食い込む縄が痛い。
バンバンと肉に叩きつけながら強く捏ねられる下半身は気持ちよかった。
時折指輪の音。
それにも興奮した。
怖いのにそれで竿を擦られると昂った。
ガクガク震えて何も出ないのに果てた。
刺激に弱くなった体は何度も昂って果てるを繰り返した。
喘ぎも小さくなり、身動き出来なくなると縄をほどかれた。
「気持ちよかっただろ?」
テーブルに体を乗せたままの俺の顔を覗きこんで尋ねてきた。
「…かなりきもち、よかった。」
すっきりさっぱり。
怒る気が失せるほど責めあげられた。
死ぬかと思ったがこんだけ気持ちいいならいいやと諦めが出た。
「そこで休んでていいよ。歩けないでしょ?僕も運べないし。」
ケツと背中にかけられたビスの白濁を拭かれて背中にシーツをかけられた。
涎が垂れた顔回りとテーブルを拭いてる。
頭も動かせない。
きつい。
やっぱり、受け入れる方は負担だと再認識した。
目の前に温め直したスープが2つ置かれる。
「食べさせるよ。口開けて。」
「…あ、」
喉も唇もカラカラに乾いている。
腹も減った。
パクパクと口を動かすが、なかなか大きく開かない。
口を開けるのがつらかった。
うつ伏せのまま、匙を舐める。
「水分もね。口を開けて。」
甲斐甲斐しく水とスープを口に運ばれた。
合間でこいつも食べる。
指の背で時折、頬と口の端に出来た、擦れた縄目の跡ををなぞる。
「縄が似合うね。ふふ、綺麗だったよ。」
覗き込む目がキラキラしていた。
俺に発情する奴が変わってる。
背も体もでかいのに。
「…変わってる。」
「そうかな。またしようね?」
「…わかった。」
嫌だと言いたいが、逃げられる気がしない。
もう、気持ちいいからいいや。
不本意だが、こいつならいいやと思って目を閉じた。
次に目が覚めたら多少、筋肉痛が残っていたがそれなりに動けた。
「こっち座りなよ。診察する。」
逆らう気にならず、大人しく呼ばれた椅子に腰かける。
肩と腕の関節を動かして、軽く施術をしていた。
終わるとだいぶ楽になった。
やはり腕はいい。
「はい、これ。」
「あ?」
服を渡されて、広げてみると家族が着ていた民族衣装だ。
「服破いちゃったから。」
寝てる間に一昨日の患者の往診をしていたらしい。
ついでに買ってきたそうだ。
「助かる。」
一番でかいのを買ったそうだ。
足首まである長いシャツを着て腰ひもを巻いて長さを調節する。
袖が着丈より長めに作られていて手首のアザが見える心配も少ない。
「これも一緒にって。」
頭髪を隠す長いスカーフ。
覚えてるかなと頭に巻く。
二度三度と繰り返した。
「こんなもんだな。」
洗面器の水面を眺めて納得できた。
「目しか出ないんだね。」
嬉しそうに笑うビスを睨む。
「お前のせいだ。」
頬に縄目が残ってる。
「でも、気持ちよかっただろ?」
答えたくなくて聞こえないふりした。
「またしてあげる。」
その言葉にごくっと唾を飲み込んだ。
子供の急患を最後にそろそろ出発する。
それを伝えにイルザンに会いに行く。
宿に行くと女と過ごしていた。
「え?ムスタファ?」
ノックしても返事がなくて勝手に開けたらベッドで女と盛り上がってる最中だった。
民族衣装に目しか出ない格好に驚いているが、俺とすぐに分かったようだ。
「邪魔したな。悪い。」
慌てて女を帰らせようとしたので止めた。
「いい。気にするな。」
「い、いいから。それより久々じゃん。夜来るか?」
腰に布を巻いてベッドから飛び出してきた。
「いや、来ない。」
「なんで?仕事が優先か?」
「ああ、色ボケした頭でポカしたくない。やっと戻れたんだ。それより、明日には立つ。最後だから言いに来た。」
「え、急じゃない?まだ、ほら、街に患者いるんじゃないの?」
「いない。もうほぼ治療院に送った。あとは拠点から駐在医師が来る。」
「あ、でも、」
「邪魔をした。あとは楽しめ。」
それだけ伝えてきびすを返すと肩をガシッと捕まれた。
「俺も行く!」
「あ?」
何言ってんだと睨むが、こういう時のこいつは強情だ。
「勝手にしろ。」
めんどくさくなった。
帰ってビスに伝えると呆れていた。
「はあ?足手まといはいらないんだけど?」
思ったより不機嫌な様子にこっちもめんどくさい。
いつものように興味持たないと思ったのに。
「そのうち飽きる。」
「…ふぅん。…身を守れないような奴は本当に邪魔なんだけど?守ってやるつもり?」
「必要ない。」
エリートにいたんだ。
それなりに腕はある。
「…まぁいいや。掃除の役には立ちそうだし。」
次の日、それなりに武装したイルザンを見てビスはがっかりしていた。
「これじゃ、獲物が逃げる。」
「…そうだな。」
どう見ても護衛だ。
賊がよける。
俺もため息をついた。
「え?え?何?何がダメなの?」
甲冑を減らし、軽装ならついて来ていいと伝えると青ざめてた。
「そんな危険なことするの?」
「ああ。嫌ならやめろ。」
「わかった。」
頷いて支度をしている。
「面倒だから手合わせしようか。」
ビスが腕を見たいと家の裏で組手をすることになった。
素手の勝負をするそうだ。
「任せろ!」
呑気なイルザンの声からビスの見た目に騙されてるのが分かる。
「暗器は無しだろ?」
「外すよ。」
見せたくないからと一度、家の中に入って外して戻ってきた。
戻ったらすぐに腕をまくり足の裾を捲った。
「何もないな。」
「ああ、指輪もなし。」
何もついてない指をヒラヒラと目の前にかざす。
俺達のやり取りをぽかんとして眺めている。
「何が?」
「こっちの話だ。」
「へへ、俺が負けるはずないだろ?すぐ勝てる。」
確かに多少上背が負けていても、太さや軍での鍛練で鍛えられたこいつはそれなりに強い。
マックスといい勝負だ。
負ける気がないのも頷ける。
対してこいつの体術はどう見ても異国のものだ。
実家のキャラバン隊で異国を放浪するうちの家族さえ使ってないような。
暗器なしにどれだけの実力かはわからない。
「よろしく、イルザン。」
「手を怪我させないように気を付けますね。」
勝った気でいる。
「バカか。こいつは俺より強い。」
「は?」
「あーあ、ばらさないでよ。油断してる方が楽なのに。」
クックッと笑い声。
「え?うそ、」
「始めていいか?」
手を振り上げた。
「いつでも。」
「俺も。」
忠告に気を引き締めたようだ。
目の色が変わる。
「始め!」
ばさっと振り下ろした。
じりじりと間合いを詰める。
イルザンは初手の動きが分からず屈めて伺ってる。
対するビスはじっと動きを見つめてその場を動かない。
顔はにぃっと笑って赤い舌がぺろっと見えた。
すっと腰を落としたと思ったら大きく一歩踏み出して、そこを軸に回転させて飛んだ。
踵を落として一歩下がってよけたイルザンをまた大きな一歩で追う。
ごっと眉間に拳を伸ばした。
「い、」
素人ならそこで降参したろう。
急いで下がって距離を取るのに歩幅の差で追い詰められている。
長い手足。
距離の詰め方が早い。
拳を入れる時も肩を伸ばして当てに来る。
拳も独特だ。
第二関節を曲げてまっすぐ突いてくる。
パウエルから学んだ拳闘術とも違う。
イルザンが反撃に拳を振るが、叩き落として捻りあげた。
背後に回ったと思ったら膝の裏を踏んで沈めている。
強く腕を引いて前のめりに倒し、その背中にビスの膝を乗せた。
首根っこを掴んで絞めてる。
「い、ででで!」
「降参かな?」
素直に頷いていた。
「マックスより弱いかな。同行はだめだ。簡単に死ぬ。」
「そうか。」
兵士として鍛練しても個人より団体で素早く動くことが優先される。
その差が出たんだろう。
「君もやる?」
ビスは不完全燃焼のようだ。
くすぶった光る目を向けられて笑った。
「…そうだな。」
0
お気に入りに追加
176
あなたにおすすめの小説
ハンターがマッサージ?で堕とされちゃう話
あずき
BL
【登場人物】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター ライト(17)
???? アル(20)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後半のキャラ崩壊は許してください;;

鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。


イケメンモデルと新人マネージャーが結ばれるまでの話
タタミ
BL
新坂真澄…27歳。トップモデル。端正な顔立ちと抜群のスタイルでブレイク中。瀬戸のことが好きだが、隠している。
瀬戸幸人…24歳。マネージャー。最近新坂の担当になった社会人2年目。新坂に仲良くしてもらって懐いているが、好意には気付いていない。
笹川尚也…27歳。チーフマネージャー。新坂とは学生時代からの友人関係。新坂のことは大抵なんでも分かる。

真面目系委員長の同室は王道転校生⁉~王道受けの横で適度に巻き込まれて行きます~
シキ
BL
全寮制学園モノBL。
倉科誠は真面目で平凡な目立たない学級委員長だった。そう、だった。季節外れの王道転入生が来るまでは……。
倉科の通う私立藤咲学園は山奥に位置する全寮制男子高校だ。外界と隔絶されたそこでは美形生徒が信奉され、親衛隊が作られ、生徒会には俺様会長やクール系副会長が在籍する王道学園と呼ぶに相応しいであろう場所。そんな学園に一人の転入生がやってくる。破天荒な美少年の彼を中心に巻き起こる騒動に同室・同クラスな委員長も巻き込まれていき……?
真面目で平凡()な学級委員長が王道転入生くんに巻き込まれ何だかんだ総受けする青春系ラブストーリー。
一部固定CP(副会長×王道転入生)もいつつ、基本は主人公総受けです。
こちらは個人サイトで数年前に連載していて、途中だったお話です。
今度こそ完走させてあげたいと思いたってこちらで加筆修正して再連載させていただいています。
当時の企画で書いた番外編なども掲載させていただきますが、生暖かく見守ってください。

目覚ましに先輩の声を使ってたらバレた話
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
サッカー部の先輩・ハヤトの声が密かに大好きなミノル。
彼を誘い家に泊まってもらった翌朝、目覚ましが鳴った。
……あ。
音声アラームを先輩の声にしているのがバレた。
しかもボイスレコーダーでこっそり録音していたことも白状することに。
やばい、どうしよう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる