うちの妻はかわいい~ノンケのガチムチ褐色が食われる話~

うめまつ

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第一章※本編

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こんなことだろうと思った。

花街の酒場。

隊長は女を両手に鼻の下を伸ばしていた。

選んだ女を2階に連れていける。

「好きな女を選べ。」

「いや、いいです。気分じゃないんで。」

必要ないとなだめて、しなだれる女を押し返した。

「男がいいか?ここは見目のいい男娼もいる。」

「いえ、すぐにやる気にならないだけです。」

何度か会わないと信用できない。

病気を隠されてたらやっかいだから。

脱いでやっぱりやめたってことも多い。

そういう時は口か手を頼んで濁す。

今日は帰ったら手紙が届いていた。

俺宛の手紙はフノーが受けとる。

残りの手紙も預けてる。

部屋に置いておけない。

一番大事なものだから触られたくない。

中身を見てからここに来たせいで頭の中はなんて返信を書こうかそればかりだ。

このケツを守らなきゃいけない日常に疲れていた。

もう3年目だ。

手紙にはいつ帰る?早く帰ってきてねと書かれていた。

マックスは身長が伸びたと書かれていた。

帰ったら稽古をつけてくれと。

たまには領地に帰りたい。

「疲れてるな。」

「あ、すいません。ボーッとしてました。」

「お前くらいの年齢ならヤりたい盛りだろうに。」

「そうですね。」

「17、もう18だったか。」

「はい。」

適当に相づちをした。

「痴話喧嘩のことだが、」

「あ?」

思わずいつもの調子で答えて睨んだ。

「あ、失礼しました。」

急いで頭を下げる。

「それ、本当にやめろ。無駄な争いの種だ。」

頷いて答えた。

「最近、孤立してるだろ?」

「…ええ、まあ。」

「はっきり言って困る。」

連携が取れない。

将校クラスならまだしも兵士としては最悪だと言われる。

分かってはいるが、謝るのが癪で黙って頭を下げた。

はっきり言って俺のせいじゃない。

愛想も振り撒かないのに追っかけ回されて迷惑してる。

汚れた犬と言うくせに。

いら立つが今日の手紙を思い出せばささくれた気持ちは凪いだ。

「今日の組手の相手さえ捕まえるのに苦労したろ?」

「はい。」

普段はイルザン達と組んでる。

なかなか俺としたがる奴はいないから今まで助かっていた。

いつものようにイルザンに呼ばれたがシカトした。

まわりに囃し立てられたのが嫌だったから。

そうなると相手が見つからずまごついた。

友人らから意地を張るなと言われて、渋々諦めていつものように組んだが、外野からは元サヤかと余計にしつこくからかわれる結果となった。

組手も最悪だった。

イライラしていつもは負けない相手にまで負けた。

ケツが疲れてるのか?と俺を嫌う奴等は笑っていた。

思い出すと悔しくて強く拳を握りしめた。

目も血走ってるだろう。

俺の様子に隊長が戸惑いながらも話しかけている。

「どうにかしたくないか?」

「…はい。」

やってみりゃぁどうってことないと言われて2階に上がる。

案内された部屋には女みたいな奴がいた。

「男、初めて?」

「ああ。」

「ふふ、女と変わらないよ。」

背は俺より顔二つ分小さい。

顔は可愛い。

だが、裸を見て勃たねぇ。

なんとか舐めてしごいてやっとだ。

後ろを向いて尻を高く出した。

「きつくないか?」

俺ならキツい。

肉体的にも精神的にも。

「え?はは、気にしなくていいよ。」

優しいね、と一言。

「あんたにはこっちがいいよ。」

「ああ、そうだな。」

前から見ない方がいいという意味だろう。

ごろっと横に倒した。

「気にしなくていいのに。」

「楽な方が楽しめるだろ。」

俺のが入るのかが心配だ。

入ったとしてもこの体のサイズじゃきついように思えた。

「優しくするのやめてよ。」

「なんで?」

「聞かないでよ。」

「わかった。」

あてがって止まる。

「急に入れていいもんなのか?」

「え?準備してあるから大丈夫だよ。」

「キツくないか?」

「やめてって言ってるのに。」

「悪い。」

謝ると手を捕まれてこうやってと教えられた。

指を入れたら柔らかかった。

「女と変わらないでしょ?」

「ああ、そうだな。」

なんとなくキスをしたい気分になって頬にキスをした。

「え?…ああ。ヤル気になったんだ。ふふ、…ん、」

消極的な俺が動き出して驚いていたが、首に腕を回してキスをした。

女と変わらないならと乳首をつねってる。

「あ、」

捏ねて遊びながら、唇を噛んだり吸ったりして遊ぶ。

少しずつ顔を赤らめて息が荒くなってきた。

「や、優しくするのは、やめて。あっ、あ、ん、」

「すまん。」

ぎゅっと強くつねると大きく喘いだ。

「あ!ああっ、やぁんっ」

「このくらいか?」

「あ!ああん!」

強弱をつけて、ひねって引っ張る。

喘ぐだけで答えはない。

喜ぶ姿は悪くない。

竿も握ってしばらく鳴かせて遊んだ。

「あ、あん、やぁん。あん、はぁ、はぁ」

泣かせてしまったことに気づいて目元を拭った。

「キツかったか?」

「…優しすぎ。困るよ。」

気持ち良すぎと小さく呟く。

「優しいのは嫌いか?」

「…期待しちゃうからね。」

「ふぅん。そうか。」

よく分からない。

適当に相づちをしてキスをした。

ぺろっと唇を舐められたので舌に軽く歯を立てる。

こりこりと噛むとぶるっと震えた。

わざと音をたてて口内を舐めた。

尻を揉んで穴へ指を当てる。

柔らかく勝手にひくついてる。

入り口を撫でてしわを触ってくすぐった。

「あ、いい。気持ちいい。…入れてよ。あ、あん。…もう、待てないよぉ。」

「好きな体勢になれ。」

「…うん。」

頬が赤く、目がとろけてる。

「座ってくれる?」

「ああ。」

お互いに起き上がって俺の膝を跨いだ。

「これが好きなんだ。あ、ああ、ん、ん、」

自分であてがって体を沈めてる。

思ったより気持ちいい。

「キス、出来る。」

「ん、」

首に腕を絡めちゅぷ、と柔らかく唇に触れた。

ゆっくり腰を振ってる。

あまり激しく動けないが、ぬるい快感が気持ちよかった。

俺も手を回して背中を撫でる。

「ん、んふ、ん」

「あ、む、ふっ、」

水っぽい音の他にお互いの吐息が部屋に響いた。

竿に手をやって捏ねてやると息を荒くしがみついてきて、また悪くないと思えた。

肩を押されるので力に合わせてゆっくりベッドに寝転んだ。

キスは続けてる。

一緒に倒れて手を俺の顔の横に置いて、ゆっくり腰を振るのを大人しく受け入れた。

「あ、あん!あっああん!」

興奮が強くなり首にしがみついたまま俺の上で必死で腰を上下に叩きつけてる。

「気持ち、いいよぉ、あ、あん!」

半身を起こして、ぱんぱんといっそう叩きつける。

膝が疲れたのか痙攣して動きが遅くなったので尻を強く掴んで持ち上げて引っ張った。

足を踏ん張って合わせて腰をねじ込む。

「ああっ!あ!ああん!あー!!」

甲高い悲鳴が出たが甘さがある。

剣の素振りより楽だと思いながら何度も続けた。

「あー!いやぁぁ!あん!ああん!」

「き、もち、いいか?」

「いいぃ!きもちいい!!あー!いやぁ!!しんじゃうー!!」

全身が痙攣して倒れてきた。

重なった腹に熱さが広がった。

俺ももうすぐイけそうなので、きゃああっと叫んでるのを無視してしつこく続けた。

心の中で悪いと謝りつつ。

尻に出すのは気が引けたので、横倒しに転がして上から被さる。

気持ちいい、気持ちいいと叫んでる。

俺の汗がポタポタ落ちて。

こいつはボロボロ泣いていた。

腹に白濁をかけて、横に倒れこんだ。

「はぁー、」

大きく空気を吸い込む。

「すっきりしたぁ。」

なんかもう、どうでもいいや。

すっきりした頭で今日のことは置いておこうと思った。

俺のケツは誰にもやらん。

それでいいや。

あとは知らん。

「…あ、あん、」

声が聞こえたので目を向けると抜いたのにまだ余韻でひくひくと震えている。

目をつぶって動かない。

「無理させたな。すまん。」

起き上がってサイドテーブルにある布で汗を拭いて腹の上を拭ってやった。

頭もすっきりしたことだしと、ベッドに潜ると休んで少し回復したこいつがすり寄ってくるのを抱き締めて寝た。
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